大喜町の魅力と漁業の背景
さあ、耳見えラジオ、今回もスタートしました。この耳見えラジオは、三重県の伊勢から熊野を皆さんと一緒に旅するように巡って、行く先々で行った先で出会う人だったり、地域の声をお届けしていくポッドキャスト番組です。
毎月第1、第3金曜日にSpotify、Apple Podcast、YouTube Musicなど音声配信プラットフォームで最新の番組を配信しています。リスナーさんからのお便りもお待ちしています。
で、今回お相手をするのは、私玉置ゆりこと、
西川桃江です。
桃ちゃんね。
何回目?
聞き惚れてた。すごいね、やっぱりフロアね。私それ絶対一発で言えへんわ。
いやいや、原稿読んでますね。
すごいなと思ってたら急に向かれて。よろしくお願いします。
今日は久々に2人でお届けできるということで、簡単に自己紹介改めてしときますか?
私たちの?
まあ、いっか。
もういい、もういい。
もうみんな知ってる知ってる。
この番組はご覧のスポンサーのコバダマンによって作成されました。
じゃあ、我々がミミエラジオをお届けしていくわけなんですけど、
三重県の南部地域に焦点を当てておりまして、今回来ているのが、
はい、大喜町です。
そう、大喜町。
あのね、私が住んでいる南瀬町から大喜町隣なんですけど、
特にね、今日西木っていうところに来たんですけど、
南瀬からすぐに近いんですよ。すごく近い。
だからすごくね、状況もよく似てて、海の町なんです。
大喜町ほとんどが山の町なんやけど、西木だけは海の町。
確かに、大喜町って三重県のヒマラヤって呼ばれてるって聞いたことあります。
本当?
なんかその標高が高い場所が続いてて山勝ちだから。
でも山。
でもそんな中でも、この大喜町の中でも、この今いる西木は海に唯一。
そう、唯一海の町なんです。
すごくね、雰囲気はね、うちの南瀬の南東エリアの方とよく似てるので、
私はすごくね、イメージ的には西木はすごく近いというか、お仲間な感じがする。
ザ両志町。
両志町です。
って感じのところですよね。
そういえばさっきなんか私、時間があったんで西木神社っていう神社に行ったんですけど、
そこもなんかその東岸上でいろいろ見てきた漁港の雰囲気とすごい似てて、
漁業をされる方が願いを捧げるための神社みたいな雰囲気。
雰囲気でした。
森川さんの漁師としての冒険
そんな大喜町に今日は来ていまして、
今日は大喜町に来たらこの人に話を聞きたいという人をもう呼んできちゃいましたね。
呼んできました。
それじゃあ早速自己紹介お願いします。
大喜町づくり共同組合の事業統括責任者をしております。
森川隆一です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
桃子ちゃんと森川さんは初めてじゃないんですよね。
そうですね。
ちょうど1年ぐらい前かな。なんかいろいろお話を聞かせてもらったりとかね。
役場の移住関係の方の知り合いで。
移住関係の方に紹介してもらって森川さんを。
なるほど。
ぜひこういう特定、今から出てくるんやけど、
漁業の話を聞きたいなってこと。
いろいろ新しい三重県の中でも新しい最新の取り組みをされてるんです。
それを今日はいろいろ聞きたいですね。
私も改めて聞かせてもらう。それから最近の状況とかも聞きたいなと思って。
わかりました。
私は初対面なんで、森川さんのお話をいろいろまずは聞いていきたいなって思うんですけど、
森川さんはもともと岐阜県ご出身でいらっしゃるんですよね。
そうです。僕は岐阜県の大垣市というところにあって、
ずっと大学生まで過ごして、その後民間の学習塾のほうで11年間ほど働きまして、
そこでいろいろ勉強を教えたりとかっていうことをずっとしてたんですけど、
なんで大垣町に来たの?
