1. ミモリラジオ-自然の面白さを聴く
  2. #55 命のバトンは「水泳」でつ..
2023-07-15 24:20

#55 命のバトンは「水泳」でつなげ!コケが生きる陸・水・空〜コケ編・その2【ミモリラジオ】

【コケ編・その2】 陸上最初はコケ?シダ? / 本当の始まりは「藻」だった / 湖や沼、陸の水に暮らす「藻」 / 乾燥リスクへのトライアンドエラー / 陸上は「取り残される」場所だった / 陸上にいた方が光合成しやすい! / 「気孔」という大発明 / 陸上で水分を失わないイノベーション / コケに気孔は、ない。 / クックソニアという太古の謎植物 / 維管束があるから、これはシダ? / どうやらクックソニアの先輩がいそう / コケは化石が残りにくい。 / コケの3つのカテゴリー / 蘚類と苔類とツノゴケ類 / 超専門的で、蘚類専門家は他の苔類がわからない! / よくあるコケの一生 / 胞子が飛んできて「原糸体」に / 地面が緑色に染まっていく / 原糸体からコケが生えてくる / 光合成のため日光は大事 / ほんのりディストピアっぽい。コケの生殖器官「造卵器」と「造精器」 / オスメス違う雌雄異株と、オスメスどっちもつける雌雄同株 / オスしか見つかっていないコケが大量に! / 生殖器が見つかっていないコケもある! / 「性別不明」なムチゴケ / 無性生殖ではないか?という混沌 / 大気中を飛ぶ花粉と、飛べないコケの精子 / 細いヒモで水を泳げ!雨を待ち望むコケ / 過酷な水泳!行けるのは10cmまで! / 花粉がいかに洗練された仕組みか / コケの形は「生殖」で見える / 受精したら「胚」ができて、胞子体を作っていく / 低みにこだわる受精と、高みにこだわる胞子 / 胞子体だけ高くする戦略へ / コケの何倍も伸びる胞子体 / 海っぽさも陸っぽさも残っている / 動物の進化具合が凄まじい / 次回「陸上を生き抜くコケの戦略」   【今回の写真】 コケと胞子のう

コケって大変。

花粉がいかに優れたテクノロジーなのか思い知りました。      【番組へのご感想はこちら】

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※収録に際しリサーチしておりますが、きままな自然トークのため厳密な考証は行なっておりません。   ※内容は諸説あります。


00:00
ミモリラジオ。このポッドキャストは、自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深掘るトーク番組です。
パーソナリティを務めます、ミモリのアンディです。
はい、ミモリの野田和樹です。
コケ編その2でございます。
はーい。
前回は、コケがそもそも植物と、普通の植物と何が違うのかという話、そしてコケが進出するまで5億年に飛んでみようというそのお話でした。続きでございます。
はい。じゃあ続きから話していきますね。
はい。
海から陸へ上がってきたのが、最初の植物。
パイオニア中のパイオニア。地上最初にやってきたのはコケなのかシダなのかっていうので、前回終わった段階でね。
はい、っていう話をしてきたんだけど、結論から言うとまだどっちなのか分かってないですね。
あー、決着がついてない。
本当に研究者によって全然見解が違うっていう感じなんだけど、最初の陸上生物、陸上植物が実はこのモであるっていうことはみんな一致してます。
シダでもコケでもなく、
その前に陸に水が溜まるんですよ。この陸に溜まった水、これ陸水って言ったりするんだけど、ここに生息するモですね。
なるほどね。要するに川とか湖とか池とか、あるいは沼って言った方がいいのかもしれないけど、そういうところに最初にやってきたのがモだよねっていうのは一致。
そう、陸層って言ったりするんだけど、っていうのはほぼほぼ研究者一致してます。
海水中に生息するモが直接海から陸に上がってきたっていう説があるんだけど、これは違うっていう風に言われてますね。
先に淡水の陸水っていうことになるんだね。
この陸水に生息するモっていうのは絶えず乾燥の心配をしないといけないんですよ。
それは沼が乾く可能性っていうこと?
