初フライトの準備
夕焼けひとりきり、始まりました。昭和、二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、温かく優しい昭和の情景、心のままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、連続ラジオ小説、夕焼け物語紅の章、紅の翼明日を染めて、
主人公、ゆずきルカと星名翼、サンセットエアラインの入社式、新宿研修OJT、そして初フライトの日を迎え、
無事、彼女たちは、そのクロージングに入っている、そんな日のストーリーだ。
そのボイン37、3OOは、シートベルトのサインの店頭が消えて、彼女たち、ルカと翼は誇らしく、
その彼女たちの新人研修OJTで訓練した、その力を存分に発揮している。
先輩たちからも、あなたたちが容量が良いたら大丈夫ね、そんな励みともなるようだ。
また、含みで笑みを誘うような言葉も投げかけられた。
そうだ、彼女たちは、手際が良くて容量が良い、そんな技術を身につけていた。
最後の実証からの教えでもある。
そして、彼の担当は、星の翼、R、右側はユズキ、ルカ、それぞれ後方のドアに近い部分を担当するエリアとなっている。
そして、彼女たちは、その夕日が沈む、まさにそんな窓が光景として広がる。
アナウンスでは、窓の外をご覧ください。
そして、雲海が広がる、茜色に染まった、その雲の絨毯だ。
そして、ルカはこと、この初フライトの前に一つのことを思い出していた。
ギャレーの中で、自分が施設で園長に挨拶に行った時の話だ。
回想シーンともなる。
ルカちゃん、おめでとう。
園長が彼女を抱きすくめる。
二人は涙して、園長に褒められたのがとてもうれしい。
幼い時からおんぶしてもらった、その背中に手を回す。
今は、ルカの方が背が高い。
そして、その時に、今までの感謝を述べると同時に、ルカは尋ねた。
当然、北の使者、それは四方と北の大地をつなぐ、さすらいのロンリーライダー、
そうだ、なるものが見かけたという話を園長にしたところ、
帰りにルカは、園を去る時に見かけたのだ。
約束の地で一人、夕日を眺めていた彼に、
北海道さん、あなたですよね、そんな声をかける。
北海道はとぼけるけども、顔にすぐ表情に出てしまう。
嘘をつけないようだ。
どうして今まで行ってくれなかったのですか。
北海道は苦笑く、手にはグライダーを持っている。
僕はただの伝令なんだ。
君のことを思っている人は、北の大地にいるんだ。
大空町への旅
キーワードは、北の大地の大空だ。
そんな言葉を彼女に残していった。
その大空とは、
ルカは、フライトの前にしたシールアレンジをしたところ、
同等に大空町という町が確認できた。
旧、東モコト町とメマンベツ町という町が合併してできたばかりの町だ。
そこに、あなたをありのままの今のかなえた姿を見せるといい。
北海道は、そんな言葉だけをルカに伝えた。
そして今、キャビンの中。
間もなく、キャビンは新地とせい。
着陸体制に入って、無事、北の玄関口に着く。
そして、なんと、その滑走路から遊道路に入ったところで、
記念のウォーターサルト。
これは、遊道路のエプロンのところに放水車がアーチを描く。
放水して、レッドの放水をして、
そして記念のビンが入港したときに、影の意を示す。
そんなサンセットエアライン、そしてエアポートの姿でもある。
記念の信仰だったのが、そのビンは。
そして、ルカは、その同等の大空。
そのキーワードの持つ意味が、より近づいていることが、はっきりとわかる。
そこは、一つのエアポート。
目満別。
文字は、女、満たす、別れる。
そんな三文字の風向があることを知った。
そして、名古屋、目満別。
札幌からも羽田からも出ている。
そして、その大空町にある施設で、自分が見せたい人がいる。
待っている。
それは、施設長でもある。
ユズキ、ミサキ。
そんな、再会の日が近づいています。
それが、ルカが恩返しと言える、その日が間もなく近づいてきます。
いよいよ、ミサキの元へ。
夕焼け物語くれないでしょう。
本日、この辺りで終わりたいと思います。
お付き合いしていただき、誠にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。