耳見えラジオの始まり
耳見えラジオ!
はい、今回も始まりました。耳見えラジオ。
耳見えラジオは、私パーソナリティの玉置ゆり子と
西川桃江です。
はい、二人でお送りしております。
久しぶりやったから。
桃ちゃんね、ちょっとブランクがあったから。
ブランクあったから。
ちょっと緊張気味の桃ちゃんですけれども。
この耳見えラジオ、毎月4回、だいたい毎週金曜日に
Spotify、Apple Podcast、YouTube Musicなど
音声配信プラットフォームで最新の番組を配信しております。
で、今日はお客様が来てくださってますね。
今日はね、尾鷲市。また尾鷲市でやっておりますよね。
そうですね、尾鷲で今回も収録はしておりますけれども。
で、尾鷲の星が来てくれた。
そう、尾鷲のニュースターが今回は来てくれまして、
じゃあ早速ご紹介しましょう。
来てくれたのは東区甲子園2024準優勝、尾鷲高校出身の現在大学1年生、
大河裕樹君こと、芸名が加工さんが来てくれました。
加工君、よろしくお願いします。
この番組はご覧のスポンサーのコバダーマンとあなたによる放送です。
加工君の登場と活動
まずはいろいろ聞いていこうかなと思うんですけれども、
今は大学1年生。
そうです、大学1年生です。
去年まで尾鷲高校に通ってた。
はい、そうです。
今日はたまたま帰省というか、
そうです、ちょうど昨日から帰ってきました。
そのタイミングでラジオに出演してくれることになったそうです。
高校在学中からいろんな活動、高校の時からコンビ組んだりして、
お笑いやってたんだね。
そうです、高校2年の終わりくらいからコンビ組んでやってましたね。
その今の加工君っていう芸名もその頃からだったんですか?
加工君っていう芸名は実は中学校の時に決めてたんですよ。
早っ!
そうなんです。
もう中学の時に芸名を決めていた。
そうなんですよ。
教科書、理科の教科書に加工って出てきて。
これ加工ってね、みなさん、
かりっていう字に根っこのねって書いて、加工。
そうなんですよ。
さっきも言ってたの、加工って何ってこんな言葉あるのって。
そう、理科の教科書に載っとったっけ。
そんなのありましたっけ。
そうなんですよ、中学1年生の。
中1の理科で。
苔植物の根っこっていう。
苔植物の根っこ。
そうなんですよ。
加工?
加工で。
苔だけ?
苔だけです。
知らんかった。
何が苔なの?
私結構理科一生懸命頑張っとったけどな。
知らんかった。
根の中で一番耐久度がないんですよ、これ。
引っ張ったらすぐ抜けちゃうみたいな。
そうね、苔やもんね。
で、なんでそこから名前を選んだの?
なんか、みなさんの笑いを少しだけでも支えますよっていう。
笑いで人生支えますよっていうのが、
中学校の時に思いついた理由なんですよ。
中2で?
めちゃくちゃ。
ある?それ。
中2で。
え、だからすごい、なんていうんですか、
さりげなくみなさまの暮らしを支えたいみたいな。
すごい、そんなある?
そんなんじゃ考えてたっけ?
ないないないない。
そうなんですよ。
よくできた人だ。
すごいな。
中学校の時に理科が一番得意だったんで、
98点とか取ってたんですよ。
すごい、それはすごいわ。
でも高校では16点くらいまで落ちちゃって。
どうしたの?
なにがあったの?
すっごい難しかったです、高校の科学がもう。
科学系がな。
二分野の方やろ、好きな方やろ。
そうです。
二分野の分かる分かる、私も二分野の。
ちょっと違うもんね。
そうなんです。
科学系か、生物とか。
そうなんです。
押しやらんなんな。
なるほどな。
今は大学も文系というか、言語学系の学部に通ってるんですよね?
文学部言語表現学科っていう、一番文系のとこにいるんですよ。
面白い。
理系じゃないのか。
理系から始まった名前だけれども、現在は言葉を操る、
すごい。
オアセの魔術師として活躍されているということで。
さっきその中2から芸名考えてたって言うけど、
こういう世界に入ろうって思ったのも、その頃から思ってたの?
憧れてはおって、ずっと頭の中で番組を作ってたんですよ。
そうなんや。
そうなんです。
その名前が東区甲子園のときに言った、
加工の実力以上全力未満っていうのは、本当に中2からあって、
やっと名前出せるっていうので出したんですよ。
その実力以上全力未満っていうのは?
どういう意味?
