バス乗車の苦悩
どうも、マイタイツです。お願いします。
お願いします。
いやー、今日も元気よくやっていきましょうね。
お前、バスって乗ったことあるか?
あるわ。
なんで俺が人生で一度もバス乗ったことない貴族やね。
あるよ、普通に。
俺な、今日ここまで来るのにバス乗ってんけど、
危うく社会的に死ぬとこやったわ。
大げさやな。
何があったん?
事故か。
いや、そもそも俺人生でバス乗るの、まだ3回目やね。
少な。
お前、免許返納したじいさんより乗ってへんやん。
なんでそんな乗らんの?
システムが複雑すぎるやろ。
先払いか後払いか、
あの整理券言う名の宝くじ握りしめて震えなあかん感じとかな。
宝くじちゃうねん。
番号書いてるだけや。
で、何があったん?
今日な、仕事場に行くためにバス乗ってん。
でもな、俺が乗ったバスの2分後に、
本当の正解のバスが来ててん。
あー、あるある。
時間近いやつな。
間違えてもうたんや。
そう、乗って3つ目のバス停過ぎたあたりでな、
車内アナウンスが流れてん。
このバスは○○駅には止まりませんって。
うわ、最悪やん。
完全に方向違うやつ乗ってもうてるやん。
俺もう心臓止まるか思ったわ。
でもな、俺は動かんかった。
なんでやねん、すぐ降りろや。
次のバス停ですぐ降りて引き返さな。
お前はアホか、素人が。
なんで俺が怒られんねん。
あってるやろ。
そのアナウンスが流れた直後に、
ホーム降りますボタン押してみ?
運転手さんと乗客全員に、
あ、こいつ間違えよったなってバレるやろが。
バレてええねん、そんなもん。
間違えたんやから。
あかん、俺はバス初心者やけど舐められたくないねん。
あ、この人はここに行きたかったんだなっていう顔で降りたいねん。
誰もお前のこと見てへるわ。
自意識過剰やねん。
せやからアナウンスがあったバス停はスルーして、
あえてその次のバス停まで乗ってやったわ。
無駄無駄無駄。
傷口広げてるだけやん。
とうなってるやん。
間違えた選択と走る決断
これで誰も俺が間違えたとは思うまい。
俺はあえてあそこの何もない住宅街で降りた男になったんや。
誰も得してへんねん。
で、どうしたん。
降りてすぐ反対車線のバス停探したんや。
元の場じゃ戻らなあかんからな。
おー早戻れ。
ないねん。
え?
反対側のバス停がないねん。
どこ探してもないねん。
あれ罠やな。
罠ちゃうわ。
ちょっと離れたとことかにあるやつやろ。
よう探せや。
いや完全に俺をはみに来てた。
行きは良い良い帰りは怖いシステムやった。
俺はパニックになってとりあえず走った。
走ったんかい。
タクシー呼ぶとかあれやろ。
いやもう自分の足しか信用できへん。
俺は1キロ全力ダッシュして
最初のバス停まで戻ったんや。
なんで最初のとこまで戻んねん。
そのまま駅に向かった走れや。
なんで振り出しに戻るをしてんねん。
リセットしたかったんや。
え?
間違えた自分を歴史から消したかったんや。
最初のバス停に戻れば
俺はまだバスに乗っていない男に戻れるやろ。
戻れるか。
時間だけ過ぎ去っとるわ。
汗だくのおっさんが元のバス停に戻ってきただけや。
で、元のバス停着いた瞬間
ちょうど乗りたかった正解のバスが来て。
うわ奇跡的やん。
それ乗れたん?
乗らんかった。
乗れや。
なんでやねん。
間に合うんやろ。
さっき1キロ走った直後やぞ。
汗だくでゼーゼー言うてる奴がバス乗ってきたら
またこいつ間違えて戻ってきたなってバレるやろ。
バレへんわ。
急いで来た人のだけや。
お前のプライドどうなってんねん。
結局そっからまた走って駅まで行って
ギリギリ仕事間に合ったわ。
はぁ、萌えはよう間に合ったなそれで。
せやからお前も気付けろよ。
バスはな、一度乗ってら二度と帰られへん館置きやと思え。
便利な交通機関や、萌えは。
どうもありがとうございました。