ポッドキャストと著作権
はい、じゃあ収録を始めていきます。 モックアップラジオ、略してモックラです。よろしくお願いします。
皆さん知ってましたか?ポッドキャストって歌っちゃいけないんですよね。 YouTube とかで結構歌ってみたとか言うのとか、
あとなんだろうな、カラオケで歌ってる動画とか、カラオケはなんかね厳密に言うと音源の問題とか確かあるんですけど、
YouTube では、素人というか一般の人とかが歌ったりしたものを流すってのは問題なくて、
それは著作権をYouTube側で包括的に処理しているみたいな話らしいんですけども、ポッドキャストっていうのは特定の企業がやっているプラットフォームではなくて、
オープンな技術のものなので、そういった権利処理がされていないので、ポッドキャストでは音楽を流すことはできないし、
鼻歌とか歌ったりすることも実は厳密に言うと良くないっていうかダメらしいんですよね。
僕ね、前なんだっけなぁ、なんかの、えーと、進撃の巨人のオープニングテーマが僕と妻で聞こえ方が違うみたいな話で歌ったんですけど、あれも良くなかったんですかね?
っていうか良くないんですよね。
確かに特定の企業が持っているプラットフォームではなくて、オープンなものであるっていう、みんなのものであるっていうのが僕は大好きなんですけど、
まあそれ故にそういった権利関係の処理とか、なかなかこう、どっかの企業がやってくれるわけではないっていうのは話としては分かるので納得するんですけど、
いやー普通に歌ったりしたりですよねーっていうのは思いました。
サカナクションの「怪獣」
で、今日話したかったのは、歌えないっていうことで全く持っている内容が伝わらない可能性があるんですけど、ちょっと喋りたいので喋るんですけど、
前回もお話をしたサカナクションの怪獣っていう曲がすごい良いっていう話で、いやー1週間経ってずっと聞いてるんですけど、本当に良くて、
ご本人もちょっと解説してくれている動画があったりとかして、そういうのも概要欄に貼っておくので、それも含めて見てもらえたら嬉しいなと思うんですけど、
今日はちょっとその怪獣の良さっていうのを改めて喋るっていうのをしたいなというふうに思っています。
なんか初めに怪獣を聞いた時っていうか、アニメ尺はそれはそれでもうアニメとぴったり合ってるし、もう大好きな曲になってたんですけど、
フル尺の方が先週ぐらいかな、比較的最近発表されて聞いた時に、フル尺長い4分半ぐらい、4分か5分ぐらい長く聞けて嬉しいなと思ったんですけど、
僕がフル尺を聞いて初めに思った印象っていうのは、後半3分ぐらいのところのサビのところ、なんかサビだけどイントロのピアノが乗っててすごい面白いなって思ったんですよね。
だからそこの部分を聞いたことによって、イントロのピアノのところとサビのコード進行っていうのは一緒なんだなーって思って、
面白い作り方してるんだなーっていうぐらいで思ってたんですけど、改めて山口さんの解説も聞いてすごい面白いなっていうのが、もう曲の構成が本当に面白くて、
いわゆる普通の、普通のって言うとちょっと良くないんですけど、一般的に多いJ-POPとか、J-POP以外だとも思うんですけど、
楽曲の構成としては、AメロがあってBメロがあってサビがあるみたいな感じ、だいたい3つぐらいのメロディーラインっていうんですかね、
があって、それがさらに1番2番って繰り返されて、2番のサビが終わったら、なんかちょっとこうCメロみたいな展開する感じになって、最後またサビでそれで終わるみたいな感じ。
で、あと最近はやっぱりサビ始まりが多いって言いますよね。配信だったりとか、それこそYouTubeとかで結構パッと聞けちゃったりするので、
視聴した時、試しに10秒、15秒聞いた時に、やっぱりインパクトのある部分を持っていきたいっていうことでサビで始まるっていうのが多いっていうのは聞いたことがあるんですけど、
あとはいえ普通のその展開、Aメロ、Bメロ、サビっていう基本的な流れがある中で、冒頭にもサビを持ってこようっていう感じで一つの工夫ではあると思うんですけど、
と言ってもだいたいそれぐらいの作り方っていうのが一般的であると思うんですけど、で、サカナクションの怪獣は、
まずだから、サビから始まったかなっていう感じはちょっとするんですよね。これ歌えないって本当にきついな。伝わるのかしら。
ごめんなさい、怪獣知らない人は全く何もわからないと思うし、知ってても、しゃべりで説明されてもって感じはあると思うんですけど、ちょっとしゃべりで説明していきますが、
初めに何度でもっていう歌詞から始まるところで、サビ始まるかなっていうのでイントロっぽくなって、
Aメロかなっていうのが始まるんですけど、ちょっとこれは先ほどのAメロ、Bメロ、サビとは別の言い方でパートっていう言い方をしますけど、
始めがAパートで始まって、タイトルが入って、だんだん食べるのところがBパート。いわゆるAメロっぽい感じ。
で、次に丘の上でっていうところがCパートか。これが普通の楽曲でいるところのBメロ。いかにもBメロっぽい、ちょっとリズムが少し遅くなってメロディーも変わるような、これがCパートですね。
