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  2. #73 キツツキの巣穴が欲しい..
2023-09-30 24:52

#73 キツツキの巣穴が欲しい!小鳥や動物の住宅市場と「幻のキツツキ」〜キツツキ編ラスト【ミモリラジオ】

【キツツキ編ラスト】キツツキの巣の面白さ / 都会のキツツキ「コゲラ」をテーマに / 「一次樹洞生産者」のキツツキ / キツツキの巣穴を使う「二次利用者」たちの存在 / キツツキ中古物件に暮らす生き物たち / 中古物件の流通市場がある / 巣穴はやっぱり安心安全 / キツツキも竹と同じ「空洞を作る存在」 / 空洞を作れる「動物」はキツツキのみ? / 食物連鎖のようなネットワークがある / 中古市場のネットワーク「ネストウェブ」 / 札幌の森をフィールドにした研究 / コゲラたちを研究した / 毎年新しい巣穴を掘るコゲラ / ニュウナイスズメがコゲラの巣を使う / 毎年新しく作られることのインパクト / 掘ることはキツツキの専門技術 / コゲラを襲うニュウナイスズメ / 不法占拠するニュウナイスズメ / 人間社会の法律ってすごい / 卵やヒナを排除するニュウナイスズメ / 意外と寿命が短いスズメたち / 1シーズンに3回も巣穴を作ったコゲラもいる / 巣穴作りで好まれる木もある / 早く生えて柔らかい木が好み / 枯れた木もコゲラの好み / 大型キツツキは「大きい木」であることが大事 / 試し堀りをするアカゲラ / 中古物件市場「ネストウェブ」の状況 / より快適にリフォームするゴジュウカラ / みんな欲しい!キツツキの巣穴 / キツツキ巣穴の奪い合い / ヤマゲラが作成→シジュウカラが強奪→アオゲラが強奪 / ムササビの拡張リフォーム / 「幻のキツツキ」について / 「キタタキ」という鳥 / 黒と赤の大型キツツキ / キツツキが暮らすには豊かな森が必要 / 大型キツツキの暮らせる数は限られる / 明治時代に標本用の狩猟と森林伐採で絶滅 / 身近で不思議なキツツキを見てみよう  

【今回の写真】


キツツキの巣穴

中はこうなっています。

これを掘って作るんだからすごいですよね   【番組へのご感想はこちら】 Twitter, Instagramにてハッシュタグ「#ミモリラジオ」と共にシェア頂けたら嬉しいです。

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【観森】

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※収録に際しリサーチしておりますが、きままな自然トークのため厳密な考証は行なっておりません。   ※内容は諸説あります。

00:00
ミモリラジオ、このポッドキャストは自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深めるトーク番組です。パーソナリティを務めます、ミモリのアンディです。
はい、ミモリの野田和樹です。
キツツキ編第4回、今回最終回でございます。
前回までは、第1回で、そもそもキツツキって何だろうっていう話をして、東京にもいるよーという話をして、それから第2回で、キツツキなぜ木をつつくのか。
はい、なぜでしたね。
そう、なぜ。Yの部分を話して、で、その後、前回、第3回は、キツツキがなぜ木をつつけるのか。Howの部分ですね。
そうだね。
これを喋ってきました。で、最後に、キツツキが木をつついて、巣を作った、木に穴を開けて巣をつついた後、この巣穴がすごく面白いので、ちょっとこれをテーマに喋っていこうかなと思います。
はい、お願いします。
で、今回、キツツキたちの中、日本に暮らしている10種類のキツツキたちの中から、1はコゲラっていう日本で一番小さい。
小さいやつですね、スズメサイズの。
そうそうそうそう、で、全国に暮らしていて。
そいつがあれだっけ、港区にいるんだっけ。
港区にもいる。
港区にも全国に。
そう、全国にいる、港区にもいる、そして最近特に東京で増えてきている、都会の鳥ですね、キツツキ。
うーん、そんなイメージみんなないだろうけどね。
そう、よーく見たらいるはず、絶対に。っていう感じなんだけど、このコゲラをテーマにして、キツツキの巣穴について喋っていこうと思います。
はい、お願いします。
まず、このコゲラと含めた、これを含めたキツツキたちって、あのね、ちょっと難しい言葉になっちゃうんだけど、一時受動生産者っていうカテゴリーになるんですよ。
一時受動生産者。
そう。
一時はどう書くのかな。
あの、最初っていう意味のあの、一時二時の、一に次っていう感じ。
一時試験の。
そうそうそうそう。
で、受動っていう言葉がちょっと聞き慣れない人多いと思うんだけど、樹木の樹に洞窟の洞。
で、まあ要するに木の中に開いている穴っていう意味だよね。
樹洞、木の洞窟の洞で、そういうものになります。
で、生産者、これを作る人、存在っていうことなので、キツツキは最初に木に穴を開ける、この木の穴を作る人。
なるほど。
っていうことで、一時受動生産者って言うんだよね。
で、じゃあ一時受動生産者がいるなら、
虹もいるよね。
そう。
全然想像できないな。
で、
虫とか。
これね、二次受動生産者っていうよりかは、えっと、虹利用って言われます。
あー、なるほど。
キツツキがついた穴を使う存在者がいるってことだね。
そうそうそうそう。
一時的に、一時として樹洞を作ったキツツキの穴を、二次、次に使う存在たちが結構たくさんいる。
へー、誰が使うんだろう。
例えば、キツツキが開けた巣の穴に、スズメがやってきて、
うん。
キツツキがいなくなった後の巣穴に、スズメが暮らし始めるとかあるんだよね。
へー、なるほどなるほど。
そうそうそう。
そんな感じで、その巣穴のサイズに合う他の鳥とか、
03:01
あるいは、本州だと、これね、神奈川県のお話だったんだけど、
はい。
アオゲラっていうキツツキ、ちょっと大きめのキツツキがいるんだけど、
このアオゲラの巣穴に、えっとね、これ、ムササビか、ムササビがやってきて、ムササビの巣穴になったっていう。
へー、あ、じゃあ他の生物の住処をキツツキが提供するんだ。
新築を作ってあげるっていう。
なるほどね。で、中古物件で他の子たちが使うってことだ。
そう、この中古物件の流通市場があるんですよ。
すごい、アンディ君好きそうやな。
めっちゃ楽しい。
アール不動産的な。
こういうなんかね、市場やーって。
確かにめちゃめちゃ不動産な話だね。
そうなのそうなの。なんかちょっとこの野生動物たちの間で、しかも種類の垣根を越えて、
なんかこう経済的なネットワークみたいなものがあるっていう面白さがあります。
はい。
で、こういうキツツキの巣穴って当然だけどさ、他の敵に襲われるリスクが普通の巣穴と比べて小っちゃい。
うん。
だからあのスズメとかイメージしてほしいんだけど、木とかに群れてみんなで眠る。
それもいいんだけど、自分の巣穴を、キツツキの巣穴を使うことで確保するっていうのもめっちゃいいよねみたいな。
野宿よりね。
そうそうそうそう。
家で寝たほうが安心よね。
安心安全だから。
そんな感じで、木の穴を巣とか、あとは一時的に寝る寝蔵とか隠れ場所だとか、あるいは冬眠の場所として使う動物っていうのが。
なるほど。
もう本当にたくさんいるみたいです。
ほんと鳥だけじゃなくて、両生類、カエルとかだよね。
とか、爬虫類。
カエルとかも使うの?
あ、カエルとかも。
竹編でカエルが、
空洞におった。
そうそうそうっていう話が出てきたけど。
空洞作りし者なんだキツツキっていうのは。
そうなのそうなの。
だから空洞があるからみんな寄ってくるんだ。
そういうこと。
いろんな用途があって。
あのこの竹編で出てきていた隙間、空洞には大きな意味があるっていう話がここに出てくる。
なるほど。宿るもんね。
あとから木に空洞を作る存在としてキツツキがいるんだよね。
面白い。
それの恩恵をみんなが受けている。
なるほど。
っていう状況があるんです。
はい。
で、爬虫類や哺乳類や昆虫など、このキツツキが開けた巣穴。
この木の穴を使う生き物がすごいたくさんいて。
うん。
一方でこうして樹洞、木の中の穴を作ることができる動物は、キツツキに限られているらしいんだよね。
動物だと。虫はいるけどね、他には。
動物でキツツキしかいないってこと?穴開けるやつ。
そうそうそう。っていう文献がありました。
マジで想像して今出すわ、じゃあ。
実際さ、いろんな動物たくさんいるじゃん。
他にもいるんじゃないかなって僕も思ってるところではあるから、これ鵜呑みにはしないでほしいところ。
ね。
読みながらちょっと僕も首かしげた。
あんな綺麗な穴を開けるのは。
なかなか。
そうだよね。
なかなかいないです、実際。
うん、木の穴はそうだわ。
っていう動物、虫はね、穴開けるけど、動物だと蝶類の中でもキツツキに限られている。
で、他の生き物たちは既に開いている樹洞、例えばなんだろうな、雷だとか、あるいは虫が開けただとか、人が開けただとか、
06:07
なんか何かしらの原因でできたホラー穴みたいな木の割れ目とかに暮らすっていうことは多いんだけど、
わざわざ自分で作る提供者っていうものはキツツキに限られるし。
めちゃめちゃ変わってんな。
そうなんだよね。だからさっき言ったようにこうした食物連鎖みたいなそういうネットワークがこの木のホラー穴、樹洞についてもあるんだよね。
なるほど。
この樹洞、木のホラー穴の生産作ることと消費使うことのネットワークのことをこれネストウェブっていうらしいです。
いやいやいや。
めっちゃ面白い。
そういうの好きだよね。難しい言葉好きだからね。
あと構造好きなので、美しいなってなる。こういうネストウェブの話とか。
空洞に大きな意味があるっていうのは。
そうそうそうそう。
なんかスペースあったら何か生まれると思ってるやん。
そうなの?
企業家とか。
そうだね。
スペース作りがちな田舎にも。
シェアスペースですよこれ。シェアリングエコノミーをやってる。
でも実際何か起きるからね。面白いですね。
鳥たちとか生き物たちの間でスペースマーケットが回ってるっていう感じなんですよね。
さあそんな感じで、ちょっともうちょっと詳しく見てみたいんだけど。
どんな鳥がどんな巣を使うのかっていうことで。
これ参考にした研究もあります。
これ北海道の札幌にある森で調査している。
この森は、これ葉っぱの形変で出てきた言葉だったかなと思うんだけど。
針葉樹。まっすぐ伸びていく。
松みたいなやつですね。
そうです。と紅葉樹。葉っぱの広い。
普通の楓とかね。
そうだね。
音好きですね。
これがどっちもある針葉根香林ってやつ。
針葉樹根香樹が混じってる森の中での調査だったらしいです。
ここにも小ゲラが、ちっちゃいキツツキが暮らしていて。
当然巣を作るために木に穴を掘る。
これ毎年掘ってたらしい。観察していたら。
なんか途中言ってたよね。最初の方に熊ゲラは。
何年もね。
同じやつを、生木を掘って同じやつを使うけど。
小ゲラとか赤ゲラは毎年穴を開けるって言ってたもんね。
そうなんです。しかもそれは枯れ木に穴を開けて巣を作る。
やっぱり生木は硬いんだよね。っていう感じらしいね。
で、この巣の深さっていうものは結構まちまちなんだけど。
15センチの深さから30センチまで。
めちゃめちゃ掘るね。
すごい掘る。
心配だわ。
キツツキの頭が。
頭だって心配でしょ。
だってね、人でも木つらいよ。
人でマイナスドライバーを手に持って。
30センチ掘れって言われたらね。
そう。木の真ん中に30センチ掘って穴を作れっていうようなものなので。
めちゃめちゃしんどいよね。
これはしんどいんだけど、でも小ゲラは毎年それをやっています。
小ゲラは全てこういう巣作りとして樹洞を毎年。
