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どうも、ボイストレーナー、みかです。
この配信は、身近な場面でも応用できる声の使い方をお伝えして、
あなたの声のアウトプットを応援していきます。
今日は、感情が先か、声が先か、というお話をしていきます。
ツイッターでも、声に関するヒント、どういう風に出すとこういう効果がありますよ、
そういった発信もしておりますので、チェックしに来てくださると嬉しいです。
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さてさて、いかがお過ごしでしょうか。おかわりありませんか?
今日も元気にセミが外で鳴いておりますので、もしかしたら背後に
ヒャヒャヒャヒャって音が聞こえているかもしれませんが、ご了承いただけたらと思います。
今日は、感情が先か、声が先かなんですけれど、それよりも先に、この言葉をご存知でしょうか。
楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。
これアメリカの哲学者さんの、心理学者さん、両方やったかな、の言葉なんですけれど、
笑うから楽しいんですって。感情が先じゃなくて、行動が先っていうことですね。
楽しくなってから笑うというよりも、笑っているうちに楽しくなっていくという、
そういう話なんですけれど、これね、声も一緒だなって思っていて、
今日はその話です。例えば仕事とかにも置き換えて考えれると思うんですが、
私はね、最近もっぱら育児で、わーってなっておりますので、育児に例えてお話させていただきます。
なかなかね、夏休みにも入って、子どもたちも、こうね、もやっとしたり、いらっとしたりすることも多いみたいです。
まあね、それは夏休みだからってこともないかもしれないんですけれど、
そういう時の声かけなんですが、つい不機嫌を私は受け取ってしまって、私も不機嫌で返してしまうっていうことがあるんですね。
だいぶ減ったと思うんですけど、でもやっぱまだあります。
なんかこう、ブーブー言われた後、もうなんなん、みたいなね、なんなんって返しちゃうところ。
良くないなぁとは思っているんですけれど、これを声で変えられないかなと思って、最近いろんな実験をしている感じです。
ブーブー言われた時に、同じ温度で返さないっていうのをね、試しているんですね。
相手がイライラモードで来たら、こっちはもう軽く、え、どうした?え、らしくないなぁ。え、なんかあった?みたいな、こう軽い感じ。
ブーブー言ってんのに、こっちが軽く返すんで、片透かしくらったような感じでね、オンみたいになることもちょこちょこあります。
逆にね、火に油を注いでしまうこともあるので、まあまだね、研究途中という感じなんですけれど、
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何にせよ、この不機嫌を声に出してしまうと、ほんと不思議ですね。この不機嫌な自分の声を自分が聞いて、どんどん不機嫌になっていくんです。
自分で出した声に反応して、自分も不機嫌になっていく。不のループに入っていく感じかな。
これ何してんだ自分で?って思っていて。なのでね、声だけでも別に感情は、何なんそれ?って思いながらでもいいので、声だけでもちょっと明るめに、高めに。
何だ何だ?って、バーッと嫌なことを言われた時に、「え?何なん?」じゃなくて、「え?何なん?」ぐらいの感じでね、軽く高めに返すことで、あんまね、イライラが増えないんですよね。
これもしかして、哲学者さん、心理学者さんが言ってた、「楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しい。」っていうあの言葉と一緒で、声も不機嫌な声を出すから不機嫌になるんじゃないかな?なんて思ったんです。
逆に言うと、明るい声を出していれば、楽しい気持ち、楽しいまでいかなくても不機嫌というのとは距離を置けるんじゃないかな?なんて思ったんですよね。
不機嫌になることがダメとは思っていないんです。自分の感情なのでそれも大事ではあるんですが、私の場合は引きずりやすくて、一度不機嫌になると長いこと不機嫌になってしまって、家の空気悪くなるんですよね。
自分が操作してて、自分で言うなよって感じなんですけど。それは私が求めているものではないので、不機嫌な感情も受け入れつつ、あんまり人に対してこの空気を出さないように、声だけでも明るめにしておくことで、ちょっとは防止できるんじゃないかな?なんて思って、今日はこの話しさせていただきました。
仕事場でもちょっと言いませんか?そんな言い方しなくてもよくないですか?みたいな。そういう人に対して、同じように、ああ、はい、とかいうふうに返事するよりは、この人はそういう人っていうふうに割り切って、私はあなたの感情には引きずられないわっていうふうにね。