お笑いの魅力と志村けん
これは適当に思いついた言葉で、
実力以上やけど、ぜいぜい言うぐらいの全力ではないから、
安心して聞いてくださいねっていう。
この芸名にも通じるね。
本当に、なんていうかこう、謙虚だし。
優しいっていうかさ、声もそうやん。
声の感じもすごい優しいっていうかさ。
お笑いって言うと、私はお笑い詳しくないんですけど、
どうしても誰かをディスるわけじゃないんだけど、
ちょっと押しつけがましいというか、
これおもろいやろみたいな、
特定の人物をディスってないですけど、
ももちゃんも含め。
なんかそういうイメージがあるけど、
加工君のお笑いもそうだし、表現したいことっていうのは、
すごく小さな光を灯したいみたいな感じなのかな?
そうですね、結構大人しいタイプなんで、
だけどもお笑いできるぞっていうところを見せたくて。
なんかそのお笑いの世界とかに憧れるようになったきっかけとか、
現体験みたいなのはどんなのがあったんですか?
これ僕、志村謙さんがずっと好きで。
世代ちょっと違うやん。
なんかDVDが家にあって、八重大雄の。
それ見てて。
私も八重大雄世代ですよ。
現役のね。
現役世代やん。
八重大雄もずっと好きで、
小学5年生ぐらいの時かな、
めっちゃなんか深夜に目覚めて、
寝れへんからテレビつけたら、
志村謙さんがお酒飲みながら喋るみたいな番組あって、
そこでこの人こんなに大人しいのにあんなに面白いんやと思って、
じゃあ自分できるかなって思って、
そのときぐらいからちょっとずつ目指したり、
ちょっと真似したりしてました。
志村謙さんがじゃあ憧れの人というか、
原点になった人。
原点です。
素晴らしい。
私もちょっと世代じゃないといえば違うんですけど、
志村謙さんはそういう感じの人だったんですか、もともと。
だから八重大雄の時なんかはね、
もう本当に面白いのよ、バカなこといっぱいあって。
でも実際にはあの人結構シャイでね、
お話とかあんまり外に出てったり、
なんていうんやろ、シャイなの。
すごく恥ずかしがり屋で、
八重大雄のコントなんかは、
すごいどったんばったんやってるけど、
めっちゃ精密に組み立てられてるっていう、
すごい番組なんですよね。
志村さん自体がちょっとシャイで、
言ってしまえば臆病なところがあるからこそ、
こう緻密に組んで、
みんなを笑わそうと頑張ってたみたいな。
そうなんですね。
その姿勢に憧れて、
てことなのか。
結構そうやもんね、
俳優さんとかでもさ、
もともとすごく引っ込み事案で、
外でお話できんかったから、
そういうなんとかクラブに入って、
やるようになって、
みたいな人とか結構多いじゃん。
そうなんだ。
だからその、
加工としてのスイッチが入ると、
ちょっといつもと違う自分になるみたいな。
いつもよりテンポも上げて、
みたいな感じですね。
ちなみにクラスの中では、
どんな感じだった?
クラス。
クラスでは結構喋ってましたね。
そうなんや。
喋るのは好きなんで、
心許した人じゃない人は喋る。
みたいな。
7人とかで、
ずっとまとまっておる、
っていう感じでしたね。
まさか、
そんな子がさ、
芸人になろうとかさ、
なんとか甲子園出て、
みたいな。
思わなかったと思います。
他の友達は思わんかったんちゃうかな。
全然。
なんとか甲子園、
なんでしたっけ?
東区甲子園。
東区甲子園。
それをちょっと教えてください。
どういうものなんですか?
東区甲子園は、
CBCラジオさんがやってる、
三重県とか、
愛知とか、
この東海の高校生が出れる、
ラジオの大会なんですけど、
自分で10分の番組を作って、
YouTubeに上げて、
それが勝てば、
準決勝っていうのに行けて、
そうすると、
ほんまにCBCのスタジオで、
番組が作れて、
プラス決勝に行くと、
次はそれがラジオで流れるっていう。
へー。
東京甲子園での挑戦
どこまで行ったんですか?
どこまで行ったの?
加根くんは。
僕は決勝に行って、
そのまま準優勝まで行きました。
じゃあラジオでも流れた。
そうですね。
わー。
私たちYouTubeで、
加根くんの、
見た見た。
聞いたんだ。
見させてもらった。
あれはいつの審査の時の?
あれは、
準優勝って書いてるやつは、
本当にラジオで流れた番組ですね。
あれが流れたんや。
そうです。
へー。
YouTubeは自分で撮って、
自分で編集して。
そうですそうです。
やっぱそうなんや。
すごいな。
だからもうあれだ。
中学生の頃から構想してた番組を、
そこで世に出したと。
出したと。
形にして。
どうでした?
その出来上がった瞬間とか、
世に送り出した瞬間。
いやもうこれは行けるなと思いました。
あー。
出答えあったんだ。
やっとやったんで。
ずっと考えてたからこそ、
これはもう多分これ行けるなと思いながら撮りました。
すごい。
パッと思いついたことじゃなくて、
ずっと何年も温めてきたものを。
シミュレーションしとったんやもんね。
すごいね。
ねー。
それが叶うって。
その東京甲子園っていう舞台に関しては、
どこで見つけたというか、
どういうきっかけで応募したんですか?
