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夕焼けひとりきり始まりました。昭和 二桁生まれのパーソナリティ
ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロ 今は懐かしい思い出
明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代 戦く優しい昭和の情景
心を思うままにお話しできればと思っています どうぞお付き合いください
今日は 居酒屋時代
素敵な名前のこの店 暖かく柔らかな明かりが店内を灯す
カウンターの奥には味わい深くしみじみとお酒をたしなむ 彼の名は
ホブ 訳すると希望の人
また会えました。カウンターの中には上品な和服の腕立ちのおかみさん 菩薩の
微笑みをたたえて 人々に慈愛と慈悲の心で癒しを与え続ける
今日は私ミッキーにどんな癒しで包んでくれるのでしょう 側にいてお酒を組み交わしたいと思います
どうぞお付き合いください ホブさん
こんばんは 側に行ってよいですか
やあミッキー また会えたね
どうぞ人に優しく
人をかばう心 そんなキーワードについて考えていた
03:03
人は無意識のうちに人の心を傷つけたりすることもある 悲しい話だ
僕の昔の小学生の恥ずかしい話をしよう 聞いてくれるかい
小学生の頃 学年は4クラスほどあって一見まとまりがあるように
それは無邪気に 微笑ましく
元気の良い声が飛び交っていた
そんな朝礼の時の話
そして授業でも同級生の一人の少女の行動が 目を引くこととなった
そんな話だ その彼女は
寝坊して遅刻してくるのが 日常惨事
いかにも重い足取りで 生徒が朝礼の時でも
悪びることもなかって何事もないように ランドセルを肩にかけ引きずるかのような足取りで
それを先生方も指摘することもなく いつも
授業も 居眠りも日常惨事
その後継は卒業まで続いた もちろん同じ学区で中学生にも進学したんだけれども
06:01
クラスも増えて その彼女の記憶は
まるで 紛れ込んでいったかのように私の記憶の中から
いつの間にか消えていた
そして どんな人生をその後に歩んでいったのだろう
誰も知る余地がない 半世紀経った今
うくと思うことがある その彼女の姿は明らかに他の生徒とは違って
一切を放っていた そして大多数の
子供たちが村八群にしていた 友達にも誰もなろうとせず
口も聞かない そして
自分もその中の一人だ 分かったことがある
要因は家庭状況なのか 環境の面か
経済面の部分か 病気か
思い当たることは そんな話だけれど
言えることはただ一つ その同級生にとっては
義務教育でありながらも学業より優先しなければいけない問題が
幼い子供の時から 彼女の身には
降りかかっていたということだ そして忘れていけない事実がもう一つ誰も
彼女を理解しようとしなくて 投げていた
今はどうしてるか知らないし 幸せになっていることを
願いたいのだけれど 謝ることもできない
ホープさんありがとうございます 人は無意識のうちに
傷つけてしまう 自分にとっては大した
09:04
ことはないと思っても 当事者はとてつもなく
孤独でダメージを受けていたのかもしれない 傷を負っていたのかもしれない
その 心は
あってはならない。そんな話ですね おかみさんが菩薩のような眼差しで見つめています
慈悲の告白 悲しそうです
ホープさんおかみさん 彼女のために乾杯
今日は 居酒屋時代
ホープさんが 子供の時のはずべき行動
自分が無意識のうちにしてしまったこと 自分が被害を受けたわけでもなく
無意識のうちに心に傷を負わせてしまったことを少し悔やんでいる様子でした
今に生きる人の中にも 心に傷
言いたくても言えない状況にある人はいて
状況が変われば誰にも当てはまるということ それを忘れてはいけない
ホープさんが言ってたのが印象的でした 居酒屋時代
様々なテーマで人々が 集まる
居酒屋 皆様も
お立ち寄りください お待ちしています
夕焼け一人きりこのあたりでお話を終わりたいと思います お付き合いしていただきありがとうございます
次回の番組 お楽しみに