もともとその仕事をしながら、建物の中でディスクワークでずっとやるのもいいかと思ったんですけど、
もっと違う世界を見てみたいなと思って。
それで、いろいろYouTubeとかで、岐阜県は山しかない、海がないので、
ちょっと海漁師っていう仕事どうなんなんだろうなって思ったんですけど、
ちょっと興味が出てきて、魚もともと好きで食べることが好きだったので、
やっぱり地方でのんびりと暮らすみたいなことに憧れて移住したいなと思って。
でも一人、何にもフォローも何もなくいくつもりでちょっと心配だったので、
でもやっぱり漁師っていう仕事にはちょっと憧れてたので、
そこでいろいろ調べたら、県内で漁師塾っていう制度があって、
短期な2日3日間かな、それぞれの三重県の裏でやってて、
僕最初に南の雪っていうところに行ったんですよ、熊野の。
あそこで給与体験をさせてもらって、
それからもう一個どこやったかな、あと2匹か。
でも仕事しながらだったので、本当はハイダ漁師塾って言って、
一月くらい、何ヶ月かな、結構長いスパンでじっくり漁村に入って体験するっていうのがあったんですけど、
ちょっと僕は仕事があったので、それは難しいなということで、
2、3日の時間でやれるっていうので、漁師塾っていうのを検索して、
雪で一回やるし、もう他にないかなっていうことで、窓口が三重漁連さんだったんですよ。
三重漁連さんだったので、割と前の職場と近かったので、そこ行って担当の人に聞いたら、
2匹でもありますよっていうことで、どうですかって言われて、
じゃあ行ってみようと思って、2匹に来て体験して、
体験だけで終わるのかなと思ったんですけど、担当していた2匹漁工の組合長さんの方に話を聞いたら、
もし森川君がやる気があるんやったら地域おこし協力隊員っていう程度があるんですよって言われて、
実は僕もそれに興味があったんですよ。
やるとしたら、最初移住のステップでやるならこの制度を活用するのがいいなと思って。
別のところに応募したんですけど、先行で落ちちゃって、そこでは。
モンモンとしてたところでその話がポンって来たので、話を詳しく聞いたら、
2匹ではトトキンカイっていう地元の魚を加工して販売するっていう地産地消の取り組みとかをされてて、
そんなにも結構興味があったので。
もともと接客用とかも前職でも結構かなり経験があったので、やれるかなみたいな。
何より魚が好きだったので、美味しい魚を新鮮な魚を提供して喜んでもらえるのはいいなみたいな。
そこがメインの活動。
漁師塾っていうのは初めて聞いたんですけど、漁師塾って何するんですか?
3日間くらいでその所々で行われている漁業に実際水産ガッパー来て体験させてもらって、
自分に合うかどうか。
船に乗ったり?
全く素人というか僕みたいなサラリーマンとか全然違う素人です。
やったことない人がね。
本当に何も漁師さんのことを知らなくてもいきなり行ってこんな仕事をやっとるよっていうのをふんわりと知れるみたいな。
興味のある人に漁師ってこんなものやよって体験させるためのものかな。
みんな店でもやってたりとかするんです。
だいたい短い期間でやったりとか。
さっき言ったように長い期間のものがあったりとか。
森川さんはその時に完全に漁師のお仕事っていうのを実際にやったのは初めてだったんですか?
そうですね。その漁業体験っていうのがユキでやられたのと、それが初めてだったので、こんな仕事なんだなと思って。
そこでやっぱやめとこうとはなかなかあったんですね。
そこなんですけど、やっぱり自問自答して本当にいいのか僕はみたいな。
だってユキいりますよね。
熟工師から漁師ってさ。
外見心地全然違うから。
このままでいいのかと思ったところで、もうちょっと幅広くいろんなことやってみて進路を決めたいなと思ったので。
そこに就業したら本当に漁師一方になっちゃうじゃないですか。
それもちょっと不安だったので、協力隊員っていう制度でやれば割と自由に活動できるので、そこで進路を決めていこうと思って。
だから協力隊として、大木ちゃんの協力隊として協力隊のミッションもやりつつ、漁師としても活動を少しずつしていくみたいな。
そうですね、その中でこれはさすがにちょっとプロじゃないと難しいなとか、この仕事だったら自分でもできるかなみたいなのが手探り。
特定地域づくり事業とその意義
がっつり漁師になるっていうよりかは、漁師の仕事をいろいろ体験しつつ試せるっていうミッションだったわけですよね。
すごくタイミング良かったんですね。
本当ですね。
受入れ先の方も、谷口慶さんっていう組合長さんなんですけども。
デート時委員会の理事もされている方で。
その方としては、ここの地域の西木地区の漁業のお助け隊っていうミッション立ち位置で頑張ってって言われたので、やってたということで。
漁業のお助け隊っていうのは何をするんですか?
