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2025-12-19 21:24

株主優待の裏側:イオン株から見る投資のリアル

今回は、個人投資家に人気の「株主優待」をテーマに、メリットとリスクの両面を深掘りします。イオン株を例に、キャッシュバックや映画割引などの優待が投資のきっかけになる一方で、企業の業績とは関係のない株価変動リスクや、機関投資家からの評価の低さについても議論。さらに、優待制度が投資家教育の入り口になる可能性と限界についても、率直な意見が交わされました。優待目当てだけでなく、企業の本質を見極める投資の姿勢とは何か?を考える回です。


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サマリー

本エピソードでは、イオンの株主優待を例に、個人投資家と機関投資家の視点から株主優待の影響が探られます。また、株主優待が株価に与える影響や、その利点と問題点についても議論されます。株主優待の役割やイオン株を例に、個人投資家と機関投資家の視点の違いが議論されています。特に、株主優待が個人投資家を惹きつける一方で、企業の本質的な価値向上にはつながらない可能性が指摘されています。

株主優待の意義と影響
FIWA presents マネーマネーマネー for you
商品の販売に関わらないアドバイザーが、パパママ目線でお金に関するさまざまな気になることをお話しする番組です。
ちょっと学んで取得する情報をお届けします。
パーソナリティは、
個人向けに株主や金融担当で参考サイティングをしていること、
子ども向けの金融教育を行っている担当と、ランシーの3人でお届けしております。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今週も引き続き、収録日同じなので、ランシーの声は出ない状態です。
すいません。
ウィスパーボイスね。
それはそれであれやけど、これはやっぱり声出さへんのが一番治るって、その時に私も教えてもらったから。
そうだと思います。
チャットで参加してもらいます。
じゃあ今日はですね、個別の株を買う個人投資家さんって、
キャサリンもランシーも割合、個別株ね、面白いよってことをお勧めしてると思うんですけど、
株主優待がある会社とか、ある銘柄っていうのを好んで買う人もいますよね。
一定数いらっしゃいますよね。
業界的には、騎士だった桐谷さんとか、
大人気の優待で生活みたいな。
優待生活みたいなのね、ちょっと面白いおかしくやってますけど、
一般的に外部から見てというか、普通の投資家の立場からすると、
あんまり株主優待のいい銘柄っていうのは、好まれないですよね。
値上がりでっていうことですか?
値上がりでというか、株主優待っていうのは、
基本的に会社の意図とか、会社のなんで株主優待やってるのかって言ったら、
株主優待を餌にして、個人投資家に買ってもらいたいっていうのがあるわけですよね。
だから逆にですね、個人投資家が優待につられて買ってる銘柄っていうのは、
株主優待の中身が良くなるとか、株主優待の中身が悪くなるっていうことで、
その売買に左右されちゃったりするんですよ。
だから先週ね、ちょうどクレジットカードもポイントがあるとかないとかは、
カード会社とかの一存で変わることがあるよって話もしたと思うんですけど、
同じ理由で株主優待っていうのも、会社の一存で内容が良くなったり悪くなったりするわけですよ。
ってことは、あんまりその業績とかそういうものと、いわゆる株式の本質的な話とか価値とは関係ないとこで、
株価の上下の要因ができちゃってるんですよね。
そうですね。
イオンの優待制度
なんかアメリカだと優待制度自体もないっていうような話聞くじゃないですか。
アメリカどころか日本にしかないじゃないですか。
ないですよね。そうなんですよね。
だからそれを思うと、優待によって株価が上下する。優待が悪くなったからが理由とか、
廃止になったからが理由で下がるみたいなのって日本ぐらいだよね、みたいな感じってことですか。
だから普通の、いわゆる個人の投資家じゃない人とか、個人でもいいんだけど、
要は怖いですよね、持っている。会社の本質的な業績本位と関係ないところで、
その受給バランスが崩れるわけなんで。
もちろん優待が良くなって高くなりましたってこともあるかもしれないけど、
要するにボラティリティが大きくなっちゃうよね。
そういう意味ではなかなか買いづらいし、
あとは機関投資家、いわゆるファンドとか保険会社とか何でもいいんだけど、
いわゆる人のお金を預かって運用するような投資家さんからすると、
株主優待ってあくまで個人向けに意識して設計されてるじゃないですか。
だから僕はあんまり興味ないからわからないんだけど、
なんかある?キャサリンの持ってるので、優待こんなのありますみたいな。
私がそれこそ優待目的でイオンの株持ってるんですけど、
とかはすごい有名ですよね。
イオンはどうなる?