これ繁殖期の度に生産している。
09:00
そっかそっか。お家のためにね。
そう、卵を育てるための巣穴を毎年毎年作っているっていうことらしい。
で、じゃあこうやって空いた巣穴。
これをどんな生き物が使うのかなんだけど。
あのね、スズメの中でも乳内スズメっていうスズメがいるらしい。
ちょっとこれそんなものがいるんだぐらいでいいんだけど。
この乳内スズメっていうスズメが一番たくさん利用していたっていうことみたいです。
巣として。
巣として。
で、その他にもコガラっていうちっちゃい鳥とかヤマガラとか
同じぐらいのサイズのサイズ感の小鳥たちが小ゲラの巣穴を利用していた。
毎年やっぱ作るっていうのが自然界にとってめちゃめちゃインパクトでかいだろうね。
そうなんだよね。
穴ずっと使ってたら進めないじゃん他の鳥たち。
そうなの。
そしたらまた乳内スズメとかヤマガラ。
そう、コガラ。
あとヤマガラ。
自分たちで作らないといけないことになるじゃん。
で、作れないんだよね。
そうだよね。
彼らキツツキじゃないからっていう面白さがあって。
特許感がすごいわ。
そうなの、ほんと特許。
専門技術っていう職人だよねって感じがあるんだけど。
ただこのコガラとかヤマガラとか乳内スズメたち。
そんな小ゲラの巣穴を使う二次利用者たちの中でも乳内スズメがどうも性格荒いみたいで。
そうなんだ。
乳内スズメが実際今住んでる小ゲラの巣を乗っ取るってことが結構あります。
強いんだね。
強い。
で、そうやって追い出されちゃった小ゲラは新しく巣を作ることもあるって書いてある。
え、小ゲラが追い出されるんだ。
小ゲラが。
乳内スズメに?
そう。お前出てけよみたいな感じで。
すごいな。
スズメが殴り込みに来て。
すごいね。
で、戦いに敗れることがあるらしい。
なんかあれだね。
100%じゃないけど。
学生運動の不法選挙みたいだね。
そうそうそうそう。
だからもうほんと殴り込みに来られちゃって、戦って負けちゃった小ゲラ。
かわいそう。
そう。
まあ、仕方ないから移動して新しい巣穴を作る。
また掘るんだ。
そう。
15センチから30センチの穴を。
そうなんだそうなんだ。
やっぱり。
めちゃめちゃ。
いや、やっぱ法律すごいね。
人間社会のね。
人間社会の法律ありがたくない?
いや、めっちゃありがたいよ。
いやー、いいっすね。
そうなんです。
しかも、この乳内スズメが乗っ取りに来る時期って、卵を産む時期なんだよね。
なるほど。
なぜなら、卵を産もうかっていう時期、繁殖期に新しい巣穴を小ゲラはせっせと掘って、その中に卵を産んで温めてヒナを育てようとするから。
だからこの時、乳内スズメが乗っ取りにやってきて、卵を外に落としちゃったり。
溜まったもんじゃないね。
あとね、ヒナを摘んで外に出しちゃったりするっていうことまであります。
ほんと盗賊。
乳内スズメやばいな。
乳内スズメやばい。
そのうちちょっとスズメ編もやりたいなって思うんだけど。
また見え方変わるだろうしね。
でもたださ、そういうことやってるとさ、ほら、やっぱ言うやん。因果応報って。
って思うじゃないですか。
乳内スズメというか、スズメ全般的に寿命がめっちゃ短いらしい。
12:02
そうなんだ。
ちょっとさっき喋った、前喋ったかもしれないけれども、小ゲラって結構寿命が長いんだよね、小鳥にしては。
6年とか7年とか生きているとか、6年間都害が維持されているっていう状況も観察されているんだけど、一方スズメは2年とか。
下手したら1年。
悪いことしたからだ。
そうなんです。
悪いことしたからだ。
まあまあ、スズメ編やるので、ちょっとその時になぜっていう話もしたいなっていう感じなんだけど。
そんな感じでちょっと乳内スズメっていう荒っぽいスズメが取りにくい。
荒っぽいなあ、やめてほしいなあ。
1シーズンに3回も巣穴を掘った都害もいたらしいです。
ああ、そうなんだ。
かわいそうだよね。
かわいそうだよね。
野生ということで、これが。
そしてちなみにこの小ゲラが巣穴を開けた木と巣穴を開けなかった木を比べたところ、小ゲラの好きな巣穴用に選ぶ木の好みも。
あ、そうだよね。柔らかい木と硬い木があるもんね。
材木屋さんとか建築屋さんがさ、柔らかい木と硬い木を使い分けるように。
まさにおっしゃる通りで、その点小ゲラが好きな木の特徴っていうものは、まあ分かりやすい。
アセティ?
