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夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和2期間生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出。
明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景。
心を重ままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は昭和レトロのお話。
テーマは、盆踊り。
昭和の世代の皆さん、
現代に生きるリスナーの皆さん、
夏本番。
この季節には各地で盆踊りが催されています。
それは公園であったり、小学校だったり、
神社だったり、お寺だったり、
様々な場所で、
いつもと違う光景を見せている、
そんな活気のある場所でしたね。
皆さんにはどんな思い出がございますでしょうか。
私ミッキーがエピソードを交えてお話ししたいと思います。
どうぞお付き合いください。
時は昭和50年代。
富士山公園の広場。
いつもと違う装いを見せている、
おなじみの夕焼けの光景から徐々に日が沈んで、
代わりに浮かび上がらせられたものは、
矢倉と蝶神。
四方に蝶神が並んで繋がっていて、
その温かい明かりの下で人々が盆踊りを踊っている。
矢倉の上では太鼓を打ち鳴らして、
みんな楽しそうな笑顔だ。
入口の柱のところで待ち寄せをしている子どもたち。
昭和くん、
時は蝶神がいるあの頃の二人だ。
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自分の友人たちと塊になって、
小銭を持って、
これから前の露天を巡って、
美味しいものを食べながら。
同じ学校の友達に出会いがあって、
少しおめかしもしている。
盆踊りを踊ることよりも、
そちらの露天の方でどこ行こうかな、
なんてことを話している様子だ。
時は蝶神、秋和くんそれぞれの友達と一緒に、
もちろん露天の前には各お店ごとに人気があって、
どの商品を買うのも並んでいる。
イカの丸焼き、
ゲソ、
串カツと土手のお店、
味噌をつけて選ぶもよし、ソースをつけるのもよし、
キャベツもご自由にっていった感じだ。
おなじみのりんご飴、
バナナチョコ、
カラフルな五色スプレーがかかって、
子供たちは嬉しそうだ。
そして、たくさんの氷水に冷やされた、
ジューシー、
かき氷もキャラクターの容器に入れてもらって、
ご満越の子供たちがたくさんいる。
秋和くんいた。
彼はサメ釣りをしている。
後ろには一頭から五頭章まで豪華な景品が並んで、
男の子たちが多いみたいだ。
秋和くんは得意そうに竿を持ち上げて、
サメの口から髪をとって、
また五頭か。
なんだ、二回も引いてるのか。
秋和くんは悔しそう。
でもどこか楽しんでいる。
やはり棒取りは一年に一度だもんね。
ときおちゃんは女の子たちのグループで
反対回りで並んでいる。
自治会の知り合いのお母さんたちが焼いている。
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焼きそば。
また隣ではクランクフルと焼けたり。
ときおちゃんは顔が広くて大人の人たちにも
交流があって、挨拶を中心にしている。
お友達は焼きそばをしゃがんで食べていて、
とっても嬉しそうだ。
クランクフルとケチャップマスタード。
棒取りのからしは酢マスタードじゃなくて、
水で溶いて作られたものが多いんだよね。
こぼれちゃうよ。
棒取りで輪になっている人たちはみんな
踊りに自信があって、そのステップは壁やから。
さまざまな音楽が流れて、
どこか自信ありげに。
そして笑顔も様になって、
手の動きも足も動きも完璧。
なかなか子供たちは難い部分もあるけども、
いつか成長した暁には輪の中に加わるんだろうな。
さまざまな人たち。活気があって暑さも吹き飛ぶ。
おじさんたちは日頃のお仕事の値切りも兼ねて
笑顔満点で冗談言ってダジャレ言ってる人もいる。
なぜか北海道さんがご年配の人たちと一緒に語られてる。
北海道さん、年上の人と話すのも好きそうだね。
なんか、今日はバイクがないからビールを片手に。
串カツも食べてる。
手でキャベツもつまんじゃったりして。
その中にじえさん、スーパーボールすくいをやってる。
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子供たちに余分にあげたりして。
水流がとても涼しそうだ。
オブさんはおもちゃを売ってる。
剣玉を実演したりして。
子供たちの視線を集めて。
ことさんが売れることよりも、
玩具の見本を見捨てて5万円。
こんな1年に盆を取る。
メリハリがあるっていうことは素敵で幸せの情景そのものだ。
みっくんも楽しんでこようと。
話は変わります。
今日は昭和レトロのお話。
桃のりをテーマに話を進めてみました。
子供の頃、友人とグループを作って。
いろんなお店を覗き込んで。
おいしいものを頬張っておしゃべりをして。
それは成長する東流門の場所と言えるような場所だったかもしれない。
そして人々は大人になってまた前戻ってくるような場所でもあるかもしれません。
それは小人同士だったり家族だったり。
一度ご近所の盆踊りでもお出かけになられてみてはいかがでしょうか。
今日は夕焼けひとりきり。
このあたりでお話を終わりたいと思います。
お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。