そう。雨が降らなくて水が冷やがりそうになるとか、海から上がってきてちょっと水の中に陸に浸かってて、この大気に晒されるっていうのはすごい危険なことなんですよ。
確かに。そしたらそれに備えなきゃいけなくなっていくよね。
ここで備えるために様々なトライアンドエラーをするんですよね。人類が酸素のない宇宙に行く感じだよね。
そうだね。その中のトライアンドエラーを繰り返していった。要するに今の理解だと陸水、沼みたいなところに苔というかモがいて、その沼がたまに乾いちゃう。
そしたら乾いた状況を陸上に取り残されても、生きていけるように進化しなきゃっていろいろ試行錯誤をして、気がついたら陸上で生きていけるようになっちゃったみたいな。
この乾燥から身を守るために様々な適応と進化を遂げていくんだけど、陸に上がると乾燥するっていう死の危険があるんだけど、もちろんメリットもあるんですよ。
それが何かっていうと、大気中、陸の方が二酸化炭素がいっぱいあるんですよね。
03:00
直接吸収することができるので、混合性を効率よくすることができるっていう利点があるのね。
この水から陸へ対応するための過程で、このモの体の改造がいろいろされるんだけど、一番知っておいてほしいことが気候の誕生ですね。
気候。植物の葉っぱの表面にある小さい穴のことなんだけど、植物って混合性するときに二酸化炭素を取り入れて酸素を排出するっていうのが混合性のときに行われる過程なんだけど、
この二酸化炭素を取り入れるときに同時に体の水分も持っていかれちゃうんですよ。空いてるからね。
体中に空気を取り入れるための穴が開いているから、そこから水分が出ちゃうよっていうことだよね。
っていうのがデメリットなんだけど、混合性のためにガス交換をいっぱいしたいと。せっかく陸に上がってきたんだからと。
ただ水はできるだけ外に逃がしたくないって。これが陸上生物、植物が遭遇したジレンマだったんだよね。
このジレンマを解決したのが気候と言われる植物に開いてる穴ですね。
これは開き閉めすることができるんですよ。
なるほどね。理科でやった覚えがあります。
これまさに小中学校の理科だと思うんだけど。
なので二酸化炭素を取り入れて混合性をしたい。だけどしないときは閉じるっていう。
水分を体の中に保つっていう。
なるほどね。それができるようになったんだ。それがイノベーションだったんだね。
そう。いろんなイノベーションがあるんだけど、これが陸上植物への革命ですね。
ちなみに苔に気候はないです。
ないの?
原始的だから。
陸上植物のイノベーションだと今聞いたから、苔もそれができるようになったのかなって思ってたんだけど、違うんだ。
苔は原始的だからないです。苔以降の。
いろんな気候も含めていろんな機能を獲得していきますね。
で、ちょっと話を戻すと、海から陸に進化の過程の植物化石がはっきりとしたものが見つかっているのがあって、それがクックソニアって呼ばれるやつですね。
これが何なのか、名前だけ聞いても誰もわからないと思うけど。
ちょっとね、これ時代はね、4億年ちょっと前の地層から見つかってるんだけど、見た目、寄生獣っていう漫画があるんだけど、
僕はわかる。
右ですね。
なるほど。
検索してほしい、これ。
えーと、なんだろうな、その軸みたいな部分があって、その先っぽが手みたいな感じで、数本にひゅひゅって分かれてるみたいな感じって言ったらいいのかな。
で、葉っぱがおそらくないね。
葉っぱないですね。
そうだよね。
なんか茎だけでできてるみたいな、ふにゃふにゃした、よくわかんない存在みたいな。
そうそう、よくわかんないぐにゃぐにゃした存在がいるんだけど、これが陸上生物の。
植物の。
陸上植物の進化の過程の植物化石だね。
06:00
で、確定されてるクックソニアっていうもの。
クックソニア。
はい。
で、このクックソニアっていうのは、実はイカンソクに似た部位があるんですよ。
あーそうなんだ。
えーっていうことは、体を支えることができる。
そう、あと胞子が入ってる胞子の方が見つかってるんですよね。
それはシダ植物に似てる気がする。
気がする。
で、そう、苔よりもシダに近いっていうふうにクックソニアは言われていて。
確かに。
まずイカンソクがあるっていうポイントは。
そうだよね。
