旅の始まり
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景、心のままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、連続ラジオ小説、夕焼け物語紅の章。
紅の翼、明日を進めて。
主人公である、ゆずきぬか。
星の翼はサンセットエアラインの北の記念すべき初フライド。
ひとり立ちの日を終えて親知とせ。
会社の記念行事を終えて、それぞれの愛の形を表現する恩返しの旅だ。
翼は両親へ北海道旅行。
一方ゆずきぬかは、まだ見ぬ
自分のサポートに多大なる夢を追うことを与えてくれた。
ジボであるミサキのもとに旅立つ。
再会できる日を夢見て今日まで来た。
そして自分の夢が叶ってその報告をしたい。
そんな一途の、ゆずきぬかの旅が始まる。
ゆずきぬかは、時をつく頃で、あばしり駅に降り立った。
その駅は映画でも有名になった。
観光スポットでもある駅の造りは、当時レンガを作ったその模したレリーフ。
あばしり駅の看板も立て書きで、あばしり駅その太く毛筆で書かれたような看板は、
当時人目がつくものでみなが観光客が記念撮影を撮る。
ぬかも人に頼む。
あばしり気持ちは高ぶる。
そして手がかりであるスラスライのライダー。
北海道柄のキーワード。
母への、再会へのそのキーワードとは、
あばしりに住んでいるということ。
そしてしれとこ方面の乙女の涙。
そして施設と展望台。
その話は北海道から聞いていた。
そのあばしり近郊にあるアパートは、
もともと大地と言われる、もともとの北の地に住みつく人ではなく、
その遠距離において職人ついた方が住まれる、そのアパートが並ぶ一角がある。
そしてぬかはあばしり監獄。
名所である観光地を訪れると同時にそのアパートにも赴き、
ゆずき。
母との再会
その病状を手がかりに人に尋ねたりするけれども、
探し当てることができない。
そしてふたび果てて駅に戻ってきた。
彼女はやや小ぶりな背中に背負うリュックサックで、
膝をかかえて駅の階段に座る。
そしてためきをつく。
多くのにぎわいを見せる観光客。
その中でポツンとしている。
ほと露体に赤いオープンカーが滑り込んできた。
アルファーロメオスパイダーだ。
サングラスをかけたレディーが。
そしてぬかは彼女を見たと同時に
あって気がつき駆け出す。
そうだ、チーフパッサーであるサイフンジシオが
休暇をとってこの地にいたのだ。
そしてぬかに向かって乗りなさい。
しお姉ちゃん、いいから早く。
そんなしおは声を下げて助手席に乗せる。
そして旋回してある地へ向かう。
二人は風に髪をなびかせ。
ぬかもしおからずサングラスを渡され様になっている。
アップダウンで果てしなく直線が伸びる。
なかなか本州では見られない道路だ。
その中を少しずつ山間に進む。
そしてある宿泊施設、旧東もこと村の
現在では大空町とある宿泊施設に着いた。
そしてしほが待つ中、彼女は降りるけれども
玄関をくぐってたずねるけれどもうなだれて帰ってくる。
いないんだってしほ姉ちゃん、残念がある。
そして再びしほの車にぬかを塗って走り出す。
そして展望台を目指す中市別にある。
そして海洋台、伝説の地平、朝日が時を
彼女からしほも聞いていた。
しほも初めての場所だ。
そこに何か手がかりがあるような気がしてならない。
二人はその駐車場に着いた。
そしてしほが待つ中、ぬかは展望台を駆け上る。
そして展望台には一人の女性が夕日を見ていた。
夕焼けにあかねぐるの、その同等の落日は早い。
そして手前でるかは止まる。
そして一人の女性が振り向く。
ぬかは足がすくむけれども、
お母さん、お母さんだよね。
そして母なる三崎は振り返り、ほほえむ。
周りの風景がモノクロになって
三崎の姿だけがフルカラーとなっているかの
潜みに入り込んでくる。
そして二人は抱き合う。
そして気がつくといつの間にか日が沈み、
一羽虫、二羽虫が東の空から発見できる。
そしてその一羽虫、二羽虫が寄り添うように光るのでありました。
まだ、ぬかの旅は続きます。
次回の番組が楽しみです。
この辺りで終わります。お付き合いしていただき誠にありがとうございました。
触れないのショー。
翼は触れない。
明日を勧める。
次回の番組、お楽しみに。