1. 夕焼けひとりきり
  2. マスターのコーヒー from Radi..
2024-02-05 11:15

マスターのコーヒー from Radiotalk

#昭和レトロ#思い出#思いやり#夕焼け#ミッキーロンリー
00:10
スピーカー 1
夕焼けひとりきり、始まりました。昭和二桁生まれのパーソナリティー。ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、温かく優しい、そんな昭和の情景、心の思うままにお話しできればと思っております。
スピーカー 2
どうぞお付き合いください。今日は昭和レトロのお話。ある喫茶店の物語、コーヒーは大好きな男がいました。コーヒー、人によってはモーニングコーヒーを飲む人、昼のランチタイムにアフターでコーヒーを楽しむ人、また仕事帰りのアフターヌーン、
スピーカー 1
そんなホッと一息する時間帯に飲む人、それぞれコーヒーは至高品、本当に奥が深い、そんな飲み物だと思っています。コーヒー一杯にも物語、ホッとしたい時、本当に辛い時もありました。喜んでいる時にも飲みました。
スピーカー 2
私もそんな一人です。今日はコーヒーのお話。私ミッキーがお話したいと思います。お付き合いください。
時は昭和50年代後半、60年代とある大阪梅田から20分ほどでしょうか、郊外の駅前から商店街を抜けた交差点の向こう側に、左側にある喫茶店がございました。男が入ります。
03:09
スピーカー 2
いらっしゃい。ミッキー。
スピーカー 1
マスター、おはようございます。本当、いつもいい香りだね。マスター、モーニングもください。待ってて。
スピーカー 2
マスターは、いつものカウンターに回って、似合ってるエプロンをしています。まだ若い一人暮らしの、こんな僕のために、たった一人の僕のために、一人ずつ一杯だてのコーヒー。
スピーカー 1
なんか、世界に一つそんな嬉しい時間です。そんな気持ちが入ってるんでしょうか。厚切りのトーストとベーコンエッグ、ミニサウダー。コークが小さいのが玉ねぎだけど、マスターはいつものコーヒー出してくれました。
スピーカー 2
あー美味しい。目が覚める。ここのお店は、ホワイトムーン。素敵な名前だ。まだできて間もないんだけど。そして僕も一人暮らしがなれた頃、初めてなじみの店。そんなかつて少年の時に夢見た、そんな大人になった気がしたんだ。
スピーカー 1
いつものように、マスターが一杯だてでたくさんの豆を使って、贅沢にひいて、いつもの一頭だてで立ててくれた、少し暮らしの長めのコーヒー。カップも厚くて、とっても美味しい。
スピーカー 2
僕は最初ブラックで飲む。次に砂糖を入れて、スプーンを混ぜずにカチカチって言って、香りを逃がさず飲む。3杯目はミルクを入れて混ぜないんだ。これが僕のおすすめ。3通りの味が楽しめる。
06:24
スピーカー 2
どれもこれも、全部別の味だ。マスターのブラジルベースのブレンド。これが大好き。チュー入り。これはブラックでもミルクでも楽しめる。曖昧の良い加減なんだ。これが好きさ。
そして、コーヒーを飲み終わった頃に、マスターが一気にカレーの試食してくって言って、いつもモンニーで食べたばっかりに、そんな状態で出してくれるのさ。甘辛い。肉のトロトロに溶けた繊維がまだ残っているような、この味がたまらない。甘みが口の中で広がる。本当に美味しい。
でも、マスターはなぜか福神漬けをつけてくれないんだ。なかなか言い出せないけどね。いつだったか、マスターのお友達のジェシーと、僕の後輩のネッシーで奈良にドライブ行ったことがある。
本当はお客さんとお店の関係、仕事は仕事。そんな割り切ったマスターだったけど、特別だよって言って。でも、こんな一人暮らしの僕と後輩を大人扱いしてくれたのが本当に嬉しかった。
初めて大人扱いを受けた。マスターにとっても、そのお店開いたのが間もなくて、なじみのお客っていう扱いでその仲間に入れてくれたのかな。なんか嬉しかった。本当嬉しい。
09:02
スピーカー 1
マスター、カレー美味しかった。今度はきちんとお昼に来てお金払ってカレーライス食べるよ。ご馳走様。
話は変わります。今日はシュワレットのお話。ある男が大阪で一人暮らしを始めて生活も慣れた頃、初めて喫茶店で行きつけのお店。
お店も開業して間もなくて、お互いにリスペクト。なじみのお客にも慣れた。なじみのお客が慣れた。ただそれだけの関係。とっても重たく、一生忘れない。その男にとっては思い出になりました。
スピーカー 2
マスターも今元気かな。皆さんもこんな大人になった時に、少年の時に夢見た行きつけのお店、できた時ってこんな風に嬉しくなかったでしょうか。そんな思いを伝えたくて取り上げてみました。
夕焼け一人きり。短くなりましたが、このあたりでお話し終わります。お付き合いしていただきありがとうございました。次回の番組、お楽しみに。
11:15

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