本との出会い
改めまして、みぎです。
今日は、久々に古本屋さんに行って、
どうかこの声があなたに届けますように、
っていうタイトルの本で、
アッサーハナツさんって読むのかな?
その方の文庫を買ってみました。
私が本を選ぶ時のポイントで、
本のレビューをネットで参照したりもするんですけど、
今回買った本は小説なんですよ。
小説を選ぶ時のポイントで大事にしていることっていうのが、
本のページを開いた時に、
物語の入り口というか、
物語の世界観に最初からスッと入れるかどうかっていうのを大事にしていて、
要素の一つとして大切にしているのが、
細かいかもしれないんですけど、
文字の感覚だったり、
行の間の感覚だったりっていうのを大事にしていて、
どんなに良いお話を本屋大賞で掲載されている本であっても、
行の間とか文字がぎちぎちに詰まっていないかとか、
読む読まないって無意識に決めている部分ってちょっと多くて、
私はスマホ依存から抜けたいっていうのもあるので、
本をなるだけでお金をかけずにたくさん読めたらいいなっていうのがあったりするんですけれども、
今回の本を買った決め手は、
何かの音声配信をやっている人とかだったら物語に入りやすいような語り口なんじゃないかなって思うんですけど、
最初の何行かをお読みしたいと思うんですけど、
ラジオカセットレコーダー、通称ラジカセ、
コンパクトカセットレコーダーにラジオチューナーを内蔵した音響機器、
今すっかり見かけなくなってしまった時代遅れの産物、
ラジカセに付属した選曲のつまみを慎重に回し、多少のノイズが入り込もうとも目的の声、
もしくは音楽が聞こえてくれば占めたものだった。
AMを聞きたいときは本体を持って部屋の中をうろうろし、
FMが聞きたいときは銀のアンテナを目いっぱい伸ばし、
やっぱり部屋中をうろうろしてちょうどいい、絶妙な角度で固定する。
これからも番組を聞き続けたいときはその位置と角度を何が何でも聞きたい。
その位置と角度を何が何でも支障しなくてはいけない。
そんな話をしたら彼女はしかめっ面で結構めんどくさいですねと一別した。
私も最近配信をやっていたので、読み始めたときに何かの配信に関するお話なんだろうなっていうのをすごく読み取れるんですよね。
そしてやっぱり小説って来てますから、やっぱり小説って事実だけじゃなくて、
この登場人物の心境とかそういうのが描かれているところもあるので、
私自身も配信をやろうかどうかって今ちょっと迷っている過中にあって、
そのヒントにも優しく寄り添ってもらえそうなお話だなって思ったんですよね。
古本屋さんなのでガチガチに中を見られないように放送されているわけではないので、
配信者としての思い
じっくり読みたいなと思って古本屋さんでこの本を買って家に帰って今読んでいるっていうところなんですけれども、
2、3ページくらい進んだ後のこのセリフがいいんですよ私的に。
今日も思うことはただ一つ。どうかこの声があなたに届きますように。
なんかこれね、配信してる人だったら誰もが思うんじゃないかなって思うんですよ。
そしてどうかこの声があなたに届きますようにって、
別の言い方で言うんだったらね、どうか私自身が誰かに届きますようにとかね、
そういうふうにも取れるなって思って、
この本を読んでて心に残る一文っていうのはいくつかあって、
そこに自分の思いを重ねてしまったり考えてしまったこともあってね、
お話できたらって思うんですけど、機会があれば今日はちょっとやることがあるのでこの辺でっていう感じです。
皆さんにとって今日残ったことはどんなことでしょうか?
お気持ちがある人はね、こういうことが心に響きましたとか、
この本のこういうセリフとか一文が心に響きましたっていうことなどをね、
コメントとかで教えてくれたらなって思いました。
というところで今回のお話はね、
恋日記なのかポッドキャストなのかわからないっていうね、
声の配信になっちゃっているんですけれども、
もしこの声の配信がいいって思った方は、
マスターとかで残してくださると嬉しいです。
というところで、ではまた。