で、この世界はっていうのがいわゆるサビなんですけど、これがDパートですよね。
で、次になんで、あれなんかだから初めAパート、つまりサビで始まったのかなって思いきや、途中で出てくるサビ、Dパートはメロディー、ボーカルのメロディーが違うんですよね。
だから初めのサビは何だったんだろうみたいな感じがするんですけど、そこでサビの後で冒頭のAパートに戻るんですけど、
Aパートがそのピアノ、一番初めはピアノのBGMで歌っているんですけど、2番、Dパートサビの後の戻ってくるAパートでは、そのビートを刻んだリズムの中でAパートを歌っているので、
あれなんかまたこれがAメロっぽいんだけど、冒頭に出てきたAパートが出てきて、次にまたBパートになって、Cパート、ここでまたすごいいわゆるBメロっぽい感じ。
歌詞で言うと、テント線の延長線上か、ここに入って、なんか普通にBメロっぽくなったなーってなって、次にサビに行くんですけど、このサビの部分で初めに僕が言った違和感みたいなところ、
サビに入ったと思いきや、そのイントロっていうか冒頭の静かなピアノに乗せて、Dパート、サビのメロディーを歌い上げるっていう風になっていて、
ここがすごく作りとして面白いっていうか、こういう作り方なんだなーっていうのがすごい面白くて、
で、その後もう一回やるかな、サビ。今度はサビっぽい演奏に乗せてサビっぽいメロディーを歌うっていうことで終わっていくんですけど、
だから本来であれば、Aメロ、Bメロ、サビっていう3つのパターンで、最後Cメロとかになる曲もありますけど、
基本的にはAメロ、Bメロ、サビっていう3つのパターンを回していくっていう作り方ではなくて、
回中はAパート、Bパート、Cパート、Dパートっていう4つをうまく回しながら、しかも1周目のAパートは静か、Dパートは賑やか。
2周目のAパートが賑やか。で、2周目の最後のDパートが静か。最後にもう一回Dパートを賑やかにやるっていう、そういう構成になっていて、
聴けば聴くほど、スルメのように面白いっていう感じがするんですよね。
歌詞の深い魅力
あともう1個面白いなと思っているポイントが歌詞で、歌詞でいくつか、
例えばどこだろうな。 だから知りたいんだ。 あ、違うここじゃない。
例えば、どこだ?
DパートからAパート、1番から2番に移るところで、また消えてしまうんだ。
次にだからっていう風に、1番の最後がだで終わって、2番の始めがだで始まるんですけど、そのだを消えてしまうんだ、だからではなくて、
消えてしまうんだからっていう風に、だをもう1回しか言ってないんですよね。それがすごい、初め聞いてて、歌詞ちょっと追いつけなくなったっていうか、
どこ歌ってるっていう混乱したんですけど、そうそうそう、2つあるだを1回しか言ってないっていうのが、
何て言うんでしょうね、この地っていう漫画、アニメのその知識を繋いでいくっていうところとすごいリンクしてるんだなーっていうのが感じられて、
いやそこもすごい感動ポイントの一つですね。 あとね、まだすごい好きなポイントがあるんですけど、これも歌えないことには説明ができないっていう感じがあって、
歌詞をリズムに乗せる、メロディーに乗せる時の歌詞の置き方っていうのかな、がすごく
面白い。僕歌羅光の歌とかもすごく好きなんですけど、歌羅光の歌にも感じる、
ただ小説、曲っていうか、音楽って4小説っていうのが一塊になって、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、みたいな箱の中にメロディーをリズム変えて乗せていくと思うんですけど、
それを一つの箱の中に言葉の区切りを上手く乗せていくんじゃなくて、その箱と箱を跨いだ感じで一つの文章が乗っかる感じっていうのが僕すごい聞いてて気持ちいいなって思うんですけど、
歌羅光さんの歌でもすごい感じるんですけど、それを今回すごい思って、逆に言うと素直に歌えにくいっていうのがあるんですけど、
一回頭に入っちゃうと、それがすごい自分で聞いてても気持ちいいっていうか、それこそ歌いたくなる感じっていうのがすごいあるなって思うんですよね。
いやーこれ全然上手く喋れないなぁ、これだからYouTubeでちょっと鼻歌混じりで感想を喋るっていうのをやってみようかなと思ったんですけど、
いやこのエピソードだけYouTubeだけで配信っていうのも変だなと思ったんで、ちょっともう無理やりPodcastで喋るだけで説明するっていうことにちょっとトライしてますけれども、
もし実際に僕と会ってお話をする機会があったら、なんかこの話をしたいなと思うので、
もし僕に会った人は実際に歌って説明してくれっていう風に言ってもらえたら、説明するようにしますのでよろしくお願いします。
はい、じゃあ今日はこんな感じですかね。月曜からまた頑張っていきましょう。
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今回も聞いていただきありがとうございました。ではではまた。