もう簡単に言うと人手不足なので、どこもかしこなので。
今日はこたらんし、ここ手伝いに来てみたいな感じ。
そうですね、それを含めて。
夜巻き網に乗ったりとか。
西木は春桜ブリっていうブリが有名なんですけども。
定置網で取るんですけども。
その時やっぱり人手不足、人手が欲しいという時であれば、ちょっと助けてくれんかって言われて。
専門的なことはできないんですけども。
網持ったりとか、魚あげたりとか、魚をより分けたりとかっていうので、お手伝いさせてもらったり。
ガッツリじゃないけど、いろんな漁業、いろんな漁法のところの手伝いに協力隊の間に行けたわけです。
それはすごくいいですよね。本当に森川さんにとってはぴったりな。
良かったなと思います、本当に。
森川さんが大気庁に来られたきっかけっていうのは結構わかったんですけど、今のお仕事がすごい珍しいお仕事されてるって聞いてます。
まずどんなお仕事なのかって聞いていいですか?
特定地域づくり事業協同組合というものは、教科書通りにちょっと説明しますと、
人口急減地域において、そこの土地の法人なし個人の事業者の方が、やっぱり忙しいときに誰か手伝ってほしいと。
ただ、その事業者の方は1年として忙しいわけではなくて、繁忙期だけ来てほしいっていう。
忙しいときだけ手伝ってほしい。
忙しいというのなんですね。
一方で、例えば僕みたいな感じで、街の外から移住して働きたいなと思うんだけども、その仕事がないっていう移住者の方の掛け渡しをする感じで、
スポットで仕事は欲しいんだけれども、中年は入れない。
でも、そういった事業者の方をたくさん組み合わせれば、
例えば、大型定置網を例にとると、夏場は台風が来るので、
大型定置網の会社なんですけども、夏は網を上げちゃって、漁器ではないんですね。
その時間、スポットで仕事がなくなっちゃうんですけども、
でも、日式では、例えば養殖業ですとか、それから魚を売ったりとか、釣り魚だとか、そういった他の水産業は動いていて、そこでは人が欲しいっていう。
じゃあ、その恩式がない時間は、そこの仕事を手伝うっていう風にすれば、1年を通じて仕事が作れるっていう仕組みになる。
日式の恩式では、寮のない時期は、一回失業するんですよね。
そうですね。季節雇用になってるので、一回失業というか、また秋に募集をかけてっていう風になるので。
だから、やっぱり働く側としたら、1年間通してずっと雇用されるわけじゃないので、不安定って言ったら不安定。
あるんやけどね。その間の仕事はあるんやけど、その時期は、その一つの会社にずっと雇用されるわけじゃないから。
そうですね。そこでこの仕組みは、大式・西大式株式会社さんとか、一般社団法人届金会さんというのが、ここの共同組合。
私どもは大器・まちづくり共同組合っていう、共同組合なので、組合員さんがいるんですね。
その組合員さんが、届金さんだったり大式さんだったり、あとはこの辺りで大器町の中の事業者の方であれば大丈夫なので、
代わり種のところで言うと、漁業以外では、きんしょうセンターっていう、きのこのきんしょうを作ってるところも派遣先になってて、そこの組合員さんになっていただいてて。
だから、漁業だけじゃなくて、きのこの会社もあるし、他にも何かあるんですか?
あとは、例えば、電気工事業をされてる方がいるんですけど、ただ、細かい話なんですけど、資料なので、実際に手伝って銅線をつなげたりとか、電気の仕事はできないんですけども、
その周りの片付けとか。
お手伝い的な。
そう。っていうのであれば大丈夫ですよっていう。
なるほど。
ということは、今の季節は僕漁師ですけど、違う季節にはきのこを育ててます。電気の工事にも参加しちゃいますみたいな人がいるってこと?
そうですね。電気の工事の周りの片付けとか。実際の工事はできないですけど。
へー。
っていうので組み合わせて。
面白いでしょ。
面白いです。
だから、時期もあるけど、言ったら日替わりでできてしまうし。
マルチワーカーの導入
そうですね。
なんなら、午前中は漁師しておいて、昼からきのことか。
そうです。そういった。で、これも今の流行りの言葉で言うところのマルチワーカーってやつですね。
はいはいはい。
これ、働き方、いろんな多様な働き方があると思うので、特に田舎の方だと人出不足だし、だから午前中来て午後来てありがとうありがとうって言ってもらえると、それはモチベーションにもなる。
それで、ただ、それだけだと仕組みがないと不安定なので、どうしても働きても日当りロードみたいになっちゃうんですけども、この仕組みでは、一度待機、すぐに共同組合で派遣職員、マルチワーカーになる派遣職員を雇用して、もちろん社会保障もきちんとつけてますので、安全安心のもとで。
だからマルチワークやけど、ちゃんと一つのところに派遣会社に雇用されてるから、ちゃんときちんと社会保険はちゃんとつけてもらえるし、働く側としたらすごく安定したというかね。
そうですね。
社会保険もちゃんとできるし。
大企業さんみたいな、そんなボーナスとかではないんですけども、やっぱり街で普通に暮らしていけるような給与は支払わなきゃいけないと思ってて、それは払うように頑張ってます。
特に漁師の担い手不足って今どこでも言われてて、その中に不安定さとかね、若い人が働きたい漁師になりたいって言っても、例えばその人が結婚して子どもさんも見えたりする若い人とかやっぱり不安定あるとどうしても荷の足を踏むっていうか、やけどこうやってちゃんと保障があれば、サラリーマンのようにというかね。
これも100%民間でするってなるとなかなかちょっと難しいんですけども、今回のポイントは総務省さんが本当にバックアップしてくれてて、組合の運営費の半分を国とそれから自治体庁が助成してくれるというところが一番ポイントになってて。
担い手不足の解決
それなので、やっぱり職員も移住してきた子たちも安全安心のもとで働けるし、そこまで高額な値段で利用料金で使うってこともないので、組合さんにとっても割とプラスになってくれるとありがたいなぐらいな感じでやってて、やっぱりそれが一番ポイントですね。
総務省のバックアップもあるってことは結構全国的な動きでもあるんですか?
はい、そうです。これは僕の勝手な考えなんですけども、地域予行し協力団員と特定地域続き事業協同組合の制度って結構親和性が高くて、割と。
僕は本当にありがたかったのが、三池のあまりやられてなくて、大気庁でもなかったので、その制度が。よかったらどう?ってポンって言っていただいたので、これだったら面白そうだなと思って。
この大気まつげ協同組合の組合員さんになっていただいてる方も、実は僕は地域予行し協力団員のときにアルバイトでお世話になってた方が多いので、そこでその延長でこの枠組みをポンって当てはめたっていう。
協力団のときにいろいろお手伝いしとったやつが、今そこが聞いてきて、知ってる人のところにつなげられるし、自分もその仕事全部知ってるし、どういう仕事かっていう方が全部わかってるしってことですよね。
っていうのがあったので、本当にありがたいな、ラッキーだったなって思います。
うまいことハマってるというか。
ふと疑問に思ったんですけど、例えば漁師さんとかって結構もともと個人主義じゃないんですけど、自分のタイミングとかで動くのかなってイメージが勝手に私はあって、
一時産業の方々って自分のペースで動けるのが好きでその仕事してるって方も多いのかなってイメージがあったんですけど、そういう人たちをまとめるじゃないけどって大変な部分がないのかなと思ったりしたんですけど、どうですか。
最初はやっぱり苦労しました。正直行きますって言ってたのに、僕の配置のシフトのミスで行けないでごめんなさいって謝ったりとかっていうのもあったんですけども、
やっぱりちょうど1年半ぐらい経過する中で、ちょっとずつ組合員さんもなんとなく分かって、お互いがどういうふうに使えばいいか分かってきて、本当に理解していただいて、来れたら来てねみたいな感じで。
だってこんな仕組みって本当にないことやし、特に漁業の中ではこういう派遣じゃないですけどね、いろんな人が派遣されてくるなんてことってそんなに、手伝いはあると思うけど、そういう仕組みってないから、戸惑いますよね。戸惑うというか理解してもらうまですごく大変やったんじゃないかなと思うんです。
初めはどんなものっていう感じでやったんですけど、いろいろ、初め職員3人ですね、あちいきこちいきでお手伝いさせてもらっている中で、もうちょっと使ってみようかなって。
いいなあみたいになってきたんでしょうね。
だからありがたいですよね、お手伝いいただいて。これで今、組合さんの掘りから頂きながらやらせてもらっているというので、それがなかったらなかなか正直難しいですね。
難しいですよね。
