ミモリラジオ、始まりました。ミモリのアンディです。
はい、ミモリの野田和樹です。
このポッドキャスト、ミモリラジオは、自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを掘り下げていくトーク番組です。
よろしくお願いします。
ということで、野田和樹さん、明けましておめでとうございます。
初めてだもんね、新年の収録が。
今日が1月10日、火曜日ということで、新年一発目の収録になっているんだけれども、
なっているのだが、かなりね、機材が良くなりました。
うん、すごい音ね、綺麗になっていると思います。
なっているはず。年末年始に、ちょっと和樹が色々買ってくれたんだよね。
そうだね。
まず我々の目の前にあるこの2本のマイク。
うん、マイクもこれプロ仕様になっているのと、
あとこの収録の機材だね。
いかついね、これ。
今までiPhoneでやってたんだけど、
うん、ちょっといかちプロ音楽が使うやつをね、買いました。
これはもう楽器をやらなきゃいけないんじゃないかって色々言ってたけどね。
そのレベル、そのレベルですね。
ガチの音声機器を買ってくれて、
これからまたまた自然の面白さというのを聞きやすい環境で喋っていけたらなと思うんだけれども、
さあ、今年新年一発目、何について喋っていきましょうか。
はい、今回僕が喋るテーマ、薬草ブームの歴史ですね。
これは植物だけの話じゃないね。
うん、かなり人間界についても話していくんだけど、
なぜこのテーマを選んだかっていうので、
本当は序盤の方に柳とか、よもぎとか、
個々の植物にフォーカスを当ててやりたかったんだけど、
薬草の言葉の定義だったりとか、
そうだね。
薬草の言葉の定義って、後で話すんだけど、時代によって変わるし、
そもそも人によって違うんだよね。
そう、とか、そういう言葉がどうやってできたのかとか、
僕たち日本人がどういう風に薬草のイメージを作ってきたのかとか、
そういうイメージのずれがあると、
話が全く噛み合わないっていう。
そうだね、そうだね。
例えば、昔の美人の定義って、
今だと二重まぶたで、すごい調子んでスラッとしててみたいな感じだけど、
平安時代だとさ、一重まぶたで。
全然違うよね。
そう、だから同じ言葉を使っていても、かなり認識がずれるので、
そうだね。
見守りとして、今後、自然の面白さを伝えていくときに、
薬草とはとか、僕たちはこういう歴史を踏んで、
こういうイメージ像を持っているっていうのを、
多分共有しておかないと、すごいずれるなと思ったね。
なんか、なんとなくで使われている言葉ってたくさんあるけれど、
やっぱこう、議論として掘り下げていくっていうときに、
ちょっと曖昧なまんま喋っちゃってると、誤解が生まれたりもするよね。
そうだね。
今回の薬草ブームの歴史っていうのは、
みんな薬草の歴史っていうと、
例えば、古代中国でこれが使われてましたとか、
フロフシの薬の歴史だとかね。
あと、ヨーロッパの魔女がこういうふうに美薬を作ってましたとか、
なんかそういうものだと思うんだよね、イメージが。
薬草の歴史っていうと。
ただ今回は、結構昭和とか100年前とか、
1971年の前まではもうめちゃめちゃみんな効く効く言ってたの。
何でもありだったんだ。
はいはいはいはい。
何でもありの時代だったんだけど、ここで四六通知が発令されます。
なぜ四六通知っていうかっていうと、昭和46年にこの法律が作られたから四六通知ですね。
これは具体的にはどういうものなのかというと、
その薬草に関するいろいろな規制がここでかけられたっていうことになるよね。
そうだね。
あの医薬品、それが医薬品なのか食品なのかを分ける法律が四六通知なの。
そしてその医薬品に該当する植物のリストも作られたっていうことだよね。
そう、例えばあのイチゴのこの枝の部分が薬草なので、
効くとか言っちゃいけませんとか。
っていうのがほぼすべての薬っぽい植物にあるんだけど、
この時一番最初は毒ダミっていうのは医薬品に分類されてたのね。
なるほど。
この薬草茶の多分代表だと思うんだけど、
多分あの植物そんなに知らない人でも毒ダミは聞いたことあると思います。
そうだね。
で、四六通知に毒ダミが入っていたっていうことは、
一般人が毒ダミ茶を売買すると、実は薬事法違反になっていた時代があるのね。
薬と同じものとして毒ダミが指定されていたということで、
なのでその資格を取った、その薬の取扱いの資格を取った薬剤師さんだとか、
あるいはその許可を取った工場とかじゃないと毒ダミは使っちゃダメですよって指定されてた時期があるということだよね。
で、製薬会社の専売特許になったの。
おー独占できるんだこれによって。
そうで多分裏とかで、いろんな多分国とかのロビー活動だよね。
そうだね。
っていうのがあったと思うんだけど、
そうで一般人がだからここは毒ダミをそんなに扱えないっていうのが続きます。
はい。
で、ただ毒ダミはお茶としてもともと使われてたので、個人消費としては問題ないみたいな感じで扱いですね。
なるほど。
はい。で、それから何年頃?1990年。
だいぶ最近になったね。
20年後に薬事法の改正が起きます。
で、ここでなぜか毒ダミが医薬品から解除されます。
法は何ででしょう?
