通知表のあれこれ
夕焼けひとりきり始まりました。 昭和
二桁生まれのパーソナリティー ミッキーロンリーが
ご案内します。昭和レトロ 今は懐かしい思い出
明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代 温かく
優しい昭和の情景 心思うままにお話しできればと思っています
どうぞお付き合いください。 今日は昭和レトロのお話
テーマは 学校の通知表
懐かしい響きですね。人によっては 良い思い出
思い出したくない記憶もある人もいるかもしれませんね
昭和の世代の皆さん 現代に生きるリスナーの皆さん
誰もが 通知表をもらった記憶
その感情は様々なもの
私ミッキーがエピソードを交えてお話を進めたいと思います お付き合いください。時は昭和40年代50年代
ある通学路の 帰り道
学期も終わり修行式 その中
秋和くんが ともともと
歩道の土板の上を 下向きに
その線をまたぎながら 歩いている
どこか元気がない様子 今日は
先生から通知表をもらった そんな
通知表には秋和くんは少し 複雑な気持ちになっている
それは 内学期
未学期とも いつも
お母さんから 私の
子供の時はいつも5しか取ったことがないのよ そして
秋和くんの成績を見て 少し
説教するの それが秋和くんの
心苦しい部分 今日も
重い足取りで また
前学期と同様にともとも歩いている 自分の感覚とは違った筋を先生につけてもらって
もちろん当たっていることも多くて 反省はしなきゃいけないと思いつつも
お母さんのついつい比べられてしまう その出席がとても辛い様子
そして 自分の通学路の少し前には
時夫ちゃんが背筋を伸ばして 自分の前を歩いている ただ
恋は かけることができない
おそらく彼女は
成績が良くて 足取りも彼女やから
秋和くんは 5は
ない そんな
どうしても分かってても受け入れることができない その寂しさ
でも 帰るしかないね
自己評価と成長
秋和くん 話は変わります
誰もが経験した通知表をもらった時の話 私ミッキーの頃は管理教育がやや強まった時代
そして それまで友人同士で
成績のことも気にせず 仲間意識が強かったのがどこか成績の良い人悪い人によって
無意識にグループが
できていったり そんな目で偏見じみてしまうようなことがあったような気がします
修学校 より強まって高校入試への内進で
その後の高校時代では やはり
通知表の通じっていうのは実力テストよりも 先生の指導に
より 従っているか
学んでいるその指標だったような気がします 忘れてはいけないのが
必ず誰かとの対比 途中人物の秋和くん同様
幼い頃は自分の親が良い数字を取ってたっていうことを 何度となく聞かされた記憶もございますし
いつの間にか 学年注意
偏差し そんなことでいつも数字を気にするような部分が自分の評価に連動していく
誰もが思わされたことでしょう そして年月を隔てて今
思うこと それはあの頃の通知表によって
何か影響があったかというと 自分のその後の人生にさほど
関係したものではなかったということ 振り返って
もし あの頃の自分に
言えることというのは やはり比べるものは
過去の自分 そして数字よりも自分がどこが
改善しなきゃいけない部分どこが良い部分だったかということの自分の確認 そんな検証を繰り返すことができれば励みになるし
そして人は誰しも 良い部分悪い分は人の数だけ違っているというふうに思います
その成績によって 学校
良い学校そんな風に目指してた自分を今 悔しくも恥ずかしくもあります今の時代の子どもたちがどういう
供給を受けているかどうかは詳しくはわかりませんけれども いつも数字で判断されてしまうような
ことはあってはいけないと思いますし いつも自分が
気づくこと 少し前の自分に
どういうふうに 成長しているかどこがダメだったかいつも
そんなことを 教育というのは
気づきの場 提供すべきそんな気がしています
今日は夕焼け一人きり 私ミッキーにとっても苦い通知表のお話
語ってみました皆様はそれぞれどんな記憶がありますでしょう そして
次世代においても 良い社会が訪れることを願ってやりません
夕焼け一人きりこのあたりで本日終わりたいと思いますお付き合いしていただき 本当にありがとうございます
次回の番組お楽しみに