食欲の秋の考察
夕焼けひとりきり、始まりました。昭和、二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、
暖かく優しい昭和の情景、心のままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。今日は、昭和夕焼け文化館、青春の小さな白室、
心の博物館と称した、 昭和レトログッズ、
ミニカーレコード、昭和玩具と民間品をコレクトした白室からのご案内になります。
昭和レトロ入門、今日のテーマは、
食欲の秋、おなじみの秋の代名詞、食欲。
私たちを楽しませてくれる生活の営み、それは食に対する意識の向上、
また、近年の健康志向による影響もあるかもしれません。
エピソード交えて、私ミキがお話しします。 お付き合いください。
食欲の秋。皆さんはもうすでに、
夏の疲れ、 暑さからも解放されて、弱った消化器官が通常に戻り出して、
食も進むこととなっているかもしれません。 そして、
気温も下がり、過ごしやすい日々が続いています。 新陳代謝も活発となり、
体温維持が 必要となり、エネルギーも、
その体が欲したくなる。 それが食欲の秋、
と言えるかもしれません。 皆さんは、
一年で、 一番緑の秋、食欲の秋、
その季節に、いかが、
お楽しみしていただけるような、
ものを、 感じているでしょうか。
例えば、 カボチャ、
サンマ、 モドリガツオ、
カツオのたたきも良いかもしれません。 そして、
大根おろしを様々な料理に施して、 旬を楽しむ。
それは、 日々、
異なるメニュー、また、 買い物に行くのも、
食品売りを眺めるだけでも楽しくなりますよね。
ただし、近年の食品の値上げという部分は、
頭を悩ませることもあるかもしれませんけれども、
ピンチはチャンス。 今までにない、
食材、 新たな発見をしてみる。
それは素朴なものとして、
意外と今までに食べたことないものが、
気づきであるかもしれませんし、
いわゆる、 シンプルなものほど、
ご飯にお漬物、 お味噌汁もお野菜を入れて、
おかずは一品だけという、 その素食とも言われるかもしれませんけれども、
原点に立ち返って、あり余った食材を、
ただ何も考えずに、
いただいていたような、 時代間の転換のような気がします。
一見、
ついつい、
ただの節約という部分に、 捉えがちであるかもしれませんけれども、
再度一つ一つの品々を、
味わい尽くしてみる。
例えば、
一つ、
お寺のお話で、 精進料理の時に、
たくあんを音を出さずに食べる、
のが、
基本だという話がございました。
実際には音を出せずに、 たくあんを食べるのは、
難しい。
ただし、
一口一口しみじみと噛みしめて、
自分の心と、
その味わいを一体化させるような、 作業とも言える、
食に対して、
恵みを感謝する、
そのような原点に立ち返るのが、 良いかもしれません。
私、ミキは、
麺類を、
文化としての食の大切さ
食べる場合に音を出すのが苦手です。
外国人から見た場合も、 まだモラルの面からも、
国それぞれによって見方があるかもしれませんけど、 日本人としては、
音を、
ズズッと立てて、 口の中で切り拭きのように、
そうは、麺類を、
味わい、
たしなむのが、文化とも言います。
なかなか、
ミキの場合は、上手になりませんけども、 ついつい一目を意識してしまうのも、事実です。
ただ、
外食した場合に、誤解の音を立てている、
一見、
難しくないような、 上品な方、
宿場の方、紳士の方が、
豪快に、
麺をすすっている。
そして、焼き鳥とか、
串物を、
串から、
横串状態で、 串の中に放り込む。
それは、おつまもののような気がしますし、
感動します。
ならでは、といった、
ことでしょうかね。
もちろん、
賛否両論ありますけれども、 焼き鳥を、口が汚れるからといって、
外して、
箸で食べる人も、
います。
それを、
新しい食べ方で、
素晴らしい、
かもしれません。
人によって、
食欲の飽き、
一つの、
食材にしても、様々な召し上がり方、
そして、
勝利の仕方がありますし、
この時代、
食料費の値上げがあるからこそ、
今までに気づかなかった、
部分に気が付く。
そんな原点に立ち返る、
食欲の飽きを、感じるのも良いかもしれませんね。
年々、夏が長くなって、冬になる。
春と秋の季節が短くなっている、
ような気がしますけれども、
より、秋に、
飽きを、
感じてみる。
スポーツの飽き、食欲の飽き、
いつまでも、大切にしたい文化ですね。
毎日、
いつも、
今日への感謝、
明日へのテーマといったところで、食文化を、
この秋だからこそ、
より充実して考えたいと思います。
今日は、ショワレと二問。
食欲の飽きを語ってみました。
本日、この辺りで終わりたいと思います。
お付き合いしていただき、誠にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに!