初フライトの準備
夕焼けひとりきり、始まりました。昭和。
二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロ。
今は懐かしい思い出。明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。温かく優しい昭和の情景。
心のままにお話しできればと思っています。 どうぞお付き合いください。
今日は 連続ラジオ小説
夕焼け物語 紅の章
紅の翼 明日を染めて
主人公 ゆずかいルカと星名翼は
サンセットエアライン 新人研修
OJT厳しい訓練を無事 終了することができた。
そして、ひとり立ちと呼ばれる
まさにキャビンアテンダントのスタートを切る記念の日だ。
サンセットエアラインでは、新人の場合、 北の玄関口、新地都星に向かう航路を
初フライトに選定される。 それは機体の新人とも言われている。
そして、ゆずきルカ、星名翼はその任務にあたる。 間もなく訪れるその時がこっこつと迫ってくる。
ブリフィングルームで彼女たちは 幼い頃二人が出会った時、その約束の地で
紙飛行機を 投げ放った。そして舞い上がるその夕日の
翼に見たもの その誓いが今叶おうとしている。
翼は幼い頃家族旅行で 北海道に旅行した時に
自分がCAを感動した姿、 自分を重ねていて今まさに夢が叶う。
そしてルカは、 施設の縁の先輩。
輝きのショーの最後にショーの存在が いつも追いかける姿でもあった。
シホネちゃん、それは幼い時から慕っていた 大先輩だ。
そして 現在ではチーフパーサーになっている。
そして 本日の
一人立ちでは 記念の登場を
まさに
いう意味で見守ってくれる。 そんな体制も整えられている。
翼は ふと
自分の家族を振り返っていた。 愛を取り戻したい、それが翼のテーマでも
あったのだけれど、 実は
自分が 両親から
その愛情を足りないということを
両親のせいにしていないか。 実は自分が
その家族に愛を 取り戻せば
またあの日が取り戻せるのではないか。 家族もつまじく仲良かったあの日のことを。
一方ルカは 自分がここまで来れたことに
感謝の念を持っていた。それは シホネちゃんの存在、そして友人である翼がいてくれたこと。
そして 自分が
経済的なサポート、そして見守ってくれる、まだ
見知らぬ 人の存在。
シホネちゃんと北の大地にいる
母。 その間を
間を取り持つ北の使者。 さすらいのライダー北海道。
フライトの実施
うすうすとその存在を感じていた。 ランドセルをプレゼントしてくれた
ひそだということも。そしてキャンパスへ 経済的な支援を誰かがしてくれていたからこそ
今日この日を迎えることができたと。 さあいよいよだ。
クルーの紹介、そして本日のチームの 打ち合わせ登場者リストの
確認。チームの 主演は
エンジンを組む。 ゴー!
サンセットエアライン。そんな掛け声を
あげて 彼女たちは
夕日の差し込む ロビーへ続くドアが開放され
列を作って 活歩していく。
先頭のパーサーは ワインレッドの制服。
ネイビーのスカーフ。 彼女たちはネイビーの
ジャケットスカート。 そして帽子もネイビーだ。
互いにチェックはし合って準備万端。 両親からも
翼は祝福はされた。
そして ロビーの待合室で待つ人々たちの
一斉に彼女たちへ 降り注ぐその
まなざしその中を ボイング3セブン
3OOが待ち構えている。 ビヨックには勇気の
SALのマグが輝いている。 そして
整備。 そしてキャプセン。
クルーたちは準備万全。 そして彼女たちもギャレーの中の整理。
そして イメージトレーニングも行い
搭乗客は
やってくる。 そして
エスコートする。 無事完了。
シートベルトをする。
まもなく ボイング3セブンは格子出す。
夕日に完成とカスロウともに 赤く染まる。その景色がビュンビュン後ろに
飛んでいく。上空にフワイト浮き上がる。 そして
タイヤが格乗される。 アルミの部分が
真っ赤に夕日に照らされ 旋回していく。
北の大地へ。 そして
彼女たちを 司法の前で
翼を抜く。
サインベルトが消える。
彼女たちは 誇らしく
搭乗者たちにギャレーからドリンクサービスのために 誇らしく
サービスにあたるのであった。それは 客にとって全ては自分たちがマンツーマンである誇りとともに
いよいよ 紅のショー彼女たちの人たちが始まりました。
次回の 彼女たちは北の玄関口千歳で
その町帰る者はなぜだろう そんなときめきを感じます
本日はお付き合いしていただきありがとうございます。次回の番組 お楽しみに