それは苔の特徴とは違うっていうことになるもんね。
そう、なのでイカンソクもあるんで、苔よりも大きくて固い感じですよね。
重力に負けない形をしてますと。
そう、なんだけど、このクックソニアにはイカンソクがまずある。
はい。
っていうのと、風を利用する胞子っていうのを使うので、陸上への適応がかなり進んだ状態なんだよね。
そうだよね、進化してるよね。
とりあえず地上にやってきましたぐらいの段階じゃないよね。
そうそうそうそう。
やってきましたっていう状態のやつがクックソニアの前にいるんじゃないかって言われてて。
そうだよね、そうだよね。
で、一応苔植物じゃないかっていう化石は見つかってます。
あ、そうなんですか。
見つかってます。
はい。
ただ、苔植物はイカンソクの主成分であるリグニン、固い部分を持っていないので。
化石になりにくいんだ。
正解。
なるほどね、柔らかいから。
化石にならないので、証拠が非常に薄いんですよ。
そっかそっか、それは確かに。
確かにな、苔の化石って聞いたことないもん。
そう、っていうのがあって、化石はまず残りにくいですね。
ただ、このクックソニアが見つかった時代シルル紀っていう風に言われてるんだけど、
これよりも3000万年前のオルドビス紀っていう地層から、
懐かしい。
イカンソクもない。
で、この気候とか、クチクラ層っていうのがあるんだけど、こういうのもない。
原始的。
苔植物のような化石は見つかってます。
ああ、そういうのは出てきてるんだね。
ただ、これ見つかってんのが体の断片とかだけなんですよ。
かけらってことかな。
かけら。
なので、確定することがなかなかできないっていう。
ああ、まだそっかそっか。
化石としてそもそも人類が参照することができる情報が、
化石としての情報が少ないっていうことなんだね。
なので、未だに最初に陸に上がってきた植物がシダなのか、
苔なのか。
っていう大激論はまだまだ続きそうな感じですね。
いや、ちょっと化石が待たれるね。化石の発見が待たれるね。
そうだね。もしかしたらね、状態よく何かしらの環境要因であるかもしれないからね。
確かに。
結構これはすごい長い時間軸のロマンだなと思いながら僕は見てましたね。
そのうち、みもりラジオでシダ編を多分やることになると思うから。
もちろん、やりましょう。
その時に気になるね。
じゃあちょっと一気に話を戻して、現在の話に行きますと。
ごくね今飛びましたね。
飛びました。
現在の苔植物の3つグループがあるんですよ。
ざっくりみんな苔植物っていうふうに言ってるんだけど、
09:01
その中に3つグループがあって、1個がセン類。
セン類。
漢字だとどんな漢字だろう?
これね、クサカンムリに魚に羊って書くんだけど。
新鮮のセン、鮮やかっていう漢字だね、クサカンムリに。
そうですね。
で、セン類とタイ類。
タイ類。
これコケって書きますね。
ああ、そっかそっか。
コケ類ともう1個ツノゴケ類。
ツノゴケ類。
これだけちょっと名前がない。
なので、この今長い進化の歴史の結果、
この3カテゴリーですね。
っていうのが一応分類学では使われてます。
原始的ではあるものの、
そういうグルーピングができるぐらいには進化してきてるんだね。
一応数を言っておくと、
セン類は8000種類ですね。
タイ類は12000種類。
だいたいじゃあ、
そうだね、これでもう2万種になっちゃうもんね。
で、ツノゴケがわずか200種類なんですよ。
限られてる。
こういう風に一応グルーピングされてるって感じですね。
どういうことなのか気になるね、ツノゴケ類。
ツノゴケ類ね。
ただね、めっちゃ難しかった。
ツノゴケ類編だけやってもいいぐらい。
そういう意味で?
これコケ学者の人の本に書いてたんだけど、
秋山さんって人がずっとコケを何十年も研究してきた人。
すごいね、尊敬するね。
が本に書いてたんだけど、
これまで現れたコケの専門家の中で、
どんな専門家でも千類と大類の両方に詳しい人はいない。
あ、そうなんだ。
千類専門家、大類専門家しかいないんだ。
そう、でこの秋山さんは千類の専門家なんだけど、
大類に関しては数種類ぐらいしかわかんない。
あ、そうなんだ。
主な種類がわかるぐらいですって書いてて。
えー。
で、そしたらツノゴケ類はどうなるんだ?
