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はい、じゃあ今回は、下痢についての話をしてみようと思います。
以前ね、前回というか、オートの話をしましたので、
だから、トケツの話して、オートの話して、今回は下痢の話です。
えっと、まあ下痢ね、これから今10月半ばですけど、
もうちょっとしたら腸炎も流行ってくる時期なので、下痢の人が増えてくるかなと思って、ちょっと話してみようと思います。
えっと、まず下痢って、どんな状態を言いますかって言ったら、
便が水の状態、水溶便の状態になって、水上の状態になって出てくるのが下痢っていう風に皆さん表現されるんじゃないかなと思います。
人によっては、お腹がぐるぐる動いていることを下痢って言う人もいるかもしれないですね。
一応、病院の認識としては、医療者の認識としては下痢って言ったら、
その便の状態が水みたいになっていることを下痢って言うのが、医療者としての認識ですね。
で、下痢になる理由をちょっと考えてみると、
そもそも水の状態で出るのって何でなのっていうところなんですけど、
大人のところでもちょっと話しましたけど、腸の中で水分を吸収するところが大腸なんです。
だから、食べ物の通り道の話をすると、口から入って食堂、胃、十二指腸、小腸、大腸って流れていくんですけれど、
一番最後の大腸のところまでは、もうグズグズの状態で食べ物って流れていくんです。
消化液とかと混ざってね、水分もいっぱいあるし、消化液もいっぱい入っているし、腸液とかね、が入っているので、
なので、そこで水の状態で来て、最後大腸で出るときに、
大腸流れていく間に、大腸はですね、お腹の右下から始まって、右上に行って、次左上に行って、左下に行って、そこからお尻へっていう感じで、
大腸の形ってもうほぼほぼ決まってるんですけど、そこのそうやって流れていく間に、最後に水分を吸収して、
だから体の中に水を保とうとする働きが大腸にはあるので、大腸で水分を吸収して、ベンとして最後の残りカスが出ていくんです。
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だから下痢してるときってどうなってるかっていうと、結局大腸の働きがうまくいってないときに下痢をするはずです。
なので、あとは腸液自体も、1日に何リットルだったかな、なんかめちゃめちゃ出るらしいんですよ。
めちゃめちゃ出るので、極端な話、食べ物とか食べなくても、だから極端な脂水分1日取らなくても下痢は、だから腸液が元となって下痢になるんですね。
何も食べなくても、さっき言ったような胃とか中膳腸、小腸で腸液が分泌されてて、それが大腸で吸収されるっていう水分のサイクルが元々あるんですよ。
なので、だから食べなくても下痢するんです。
食べたら下痢もするんだけど、じゃあなんで食べたら下痢するか。
だいたい下痢するときって、調子悪いとき食べると、また下痢しましたってなると思うんですけど、
結局は大腸を通る時間が、ちゃんとゆっくり通ってくれるかっていうところが問題なんです。
水分を吸収する大腸でね。
だから、ゆっくりゆっくり大腸をその左下、左上、あってるかな?
左下とか言ってるのが、自分自身の体で考えてください。
自分自身の体で右下、右手側の下のところから始まって、右下、右上、左上、左下でお尻から出ていくっていうこの流れがどれくらいゆっくりやってくれるかによって便の硬さが決まります。
だから、すっごい時間かけて流れていったら、めっちゃ硬い便になるし、
サッと流れていったら、もう液体がたくさん残ってる。
だからギリの状態で出るんです。
わかりますか?だから、腸の通過時間が短いっていうのが1つポイント。
あとは、腸自体に炎症、悪いことが起こってると、
腸が水分を吸収する働きができなくて、ギリのまんま出るっていうこともあるので、
さっきの通過時間だけじゃなくて、大腸がちゃんと働いてくれるかっていうところももう1つポイントになります。
基本的には、大腸の流れるスピードで考えたらいいかなと思います。
吸収がちゃんとされなくなるパターンっていうのは非常に限られるので、
そこは一般の方は一旦忘れてもらっていいんじゃないか。
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もう流れるスピードだけで考えたほうがわかりやすいので、そっちだけで考えてもらったらいいんじゃないかなと思います。
さっきの話に戻ると、ご飯を食べた時にギリをするのが何でかって言ったら、
ご飯を食べた時ってお腹が動くんですよ。
腸の動きが良くなるので、さっきの大腸で便が流れていくスピードが速くなるんです、ご飯を食べた後ってね。
なので、ご飯を食べた時に腸が動くから、それでさっと流れていってしまうやつがギリとして出るということです。
お腹の調子が悪くてギリしている時にご飯を食べてそれで燃やすっていうのは仕方ないことなんです。
とりあえずまず1回そこを抑えておいてほしい。
あとはギリを早く治したいじゃないですか、皆さんね。
治したいけど、いわゆるこれから流行ってくるような腸炎の時って、
もう体の中にウイルスが入っちゃっているので、それを体の外に出したいんですよ。
早くギリを止めたいと思うんであれば、いっぱい出した方が早いはずです。
お腹の中に下手に溜まらないようにした方が早いはずなので、もう素直に出しちゃった方がいい。
ギリ止めとか使うと、やっぱりそういうのが腸の中に残って、そこでむしろ増えてしまうから、もっと調子が悪くなる。
ギリは止まるかもしれないけど、そこから肺筋が全身に広がったりするかもしれないから、
一応肺筋が入っている時にはギリ止めは使わない方がいいと言われています。
ので、ギリした時は素直に出すというのが基本。
あとは筋たちがいなくなってくれればいいので、逆にいい筋たちが増えればいいということで、
成長剤、ビオフェルミンとか市販で売られていますけど、みやり酸とかも最近ありますけど、
そういう成長剤を使うことで腸の状態を整えるというのはもう一つ選択肢かなと思います。
あとは、残り2分なんですけど、
もう一個さっきの話と、今水分の話ばっかりしましたけど、もう一個下痢する原因として油分もあります。
油もちゃんと消化されて吸収されない状態で大腸まで来ちゃうと、
油って大腸でそのままの形では吸収できないので、
脂肪分が多い食事をとると結構ギリしやすくなります。
それは水分のせいじゃなくて油分のせいでギリする。
ちょっとさっきとは違うギリですけど。
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ということがあったりもするので、
食べ物の内容とか、あとお腹の調子悪い時にさっきの成長剤の話をしたけど、
ヤクルトとかああいうのも乳製品って油分が結構多めなので、
だからそういうのもお腹の調子が崩している時に乳製品をとるとギリするのは、
そういう油分が多いからかなと僕は思っています。
ので、ちょっとその辺も関与したりとかする感じですね。
ちょっとギリの説明なかなか奥が深いですね。
すいません、もう時間がなくなってしまったので、
今日のところはこれで終わりたいと思います。
一応今日は基礎編、ギリの基礎編とかあんま聞きたくないだろうけどね。
一応そんな感じで話してみました。
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ではまた次回の番組でお願いします。ありがとうございました。