なので本当に使う側も使われる側も、こういう感じなんだっていうのを理解しながら手探りでやってっていう感じで。
組合を立ち上げられたときに感じてた、一番解決したかった課題っていうのは、やっぱり担い手不足の部分。
そうですね。本当に事業、養殖業でも漁業の方もそうなんですけども、やっぱり高齢化が進んでいって、担い手が後継者もいないというところで、
このまま放っておくと、やっぱりその一つにしきの海を活用した、ここでしかできない産業が一つなくなっちゃうというふうになっていくので、これはちょっともったいないなと思うし。
地域活性化の取り組み
一方で、これは僕の推測なんですけども、都会で暮らしている若者も、こういった一時産業とか漁師とかっていう仕事に興味を持っている人たちもいるんじゃないかなと思うので、
そういう人たちが来たときにすんなり地域に入っていけるような仕組みがあると、持続可能な漁業として成り立つのかなという仮説を立てて、谷口慶さんですね、漁協の組合長さんと一緒に考えてやってみようと思いました。
その漁師さんの方、実際に働く側の方の方は今どれくらいいらっしゃって、それから結構増えたりはしてるんですか。
そこなんですけども、今私を含めて3人が派遣職員として今動いてるんですけども、これ立ち上げのとき、ちょうどおととしの6月に立ち上げたときにメンバーが3人でスタートしたんですが、その後正直増えてくるかなと思ったんですけども、やっぱりなかなか新しい人材を募集するっていうのがなかなか来ないので、そこがちょっと今ネックランですね。
ただし、僕が一番大事にしたいなって思うのは、需要と供給のバランスで、もしここでたくさん雇ったとしても働き場所がないっていうのであれば、ちょっとなかなか組合の運営は難しくなるし、逆にどんどん来てよっていうあれがあるのに人がいませんっていうふうにごめんなさいっていうのもちょっとおかしいなって思うので、ここがうまいこと均衡が取れるような運営をって思ってて。
今現状だと、やっぱりちょこっと人手が不足してるなと。
今人手がちょっと不足してる。
あと2,3人いてもまだ仕事があるし、そんだけ人がいることで、組合員さんも新しい取り組みとかもできると思っていただければ、また増えてくるだろうし。
ちょっと今は少ないかなと。
特に朝の時間で大型定置網に乗ってる2人以外、僕しか受けないので。
でも組合員さん、養殖業をやられてる方何名もいますし、他の仕事もあるので。
そこで定置網以外の仕事で、僕以外でやってくれる人がいるといいかなと思って。
人がいたらまた新たな取り組みとかもできると思っています。
今は前も大阪の移住フェアでお会いしたんですけど、結構そういうところに出て人を探しに行ってるというかPRしに行ったりはするんですか。
そうですね。僕もSNSとかうといので、そういったところで実際に行って対面してお話しして。
ブースに来ていただけるということは、そういった漁業とか地域の暮らしとかに興味のある方が多いかなと思うんで。
そこにもピンポイントで訴求させてもらえたらいいなと思って。
なるべく参加させてもらいたいなと思って、今後もちょっとしていきたいと思います。
例えばなんですけど、すでに近くに住んでる方がパートタイム的に参加するようなことはしていない。
それは今、できないことはないんですけども、これも僕の考えになっちゃうんであれなんですけど、
この組合立ち上げのときに地域内外の若者等というふうに一応ガイドラインに書いてあったので、それをどこまでするのかということと、
あとはうちの売りとしては、やっぱりキジットの仕事が20日間働きますよというのを売りにしたいなと思ったので、
もちろんパートタイム的で働いてもらうというのもありなんですけども、それは趣旨にどうなのかなというところが僕は個人的には。
仕組み上はいけるんだけど。
仕組み上はいけるんだけど、やっぱり地域内外の若者をきっちり雇って、がっつり働いてもらって、
そこで終年ずっとこの働き方で行くこともできるんだけれども、その後卒業してもらうことは全然問題ないので。
そんな流れの中で、今後組合どうなっていきたいかとか、どんな人が来てくれたらいいなみたいなのってありますか。
そうですね。やっぱり今の運営だと、ちょっと派遣職員の数が足りないかなという感覚があるので、人が欲しいですね。
どんな人が欲しいかということでは、現状のある言うと、やっぱり組合員さんの派遣先が、漁業だけというわけではないんですけど、漁業がどうしても中止になってくるので、
そういった水産業に興味のある方で、よく言えば若い子が来てほしいなって思います。
あとは、やっぱり一番の要素はコミュニケーションを取るのが好きな人とか、やっぱり地元の人と良好な関係で一緒に頑張れるような人が来てくれると嬉しいなというふうに思っています。
さっき漁港で森川さんも急に人に止められて、話しかけられて、車に乗っているのにね。
そうでしたね。
やっぱり人と人の付き合いって大切というか、密やと思うし。
そうですね。
日式って特にそういう場所なんですか?