これは、尾瀬高校の廊下にポスターが貼ってあって、
これ本当は2023からあるんですけど、
2023の時は、
クラスメイトの子と一緒に出るっていう話があって、
動画撮ってる時に、
でも二人で聞いたら面白くなさすぎて、
これをちょっとYouTubeに出すのはやめとこうってなって、
その年は諦めたんですけど、
ちょっと悔しいなと思っとったら、
第2回目が始まりますって、
また尾瀬高校にポスターが来て、
じゃあもう一人でも次は出ようって思ってやりましたね。
すごいなー。
なんかその、いいですね。
ちゃんと自分にクオリティフィルターがついてるところが。
漫才コンビの結成
すごいすごい。
なかなかできへんよ、高校生で。
お笑いの世界もきっとそうですけど、
表に出るには、
自分のやってることが面白いか面白くないかを、
客観視できる能力って必要なんだろうなって思うから。
いいよね、絶対いけると思ったっていうのが。
かっこいい。
準優勝して。
あとはどんなものに、コンテストとか。
どういうのに普段出たりとか。
普段は結構喋るのも好きなんですけど、文章を書くのが好きで、
エッセイ書いたり小説書いたりして、
そういった門川さんがやってる、
ティーンズっていう20歳未満が出れるやつとかに送ったりしてたんですけど、
文章はあんまり、小川さんやなんだけど、
でも俳句とかは表彰されたりはしました。
例えばどういう文章の面の表現は、何を書くんですか。
文章は、やっぱり僕は芸人を元にしたのをよく書いてて、
僕のままのキャラクターがずっと動くのを書いてますね。
なかなか多彩やね、喋るだけじゃなくて文章も。
多彩ですね。
ありがとうございます。
だから芸人さんとしてのセンスもあるけれど、
ちょっと放送作家さんというか、
なんかそういうの兼ねてる人って結構芸人さんいるじゃないですか。
自分でその本というか脚本を書いて、
お笑い寄りのコメディ舞台やったりとか、
なんかそういうのも目指せそうな。
目指したいな。
ネタも自分で書く?
ネタも書いてますね。
相方とでも喋り合いながら、
ここ削るか、ここ入れるかとか言いながらやってます。
今はどんなネタというか、
今って名古屋に行ってからも芸人さんとして活動してらっしゃると思うんですけど、
どういうことを今はしてるんですか。
今はそうですね、
ネタとしては喋っくりっていう、
2人で言葉を交わしながらやっていくっていう感じなんですけど、
なんていうの、
言い間違えをしてみたいな。
なんか難しいんですよね。
そういうの口で説明しろって言われてもね。
2人よくアドリブが多くてすごく。
もともと2分くらいしかないネタで、
4分ネタ原初でって言われて出てって、
8分くらいして怒られたりとか。
時間押しすぎやって。
そうですね。
どっちもアドリブが効くんで、
長なっちゃうんですよね、絶対に。
今はね、ちょっとまたこれもおいおい深くは聞こうと思うけど、
今はコンビで活動してるってことですね。
そうですそうです。
コンビ名は?
コンビ名は2人狼っていう。
2人狼。
これも気になるんですよ、2人狼の由来も。
これもね、由来。
これも今言っちゃっていいですか。
聞いとこうか。
いいとこで聞いて続きは次回にしましょう。
とりあえず由来を教えてください。
僕が三重県で相方は愛知やったんですけど、
2人とも周りに組んでくれる人がおらんくてコンビを。
そうなんですよ。
ハイスクール漫才とか、漫才って2人おらな、エントリーすらできんので、
そこで誰とも組んでもらえん2人の1匹狼ずつが合わさって、
でも人やから2人狼にしようっていう感じで。
お互い相方が見つからなかったっていうのは何でなんだろう。
いや、結構ハードル高いんで、結構みんなの前に出るのは。
確かにね、しかも大和線におって、一緒に芸人なのって、
うんって言ってくれる人なかなかいこらへんよね。
そうなんですよ。
東北高生の2023年に一緒に出ようとした友達おったんですけど、
その子と本場はM1出たかったんですけど、
その子ももう一回ネタ作ってみて、
あ、これ面白くなさすぎるなって言われて。
そうなんや。
ちゃんと自分で判断してってことなんや。
そうなんですよ。
でも今は違う相方と出会って、
どうですか、今は自分の実力出せてるなみたいな。
ありますね。
あるんだ。
すごいな。
じゃあ相方との出会いみたいなこと、次聞きたいね。
ちょっとそれも引き続き加工んくんにお話を聞いていこうということで、
今回は一旦ここまでにしましょうかね。
はい、というわけでミミミエラジオここまで今回もお届けしました。
今回のパーソナリティーも玉置由里子と西川桃江と加工んでした。
またね、来週。
またねー。
この番組は、鳥代事務局がお送りしました。