イオンは5%のキャッシュバッグ、お買い物をした金額の、
あ、3%か。
それはイオン系列で買い物をする?
はい、私の家の周りだとマックスバリュー、イオン、丸中みたいなイオン系列の
スーパーでお買い物をした金額の3%がキャッシュバッグで返ってくるっていう。
それ何?券なの?何をもらうんですか?
オーナーズカードっていうカードをもらえて、
クレカ?クレカではなくて?
クレカではないです。オーナーズカードっていう緑のカードをもらえて、
そのキャッシュバッグがあるっていうのが1つと、
レジで出すんだ。
レジで出すんです。
お買い物するときにオーナーズカードを出して、
そしたらそれが金額が貯まっていくので、
それの3%が年2回現金でバックされるっていう。
振り込まれる。
映画を見に行ったときに800円かな?1000円か?
優待価格で映画が見れるっていう。
普通1800円ぐらいするじゃないですか。
イオンモールの映画館で見ると安くなるよ。
1回ポップコーンかジュースを選べるっていう優待があったんですね。
映画の金額も安くなる上に、
ポップコーンかジュースを貰えるっていうのが
オーナーズカードでチケットを買ったらっていうのがあったんですけど、
無くなって1回。
それが最近復活したっていうのが熱かったですね。
10月に復活したっていう。
どうなの?それで株価変わるもんだ?復活した?
それがですね、確かにイオンってPR200倍ぐらいあるんですよ。
そうなんですよ。
なんだけど、この優待が人気で
株価がある程度安定してるっていうのは逆にあるかなっていうのは思っています。
でも最近、私ちょっと理由がわからなくて調べてなかったんですけど、
2、3日前にガンって、それこそ130、今2000円ぐらいなんですね。
イオンの株って。
うん。
なんですけど、100何円下がった時があって、
イオンの株そんな株じゃないんですよ。
普段20円とか30円とかの誤差で安定して、
比較的安定して動いてる株なんだけど、
その100何円下がった時に優待に何かあった?ってちょっと思って検索するぐらい。
その優待によって結構上下するような株かなっていう風に思ってますね。
機関投資家の視点
そういう特徴のある感じ。
はい、ありがとう。
でね、やっぱりその基幹投資家の人たちと話をすると、
今のイオンの例で言ったら、個人がイオンに買い物行くかもしれないし、映画も見るかもしれないけど、
基幹投資家として運用してイオンを買おうと思って株主に届いても、何ていうか意味がない。
逆に聞きたい。基幹投資家の方はそれでイオンとか選ぶん?って。
逆にイオンは個人株主を増やしたいって思ってるような感じですよ。
ホームページとか見てると。
だから何が言いたいかって言ったら、例えばインデックスファンドだったらイオンとか入ってるわけですよね。
そうですね。
それはそういうことですね。
保有してても、イオンの今の割引はまだしもいいんだけど、例えばマクドナルドとか持ってて、
なんか分かんないけどポテト無料券とかもらってもさ、
基幹投資家ってしかも株数買わなきゃいけないわけですよ。
何万株とか何十万株とか買うわけですよ。
マックのことも知らないか分かんないけど、例えば吉野家の牛丼無料券が10万枚もらってもさ、
基幹投資家としては困るわけよ。
まあそれよく言いますよね。まあそうでしょうね。
それだったら配当でしてよみたいな。
どうしなきゃいけないかって言うと、でもファンドだから人から預かってるお金なわけですよ。
10万枚の牛丼無料券もらって、ゴミ箱捨てるわけにもいかないわけよ。
どうするかって言ったら大黒屋みたいなチケット屋さん行って、
その無料券を監禁して、それをファンドのお金にしなきゃいけないわけですよ。
らしいですよね。
だからすごくめんどくさいわけね。
今言った牛丼無料券くれるんだったら、300円くらい配当を増やしてもらったほうがよっぽどいいよねって思う。
それでもどう思います?
