昭和の思い出と悪化する閉塞感
夕焼けひとりきり、始まりました。昭和。二桁生まれのパーソナリティー。ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロ。
今は懐かしい思い出。明日の心配もせず、駆け抜けた昭和の時代。温かく優しい昭和の情景。
心のままにお話しできればと思っています。どうぞお付き合いください。今日は、JAZZ Bar昭和。素敵なピアノが流れるこの店。
女神アフロディデファ時として降臨する。会えるのだろうか。そんな思いを胸に、今日も立ち寄ってみる。
カウンターの奥。お酒をたしなむ。彼の名は
Jだ。人は彼をそう呼んでいる。今日は、モッコミュール。
神社ペースだ。私、ミッキーがそばにいて、お話を伺いたいと思います。お付き合いください。
Jさん、こんばんは。
そばにいてよいですか。や、ミッキー。
また会えたね。どうぞ。
Jさんはいつもと何かが違う。
ホームの向こうに、あのピアノを奏でる。
彼女は、こちらを向いて微笑む。
ミッキー、久しぶりだね。何考えていたって。
閉塞感。人生に置いておくとして。
黄昏時を、時を過ぎて、
この酒場で、
感じる時があるんだ。
今日、一日を終えた中での閉塞感。
大人になった、昭和平成の時代を経ておくとも、
その時の
スピードは年々増していき、
自分が信じた経験が、時として揺らぐことがある。
自分が、人との繋がりの中で覚えたこと。
自分の試行錯誤によって、何か
工作するもの。
その人の付き合い方にしても、手法にしても、
人との共に喜び合うこと、
悲しむこと、そんな体験を
懐かしく思い、
ふと、その一日になかったなっていうことを感じて、
もちろん、便利になった
ITデジタルの中で、その何かの投げかけに対して、答えをすぐに
探し出すことができるような便利な時代ではあるのだけども、
ふと考えていたんだ。自分がついつい、
受け身になった自分がいるって、
そんな思いだよ。
あの時の、
人々の繋がりと社会の課題
自分が汗水に流して、人に
疲れようとしたこと、頭を下げたこと、
役に叱られたことがあったり、喜んでもらえたこともあるし、
今もあるとは思うけれども、その
人との関わりという部分が必ずしも、
多くはない時代になっている。
効率化が図られて、
そして人々は、
振り返ることをせず、今の
投げかけに対して、すぐに答えを導き出すことができる。
そうなんだ。自分の何か定義とその答えを、
なぜそうなるかということを、自分自身で深掘りすること、
そのなぜだ、なぜだ、
考えていく手順が、自分の日々の中で欠如していくということによると、
寂しさを覚えることがあるんだ。
そして、今思うと、あの基本土台という部分があると、
何か違うシーンに遭遇した時でも、その応用が図られて、
自分自身のその充実感、
達成感を味わうことになる。
ただ今は、例えばある職種にしてもスタイルにしてもそうだ。
新人にしてもベテランにしても、
多くの部分にすぐにある程度の
熟悉を感じることができる。
ただ一つ考えてみよう。
初心者からすぐできるのは、とても便利な今の恩恵かもしれない。
ただし、100点のうち50点が取れた後というのは、
土台作りができないと、
次の80点、100点までの道のりというものは、
必ず必要があるということだ。
なぜなら、自分がその質問問題、
その導きがなぜなのかということが分からない限りは、
世のすべての不条理において、
場面場面が変わったらこうなるという、
繋がりの法則がいつまで経っても切り離されたものとして、
別々に考えてしまうからだ。
本来すべてのものは繋がりがあって、
あるところで人々は、
この答えであれば別の問題でもこうなる。
輪のように繋がっている。
気がつくと、今の人々は矛盾したことで、
ある勢力と同じ方向を目指しながらも、
対立しあったり、分断しあったり、
人々が、そして問題を経験にしてもそうだ。
自分がなぜそうなのか、
世の問題を自分事として考えると同時に、
相手自分の、むしろ卓越ではなく、
人として、人間としての答えを、
導き出すのが、
互いに同じ方向を見て、
人々は解決していくのが良いだろうという話だ。
相手と自分で、
相互の間だけで話し合う問題ではない。
じいさん、ありがとうございます。
世の不と考えてみた時の閉塞感、
人の種類だけ考え方はあると言うのだけれども、
どれが正解という部分ではなく、
真実は必ずそこに存在する。
その真実は、ありとあらゆるものが束縛ってできているもの。
方程式のようなもの。
AたすBはC。
Aと違うものがCにはならない。
そんな話ですね。
じいさん、乾杯してください。
乾杯。
ジャズバー賞は、ふと世の不条理を考える時に、
今の自分の取り巻く環境、世の状況は必ず原因がある。
起因するものがあるということ。
良い環境、良い起因するものがあれば、必ず良い社会ができあうと同時に、
自分の良い恩恵も受けられるということ。
反対に悪ければ、悪い結果が導き出されるということは、までもない。
そんな悩みを持ち続ける酒場かもしれない。
お立ち寄りください。
夕焼け一人きり、この辺りで終わります。
お付き合いしていただき、ありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。