いいよいいよ。
柔らかい。
正解、まず。
そうだよね、絶対そうだよね。
そう、木の種類でいくと、これはあの、ある程度木とか好きな人は分かりやすいから、大工さんとか面白いかなって思うんだけど。
確かに聞きたい聞きたい。
そう、ケヤマハンの木。これは北海道でもよく生えてるよね。
パイオニアですね。
そうなんです、パイオニアツリー。前カーコの回で話したかな、カズキがって覚えもあるけれど、結構早めにわっと生えてきて。
そうだね。
そして寿命は短めで。
やっぱ柔らかいんだろうね、早く生える分。
そうそうそうそう。
びっくり育つ木ってさ、やっぱみちみちになるからさ。
そうだね、ナラの木とかすごいぎっちりゆっくり生えてくるから密度が高いんだけど、急成長する木ってなんかスカスカなんですよ。
なるほど。
あとはシラカバ、これもパイオニアツリーだよね。そんな感じで柔らかくて成長が早い木がよく選ばれる。
なるほど。
一方でミズナラっていう木だとかカエデ、これどっちも高級な材だよね。
ちょっとみちっとしてる感じするわ。
ゆっくり成長して、ゆっくり成長するからこそ密度が高くて太くなっても硬い木っていうものはあんまり好まれない。
やっぱそうなんだね。
で、コゲラが他に気に入る木の特徴としては、単純に太い木、巣穴作りやすいからだよね。
そして、あとは腐食した木、枯れた木だよね。
そう、枯れた木の方がやっぱ柔らかくて穴を開けやすいからっていうことらしいです。
ただこれはコゲラの好みであって、他の例えば中型のキツツキだとか、あと大型のカラスみたいなサイズ感で真っ黒なクマゲラとかは、
木の種類とかはあんまり気にしてないみたいな。
力強いからね。
それよりも大事なのは木の大きさらしいです。
15:03
マッチョは仕事を選ばない。
そうだね。
全部運べるから。
とにかく自分の体のサイズを収めるのに都合がいい木。
非常に面白いですね。
そうなんです。
小型キツツキには木の得り好みをするっていう傾向がこの論文では示されていたという、そんな感じだった。
そんな感じでコゲラというものは多分この時も虫を探している時と同じように木をコンコンって突いて、この木は柔らかいかな固いかなっていうのを試してるんじゃないかなと思いますね。
それもまた木工職人さんっぽいね。
そうだねそうだね。
やるよね。
やるやる。
わかりやすいのは赤ゲラで、ちょっと前回しゃべったと思うんだけれども、何箇所かちっちゃく軽く穴を開けてみて、この穴いいじゃんっていうものを本格的に穴を掘って巣作りをするっていう、そういう種類もいるという感じなんだよね。
このにじりを、小ゲラとか他のキツツキたちが開けた巣穴を利用するそういうネットワーク。
中古物件、スペースですね。
中古物件市場、宝物ですよ。
ライフルホームズです。
駅前にあるやつ。
駅前にあるやつ。
やってること一緒だからね。
一緒一緒。
これが結構面白いのが、例えばゴジュウカラっていう、小ゲラとかスズメとかと同じサイズのよくいる小鳥がやってきていますよね。
このゴジュウカラというものは木つづき、特に中型の木つづきの樹洞、巣穴を利用することが多いらしいんです。
ゴジュウカラも木つづきの巣穴を利用する。
そうなんです。
なんだけれども、その際ゴジュウカラは泥とかを運んできて、木の穴の大きさをリフォームしてるらしい。
ちょっとだけこれデカいなってなったら泥とか運んできて、ちょっとだけ塞いで、自分にとって快適な住まいにしていく。
やっぱ生物みんなそうなんですね。
そうなんです。
快適に暮らしたい。
間違いない。
そうなんです。たまたま知性を持った人が極端にそれをやれちゃってるってだけな気がするよね。
確かに確かに。
みんなやりたいんだなって思った。
ゴジュウカラもね。
そう。ゴジュウカラもリノベーションしますっていう。
いや面白い。