ツノゴケは多分ツノゴケだけの人がいるんだろうけど、
そこまで今回触れないんだけど、
そのぐらいコケ植物っていうのは、
オーラ的にやるのが難しいんだね。
専門的なんですよ。
なるほど。
だし、この近年のゲノム解析技術によると、
この3つのカテゴリー、
千類、大類、ツノゴケ類、
あんまり近くなくねって話になってきてて。
あ、そうなんだ。
意外と遠いよ、この3グループは。
意外と遠いよっていう風になってきてて、
なんで意外と遠いので、
千類と大類両方やれる人いないんですよね。
なるほど。
もしかしたら厳密には、
同じコケってくくるのもどうなのかっていうぐらいだったりするのかもね。
っていう風になるかもしれない。
そうだよねそうだよね。
あ、そうなんだ。
ここまで扱うと沼なので、
一応このみもりラジオでは、
この千類、大類、ツノゴケ類、
この3つまとめてコケっていう風に扱っていきます。
それぞれどんなものなのかなんだよね。
気になるのが。
難しいんですよ。
なので一応今回コケ編なので、
コケでいこうかなと思います。
今後まとめて千類、大類とツノゴケ類、
まとめてコケということで、
しゃべっていきます。
もし本気で千類、大類やりたい人は、
僕も一緒にやりたいので一緒に勉強しましょう。
ぜひ連絡してください。
12:00
じゃあコケ植物の生活史、サイクルですね。
っていうのをちょっと話していこうと思うんだけど、
コケの増え方。
コケはまず胞子で増えますね。
そうだよね。
キノコと一緒だね。
これも厳密に言うとツノゴケ類とかちょっと違うんですよ。
へー。胞子でもない。
胞子なんだけど、
ライフスタイクルがちょっと違うので、
そうなんだ。
一般的なコケのライフサイクル。
千類と大類も若干違うんですよ。
一般的なライフサイクルをちょっと紹介していきます。
よくあるコケの暮らしです。
よくあるコケの暮らし。
コケは胞子から始まるんだけど、
これ普通の植物でいうと種ですね。
風に飛ばされて偶然やってきた胞子は、
そこに水と適度な日光があれば発芽するんですよ。
発芽すると原子体と呼ばれる糸みたいなのが広がっていくんだよね。
原子体?
これ原子体と呼ばれる。
初めて聞いた。
そして?
そして糸みたいなものが、糸状のものが、
原子体が広がっていくんだよ地面に。
這うようにね。
で、コケが生えてくる前の地面の場所、
これまず緑色に染まるんですよ。
そうなんだ。
コケがないんだけど、なんだか緑色だみたいな。
とかこの原子体が広がっているっていう。
そしてその原子体も緑色なんだね。
原子体緑色ですね。
なんか年金みたいだね、それだけ聞くと。
そうだね。
金類っぽいですよね。
そうだねそうだね。
で、この原子体の上にコケの目のようなものが出てくるんだけど、
それが大きくなって、葉っぱを付けて、
コケになってくる。
コケになってくるんですね。
うーん。
で、コケは結構薄暗いところとか、
ヌメヌメしたところのイメージがあるんだけど、
一応植物で、葉っぱとか茎に含まれる、
葉緑素で光合成をしているので、
真っ暗な空間、洞窟とかには生えないですね。
そうだよね。生きていけないもんね、それだと。
あくまでも日光はコケにとってすごい大事です。
で、十分にコケが育ってくると、
植物に花が咲くように生殖期間をつけるんですよ。
ただこれは花ではない。
花ではないですね。
コケの生殖期間とか見たことないですよね、みんなね。
ないと思います。
で、この一応コケの生殖期間のことを、
卵を作る、要はメスですね。
メスの部分のことを造卵器、
作る卵の器。
へー。
で、この精子を作る、これオスですね。
を作る精子の器って書いて造成器っていう風に呼びます。
なんかちょっと機械的なネーミングがね。
そうだね、めっちゃちょっとディストピアっぽい感じだね。
試験館ベイビー的なね。
っていう風なものをつけますね。
で、コケにはオスメスがあるやつと、
オスメスを区別してないというか、どっちもつけるやつ。
どっちもつけるやつがまずいるんですよね。
そこは他の植物とも一緒だね。
15:01
そうだね。
で、このことを、どっちもつけるやつのことを
子乳、同科部って言うんだけど、
オスとメスが同じ科部ですよっていう。
で、違うやつのことを子乳異科部っていう風に言います。
はい、お花と芽花、それぞれつける木が、コケが変わりますよっていう。
この分け方は他の植物も全く一緒だよね。
そうだね。
で、このコケに関しては日本だと6割がオスとメスが別。
へー。
で、4割が一緒。
どっちの花もつける。
そうですね。
あ、花というか造覧器も造成器もつける。
そう、造覧器もつける。
いや、難しいね、コケについて喋ろうとすると。
確かに難しいよ。
しかもこれ面白くて、コケは研究が進んでいないこともあって、
子乳異科部、オスとメスがいるはずなんだけど、
オスしか見つかっていないみたいなやつがめっちゃあります。
あ、そういう種類がいるんだ。
オスしか見つかっていない種類。
例えばさ、これ動物とかにすると、すごい滑稽な話なんだけど。
ね、ライオンに例えたら。
そう、ライオンオスしかいない。
タテガミしかいないみたいな。
まだメスは見つかっていないですっていうのを真剣にみんなが話してる感じだよね。
すごいな、沼だね、それは。
だからオスだけ見つかってるけど、メスは見つかっていないっていうのがあったりしますね。
あとはそもそも、子乳異科部なんだけど、生殖器が見つかっていないコケとかもありますね。
生殖器が見つかってないっていうことは、増卵器、増生器どっちも見つかってないっていうこと?