だから運用している側からするとそうなる。
そうやね。立場によるっていうこともあるのかな。
だからやっぱり株主優待で個人向け投資家に充実させたところは、
いい面は個人投資家に支持されて株価が維持されやすいというところがあるかもしれないけど、
やっぱり機関投資家からはめんどくさくなっちゃうし、
あとは先ほど言った優待のあるなしとか、良くなったとか悪くなったで、
株価が変動する要因を抱えちゃってるんで、
運用としては意味なくボラティリティのある株ってことになっちゃうんですよね。
だからそれが特徴の一つ、それが上場の会社として適切かどうかっていうのはまた違うと思うんですけど、
そういう特徴を持ってるなっていうことになって、
機関投資家の方は外すっていうことになってるのかどうなんですか?
外せばいいやって思っちゃうんですよ、気軽に。
あれじゃない?わかんないけど、さっきも言ったように、
インデックスファンドとかだったら指数に入ってたら買わざるを得ないと思いますし、
アクティブだったら結局あれですよね、その会社が業績として成長性があるのかないのかで考えますよね。
優待が良くなるから買おうとかってことはないと思うんですよ。
だから外せばいいんじゃんって思っちゃうんですよ。
そういう機関投資家はそういう優待が特徴ある会社を選ばなければいい話っていうか、
それこそ公の事情なわけやから、それで良くないとかって思ったりする。
それが会社の表明というか、うちは個人投資家を戦略にしてますみたいな風にも考えれるとかって個人的に思うんですけど、どうですか?
会社が良ければ買いたいわけですよ。将来的に株価が上がると思えば機関投資家だって買いたいんだけど、
優待がなければもっといいのにと思う。
ああ、そういうことね。それはそうかもね。
そういうのって、最近物言う株主みたいなのいるじゃないですか。そういうレベルではないんですかね。
いや、あるんじゃない?やっぱり。
そういうのやめて、株価上げることに集中したらどうですか?みたいな。
機関投資家と会社のやりとりの中では、株主優待とかやめて、普通に配当出してもらった方がいいんじゃないですか?とかって、それは言うんじゃない?要望としては。
ただ、言うことを聞くかどうかは会社の意思決定だと思います。
小屋さん的には、じゃああんまり。
なんしーがね、今、会社側から見たら、株主優待一定数使わないという前提で考えてるんでしょ?って言ってますけど、それはそうでしょうね。
例えば、今言ったね、イオンの株主の3%引きになってね、みんながみんな使ったらね、イオンの売り上げ的にどうなのかわからないけど。
監禁しに行ってへん人もいるというか。そもそも機関投資家とかだったら。
仮にね、さっきの牛丼無料券みたいなのがあるとしたら、全員がこれ食べに来るわけじゃないでしょ?みたいなね。そういうとこはもちろんあると思いますよね。
株主優待の役割
その優待をやっぱり出すってことは、個人に向いてるっていう、個人投資家を増やしたい会社が多いっていうのもあるんですかね?
どうなんだろう。機関投資家目線で言えば、これはやっぱりごまかしでしょ?って思っちゃうわけですね。
本質的には、会社の内容とか財務内容とか良くして株価上げてよと思うわけですね。
でも個人投資家向けに優待出すってことは、会社の内容とか実力はこんなないんだけど、株主優待で魅力的になるからこのぐらいの株価維持できんじゃないの?みたいな。
やっぱその、甘えと逃げに見えるよね。機関投資家からしたら。
わかんないけどね、さっきのイオンの話で言えば、割引権があるから下がりにくいって言うけど、機関投資家からしたらPR200なんて株やっぱ買えないよねって話だから。
そうなんですよ。
だからマーケット感覚から言えばそれは、やっぱ株価が10分の1ぐらいになってPR20倍っていうのが適正なんじゃないの?って。
そうなんですよ。
マーケットを歪ませてるよねってことを。
そうなんですよね。
言いたくなるんじゃない?
