その後、ベネッセとか予備高校試とかしながらというところで、どこかで起業したいなと思ってたんですけれども、
もともと過敏性大腸症候群というIBSという病菌に近いものを持っていて、ストレス性のもので、
ストッパーのCMに出ているサバンナの高橋さんがやってたんですけど、ストレスを抱えたときにお腹を壊すと、
いつも下痢になってしまうということで、大好きな女性とせっかくデートを取り付けたのに、
まずは電車でお腹を壊すので、コークをします。一緒に映画見に行ったら、映画の途中でトイレに行って、
一緒にご飯を食べている時にもトイレに行って、みたいなところで失敗をするっていうのを辛い思いとか、
野球のキャプテンジャンケンで出れないとか、先行後行ジャンケンで出れないとか、
大学受験のところでも途中でトイレに行ってしまうとか、いろいろ辛い経験をして、なかなかいい薬も国内になくて、
母親が医者なんですけれども、部屋はいつも論文だらけみたいなところでちょこちょこ見るみたいなのが、
高校生ぐらいから、自分の趣味で。その中で医療対魔の論文を読んだのが、6年ぐらい前ですね。
そこでCBDっていう名前を知って、まだ全然アメリカでもヨーロッパでも全然流行ってない頃だったんですけど、
そこで一旦使ってみようかなと、緩和ケアで使ってるって書いてあったんで、
入るかなと思って、イギリスから個人輸入でやってみたら、たまたま入ってしまって、
これ本当に大丈夫かどうか一旦置いておいてください。
使ったらすごく良くなって、これすごいってなって。
そこからちょっとこれだと思いまして、そこからだんだんアメリカでも流行りだして、
じゃあアメリカ行こうってところでアメリカ行って、
日本だとCBDって部位の規制と成分の規制っていう2つの規制がされてるんですね。
部位の規制っていうのは成熟した茎と種だけしか使えないと。
成分でいうとCBDしか使えます。THCっていうもう一つの範囲になる成分はダメですよというところ。
これ先週もちょっとお話しされてましたけれども。
そこでそれにちゃんと合っている工場というのはアメリカにもうないんですね。
つまり基本的には葉っぱと花を使ってるっていうのが基本になっている。
そこで茎から作ってくださいって言っても本当に門前払いで、
何を言ってるの?あれはもう捨てるものだと。CBDなんか全然取れないと。
いうところをいろんな方に言われて、
一社だけテネシー州の小さなCATS NATURALSっていう会社が、
じゃあ一緒に面白いからやってみようか。日本の市場に合わせてみようか。
ところで工場に来てくれて、わざわざこの茎からのラインを作ってくれたんですよ、私のために。
で、もうそこで独占契約しましょうと。
別に量も、クオンティティーの契約もなくて、売れるだけでいいから頑張って売ってみなみたいな形で、
すごいな。
よろしくお願いしますということで、契約を取って帰ってきて、
さあ始めるぞということで起業をしたっていう経緯でちょっと長くなっちゃった。
すごい人やん。
ちなみにその部位と成分あるじゃないですか。
成分は多分何かこうケミカルに検査をしたらわかると思うんですけど、
部位って例えば日本に入ってくるとか、取り扱って売るってなった時に、
これは大丈夫な部位からできたっていうのはどうやって保証するんですか。
これ厚生労働省に毎回ですね輸入ごとになんですけど、
いわゆる、しかも麻薬取締部っていうちょっと名前だけ聞くとめちゃめちゃ怖いところですよね。
毎回ですねチェックを書類を提出しておりまして、
その証明書としてまずはこの製品は茎から取れましたよという、
向こうのCEOの証明書ですね。
あとは先ほどのケミカルな成分分析表でTHが一切出ませんよ。
あとは製造工程の具体的な写真と、あとはその茎の写真ですね。
これらの写真であったり動画であったりっていうのを毎回添付して、
今回の輸入品はこれですよってインボイスを送って、
その称号をするような形ですね。
なので茎からっていうのは本当に写真とか動画とかっていう形でしか証明ができないというのが状況ですね。
実はここにちょっとミソがありまして、
それが故に日本って今すでに国内で加工したっていうのも含めてだと、
もう100ブランド近く実は存在するんですよ。
すぐに結構それぐらいあるんです。
どういうことでも2020年もCBD元年と言われていて、
いろんなところがもう出しているっていうのがあるんですけど、
やっぱりその茎であるところとかっていうところが、
やっぱりその証明するのが書類上とか写真上でしか判断ができなくて、
結局ビタミンCを皮から取ったのか実なのかって判別がつかないじゃないですか。
レモンとかオレンジのどこなんだろうみたいな。
まさにそのCBDも全く同じで、
どこの部位なのかっていうのは正直成分からは判別ができないんですね。
この辺り。
なので結構そういう書類の改ざんであったりとか、
実はその葉っぱ、花から作っているのに、
茎の何とかそういうものを送ってっていうので、
日本にはたくさんあるっていうのが今状況なんです。
なかなか本当に茎から作っているということはほとんどないと思う。
なるほど。
そうなんです。
なのでそこをちょっと厚生労働省とロビイングしながら、
もうちょっとこう2つ方法があって、
規制をもうちょっと緩めませんかと。
もうちょっとワールドスタンダードにしていきませんかっていう方法と、
もしもじゃあちゃんとTHCとかっていうところで成分でやっていくんだったら、
部位じゃ分からないんだから、
成分のところをもう徹底的に基準作っていきましょうよみたいなところのロビイングをやっているっていうのは今ですね。