七夕の思い出
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和。二桁生まれのパーソナリティー。ミッキーロンリーがご話します。
昭和レトロ。今は懐かしい思い出。明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景。心を思うままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロの話。テーマは、七夕。
誰もが懐かしい記憶。そして、現代も変わらぬ暮らしにまつわる行事とも言えるでしょう。
昭和平成の世代の皆さん。現代に聞くリスナーの皆さん。
七夕。それは子供の時の思い出。
願いを問う誰しも。その印をつけた人も多いでしょう。
私、ミッキーがエピソードを交えてお話ししてまいります。
お付き合いください。
七夕の日。七夕の伝説。
誰しもその子供の時に、それは学校行事かもしれませんし、それはご家族の間でも願い事を書き記す。
そんな思い出もある人もいるかもしれませんね。
七夕伝説。
七夕にめぐり逢えることを許してもらった。それが七夕。
そして七夕。多くの人が笹田家に願い事を書き記し掲げる。
子供時代に思い出が多くの人も多いかもしれません。
大人になった我々は、今はなかなかその機会もないかもしれません。
その笹田家に願い事を掲げる。
その理由としては、神様が笹田家に降りてくる。そんな言い伝えがあるようです。
そしてその言い伝えというものは、
願い事は本来自分の習い事、それは芸事。
例えば踊り、文字の習字、そして音楽。
主に上達を願って書き記すというのが本来の形なようです。
そして江戸時代には寺小屋が復興していて、
その書道の部分で広まったのが、その七夕の行事が広まったことにもつながった。
そんなこともあるでしょう。
ただ勘違いしてはいけないのは、自分自身の欲望のため。
何々が欲しい。何々を叶えて。
本来そういう目的の願い事はいけないようです。
振り返って子供時代を考えると、自分もそんなことを書き記して掲げたような感性点もあるような気もします。
ある池の近くにある施設、そしてその近郊の住宅地に笹竹が掲げられています。
そこには二人の少女が書き記した七夕の願い事が見えるようですね。
その夕日の見える綺麗な丘、崖というには安全で、その当時飛行機を少年少女が飛ばしていたような場所の近くに施設があります。
そして笹竹が飾りかけてあって、多くの子供たちの願い事。
そしてその中に一つ、ルカちゃんのようですね。
その願い事は、水泳、スポーツが上達できますように、そんなルカという可愛い文字が掲げられています。
そして一方、住宅地の中のある家では、その笹竹にはもう一つの願い事が見えます。
大人になった今
それは、翼ちゃんのようですね。
願い事は、英語ができますように、翼、そんな文字が見えます。
互いに自分の得意なものとは反対の、どちらかというと苦手で克服しなければいけない、その上達を七夕の日に願い事で掲げてあるようです。
叶えるといいですね。
今日は昭和レトロのお話として、七夕の日を思い出してみました。
我々は大人になりました。
そして子供の頃、学校行事、そしてご家族の間でもしていたかもしれません。
笹竹に願い事を掲げて、神様にお願いする。
今思うと、先ほど申しました通り、あまり芸事、習い事の上達という部分に意識せず、何でもありに自分の希望を書いていたような気がします。
年ごとに、とても覚えているものではありません。
たくさんの夢や希望を書きすぎて、どれがどれだか分からなくなってしまいました。
皆さんは、七夕の日、大人になった今、どのようにお迎えになりますでしょうか。
いつの年になっても、自分の芸事はあると思います。
そして、今からでも好きなものが見つかるかもしれません。何か取り組んでみるのも良いかもしれません。
書道、音楽、絵を描くこと、語学。
素敵な夢ですよね。
皆さんもぜひ、夕焼けひとりきり、この辺りで終わりたいと思います。お付き合いしていただき、ありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。