これはね、分かんないですね。
何かがあったんだね。
多分いろんな、もともと日本人がね、みんなが普通に家とかで住んで飲んでいたものを、おかしいじゃないかと。
まあまあまあまあ。
製薬会社がその独占してみたいな。
そうだね。
多分そういう動きがあったんだと思う。
で、この法律が解除されるのに毒ダミが四六通知から外れて、
ここで健康食品業界が、もう毒ダミを。
色めき立つんだ。
そう、毒ダミブームが起こります。
あーすごいね。
で、これはもともと医薬品だったっていうのは一つのブランドなんだよね。
はいはいはいはい。
なので、もう毒ダミっていうのが効くよっていうのは、もうなんていうの、そういうみんなのイメージが。
もうそうだよね。
規制緩和によって業界がすごい盛り上がるみたいな感じだよね。
なるほど。
はっきり言って、僕も仕事でガイドの仕事とかしてるので、
薬草って何が薬草なんですかっていうふうに言われるんだけど、
調べたら調べたりするほどないですね。
なるほどね。
時代によってまず変わる。
確かに言われてみたら唐辛子も薬草って言えるもんね。
言える。
例えば。
言える。
スパイスってみんな捉えているけれど、
あれだって煎じて粉にしてお湯と一緒に飲んでくださいって言ったら、
なんか体温上がって発汗してっていう効果が出てくるわけだから。
そうだね。健康になるからね。
今その言葉を聞きながらすごい、
薬草っていう言葉の定義とか範囲とかって曖昧だなって改めて思った。
そう。だからそうだね。
ちなみに鳥かぶとっていうのが日本で三大毒草なのかな。
絶対に死ぬというレベルの毒だよね。
なんだけど量によっては漢方になるんだよね。
武士っていう漢方名なんだけど、
鳥かぶとって編集が、
ちょっとこれ豆知識的になっちゃうんだけど、
編集を含めると日本で52種類ぐらい見つかってます。
で、なんで52種類見つかってるかっていうと、
漢方薬として使えるぞってなって、
製薬会社が目をつけるのね。
はいはいはい。
で、これ津村製薬が死ぬほど分類したの。
金になるから。
そう。だからこういうのはお金になるから分類が進んだっていう珍しい例だね。
投資が進んだんだね。
そう。ちょっと話がそれたんだけど、
薬草の定義はないです。
なんだけど薬草の捉え方、見方みたいな紹介することができて、
ちょっとそれを紹介しようかなと思います。
で、今の医学、現代においてはもう四六通知を使うしかないですね。
ああ、そっか。
あれ、四六通知自体が何が薬草であるかの、
日本における一つの共通認識ということになるんだ。
そう。なので、
大漠、木肌の胃薬とかね、せんぶりとか陶器とか、
これは明確に医薬品であり薬草であります。
まあ、昔から漢方薬の中にカテゴライズされているけれども、
今の日本では四六通知の中にカテゴライズされていて、
だからはっきり薬草、薬木とかいうことができるってことだね。
よもぎとかは非医薬品で食品ですね。
なるほどね。だからお茶として作って販売とかもできると。
そう。なので、この四六通知によって薬草を定義するならば、
よもぎとか薬草ではないですね。
なるほど、確かにそっか。薬草であるなら、
その薬剤師だとか製薬会社しか使えないものになっちゃうもんね。
そうそう。
なるほどね。
なので、ここでよもぎっていうのはアイヌの中で、
アイヌの北海道とかで薬草っていうふうに言われてるんだけど、
この四六通知の定義を使うと薬草から外れてしまいます。
現代の日本においては薬草茶っていう言葉はすごい矛盾してるよね。
そう。かなり矛盾してる。
かなり矛盾したことになるよね。
薬草茶は存在できるけど、四六通知家において薬草茶っていうのは、
なんか変な日本語になっちゃうなっていう感があるね。