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はい、みなさんこんにちは。kkeethことくわはらです。本日もやっていきましょう。
kkeethのエンジニア雑談チャンネル。この番組では、ウェブ業界やエンジニアリング、いろんな技術についての情報を雑談形式で発信していきたいと思います。
今日は、タイトルにあります。
僕が参加した新卒採用向けのイベント、技育CAMPキャラバンに参加させていただきました。
弊社株式の締め切りもスポンサードさせていただいてますので、そのスポンサーワークで参加したという形ですね。
技育プロジェクトというものがありまして、株式会社サポーターさんが主催されているイベント全体の名前ですね。
プロジェクト、技育プロジェクトと言われるものがあります。
その中に、技育祭というお祭りと書いて技育祭というものと、技育展、技育博といういわゆるピッチポコンテストだったり、
自分たちの作ったプロダクトの博覧会みたいなのをやったりしています。
それともう一個技育キャンプという、これはもう完全に自分たちのプロダクト作りに注力をするところですね、
のようなイベントをやってまして、その技育キャンプキャラバンというところですね。
キャラバンは名前の通りいろんな開催地でパッカソンを行うというイベントなんですけど、
2023年度はいろんなところに行きました。
日本全国普通裏売れともありまして、合計6回あったかな。
福岡行ったり、金沢行ったり、大阪行ったり、名古屋行ったりみたいな感じでいろんなところを転々として、
基本的には関西圏が多かったなという感じです。東北とか北海道とか沖縄みたいな、
本当に端っこまではまだ行っていなかったりするので、それはもしかしたら2024年度であるかもしれないですけど、
今回2023年度のラストとして東京カルタホールディングズさんの新オフィスですね、
ソラノモンヒルズの中にある新オフィスのところでやりましたと。
参加してみたんですけど、やはり学生さんのエネルギーがすごかったですね。
みんなプロダクトを作るんだっていうところの熱意と、本気で賞を取りに来てるなっていうようなプロダクトもいくつかありまして、
いやすごかったなと思います。
ああいうでも学生も参加して、学生も評価をする。
スポンサードをしている企業側も評価をするみたいなパッカソンですと、
何が刺さって何が賞を取るかって結構難しいですよね。
点数の比率といえばスポンサードしている企業側の点数の方がやっぱり高いんですけども、
近差になったり差が出なかったりする時も正直あるんですよね。
どれもコーツ捨てがたいみたいなプロダクトがあった時に最後学生票で勝敗を決めたみたいなのが全然あるので、
もちろん作り込んだものとか技術的にすごく強いとかっていうものが評価をされるというのはそれはあると思いますけど、
大体そういうのは学生さんが評価することが多く、
僕ら社会人側もめちゃくちゃテクノロジーに挑戦したっていうところももちろん評価をするんですけど、
それの有用性とか価値とか今後の発展性みたいなところを企業側の人は評価をしやすいのかなとちょっと思ったりはしましたね。
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とはいえ、最近の技術とか最新技術をどんどん学生さんはキャッチアップしてバンバンに使ってくるっていうのが当たり前すぎてびっくりしますね。
特にやっぱりLLM周りは本当に増えましたね。
ChatGPTがAPIを公開したので、GPTにAPIを叩いてなんかいろんなことをやらすようなアプリケーションを作る学生さんは本当に増えたなとつくづく思います。
でも今回のイベントではChatGPTではなくてGeminiが多かったなと思いますね。
でもGeminiの方がChatGPTよりクオリティが高いみたいな記事も出たりしてて、それを見てナンボのボンジャイというので触ったんでしょうねと思いますけど、
何チームだったか15チームくらい出てて、そのうちの2,3チームはもうそれを使ってたかなっていうところで、いやー本当早かったなと思います。
プロダクトのクオリティも本当皆さんレベル高くてですね、ちょっとブラッシュアップしたりデザインとかしっかり埋め込めばマネタイズ全然できるでしょうとか、
これもう企業のプロダクトとしてやってよいんじゃないみたいなものもいくつかありまして、いやすごかったなと思います。
今回もですね、1団体だけハードウェアにやはりチャレンジした団体がありまして、もうハードやりつつ、中のソフトウェアとかもやりつつっていうので、
総合的に全部やったチームがあっていやすごかったなと思います。
オープンCV使ったりアルディーノでしっかり回路組んだりとか、あとメディアパイプ使って吉野にゴニョゴニョやったりとか、
ハードウェアはサーボモーターとか、マイクオンシカットとPCを両方組み合わせてホゲホゲやるとか、
足りない部品とかはもう3Dプリンターで、たぶん研究室とかにあるんでしょうね、3Dプリンターを使って自分たちの望むものを出力させてそれを組み込んでいくみたいなので、
ロボット的なものを作ったりとかしてて、いやすごいですね、あと3Dキャドもバンバン使いこなしたりとかするんで、
ハードもガッツリやりつつって、大学の研究室だったり自分の専門がそっちの方面の人だったんですけど、とはいえ、
学生でしっかりそこまでやって、ここまでのプロダクト開発期間かなり短かったはずなんですけど、
ガッと仕上げてきて、実際最後のプレゼンのところですね、場でも動いて見せてくれたのでいやすごかったなと思います。
本人たちも言ってましたけど、つまずいたポイントはシリアル通信でてて、シリアル通信周りは一度こけるでしょうねっていうのがあると思います。
僕は本格的にやったことないんですけど、何人か知り合いでやったことあったりするメンバーがいて、ここでこけたみたいな話はちょいちょい耳にするんで、
初心者でシリアル通信はやっぱり一回はハマるんだろうなっていう感じはしましたね。
あとはどのイベントもそうなんですけど、ギークプロジェクトに参加している学生さんで、T3スタックでですね、
企業側でも最近話題に上がり始めたし、僕のコミュニとか界隈でもT3スタックっていうワードをちょこちょこ耳にするようになったので、
使い始めたとか、蓋開いてT3スタックっていう風に名前があったんだなみたいなのを知る企業さんもあったりはすると思いますけど、
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僕はその手の口ですね。この組み合わせがT3スタックって言うんだ、みたいな。
今はほんと型安全なプロダクトを作るのがほぼほぼデファクトみたいなところはあったりするので、
とはいえ学生さんでもそこの辺がっつりちゃんとやってくるっていうのがびっくりでしたね。
もう自分たちの学生の頃の時代とは一線を隠したっていう感じが正直します。
まあそうですね、せっかく今技術の話をしているので、学生さんたちが使った技術スタックとか挑戦した技術スタックの話をわーっと出していきますと、
僕のメモしただけなので本当はもっとたくさんあるし幅広いものもあるんであれですけど、
フロント周りとかはもうNext.js使ったり、タイプスクリプトで書くのは当たり前ですね。
で、GraphQLのフロント版も使ったり、PWAを導入してきたっていう学生さんもいたり、
去年リリースされた日本人が作りましたヤマダUIを早速入れてみたとかいう学生さんもいました。
あと面白かったのはニューモフィズムでデザインした学生さんがいてアプリケーションを作ってたんですよ。
PWAのアプリケーションでデザインをニューモフィズムを使ってたっていうので、
ちょっと昔の流行りのデザインではあるんですけど、やはりなんだかんだいいなってちょっと思いましたね。
今だとグラスモフィズムとかの方がモダンなんですかね。
スクロールして半透明とかにして裏のところが見えてくるみたいな感じですけど、
なんかそういう透明感のあるデザインが最近は流行りだそうですね。
まあなんですけど、いろんな、この手で自分たちのプロダクトのデザインとかを考慮したらニューモフィズムになったっていうところで。
いやーでも良かったですね。
ニューモフィズム使うと色をなるべく少なくして、プロダクト全体のコンセプトっていうのを統一するっていうのはすごく良いと思ったので。
この辺使ったりしたチームもありますけど、Next.jsもみんな当たり前に使ってきますね。
アップルーターもしっかり導入してて使ってきたりとか。
あとUIフレームワークですね。
で行くと、テイルウィンドウを使うことが結構多かったですね。
いろんな学生さん。
ですけど、マテリアルUIとかを使ったりツルチームをいたりとか。
まあいろんなものを試してるんでね。
さっきの山田UIもそうですけど。
いやキャッチアップの幅が広くて、日本の未来明るいだって本気で思っちゃうぐらいですね。
こんな学生さんたちが、今現時点で学生のレベルでこれをやってくるっていうのはすごいなと思いましたね。
はい。
でちょっとバックエンド側に寄っていくと、
さっきのGraphQLもそうですし、Node.jsで使うチームもありましたけど、
バックエンドやっぱりPythonが圧倒的に多かった印象ですね。
Python、Django、Flaskみたいな話がなんだかんだ多かったと思いますけど。
ゴーラン使うチームがちょこちょこありましたがね。
でもちろんもうみなさんしっかりDockerでコンテナ管理もガッツリやってCICDにしっかり組み込むと。
今回なんかあんまりAWSとかを使ったりGCP使ったりクラウド周りのものを使ったチームは少なかったかな。
なんかWebアプリケーションなんですけど、
デプロイ先どこなのか公開しないチームが多かったですね。
何を使ったって技術の話の方がちょっと多かった。
はい。
データベースもやはりMySQLが圧倒的に多かったなという印象はありますかね。
で、1チームだけバックエンドにNestJS使ってましたね。
もう全てを型ファイル1つで一元管理したいみたいなところがあって。
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まあそれもいいなと思いましたね。
はい。
バックエンドはやはりPythonとかが結局は多かったなという印象です。
昨今の学生さん、Pythonを学んだっていう学生さんがほんと多くてデファクトに近いんじゃないかな。
少なくとも日本の学生はっていう感じです。
あとボロボロなESLintだったりHuskyだったりPretterだったり、
その辺の開発環境周りでよく使われるものっていうのはみなさん大体入れてたってことですかね。
あとデータベースでSQLiteを使っているチームが2、3チームだったかな。
そんな感じですね。
アプリケーションの仕様とかその辺でSQLiteになったっていう感じです。
ネイティブ向けだったりするからですね。
よくできてるなというところと、
あとはAPIですね。各種一般公開されているAPI。
有料のものもしかしたらあったかもしれないですけど。
いろんなものを使われてて自分たちのアプリコンセプトに合うものをどんどん導入してたっていうのは面白かったですね。
GeminiとかLLMの話もそうですけど、
今回は本当幅広いAPIですね。
オープンAPIはAPIというかあれですけど、
Spotify APIが意外と複数チーム使われて面白かったですね。
SpotifyのWeb API使われたりとか、
エンベディングAPIとかちょっと僕は初めて知ったんですけど、
そんなAPIあるんですね。
を使っていろいろ音楽のマッチングアプリを作るためのものを作ったりとか。
あとGoogle Fit APIを使っているチームもありましたし、
幅広いAPI使われてましたけど、
でもやっぱGeminiが多かったかな。
LLMを叩きたいっていうチームが多くて、
それとAPI通信っていうのが多かったかなという印象はあります。
あとは認証周りも何チームか結構チャレンジされてて、
NextAuthやったチームもありましたけど、
途中でちょっとNextAuthは断念してしまったらしいですね。
Iron Sessionっていう別のものを使って認証とセッション周りを管理したりとか。
その他周辺でいくと、
Prisma使ってしっかりデータ周りのところの管理をするっていうのをやられたりするチームもいて、
いや面白かったなと思います。
やはりゲーム作るチームが何チームかあって、
学生さんならではのところなんですけど、
Unityが何だかんだ多かったですね。
Unity C Sharpが結局多かったなって印象はあります。
初めてUnityを挑戦するんだっていうので、
約1週間くらいで一気にゲームまで作れたっていうのは、
とはいえ1週間クオリティなので、
そこまでレベル高くなかったとしてもですよ。
でもちゃんと作り込んできたっていうのは、
さすがの一言で感動しましたね。
周辺ライブラリーでいくと、
ライブラリーじゃないですけど、
デザインはやはりFigmaが多かったなって印象はありますね。
ちゃんとデザイン起こしてないチームもあったりしますけど、
起こしてるチームは、
Figmaはやはり使われてるんだなっていうのが印象はあります。
ウェブに全然公開して、
バーセルにデプロイしたりとか、
ファイアベースにデプロイしたりとか、
っていうのは当たり前に皆さんやってきますし、
CICDとしてはGitHub Actionsが圧倒的に多かったですね。
使いやすいし、
今JadGPTみたいなAIがあるので、
その辺のYAMLファイル書いてとか、
こういうことやりたいんだよって言ったら、
だいたい答えを教えてくれるし、
ほぼほぼ動くんで、
それが後押しをしたと思っていいでしょうと思います。
あとはフィットネスAPIの審査を通したいってところで、
しっかり審査を通すような申請を今やってるっていうチームもいて、
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いやーすごいなと思いましたね。
プロダクト時代のカテゴライズというか、
どんなプロダクトを作るチームが多かったかっていうと、
ゲームが多かった印象ですかね。
あまり社会に役立てるというか、
自分たちの生活を少し豊かにするみたいなものよりも、
コンテンツとして、
自分たちの生活にプラスアルファで楽しさを付け加えたいっていうチームが多かったかなって印象があります。
まあでも学生は今そういうのをニーズとして求めてるんだろうなっていうところですね。
あとは鉄板ネタは、
なんか就活サポートアプリを作ってる学生さんは、
1チームか2チーム確かあった気がしますけど、
絶対どのイベントでも1チームは作るなって印象があって、
やっぱそうだよねってのはあります。
けどこのニーズは一生終わらない気がしますね。
いろんな就活サポートのサービスとかシステムがあっても、
本当に欲しいサポートはそこではなかったりするみたいなのがいっぱいあるのでね。
単純に就活の進んでいる進行度合いとかの管理をしたいわけ、
それももちろんしたいんですけど、
それだけだと物足りないんですよね。
例の自分たちの練習とか発表とかっていうのと、
あとどういう質問が来るかみたいなところのサポートがやはりしたいっていうのが結構多いんだろうなとはつくづく思いました。
コミュニケーションの場って結構限界がありますし、
学生なので学校側の採用のお仕事もしている方々いらっしゃると思いますけど、
時間も人数も限られますのでね。
もっともっとやりたいっていう、
いつでもどこでもやりたいっていうニーズはやはりあるんだろうなと感じました。
そんなものを皆さんがやられていて、
熱量も高いし、
本当に1週間程度でここまで皆さんしっかり作って、
あとプレゼンのスライドが皆さんレベル高いんですよね。
美しさだったりとか、
あとレイアウトもそうですし、
デザインもそうですけど、
いや、しっかり作り込んできてるなって感じはあります。
いろんなデザインツールとかが発達していって、
そのツールを使ってデザインを起こしたり、
いろんなテンプレートをそもそも使って、
そこを自分たち流にカスタマイズしたっていうチームも全然あると思うんですけど、
あとはそのデザインツール自体にAIが含み込まれていて、
資料自体も作りやすくなったっていうのはあると思いますが、
そういうのをちゃんとしっかり導入して、
どんどん使いこなしていっているっていう自立も、
僕らとしては明るい未来の話をしてるなっていう感じはしてて、
今の学生さんたちのこの辺のレベルになったっていうのが、
また今回も少し自分の中のデータベースがブラッシュアップされた感じがしますね。
またレベル上がったかっていう感触はありますけど、
そんなようなイベントでした。
改めて感じたのは、
ここにいるいわゆるギークプロジェクトに参加をしている学生さんが、
本当日本の最高峰レベルと僕は言っていいと思いますね。
いろんな学生さんたちとお話を毎年させていただいてますけども、
ここまでのハイレベルの人たちが、
こんなにたくさん集まるイベントとかプロジェクトってそんそんないなと思っているので、
もちろんこのギークプロジェクトだけに集まっているわけではないと思います。
全然ギークプロジェクト知らなかったわっていうけど、
でもめちゃくちゃレベル高い学生さんってなかなかちょこちょこ日本にいるんですよ。
いるんだけど知らなかったし、
興味ない学生さんもたまにいらっしゃったりします。
なのでここだけではないですけど、
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少なくとも多くのハイクオリティの学生さんとお会いしたい企業さんは、
やはりギークプロジェクトすごく素晴らしいので、
ぜひスポンサードしてアトラクトポイントをどんどん作っていただければ、
とにかくタッチポイントとしてすごくいいプロジェクトですので、
スポンサードしていただけたらなと思ったりします。
株式会社サポーターズさんのギークプロジェクトって言われるもんですね。
公式サイトもしかりありますので、
ぜひ門を叩いてみてくださいというところでした。
はい、今回はこんなところで終わっていきたいと思います。
いつも聞いてくださり本当にありがとうございます。
ではまた次回の主力でお会いしましょう。
バイバイ。