みさきの物語
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景、心を思うままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は連続ラジオ小説、夕焼け物語紅の章。紅の翼、明日を染める。
それは北の大地で、その彼女、そうだ、ゆずきみさき。
しえとこの卑怯の地である、乙女の涙、そんな地球の歴史を感じられるような、
入江の地下水から湧き出た滝を涙のように、海へ落とされるその姿は、
みさきの心を表すかのようだ。
それは波乱万丈ともいえる人生であった。
若かれし頃、大年がよろし、その彼との仲を引き裂かれて、
その一人の女の子、女子森、その少女をある施設に、
それは夕焼けの綺麗に染まる約束の地のそばのハウスに、
自らの子供をあずけた。
とても精神上、その当時、みさきは育てることができる状態ではなかった。
何度も死に、自ら命を絶とうとした。
そして、その施設にあずけられた少女の名は、ルカという。
そして精神的にも、みさきは実はキャリアウーマンでもあった。
元キャビンアテンダントだったんだ。ある。
それはエンターブライズに属して、夕日のエアラインとも言われる、
サンセットエアラインのキャビンアテンダントでもあった。
そして同期の中では、その当時入社した時も出席も、それは優秀な人材でもあった。
そして、その失恋のきっかけで、自ら退社して、
北の国で、その第二の人生を始めていたのであった。
つらい過去を忘れようとして、
ただ、そんな中にも一人の、まるで宝石のようなあの少女の顔は忘れたことはなかったのだ。
彼女の住まいは阿波市にあった。
実は近隣の施設で彼女は施設長まで、
自らの第二の人生をそのひたむきに汗水に流して、
それは施設の宿泊棟で布団を出し入れ、
そしてお風呂でもデッキブラシでゴシゴシ、
それは汗だくになって首にタオルを巻いて懸命に働いていた。
そのルカットのことを自ら打ち消すかのように。
そんな中、一人のライダーが若い時に訪れたことがあった。
そのライダーもツーリングで自らの居場所、
夢を自分自身が失っていたという、その彼の名は北海道だ。
そしてある夏の時に、その北海道は施設長であった、
その三崎のところで働くことになる。
新たな旅立ち
彼はその三崎、まさに彼女のためなら尽くしても、
自分が捧げても構わないほどに懸命にサポートした。
それは遊具のペンキ塗り、そして豪華途上での整備、そしてふさかり。
そんな中にも、彼も自分自身の居場所を確認しようとしていたんだ。
それは三崎、そして北海道も若っかりし頃の話だ。
三崎はキャビン・アテンダントを辞めて退職して、
まだ5年経ったかどうかという時だ。
彼女はまた同等の人たちとも自分の人脈作りにも長けていた。
それはキャビン・アテンダントの自らの経験が、
彼女の周りに人々が集まってくる。
そして三崎には友人がいたのだ。
その友人は同期で三崎とは対照的に、
三崎が元気に、活発であってどちらかというと情熱型に対して、
静かでまるで月のような存在。
その三崎の友人の名は朝日菜時代という。
そして同等の中市別にある海洋大に北海道は、朝日菜東京のラストフライトの時に
あばしりの三崎にあったこと、そして実はルカのことも
さりげなく話をして応援する運びを流れとして作っていたのであった。
思い出すであろうか、朝日菜東京のラストフライト、そして西大寺潮の初フライト。
そして北海道は塩と松茎の海岸で夕日を見て、
同等へツーリングで流れた。
そしてあばしりの恩人、それは三崎でもあった。
その後に、東京と海洋大の場所で夜空に現れた流星群、
その中に星座を見ることとなった翼。
翼の翔のラストの物語と合致するものだった。
そしてこの日一つ決めたことがあった。
実は三崎は自らルカのために汗水を流してその蓄えを作っていた。
そして自分が苦々しく思った辛い途中でやり残したことを、
また一つのバトンとしてルカに繋げようと。
それは時代からも、最後に衆が受け取るバトンを受け継いだかのように。
そうだ、ルカの進学が間もなくやってくる。
新たなブレンス、それはウィングの系譜として繋がることであろう。
次回の番組が楽しみです。
夕焼け一人きり、この辺りで本日終わります。お付き合いしていただきありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。