割と僕も前の仕事では町の中でアパート暮らしをしていたんですけど、隣の人が誰が住んでいるのかわからない環境で、いきなり次の日から日式に来て、最初は誰?みたいな感じでこうなって。
そこでご飯とかいろいろ用意してくれて、ありがたかったんですよね。
けど、結構距離近いなと思って、最初は戸惑うこともあったんですけど、お酒持ってきて飲むよ、みたいな思ったりとか。
それはでも本当に大事にしてくださっているのが裏返しだと思ったから。
今では、最初は戸惑いはありましたけど、今は何も。逆にお互いがもう5年住んでいるので、りゅういちか、みたいな感じになってきているので、お互いが普通の距離感で、何も特に問題なかった。
そういうコミュニケーションもできる方っていうかね、大丈夫な方というか。
そうですね。そういった方だといいかな、合ってるかなっていうふうに思いますね。
確かに。
教科書通りで言えば、多様な人と共同して働ける人がいいです。
なるほど。
教科書通りに言うと、さすが自粛講師。
確かに、受け取り上手さんが結構いいなっていうイメージが私もあります。地域の中に入っていくのに。
すごいいろいろ、一人とか若い子が来ていると、心配してくれるのか、いろいろくれたりしませんか。野菜とか魚とか。
エホオマキとか。
エホオマキ。節分に?
節分にも下さいました。お茶を蒸している人に、隣のお母さんがエホオマキくれたり。
それを美味しそうに食べると、それだけでめっちゃ喜んでくれるじゃないですか。
そうですね。やっぱり田舎に来て、若い人が頑張って楽しそうにしているっていう、それだけで周りにいい影響。
そういう影響を与えているのかなというふうには思います。
僕も年も年なんですけど、もっと若い子2匹移住者の人が来ているし、その子たちも頑張っていて、地域で活躍しているので。
地域の方と一緒に、当たり前のように仕事を一生懸命頑張っている姿を見ると、やっぱり若い人の活力ってすごいなというか、力ってすごいなと思う。
もし、森川さんにもっと仲間が増えたら、これからやっていきたいことって何かありますか。
まずは、組合員さんのところに働きに行って、そこの事業をきちっと力になるっていうことが僕のミッションなので、仕事なので。
やっぱり組合員さんのところに行って、そこで一生懸命働いて、そこの組合員さんの事業にちょっとでも力になれるっていう、そこの一点は絶対に譲れないというか。
それで頑張って、そこで一生懸命働いてくれる。
そういう人が何人も集まってこれれば、地域全体が産業として盛り上がってこれると思うので、いろんな事業者さんごとでのコラボレーションみたいなことができたりするなと思うので、やっぱりとにかく産業を応援したいです、僕は。
大気町の産業を応援して、働く場所を作って、ただ働く場所を作るだけじゃなくて、実際に働いて組合員さんのためになる、ちょっとでも力になれるっていう、働きをしたい。それの一点だけですね。
素晴らしいね。
新しい何かやりたいなっていうのはないです。
大紀町の地域活性化
ただ、それがうまくいったら、そこがうまくいったら、組合員の職員と一緒にひも乗り屋さんでもしたいなと思うので、新たな事業が生まれてくるといいですよね。
そうですね。人材派遣業がメインなんですけど、それ以外の事業もやっちゃダメなんてことはないと思うので、他の収入源として組合が運営するのであれば。
なので、そういったところにまで行けたらなと思って、この大気町で大気マシン協力面があってよかったなっていうふうに言っていただけるようになることが目標です。
頑張ってほしい。
すごい、本当に。
おかえり食堂。
この番組毎回、おかえり食堂というのをゲストの方に聞いてまして、よく行くお店とか、ここ行くといいなって思います。
このお店のこのメニューっていうのがあれば教えてほしいなと思います。
いろいろあります。もちろん私の住んでいる新宿の地区でもいろいろなおいしいところもあるんですけども、帰ってくる道中で、新宿にたどり着く前に大気町を通っていると、マルタンボーっていうパスタ屋さんがありまして、
あそこがよく行きます。行ったら大気町に帰ってきたなみたいな。そこでウニパスタっていうのがありました。
ウニパスタ。
ウニパスタのパスタ、それ自体もおいしいんですけど、それ食べた後で残ったスープでリゾットを作ってくれるんです。
それ別メニュー?そのメニューの中に入ってるんですか?