あ、はい、わかりました!ぐらいの、そういう対応ができると、自分の感情、自分の心、もう少し楽になっていったりするかな?なんて思っております。
ちょっとこれもね、実験中ですのでやってみないと分かりませんが、声を出すことで気分が前向きになるっていうのは本当にあります。これはね、あります。
逆に、やっぱり重たい声を出していると、気持ちが重たくなっていくっていうことも同じようにあるんですよね。
なので、自分がどういう感情でいたいかっていうのを考えながら、考えながらっていうとまたまたちょっと難しいかもしれないですけど、
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時々振り返って、あ、私今こういう感情でいたいんじゃないんだなって思ったら、まずそういう感情にはなれなくても、それっぽい声を出していくことで少しずつ変わるっていうことがあると思うので、
よかったら一緒に実験してみませんか?ということで、今日は感情が先か、声が先かというお話しさせていただきました。
ではでは、深呼吸のコーナーに入っていこうと思います。
実は、深呼吸も今日お話しした内容に少し近いところが、いや結構近いところがあります。
イライラした時とかね、もやもやした時に、深呼吸をすることでちょっと落ち着くっていう効果があるんですね。
緊張している時に緊張をほぐす効果っていうのも同様にあるんですけど、これって心をどうこうしようとしているわけではなくて、
体を落ち着かせることで、それに引っ張られるように心も落ち着いてくるっていう、そういう性質というかね、そういうのがあるので、
深呼吸をすることで体をコントロールする、落ち着かせる、そして心を落ち着かせる。
一緒ですよね。楽しいから笑うんじゃない。笑うから楽しいのだと一緒で、体が落ち着くから心も落ち着くんだ。こういう感じかな。
なのでね、深呼吸は本当にいろんなところに使えるんですよね。
ということで、ここでは3回深呼吸していきますので、よかったら一緒にやっていきましょう。
せっかく同じ3回するなら、効果が上がる方法をお伝えしてやっていけた方がいいかなと思うので、2つポイントをお伝えします。
簡単です。1つは背筋を伸ばすこと。もう1つが笑顔です。
背筋を伸ばすと自律神経に良い影響があって、笑顔はね、笑っていることで脳みそから、その笑った時に出るE7っていうのが出るので、
この2つを抑えた深呼吸をすると、すごく効果がグググッと上がりますので、一緒にやっていきましょう。
では、背筋を伸ばしていただいて、まず息を吐いていくんですが、呼吸は鼻からでも口からでも両方でもOKです。
ちなみに私は鼻から吸って口から吐くことが多いです。そうじゃない時もあります。どっちでも大丈夫です。
では、背筋伸ばして、息を一度吐き出してみましょう。
では、笑顔でゆっくりたっぷり息を吸いましょう。吸って、ゆっくり吐きます。
はい、じゃあまたゆっくりたっぷり吸いましょう。
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背筋と笑顔をキープで、新しい空気を吸います。
はい、ゆっくり吐きます。
ふーっと体の力が抜けるリラックスも一緒に感じてください。
最後、吸って、吐きます。
息切って終わりましょう。
はい、いかがでしたでしょうか。
3回やるだけでも結構ね、体が落ち着いたり、ちょっとこう気分転換にもなったりするんですよね。
イライラしている時は笑えないと思いますので、ほっぺたをね、両手でグッと持ち上げてあげるといいです。
笑ってはいないんですが、笑った時の位置に筋肉が移動しますよね。
そうするとね、脳みそは勘違いしてくれるんです。
あれ、この人笑っているのかなーって言って、笑っている時に出る成分を出してくれるので、笑えない時はほっぺたをグッと持ち上げて、で、深呼吸をすると良いです。
イライラしてしまう時に私がよくやってます。
ちょっと別の部屋行ってくるわとか言って、別の部屋に行って、ふーふーって言いながらほっぺたをグッと持ち上げてね、ゆっくり深呼吸をして、気持ちを整えて、
先はごめんとか言って戻っていくっていうね。
そんな感じで日々過ごしております。
夏休みっていうのもあってね、普段とは違う生活で、ちょっとうるーってなることがね、増える方も多いかもしれないんですが、
私だけかな、いやそんなことないと思うよ。
きっと仲間がいると信じておりますが、でもね、やっぱりイライラ過ごすよりにごにご過ごした方がいいじゃないですか。
そういう時にね、深呼吸を使ってもらえたら嬉しいななんて思っております。
さあ、ということで、今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日も充実の1日にしていきましょう。
それでは、また。