そう。図鑑とか見ると、ホソバオキナゴケとかタマゴケっていうのは、
タマゴケは身近だね。
オスメスがありますっていうふうに、子乳異科部ですって書いてるのね。
ただ、このムチゴケってやつがあるんだけど、性別不明って書いてるのね。
ムチゴケはまだ生殖器が見つかってないんですよ。
ポケモンでしか見たことない表現。
しかもこのムチゴケってコケテラリウムですごい使われてるからね。
そうなんだ、意外と身近でもあるんだね。
基本的にムチゴケは無生生殖、根っこで増えていく、株が増えていく感じだよね。
クローンっていうことになるよね。
クローンっていう増え方で増えてますね。
すでに混沌とした感じがあると思うんだけど。
みたいなのが2万種いるんだもんね。
どんなのがいるのかわかったもんじゃないよね。
いや、恐ろしいですね。
コケ植物の生活に話を戻すと、
コケ植物がまず生死を持つっていうのは、
陸上生活に適応していない名残って言われてます。
適応していない名残なんだ。
普通の植物を考えてほしいんだけど、花粉が生死の役割になってるんですよ。
花粉の優れてるポイント、大気中を飛ぶのね。
確かに。
なので大気を利用するんですよ。
あれ?僕としてはコケの造成器で作られた生死が、
何かしらの役割を使って、何かしらの機能を使って、
18:01
大気中を移動して、樹勢まで行くのかなって思ってたんだけど、
そうじゃないんだ。
大気中を飛ぶのは放射ですね。
そっかそっか。
また、生死と乱射は別なんですよ。
じゃあ、花粉とは全く違うメカニズムで移動しなきゃいけない。
原始的上に。
原始的上に。
どういうこと?どうやってるの?
コケ植物の生死には弁毛って言って、水をかき分けて進む毛が付いてるのね。
例えば微生物、ミドリムシとかにくっついてる棒みたいな、糸みたいなのだよね。
糸みたいなやつがまず生死に付いてます。コケのね。
はい。
コケ植物は生死が乱死に到達しないといけないじゃないですか。
そうですよね。
なのでこの造乱器の中にある卵まで、生死は泳いでいかないといけないのね。
はい。けどここは陸上だよね。コケがいる場所っていうのは。
コケの受精は雨が降ったときじゃないと生死活動できない。
そうなんだ。面白いね。
しかも生死が泳ぐことができるのは、頑張っても数センチとかになるね。
いやー大変だね。
大変でしょ。
難しすぎるね。
いろんなコケで実験してるんだけど、このコケの生死が造成器から造乱器まで受精が成功するのは、
10センチ以下。いろんなコケでね。
過酷。
で、この水がないと有性生殖ができないっていうのは、水中で暮らしていた先祖の名残っていうふうにさっき言ったんだけど。
海藻は一緒だよね。
海藻は一緒です。
だからこの花粉というのがいかに陸上に適応しているか。
確かに。進化の賜物なのかっていうのがよくわかるね。コケと比べて。
だからこれ逆にコケ編やってるんだけど、他の植物の見方が多分すごい変わると思う。
そうだね。
あと雨降ったら何とか頑張ってくれって思うようになるよね。コケ見ながら。
でね、あとコケは水を生殖は利用するんだけど、
この水の流れっていうのは常に上から下じゃないですか。
そうですね。重力に引っ張られるよね。
そう。で、水を使った受精をする以上、増卵器と増生器は低い位置に保とう必要があるんですよ。
うん、確かに確かに。
高いところにあると、
流れて落ちてっちゃうよね。
そうそう。受精の確率が減るので。
これもコケ植物が小さい理由の一つだね。
確かに。だし、暗くてジメジメしている比較的低いところに集まってるのも合理的なんだね。
そうです。
じゃないと水が溜まっていかないから、流れていったいから。
精子が泳げない。
そうだよね。
いや、コケの受精大変だな。
でしょ。だから陸で海のゲームやってる感じ。
そうだねそうだね。
そうそう。海でめっちゃ強かったやつが、陸のルールに無理やり。
確かに。組み込まれちゃって。
組み込まれてって感じですね。
で、この見事受精した卵は、
増卵器の中でしばらく過ごすんだけど、これが肺っていう部分になりますね。
で、これが成長すると、コケからニョキニョキニョキって胞子をつける胞子体になります。
胞子脳っていうのと一緒かな?
