新しい肥料製造方法の紹介
この放送は、農業の常識を超越する、Metagriをキーワードに活動する、Metagri研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
みなさんこんにちは、富山みかんです。
このところ気温がグッと下がりまして、秋を通り越して冬が来てしまったのではないかというぐらい気温が下がりましたね。
この浜松市でも水曜日には最低気温が10℃を下回るのではないかということで、みかんも一気に着色が進みまして、このまま順調にいってくれればいいなと思っています。
かといって、あんまり気温が下がりすぎて霜が降りてしまうと霜痛みしてしまうので、程々の気温で推理してくれると嬉しいなと思っています。
みかんの作業の方ですけれど、10月の下旬から11月の中旬、収穫が始まる前に霊費と言いますか、霊費とか秋費とか言いますけれど、今年最後の肥料を与えます。
来年の春に向けて、たくさん果実を直した木の樹勢を回復させるために肥料を与えるんですけれど、これまたタイミングが難しくて、
まだ気温が高いときに与えてしまうと、養分が果実の方に行ってしまって、酸が高いままということが起きうるので、
気温を測っているわけではないので、気温が大切なんですけれど、最低気温から大体2度ぐらい上が気温だと言われているので、
10度だったら12度という気温が、なのでと言いますか、気温が12度以下になれば肥料を与えても、その肥料は果実の方に行くのが0.2から0.5%程度しかいかないらしいです。
これの気温がもっと10度下回ってしまうと、肥料が効かなくなってしまうということで、実はこの霊費というのは、与える時期が結構シビアなんですよね。
みかん農家さんによってはこの霊費を与えないという人もいます。あまり与えても効かないということで。
雑談続きですが、鈴木のりかずさんが新しい農林水産大臣に就任されました。
自分は存じていなかったんですけれど、すごく優秀な方みたいで、Xのフォロワーさんも昔から応援していたという方が結構いらっしゃって、本当に期待できる方ということで、
まだ本当に就任して数日ですけれど、なかなかやり手だなという、本当に現場農家さんの味方になってくれる農林水産大臣なのかなと思っています。
この鈴木大臣の手腕で日本の農業がますます発展していくことを期待しています。
それでは今回のテーマに入りたいと思います。
今回のテーマは、新しい肥料製造方法、プラズマグリーン技術というテーマでお送りしたいと思います。
プラズマ技術の特徴
農業の肥料の中で一番重要というか、一番メジャーなのが窒素ですが、
これは日本は97%以上輸入に頼っています。
この窒素の働きですが、本当にたくさんありますね。
クロロフィルの生成、抗合性、タンパク質の抗生物質、本当に植物になくてはならない栄養素です。
この窒素が空気中にたくさん存在していますが、これでは植物は利用できません。
現在ではハーバーボシフォーという高温高圧の条件下で水素と窒素を反応させてアモニアを合成することができます。
このハーバーボシフォーだと大量のエネルギーとCO2を使用するので環境には良くありません。
本題のプラズマ農業技術は、空気を原料にプラズマを使うことによって窒素肥料を作ることができるそうです。
昔から雷が多い年は、農作物が豊作だという迷信みたいなものがありますが、
まさに稲妻、稲の妻と書いて稲妻なんですが、
空気中の窒素が雷によって雨に溶け込んで、
雨と窒素を植物に供給することで豊作になると科学的に証明されています。
プラズマ・グリーン農業技術は、まさに稲妻と同じ原理になっています。
プラズマ・グリーン農業技術は、九州大学とウェルゾという会社の共同研究です。
ウェルゾは僕が尊敬している池本渡さんというみかん農家さんの会社のシトアスパレットにも出資しています。
池本さんは柑橘専用の肥料を独自で作っていまして、ウェルゾの施設を使って作っていると思います。
僕もこの先その肥料を購入することになるので、こういったニュースを見たのでシェアさせていただきました。
今回は以上になります。
今日もメタグリボーイシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバイ。