子供の行動と育成
みゆん先生のほっこり保育士生、ようこそ。
秋と言ったろう、私はどんぐりです。
この時期は、牛乳パックでお散歩バッグを作って、よく子供たちとどんぐり拾いを行ったのを思い出します。
どんぐりって、そのまま放っておくと虫が湧くの知ってます?
なので、どんぐりさんを牛乳パックにいっぱい入れていくと虫が湧いたみたいなのを聞いたことあります。
で、なんかどんぐりを茹でると虫が湧かないとか聞いたことあるんですけど、私は実際に茹でたことがなかったんで知らんけどです。
こんないい加減な情報を失礼しました。
今日は、お悩み相談室のコーナー。
今回いただいたお悩み相談は、10ヶ月の男の子のお母さんから相談をいただきました。
うちの子がすぐにお友達のものを取ってしまうんです。
いつから自分のもの、人のものっていうのが区別がつくんでしょうか?
いやー、こんだけしょっちゅう取ってると、もうこの子がジャイアンみたいになるんじゃないかって心配でって質問をお母さんからいただきました。
これはリアルな現場でのお母さんからのお話でした。
リアルな現場でその子の様子を見させていただいていたんですけど、気になるんですよね、とにかく。
でも10ヶ月で、やっぱりお兄ちゃんお兄ちゃんを持っているものが気になるって、本当に自然なことだなって思いました。
でもやっぱりね、そこでお母さんにしてみたら、人のものを取ってしまって、他のお母さんにすみませんって言っている姿を見ていたら、私は胸がギュッとなりました。
どうにか話したら、お母さんの気持ち楽にできるのかなって考えて、その場でいろいろ話しさせていただきました。
でも、診察待ちのキッズスペースという中だったので、ゆっくり話すことができずに、私の中で心残りがありました。
なので、同じ悩みを抱えているお母さんがいらっしゃるんじゃないかなと思って、今回は配信で、気持ち寄り添うだけじゃダメだなと思って、具体的なお子さんへの接し方だったりも添えてお話しさせていただきたいと思います。
最初に10ヶ月頃、赤ちゃんは取る引っ張る頂戴は全て、心と体の成長の途中なんですよね。赤ちゃんはまだ自分の人のと言う区別が全くありません。
全てのものがとにかく気になるんです。触って、持って、確かめて、お口に入れる時もありますよね。そうやって感じて、そうやって生きる力を育てています。
物の区別が少しずつ芽生えてくるのは、これもまた個人差ってあるので、大体で思っていただけたらいいんですけど、1歳前後で自我の芽生え、自分でこれが増えてきます。
1歳半から2歳で、これは僕の、ママのと言葉と結びついた、所有っていう感覚が生まれてきます。
そして2歳から3歳頃で、どうぞとか、お友達にどうぞとか、あとでね、少しずつできるようになります。順番やかしかりを、友達、それこそ集団生活の中で体験しながら学んでいく感じですね。
なのでね、本当にまだ10ヶ月は区別がつかないのは自然な段階です。
次に、おうちでできる優しい関わり方を、ちょっといくつか例を挙げてみたいと思います。4つ挙げてみてみますね。
1つ目、名前をつけて伝える。これはまるまるくんのボール、これはママのカバンとか、言葉にしてみせることで、区別の種が心に芽生えます。
2つ目、どうぞ、ありがとう、遊びです。遊びにしてしまうんです。大人が渡す。子供が受け取る。また返す。こういうね、単純な動作なんですけど、短いサイクルでやりとりが楽しいって感じさせてあげることも大事です。
このね、渡して受け取ってまた返してみたいなね、そういうやりとりのリズムが人と関わる基礎にもなってきます。
3番、無理にシェアはさせない。ここ大事なんですよね。10ヶ月から1歳代は今使っていることを守ってもらうことで安心を学ぶんです。
そう、〇〇ちゃんが使ってるね。後で貸してもらおうねと、順番の方を大人が代弁してあげましょう。
4番、取り合いになりやすい時は、人気のおもちゃはやっぱり同じようなものを2つ用意したり、この歌が終わったら交代ねとか、時間を区切ったりするのも二重丸です。
10ヶ月の赤ちゃんは、今まだ人の物を取ってしまうっていうのは心の探検の一つだと思うんですよね。
なので、取っちゃダメって言うよりも、これが気になったんだねって、今は〇〇くんが使ってるよって気持ちを受け止める。
受け止めるってから伝えるだけで十分かと思います。
自己受容の重要性
いやー、このね、今回のことでね、すごい。
あー、自己需要。そう、今、私自分自身にも課題です。
自己需要って、いやー大事だなーっていうのを思ったんですよね。
そう、自己需要ができて、初めて他者需要ができるんじゃないかなって思うんですよね。
いやーこれって、大人も赤ちゃんも同じなんだなっていうのを今回のことで感じました。
子供は満たされることで、やがて分けられるようになっていきます。
今は自分が満たされる練習の時です。
心が満たされる経験をたくさん積んでいくうちに、どうぞって自然にできる日がちゃんときます。
そして、心の成長過程っていうのは、一人一人みんな違います。
いやー本当にね、たくさんの子供たちと今までいっぱいこう、うーん、ね、関わってきましたが、
いや、同じ子いないなって本当に思います。
育児所とか、うーん、他のね、子と比べなくて大丈夫です。
もし何か心配ありましたら、私でよかったらお声掛けくださいね。
ためないことが一番です。
そして今回のことで、思ったこと。
いやー、私自身自己需要はやっぱりまだ足りないなと思いました。
いやー、いがらしみちこさんの許しと需要のワーク。
いやー、またちょっとね、あのー、やっぱり気になった時に、同じ問いをもう一回またやってみる。
っていうので、向き合ってみたいなと改めて思いました。
いやー、やっぱりこう、自己需要ができてこそ、
しょ、しょ、かむなっていうのは、他者需要。
うん、相手にパワーが使えるんだなっていうのを、
うーん、いや今回のことで、私自身も学ばせていただきました。
ほらほら、お母さん思いません?
この年齢の私ですよ。何歳やってんの?
それでも、まだほら、自己需要、いや足りてなかったかな、なんて思ってるんですよ。
子供の頃の自己需要の時期って、いやー大切なんだなっていうのを改めて感じました。
週末で、育児に疲れているママさんパパさんもいらっしゃいませんか?
いやー、少しでも自分がホッとできる時間。
好きなもの食べて、好きな音楽聴いて、好きなお酒飲んで、
自分へのご褒美時間を作ってあげてくださいね。
完璧じゃなくていいんです。
まあ、えっかくらいの気持ちで大丈夫。
私は、やっぱり子育てされているママさんをリスペクトです。
皆さんいつも本当にお疲れなまです。
ではまた次の配信で。
美雲先生でした。