入ってたご飯台だけ必要になるか。ごめんなさい、お集まりましたけど、何かなかったかな。リゾットにしてくれるんですよ。だから二度おいしいという。
面白い。
ラーメンライスみたいな。
そう、そうです。
すごい。
なので、ぜひそこ行く。で、あとは大気町に帰ってきたなっていう。
食べたい。行きます、今度絶対。
西木ブリ祭りの紹介
おしゃれで素敵なお店ですよ。
そういえば森川さん、一個だけ聞き忘れちゃったんですけど、春頃にこの西木でお祭り、イベントがあるって聞いたんですけど。
そうなんです。大気町の西木は、西木大石株式会社さんもブリを採るっていうのを一つ大きな目標にしてて。
ブリ式って言うんですけども。なので西木では春、桜がちょうど咲く頃に桜ブリっていうブリが毎年やってくるんですね。
そのブリを地域内外の方にたくさん食べてもらおうということで、西木のことを知ってもらおうっていうイベントで、西木ブリ祭りっていうのがあります。
今予定してるのは3月29日の土曜日にするっていうことで、今のところ動いてます。
ただ、ブリが来ないとブリ祭りできないので、予備日としては4月の12日が予備日で動いています。
もし変更がある場合はまた、一度ホームページ等で連絡するんですけど、今のところそういう感じで動いてますので、
本当に皆さんに西木のおいしい桜ブリを食べていただきたいなと思うので、ぜひお越しください。
ちなみに収録してるのは2月の10旬ぐらいなんですけど、もしこれ聞いてる方で間に合うっていう方はチェックしてほしいですよ。
本当ですね。
今回は大気町の森川さんにお話を伺いました。森川さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ということで、次回もこんな感じでゲストをお呼びしてお届けしていきます。
収録したおすすめスポットとか番組の裏側なんかは公式のSNSとかインスタグラム、あとTikTokもやってますのでチェックしてみてください。
ミミミエラジオは毎月第1、第3金曜日にSpotify、Apple Podcast、YouTube Musicなど音声配信プラットフォームで最新の番組配信しています。
番組へのお便りもホームページからお待ちしてますので、ぜひ送ってください。
それじゃあ、楽しかったですね。
楽しかった。
二人で久しぶりに撮って。
ね、久しぶりに。
大気町。
大気町。
で、そして。
大気町。
笑わないでくださいよ。
いきなり話を振られて。
もう終盤になってきてね。
富山ちゃんと二人でこれできたのはすごく良かった。
本当ですね。13市町ね、いろいろ巡ってきてますから。
まだね、あともう少し残ってるんで。
また総まとめもやりたいななんて思ってます。
やりたい。
いっぱい飲みながら。
最高。
お酒飲みながらやりましょう。
お酒飲みながらやりましょう。
それじゃあ、次回もお楽しみにということで。
今回のミミミエラジオ、お相手は玉置由里子と、
西川桃江でした。
またねー。
またねー。
この番組はトリオ事務局がお送りしました。