一緒です。胞子脳がついているのが胞子体です。
はいはい、なるほどね。
ここにきてやっとみんな見たことあるものが出てくるよね。
そう。で、この子乳胃株だったら、胞子体を伸ばしているものはメスの株なんだなっていうのがわかる。
21:04
確かに。
要するに、増卵器で受精して、それが伸びていって胞子体になって、っていうことだもんね。
っていう感じですね。
確かに、それはわかりやすいよね。
で、この胞子体になると、胞子が熟すんですよね、先端で。
はい。
で、この胞子が熟すと、風に乗って飛んでいきますね。
ちなみに、コケの胞子は巻くと、コケは育てることができる。
あ、そっかそっか。
種と一緒だからね。
そうだよね、そうだよね。
で、この胞子は風を利用するんだけど、受精は水を利用すると。
そうだね。
何か過渡期っていう感じがあるね、進化の。
結構これもジレンマなんだけど、水を利用する受精はできるだけ低いところでやりたい。
確かに、けれども。
風を利用する胞子散布はできる限り高い方でやりたい。
そうだよね。
なので。
ジレンマがありますね。
そう、あっちが立てればこっちが立たないみたいなね。
確かに。
で、これを解決するためにコケが取った方法っていうのは、この胞子体の胞子が飛ぶ毛みたいなやつをできるだけ伸ばそうとするんですよ。
あ、そっかそっか。
胞子体の高さ、その胞子が飛ぶ位置だけできるだけ高くしようってことなんだね。
そう、で実際これ多分コケをみんな見るときにやってほしいんだけど、
コケは本体は小さいのに、このちょろちょろって伸びた胞子、胞子体の長さ。
で、コケの何倍も長いのね。
そうだねそうだね。
結構長くなるよねコケによっては。
分かりやすく伸びるよね。
そう、これ多分20倍ぐらい長いからね。
うんうんうん。
っていうのがコケがこの地上でのジレンマを解決する方法ですね。
苦肉の作感がすごいね。
だから大変だよ。
うーん、そうだね。
大変でしょ。
いや、ほんと大変。
だから海っぽさも陸っぽさも残ってるのがコケですよね。
確かに。
それからしたら植物、普通の植物の樹粉ってものすごく進化しているし、
動物やべえって思うわ。
動物やばいでしょ。
動物やばすぎる。
進化しすぎじゃない?って思った。
移動できるからね。
そうそうそうそうそうそう。
はい、でここまでコケ植物の一生について話してきたんだけど、
なんかそんなに過酷な生殖になってるとは思ってなかったです。
あんなちっちゃいね、僕らが知らない小宇宙の中で、
そういう、
雨を待ってるコケたちがいるんですね。
います。
面白かったです。
次回は?
次回はね、コケの戦略の一つに、
枯れても死なないっていうのがあるんですよ。
うん、それはすごいよね。
コケすごいですよ。
マッチ箱に20年入れとくじゃないですか、
水かけるじゃないですか、生き返ります。
すごいよね。
やばいよね。
人だったら3日で死んじゃうもんね、水なかったら。
まあこういうね、てか他の植物、生物も一緒だよね。
基本的に水がないと全員生きていけないのね。
そうだね。
ただコケは、
20年もつ。
海から陸にやってきてるから、
陸でなんとかやってくる術を身につける必要があるんですよ。
陸水、その淡水の沼とかにいて、
その沼が乾いちゃった時に、
24:01
なんとか生きていかなきゃいけないっていうところから
進化したっていう説があるもんね。
この枯れても死なないコケの戦略、
これすごいですよ。
気になりますね。
っていうのをちょっと次回話していきたいと思います。
何の役に立つかわからないけれども、
すごく楽しみです。
ありがとうございます。
24:20

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