1. みんラジ
  2. #みんラジ 4 内視鏡医として皆..
2024-10-19 10:00

#みんラジ 4 内視鏡医として皆さんに知ってもらいたいこと

胃カメラも大腸カメラもやってる方は楽しいですが…

00:01
はい、それじゃあ今日もやっていきます。
今日は、内視鏡医として皆さんに知ってもらいたいこと、というテーマでちょっと話してみます。
皆さんにっていうのは、患者さんだけじゃなくて、他の科の先生ですね、イカメラやらない先生に対してもです。
っていうのが、結構伝わりづらい部分が多いなと思ってて、本当は伺っていかないといけないんでしょうけど、
イカメラ、大腸カメラもそうですけれど、検査したときの初見のつけ方が結構独特で、
カメラする先生は分かっているんですけれど、多分これ他の科の先生に伝わらないだろうなって思うところですね。
結局は、カメラの検査するときに何目的でやるかって言ったら、結構その、がんじゃないかどうかっていうのを疑ってやることが多いと思うんですけれど、
そのがんをどれだけ疑っているかっていう初見が、多分他の科の先生から見て分かりづらいことが多いだろうなと思います。
ちょっと文化的なところが強いかなと思うんですけれど、
大腸を検査して、検査しながらだいたいこの診断は何かっていうのは医者の中で決まっていることが多いんですけれど、
検査しながら診断つけていって、カルテに記録、レポートを書くときに、
いろんな書き方するんですけれど、
結構そのがんなのか、それともがんの手前の選手っていうものが大体多いんですけど、
がんの手前の選手っていうものなのかの書き分けが難しくって、
がんですって書くときって、だいぶ確信を持ってないとがん疑いっていう書き方はしなくって、
結局はですね、顕微鏡で調べてみないと分からない組織をとってきて、
それを病理検査っていって顕微鏡で調べることで、
それを見ないと最終的な診断がつけられないっていう立場にいて、
検査やってみて、組織をとって、見た目的にはがんっぽいけど、
ちょっとやっぱり違うかもなーみたいなときに、
いったいどういうものが病例だったりするのかっていう方はどういうふうに考えているんですか?
わかりますかね?検査やってみて、
組織をとって、
見た目的にはがんっぽいけど、
03:02
ちょっとやっぱり違うかもなーみたいなときにはがん疑いって書くこともあれば、
へこんでる感をしている病変っていうふうな書き方したりとか
大腸だったら大腸ポリープとしか書かなくて
で、そのがん疑いっていうところまで書かない先生も結構多いかなと思います
自分ももしかしたら書いてないかもしれないですね
なんか大腸ポリープ
大腸がん疑って取ったら大腸がん疑いってどっかに書く気はするんですけれど
でもなんかそのいわゆる病名つけるところがあって
内視鏡の初見どういう見た目だったかっていう初見とは別に病名つけるところがあって
そこにはもしかしたら大腸がん疑いって書かないことあったかもしれないです
なんか初見の方に書いていればいいだろうっていうところが
結構イカメラする内視鏡する医者は多分思ってるんじゃないかなと思ってて
あんまり病名のところって一生懸命書いたり伝えようと思って書いてないことが多かったかなという気がするんですけれど
例えば患者さんだったりとかあるいはカメラしない他の科の先生から依頼を受けて検査することもあるんですけれど
そういう依頼した他の科の先生とかはおそらく初見見てもわけわかんないから
病名だけ見るパパン多いと思うんですよね
それで病名だけ見た時にもしかしたら書いてなかったらがんじゃないんだって思って
流れていってしまうことって結構あるんじゃないかなと思います
がん疑ったら自分の場合はそこの依頼された先生に直接連絡して
ちょっとこっちで対応しますんでって連絡してたとは思うんですけれど
これちょっと油断してると抜けてしまったりとかするだろうと思いますし
多分ですね自分性格的には結構細かい色々気にしちゃうタイプなので
そうやって連絡するタイプなんですけど
これ全然連絡しなくってもう初見書いてあるから後はやってくださいみたいな
障が気ない科の先生結構多いと思うので
このコミュニケーションエラーってよく起こるんじゃないかなっていうのは
前から思ってました
障が気ないかなった頃から思ってました
し多分実際起こってるだろうなと思います
見かけますしね
レポートに書いてあるけどこれ対応されてないなっていうのは見かけたことありますね
06:07
なのですごいそういうコミュニケーションエラーが起こりやすいところになってしまってるなと思います
なんでそういうことが起こるかって言ったら
結局障が気ない会のためのレポートにしかなってないのが現状で
内志教学会もちゃんと定めてないんですよね
書き方こうしましょうみたいな決まりがなくて
テンプレートとかがあるわけでもなくて
っていうところで多分コミュニケーションエラー起きてしまってるだろうなと思います
あとは例えば他の科
神経内科で首の欠陥調べましたっていう時に
狭さが何パーセントっていう数字で表記するようになってたり
あとは循環器内科心臓の方で心臓の欠陥調べた時に何パーセント狭いです
そのパーセント表示されてるところが多いんですけれど
消化器内科の場合はがんの可能性何パーセントってあんまり書かないんですよね
各先生もいるかもしれないですけど私は見たことないですね
なので書き方が文章になるので
何て言ったらいいんですかね
数字じゃなくて国語で書くんですよ
たまに芸術的な文章を書く先生もいたりしますけど
そういう変な文化があるのでやっぱりそこは問題だなと思いつつ
ただ私一人の立場でどうなる問題でもなく
自分のところ身の回りでしか対応できてないのが現状ですし
それをちょっとこれで今回話してちょっとでも伝わればなと思って話してみてます
内視教書研ちょっとでも気になったら
消化器内科の検査した先生にその都度確認されたらいいと思いますし
確認されて嫌な顔する先生いないんじゃないかなと思います
消化器内科の先生目立ちたがりが多いので
ここ何ですかって教えてくださいって言ってもらったら
たぶん喜んで説明してくれる先生が多かったり
喜ぶ先生ほど難しい説明するのでそこは要注意ですけれど
そういう感じですので
ちょっと内視教書研の付け方っていうのは注意して見てもらいたいなと思います
あとはちょっとまた時間が経っちゃったので
別の回で組織を取った後の病理の話っていうのもまたしようかなと思います
09:05
それはそれで厄介ですね
病理検査もさっきの内視教レポートと一緒で
グラデーションがある書き方
絶対これですみたいな感じに書かれてますけど
実際そうじゃないっていう話をまたしたいなと思っていますので
それはちょっと消化器内科にも知らない人が多少いる気はしますね
という話もまたしていきたいなと思います
ということで今日の話は内視教のレポートは要注意ですという話でまとめて終わりたいと思います
今回も聞いていただいてどうもありがとうございました
10:00

コメント

スクロール