1. Mijakure Podcast
  2. Mijakure Episode 049
2023-08-05 17:36

Mijakure Episode 049

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Writing Style Formed to Distinguish Particular Groups of People (Transcript is available on ⁠our website⁠)

サマリー

子供の時に手紙を書く際、へにちょんちょんというルールが流行っています。その理由について考察することや、言葉や表現の変化についても話し合っています。

手紙のへにちょんちょん
私もさっきメモをめかしてたんだけど、やっぱりほとんど解読できなくて。
解読できたのは、手紙を書くときにさ、
誰誰え、誰誰より、みたいな。最初と最後に書くじゃん。
かづきえ、しんじより、みたいな。
子供のときにさ、手紙を書くときに、
かづきくんえのへにさ、ちょんちょんをつけてなかったの。
あった。
あれ、あの文化って何なんだったんだろうなと思って。
あれあれでしょ。
子供のときに。
あれトレンディーじゃん、トレンディー。
ね。
一時期の流行りだってことが、そのときは知らなくて。
子供のときだからさ、お姉ちゃんに。
お姉ちゃんだったかおばちゃんだったかちょっと忘れたんだけど、
へには手紙のときはちょんちょんっていうのをつけるんだよって言われて、
手紙のときはそういうルールなんだと思ってた、ずっと。
流行りでちょっとおしゃれな感じがするからそうしてるとかそんなわかんないじゃん。
しばらくはそれつけて返してたのかいつも、手紙とかはがきに。
よりにはそういうのはないんだなーとか思いながら、
絵だけちょんちょんで、よりにはちょんちょんないなーとか思いながら。
なんかお母さんが書き置きとかにかづきくん絵とかのにちょんちょんがついてて。
はいはいはい。
なんか聞いたんじゃないかな俺も、なんでつけてんのみたいな。
へに。
うん。
別につけんでもいいよみたいな。
じゃあなんでつけとんねんみたいな。
あれ何なんだろうね。
なんか90年代、90年代なんかトレンディーな感じ。
カタパッドとか操るような。
うんうん。
この辺の雰囲気ってさ、カタカナのねとかめっちゃ使うやん。
はいはいはい。ねとかよとかね。
てんてん、無言の。
うん。
てんてんみたいな。
言葉とトレンド
てんてんみたいな。
それに入ってるなんか俺の中で、あのへにちょんちょん。
あー。それは面白いなー。
全く、手紙そうよね、スマホとかがないし。
手紙を書く機会が多かったからそういうのがあるんだよね多分。
あーそうだね。
ポケベルもないぐらいの感じか。
うん。
面白いね。どうにかしてオシャレに見せたいという感じかな。
やっぱなんかあるんだろうね。
さっきの敬語の話もだけどさ、
自分の気持ちを出すときにそのままの言葉だとどうも上手くはまらないというか、
もっと自分の気持ちを出せる感じにしたいみたいになると、
言葉変えたりとか、へにてんてんつけたりとかそういう改変というかさ、
でしかもそれにもトレンドがあってっていう。
そういうのが面白いよね。
おじさん公文。
おじさん公文もちょっと後で喋ろうと思いながら聞いてたけど。
丸文字も流行ってるよね。
丸文字そうだね。
そのくらいの時代に。
うちの母親とかもすげー丸文字だもんね。
俺らの親世代の卒業アルバムとか。
寄せ書きとかね。
書いてるもんね。
流行りがあったんだなって思ってたけど。
おじさん公文めんどくさくない?書くの。
あのびっくりマーク選ぶのめんどくさいじゃん。
めんどくさい。
右にぺってフリックすればさ、普通のびっくりマーク出るやん。
なぜあれを選ぶのだろう。
不思議だよね。
あれ不思議だよね。すごい頑張った結果なんだろうなっていう。
空回りしちゃって。
なんか苦闘点とかも一切つけずに送ってくると怒ってるのかなみたいな。
高校の時あったけどな。
おじさん公文と言語的能力
そういうことを考えちゃうんじゃないの?
なんかさ、俺だけじゃないと思うけど。
変わっていくじゃん。
高校の時のまんまではないやん。感覚が。
そうだね、ノリがね。
別に何もつけなくていいやんみたいな。LINEだったら。
俺はなってるけど、やっぱ顔文字、絵文字?
記号を使った顔文字。色がついてない。