感じです。
で、さっき乳内スズメによる巣穴の乗っ取りの話もしたんだけれど。
大変なやつだな。
みんな欲しいの、この巣穴。
そうだよね。
木つづきたちが開けた巣穴はみんなが欲しい、もう本当に輝いて見えるようで。
この巣穴の奪い合いっていうものもあるんだよね。
そうだよね。乳内スズメが小ゲラを追い出して。
だけではないんですよ。
さらに。
木つづきの作った巣穴をシジュウカラが奪い。
そんなちっちゃいのにね、シジュウカラって。
そうそう。
サイズ的にスズメサイズなのにね。
こっちの方がちっちゃいはずなんだけど。
ヤマガラの巣をシジュウカラっていう小鳥が奪い取って。
それをさらにアオゲラっていうキツツキが奪うっていうことも観察されている。
なんか戦闘用じゃないんだよね、だから。
そうだね。
だってめちゃめちゃ強いやん。
18:00
だって1秒間に20回突けるんやろ。
そうだね。
相当なスピードやん。
疲れたらさ、穴ほげるやんって体にね。
木に穴を開けるぐらいだからかなりの威力のはずなんだよ。
でもそれを武器としては。
使うことができない。
できないんだ。
そうなんです。ままならない。
なるほどね。
っていう感じで。
あとね、ムササビも木つづきの巣穴を使うっていうことは、
さっき神奈川県の事例もあって喋ったんだけど。
このムササビもこっちはね、その巣穴がちっちゃい場合、
自らちょっとかじって巣穴を少し広げるリフォームをすることもあるらしい。
逆に拡張するんだ。
そう。
だからそうやって二次利用者、巣穴の二次利用者たち同士が、
それぞれに都合のいい、暮らしやすいようにリフォームをして、
それをまた次の利用者がリフォームしてっていうこともある。
すごい。
最近よくやってますね、やっぱね。
そうですね。リノベーションですね。
新築いっぱい建って、家いっぱい余って。
うん。
このいい感じの家を自分にとって快適にしていくっていう。
なるほど。
こういうことをみんなやってる人だけじゃないんだなっていうのがすごく面白かったです。
面白かったですね。
ということで、最後に幻の鳥について喋っていこうかなと。
それはキツツキですか?
キツツキです。幻のキツツキ。
幻のキツツキ。
そう。
最初に第1回、キツツキ編第1回で、
日本に暮らしているキツツキ、繁殖しているキツツキは10種類って喋りました。
はい。
クマゲラ、そしてアカゲラ、そしてオオアカゲラ。
ライスの大中傷みたいなやつだ。
そうそうそうそう。
そしてコオアカゲラ、そしてコゲラ、そしてミウビゲラにノグチゲラにアリスイ。
ということで、あとアオゲラか。
はい。
挙げてきたんだけれども、実は日本に暮らしていたキツツキ類、キツツキの仲間たちの中で、
実はもう1種類だけ暮らしてた種類がいて、
いないってこと?今。
絶滅しちゃいました。
え!?わぁ、全然知らないわ。
なんていう名前ですか?
ヒタタキ。
ヒタタキ?
ヒタタキ。
へぇ、絶滅したの?
絶妙に名前がずれているんだけどね。
ヒタタキ?
この鳥は、絶滅してしまいました。
厳密に言うと、日本での絶滅。
あぁ、そっかそっか。海外では?
大抵は、ユーラシア大陸、アジアにはまだまだいます。
ヒタタキ。
そう、ヒタタキ。
イメージは、これまたクマゲラと近いカラスサイズの…
あぁ、大きいキツツキなんだ。
そう、小型のカラスをイメージしてもらったら、それと同じくらい。
で、色も、そのクマゲラに似ていて…
黒い感じな。
そう、黒くって、クマゲラと同じように頭が赤い。
で、ヒタタキの場合は、胸の部分も赤いっていう特徴がある。
クマゲラは体は真っ黒なんだけどね、っていう特徴がある。
で、このヒタタキなんだけど、もう今、日本の中だと、
僕が読んだ文献の中だったら、16体のハクセイが残っているのみらしい。
あぁ、そうなんだ。
そう。
あんのかな?
