00:06
こんにちは、【ごきげん】バランス日和🦉へようこそ。
この番組では、頑張りすぎてちょっと疲れた心を優しく整える小さなひとときを、毎週火曜日と金曜日の12時25分からお届けしています。
パーソナリティの頑張り屋頑張る子ちゃんを卒業した三空容子です。
今日は、病院で出会った一組のお母さんと小さな男の子のお話をしたいと思います。
ほんの数分の出来事だったのに、胸の奥がふっと温かくなる、そんな時間でした。
体調を崩して病院を受診した日のこと。
待合室で座っていると、2歳くらいの男の子がお母さんのそばで泣いていました。
しばらくして落ち着いたかと思うと、今度は元気いっぱいに、
ハッピー、ハッピー、と何度も大きな声。
お母さんは必死で静かにさせようとして、
そんなに言ったらサンタさん来ないよ、と注意していて。
その姿に、私も昔よくやっていたなぁ、と懐かしさがこみ上げてきました。
何度もハッピーと叫ぶ男の子とふと目が合いました。
私はにこっと笑って、手を振りながら、
ハッピーだね、って声をかけたんです。
すると、お母さんが、
うるさくして申し訳ありません、と深く頭を下げてきて、
私は思わず言いました。
子供は騒ぐのが当たり前。
元気が一番。
お母さん、謝らなくて大丈夫ですよ。
それを聞いて男の子はますます嬉しそうに、
ハッピー。
お母さんはまた、すみません、と何度も言うので、
男の子に向かって、
ハッピーでいいね、と笑いかけると、
ぱーっと笑顔になりました。
03:01
やがて親子の会計が呼ばれ、席を立ちました。
しばらくして、お母さんが男の子を抱っこして、
わざわざ私のところへ戻ってきてくれ。
ありがとうございます。
そう言っていただけて、本当に嬉しかったです。
その言葉に、こちらの方が胸がジーンとしました。
私は男の子に向かって、
じゃあね、ハッピーと手を振ると、
男の子も嬉しそうに手を振り返してくれて、
お母さんはふかふかと頭を下げて帰っていきました。
ほんの数分の出来事なのに、
あの待合室に柔らかい空気が流れていたんです。
子供って予想できない動きをするし、
騒ぐし泣くし急に笑う。
お母さんは周りに迷惑をかけないようにと必死で頑張る。
でもね、子供が元気でいることは迷惑じゃない。
それはただの生命力。
そして、お母さんが謝りすぎる世界より認め合える世界の方がずっと優しい。
あの日の親子との出会いはそんなことを思い出させてくれました。
今日も子育てを頑張っているお母さんへ、
どうか自分のことも責めずに、
深呼吸をひとつ。
あなたのご機嫌バランスが少しでも整いますように。
それではまた、次回のご機嫌バランス日和で。
お相手は、がんばりやがんばる子ちゃんを卒業した、
美空陽子です。
ありがとうございます。