00:08
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和二桁生まれのパーソナリティ、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今懐かしい思い出、
明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、
どこか懐かしく温かい昭和の情景、
心の思うまま、記憶を呼び戻してお話しできればと思っております。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話。
ある男の子が、中学生になりました。
そして、自分の部屋で音楽を聴いているようです。
何か、最近洋楽、そして海外のものに少し興味を持ち始めた。
そんな、男の子の心境。
私、ミッキーがインタビューしてみます。
聴いてみましょう。
今は昭和50年代。
ある男の子の部屋に訪問してみたいと思います。
コンコン。
はーい。
ミッキーさん、久しぶり。
秋和くん、元気してた?
うん、元気。
なんか、部屋の様子、少し変わったのかな?
かっこいいね。
ポールハンガーも、革ジャンガーぶら下がってたり、
上のところに、少し大きくなったグローブや、
そして、バットも、壁に立てかけたのね。
勉強机の上に、地球儀もある。
どうしたの?
うん、科学の雑誌に付録で付いてたんだ。
すごいね。
03:03
なんか、似合うだね。
そっか、写真型になってんだね。
うん、そうなんだ。
僕、地図帳とか地球儀を回して、
チリが好きなんだよね。
よく眺めてる。
そうなんだ、秋和くん。
社会の成績もいいんだね。
うん、得意だよ。
そっか。
あれ、ラジカセ新しいね。
どうしたのかな?
うん、お母さんに買ってもらった。
カセットテープも、最近種類増やしてね。
インデックスのカードにも、
オシャレで統一感も足したいなと思ってね。
ミッキーさん見て、これ。
ダイアナ・ロス
オリビア・ニュートン・ジョン
アヴァ
ビージーズ知ってる?
知ってるよ。
そういや、
こないだ、サタデーナイトフィーバー、
もうすぐ公開されるって聞いたんだけど、
そのメンバーだよね。
うん、あったり。
よく知ってるね、ミッキーさん。
すごいね。
時代先取りってやつだね。
なんか、
僕の小学生から少しずつ、
趣味もちょっと変わってきてね。
なんか、
あれ、秋和くん、
髪型がなんか決まってるね。
最近、生髪医療も買ったんだ。
MG5って知ってる?ミッキーさん。
あ、知ってる知ってる。
ふざかりまさこさんっていう人がコマーシャル出てるよね。
僕はそんなに知らないけどね。
でも、
お風呂、頭洗った後にトニックとか、
スキッとするし、
リキッドとか、
あとまだ試したことないけど、
06:00
単調っていうチックも持ってるんだ。
なんか、まだ使いこなしてないけどね。
ちょっとベッド作りそうで、なんか。
すごいね、秋和くん。
なんか、
どんどん大人びてきてるね。
なんか照れるなぁ、ミッキーさん。
そっか。
音楽聴かせてくれる?
アバか。
好きだなぁ、このダンシング・クイーン。
すごいね。
どの歌も名曲だ。
僕も知ってるよ。
うわぁ、なんか。
あれ?
でも、カセットテープの置き場に、
秋和くんが前から好きなフォークとかもちょっと混じってるね。
そうだよ。
やっぱし、
どうしても最後には聴いちゃうんだ。
落ち着くもん。
そっか。
秋和くん、すごいなぁ。
秋和くん、
机の端っこになんかラジコンがあるんだけど、
何それ?
前から大人気してるマハ55のラジコンなんだ。
ヘルメットも、
前買ったのがあるんだけど、
最近はラジコンだけなんだ、遊ぶのは。
そうか。
いろんなものをお母さんに買ってもらったんだね。
お母さんに感謝しなきゃダメだよ。
わかった。
でも、なんか最近、
恥ずかしくなってきて、
見にくくなっちゃってね、みきさん。
うん。
でも、お父さんお母さんに、
ありがとうっていつも思い続けなきゃダメだよ。
わかった。
じゃあ、秋和くん、
僕帰るね、そろそろ。
うん。
みきさん、また寄ってね。
今日は来てくれてありがとう。
バイバイ。
話は変わります。
今日は、昭和のある少年が、
ちょっぴり成長して、
自分の部屋も、少し、
09:02
大人への一歩と言うんでしょうか。
聴く音楽も、洋楽が増えたり、
自分の、
髪の毛の手入れも、少しするようになって、
服装も変わってきたようです。
そんな、大人への成長の、
途中の段階というのでしょうか。
なんか、見てて、
微笑ましくなりました。
まだ、反抗期は、訪れてないようです。
どんな成長を見せてくれるのでしょうか。
見守っていけたらな、と思います。
みなさんも、
小学生、中学生と、
本当、毎日も、
一日が、濃い、
そんな時間だったと思います。
今日よりも明日、
必ず、明日はいいことがある。
そんな夕焼けを、
何回、
見たでしょうか。
また、大人になった今でも、
そういう日の、
訪れることを感謝して、
いたいものですよね。
夕焼けひとりきり。
今日は、短くなりましたが、
この辺りでお話し終わりたいと思います。
本当に、お話し、お付き合い下さいまして、
ありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。