僕らがよくお世話になってる北大の…
あるのかな?
ちょっと聞いてみたいね。
21:00
そうだね。ただ一応、生息していたのが日本だと津島。
だから九州の隣にある細長い…
なるほど、大陸の方だね。
そうだそうだ。
そう、細長い島に限られていて。
で、一番というか、結構多くループしているのがインドだとか、マレーシア、中国、フィリピン、朝鮮半島、その辺りらしいんですね。
で、ヒタタキなんで絶滅したかっていう話なんだけれども、そもそも個体数が少なかった。
クマゲラがまさにそうだったんだけど、キツツキが、大きいキツツキが暮らすにはめちゃめちゃ豊かな森が必要なんですよ。
太い木がいるからね、成熟した森が必要ってことですね。
巣穴にするために太い木も必要だし、虫を食べるために枯れた木も必要である。
まあ、そういった木がどんどんまた供給されていかなきゃいけないから、必然すごい大量の木が必要になるっていう。
アリをね、2000匹食べたりするからね、っていう感じ。
分からんけどね。
大食いなのかどうかが。
大食いだと思うけどね。
そう、っていう感じなんだけど、そもそも津島は島なので、ちょっとやっぱり森の広さが限られているから、
そう、暮らしていけている北滝の量が限られていたっていう、そもそも少なかったっていうのがまず一つ。
で、プラス明治時代から大正時代にかけて、個体数が少なくて貴重な珍しい種類ということで、標本用、白製の標本用として乱獲されちゃったらしい。
そうなんです。
そして白製の多くは研究用として海外へ輸出されたと。
これね、スティーフン・イワサザイの時をちょっと思い出すよね。
猫編でね。
そう、向こうは猫きっかけで絶滅だったけど、標本を取りに来た人たちがそれを発見したわけだから。
あの頃の西洋の明治とか大正にかけての多分ヨーロッパの学者とかって、めっちゃ多分高値で買ってったからね。
間違いないよ。
しかも動物保護とかさ。
あんまりそういう意識はまだまだ。
一味もないでしょ。
その時の経験があって今動物保護っていうものが生まれてるっていうことだと思うけど。
持ってかれちゃったんですね、いろいろ。
そうなんです。それに加えて大きな木が必要なんだけど、その生息地である津島でちょっと森林伐採も行われるようになっちゃって。
産業革命だよね、日本の。
それもまた致命的。で、木が付いたら絶滅してしまっていったっていうことらしいです。
そんなもう幻の鳥、絶滅したであろうキツツキが過去日本におりました。
そんなもん、キタタタキ。
ちょっとずれてるんだよね。
仲間外れだったな、名前が。
ということでここまでキツツキについて全4回。
だいぶまた変わりましたね、見え方が。
変わりましたよね。
普通に僕キツツキよく森に行くので、あんまり知らなかったのでめちゃめちゃシンプルに楽しみですね、見るのが。
ぜひ見てみてほしい。
足めっちゃ見たい。
ガッチリ捕まってるタクシードの足。
ちょっと高いところにいたりもするから見えにくいと思うんだけど、ぜひ見てみてほしい。
ですし東京に住んでる人も公園に行ったら意外とキツツキいるかもしれないです。
24:04
ツイッターとかで鳥好きの人とかあげてたりするかもね、東京だとね。
あげてるあげてる。
一応ドラミングの音とかちっちゃくて聞き声にくいところはあると思うんだけど、
虫を探してる時とか結構変わった動きをしている鳥が木の幹にしがみつきながらピョコピョコ動いてるな、なんかツツいてるなって思ったらもしかしたらコゲラかもしれない。
皆さんの周りにきっとスズメと同じように混ざって50カラーとか同じようにキツツキもいるかもしれないっていう感じで見ていただけたら嬉しいかなと思います。
面白かったです。
ありがとうございます。
ということでキツツキ編全4回、以上になります。ありがとうございました。
24:52

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