【今回のテーマ】待つことと、放っておくことは違う
前回、「まだ勉強ではなく、心の充電が必要な時期」というお話がありました。
では、その時期に親は何をしていればいいのか?
ただ待つのは、放っておくことと同じではないのか?
志学ゼミの阿部塾長の答えは、「沈黙を恐れない」でした。黙っているとき、子どもは本人なりに考えている。話を聞いてほしい素振りが見えるまで待つ。それは放ったらかしではなく、様子を見ている、見回っているということで、子どもにはそれが分かる。
小さい頃は手をつないで歩いた。やがて横で伴走し、いつか後ろから見守る形に移っていく。いま自分がどの位置にいるか。話してくれたときの相づちの打ち方から、「今日も生きててありがとう」という原点まで、43年、田端で子どもたちを見てきた立場からうかがいました。
▼今回お話ししたこと
・話を聞いてほしい素振りが見えるまで、待つ
・沈黙を恐れない。黙っているとき、子どもは考えている
・待つことも寄り添うこと。放ったらかしではない
・子どもにもプライバシーがある。触れられたくないところがある
・干渉しないで、見守る
・手をつなぐ→伴走する→後ろから見守る
・その子のペースがある。その時間の中で、もがいている
・話してくれたら「そうだね、それから?」。結論を急がない
・聞き切ってもらえた子は、「また聞いてほしい」と思う
・蓋をこじ開けようとすると、かえって閉まる
・できていることを認めて褒める。「ありがとう」を使う
・一緒に掃除や片付けをする。家族の一員として、手伝いを頼む
・原点は「今日も生きててありがとう」
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出演:阿部塾長(志学ゼミ)/横山(チャコウェブ)
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サマリー
不登校の子どもが心を整理している時期、親は話しかけるのを急がず、話を聞いてほしい素振りが見えるまで待つことが大切だと語られます。沈黙を恐れず、放っておくのではなく、子どものプライバシーを尊重しながら見守ることが「寄り添う」ことになります。子どもが話し始めたら、「そうだね、それから?」と相づちを打ち、結論を急がずに聞き切ることが、また話したいという気持ちにつながります。できていることを認めたり、一緒に掃除や片付けをしたり、家族の一員として手伝いを頼んだりする関わりも紹介されます。親が立つ位置は、手をつなぐ段階から伴走、後ろからの見守りへと変わり、原点には「今日も生きていてありがとう」という思いがあるとまとめられます。
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