そうなんですよ。なんかでも私すごい数字って不思議やなって思うのが、それで言うと銀行とかもむちゃくちゃPR、PBRとかも低いじゃないですか。
今まで言われてなかったのに、最近PRとかPBR1倍とかを言われるようになって、当初に。
改善しましたみたいなのが新聞に載ってるんですけど、昔それって銀行の特徴だよねって澄ましてたよねってすごい思うんですね。
だからその数字、売上とかはもうバッチリわかるっていうのはわかるんですけど、株価ってやっぱそういうちょっとわかりづらい。
もちろん気持ちで成立してるから、買う人とか売る人の要因から余計に魅力にはまるっていう風に思っちゃいます。
株価の要因ってすごいだからいろいろあるなって思ってて、そのPBRを出す時の資産のことだってその数字が本当に表わせてるか?っていうこともすごい難しいことだと思うんですよね。
でもそれをPBRから見たり、PERから見たり、利益から見たり、株主優待から見たりっていって、いろいろ試行錯誤して、基幹投資家も個人投資家も買うっていう。
なんかそれが楽しいな。楽しいじゃあ仕事にならないんですけど。
その通りなんだけど、株主優待があるとわかりやすいし、個人投資家でそんないろんな多面的な分析してる人いないから、株主優待の魅力だけで買ってるんでしょっていう風になりやすいよね。それはでも会社側もわかってやってるよねっていうことじゃないですかね。
投資家教育の重要性
ちょっとまだ長くなっちゃって、これ良くない癖なんですけど、なんかそれでよくさ、個人投資家を育てようじゃないけど、その優待だけじゃなくて、ちゃんと中身まで見れるというか、しっかり見る。投資家を育てないとそういうアクティブの答申売れないよねじゃないけど、そういう論とかもあるじゃないですか。
そんなんてでも、どう思います?って小屋さんに聞いてみたい。個人投資家を育てるとかって、なんかそれって必要やと思うけど、どうなんかな?現実的にって私思ったりしてます。
基本的に興味がある人は、現状はそんなにいっぱいいないよね、株の。
集まってるだけか、この3人。
っていうのがいっぱいあるんですよね。結局それは、別に株の話だけじゃなくて、経済活動であったり、社会の仕組みであったりとか、要するに世の中の仕組みとか構造に大して興味がない人が多いんですよね。
片足入れてるのが優待の人ってこと?入ってない?
優待の人もそんな薄いんじゃない。優待目的で買ってるって言ったら、優待のことぐらいしかわかんないと思うんだよね。
例えばイオンの優待目的で買ってる人に、去年のイオンの売り上げだかっていくらか知ってるって言っても知らんと思うのよ。
そこは求めへんというか?
とか、イオンのグループって他にどんなのがあると思うとか、東南アジアでどんなことしてるか知ってるって言っても知らないと思うんだよね。
それがやっぱ優待で買う人のことですよね。
そのレベルだったら、優待目的で買ってるだけであって、別にイオンのこと知りたいとか、流通のこと知りたいとか、
イオンの株価を上げて欲しいとか?
そういうことではないですよね。
株価を、イオンの株価を上げて欲しいと思うような投資家が増えたらいいなとかっていうのはあるんですか?
小屋さん的には。そこまでそんな風に思わない?
どうだろう。だから、金融経済教育のところでも言ってると思います。
株じゃなくて、世の中の自分を取り巻く環境であるとか、社会に関して興味持つようにならないと、そういう人間にはならないですよね。
だから、今言った選挙制度の話ひとつとっても、衆議院の定数削減とか、これは何なんだってことを考える人じゃないとダメなんですよね。
そういうことに興味がない人が株やったって、何のあれも深まらないっていう気はしますけどね。
それってやっぱりでも教育ですよね。
教育ですよね。
ちょっと優待からずれてきてます。でも、わかるよ。すごい。そういうことですね。
だから、普通にそういう市民をちゃんと作らなきゃいけないねっていうのが、何たら市民社会みたいなのがあったと思うけど、そういうことだと思いますよ。
だから、私それ、またふっかけてあれやけど、それは優待きっかけにそういう市民になる路線もあるんちゃうかなって思ってますね。
もちろん。きっかけとか入り口は何でもいい。
そうそう。
言えるけど、一般の人は優待で満足して、そこどまりになる人は99%で、きっかけで深まる人は少ないよねっていう。
深めていく担当ですよね。私らはでもそれをきっかけで。
いいんじゃないですか。入り口がそこで深まっていくんであればそれは。
一緒に話ししながらね、こういうのもどう思いますかって話せるような人が増えたらいいよねっていう。
まあそうですね、それが教育だとは思います。
ぜひこれについてコメントとかもらえると嬉しいですよね。
そうですね。
わかりました。
じゃあ、キャサリンお願いします。
Tiverプレゼンツ マネーマネーマネー4U
この番組ではリスナーの皆様からのご質問コメントなどお待ちしております。
概要欄にリンクを貼っておりますので、質問箱のほうからどしどしお寄せください。
いただいたご質問、コメントについては番組の中でご紹介します。
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ということでパーソナリティは
さんコンサルタントの子だぞ
先輩と
牛の
3人でお届けしました。
ではまた来週
さよなら
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