あれ使う人いるもんね。俺らより上の世代で。
いるね。
あれの方がめんどくない今、選ぶの。
普通の黄色い丸いさ、いっぱい表情があるやつの方が絶対早く選べるじゃん。
簡単に。
そうだね。
なぜ?使い慣れてるからか?
やっぱもうその人のスタイルというかその人の語彙になっちゃってるんだと思う。
まあそういうことなんだと思う。
その人にとってのノリはもうそれなんじゃないの?
おじさん口文気持ち悪いもんな。
だからトレンディーさ出てるやん。もう寝ちゃったのかな?の名がカタカナ。
あれなんで気持ち悪いんでるんだ?気持ち悪いなって思えるもんね。文字なのに。文字だけで。
もうおじさんを連想しちゃうからだよね。文字には罪はないのにね。
高校の時にメールを打ち慣れてない母ちゃんから
今日何時に帰るっていう?がついてない。
今日何時に帰るっていうメールが来て
どう捉えれば?それは足りないんだよね。
てんてん、とうてん、くてん?
くてんが丸。
とうてんが丸。
とうてん多い人、そういう病気あるでしょ?
とうてんいっぱい使っちゃう病気あるでしょ?
いるやん。やたらてんつけるやつ。そんな区切るみたいな。
私はてん、明日てん。そんないるかよ。
あるらしいやん。
それも単純に傾向な気はするけど、おじさん公文とかでも結構そうじゃん。
年上の人って書き言葉を書くときにとうてんを結構頻繁に使いがちで、
教育とかそれまでのインプットの質が多分違うんだろうなみたいな。
たぶん当時の、今のおじさんたちが小学校中学校で使ってた教科書とかと、
現代の教科書とかでとうてんの数とかを統計的に見比べればたぶん違うんじゃないかなと思いますけど。
とうてんをどこで売っているのか。
俺が言ってるのは、とうてん多い人はもうそういう次元じゃないから。
どんだけ使うのよみたいな。おかしいでしょ、文章としてみたいな。
そうなんだ。
一人しかいなかったけどね、知り合いに。
もう文節で全部とうてんが入っちゃうみたいな。
同い年の女の子。
めちゃくちゃこいつとうてん使うやんみたいな。
すごい気になってた、ツイッター見るたびに。
難しいよね。
特にでもそういう書き言葉から感じられるノリとかさ、
すごい多文に恣意的で、さっきのおじさん公文が気持ち悪いのも完全に公文が、
まず公文が他の公文と見分けがつけられるっていうのと、
その公文自体の話し手の集団っていうのがもう、
それを読む人の中で結びついちゃってるから。
条件反射的にさ、その人たちの集団が思い浮かべられちゃうから気持ち悪いわけじゃん。
だから多分おじさん公文っていうのが仮に存在しているとしても、
それを使っているのがギャルだったらそこまで気持ち悪くはならないと思うんですよね。
またギャルがいんなみたいな。
だから僕が言いたかったのは、例えば外国人が日本語を勉強してますっていう時に、
おじさん公文っていうのがそもそも見分けがつくのかっていう、
こっちがギャルの文明です、こっちがおじさん公文ですって並べた時に、
どう違うんですかってなるんじゃないかなっていうのと、
そう考えると、実はおじさん公文が見分けがついて、
おじさん公文が気持ち悪いって思えるのって、かなり言語的に高度な認知能力を使っているんじゃないかなと思って。
条件というか決まりごとをある程度わかっててみたいな感じかな。
はっきり特徴付けることも意外と難しいというか、
当店が多いっていう話もそうだけどさ、
全部に当店を打ったらおじさん公文っぽくなるかっていうと、
今カズキンが言ったみたいに、逆にそもそも日本語というか文章としてさ、
不自然すぎるようになっちゃうから、
じゃあどこで当店を打って、どこで当店を打たないのかとか。
ちなみに、横尾忠則知ってる?
横尾忠則さんのツイッターはまじで年を感じさせない。
年齢を全く感じない。
なって毎回思う。
もうだいぶ高齢だよね。
それはなんでかなって思いながら見てる。
なんでだろうね。
単純に書き物をいっぱい書いてきたからっていうのもあるのかもね。
すごいよね。ジョン・レノンと友達なんでしょ。
そうなんだ。
文章が上手い人はね、年齢とか性別関係なく上手いよね。
やっぱ文章が上手っていうのは、
そういう感じになっていくのかなって思う。
年齢が関係ない。
誰が見ても綺麗な。
それはなんかかっこいいなと思う。
そうだね。
それってなかなか誰にでも獲得できるものではない気もするけど。
言葉ね。
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