FarmesVoices🍊vol.150
今回のテーマは「目先の売り上げより10年後の関係」
年々みかんを作るのが難しくなっていますが、「助けてください商法」(正式にはヘルプミー商法というそうです)が後を絶ちません。
お客様との関係を考えた場合、変な商法だったり高価格帯での販売はどうなんだろうと疑問に思います。
president online 久松さんインタビュー
https://president.jp/articles/-/61829
マイナビ農業 シトラスプラスインタビュー
https://youtu.be/V9hxfmS61rw?si=aABdYA75UJ6FjjdX
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サマリー
富山みかんが、目先の売り上げよりも10年後の顧客との関係を重視するみかん販売について語る。害虫被害を理由に購入を求める「ヘルプミー商法」や、実力以上に商品を大きく見せる差別化は、価格に見合わない場合に継続購入やみかん全体のイメージを損なうと懸念する。久松さんの農業論や、佐賀県のシトラスプラス上野さんの普段使い重視の考えに共感し、消費者が手を出しやすい価格帯の重要性をマクドナルドのハッピーセットになぞらえる。肥料や資材が高騰する中でも、柑橘の栽培期間の長さを踏まえ、値上げを抑えた中長期戦略で販売したいと結論づける。
みかんの「ヘルプミー商法」と顧客関係
この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、Metagri研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
みなさんこんにちは、富山みかんです。 今回は、「今日の売り上げより10年後の関係」というテーマでお送りしたいと思います。
先日、某SNSで、 地元の某みかんの農業法人が
また、助けて下さい。 助けて下さい商法って、ヘルプミー商法っていうらしいですね。
ヘルプミー商法をしてました。 この農業法人は、地元でも有数の農業法人なんですけれど、
何年前かな、2年前だか3年前も、農協出荷をやめて、個人出荷をするっていう時に、
同じようにヘルプミー商法をやって、炎上したことがあるんですけれど、
また、亀虫が多すぎて、農業続けられません。 みかん買って下さい、みたいなことを言ってましたね。
人の経営に基地つけるのもなんですけど、 この農業法人、
たべちょくさんみたいな山植医師サイトにも出品しているので、 僕も時々目にするんですけれど、
まあいいお値段なんですよね。 これちょっと消費者、手出しにくいんじゃないかなっていう金額で。
高い値段で、
ヘルプミー商法で、 買ってもらえればいいんですけど、
買ってもらって、 そのお値段に合う味だったらいいと思うんですけど、
そうじゃなかったら、
買ってくれ、今後も継続して買ってくれないかもしれないですし、
みかんに悪いイメージがついちゃうんじゃないかなと、
心配しています。
差別化と普段使いの柑橘
農家はもっと減っていいの、ひさまつさんが、 プレジデントオンラインのインタビューに答えていた文章を読みまして、
これが結構真理だなと思いまして、 農業は川上産業なので差別化がしにくいと。
商品開発のコンサルなんかは、 差別化をするべきだっていうけれど、
差別化しにくい業界の中で、 実力以上に自分を大きく見せて、
商品をたくさん売ろうとしても、 長続きしないんじゃないかっていうことを、
インタビューの中でおっしゃっていまして、 これは本当に真理だなというふうに思いました。
それからですね、佐賀県にあります、 シトラスプラスというみかんの農業法人があるんですけど、
そちらの上野さんという代表の方が、 やっぱり柑橘産業の将来を考えたときに、
やっぱり高級路線で行くんじゃなくて、 普段使いのみかんや柑橘を売っていく方が、
将来的にはいいんじゃないかっていうことを おっしゃっていまして、
確かこれ以前配信で言った話だと思うんですけれど、 本当にそうだなというふうに思っています。
ハッピーセットに見る価格と関係づくり
またちょっと話が変わりまして、 マクドナルドのハッピーセット、
あれはハンバーガーとジュースとポテトと、 あとおもちゃとか絵本が付いてくるセットあるじゃないですか、
あれはおもちゃとかの版権を考えると、 利益がほとんどないらしいんですね。
でもハッピーセットがあることで、 子供はマクドナルドは楽しいところなんだなっていうイメージがつきますし、
子供がマクドナルド行きたいって言うから、 親も一緒に行って何か注文するみたいな循環ができるということで、
マクドナルドが健康にいいかどうかっていうところは去っておき、
農産物もやっぱり、もちろん生産者としては価格が高い方がありがたいですけれど、
消費者が手を出しにくいっていう価格帯はどうなのかなっていうのは常々思っております。
柑橘販売の中長期戦略
このままだとバナナだったり、キウイのゼスプリに負けてしまいますので、
本当に今、肥料だったり農業資材がすっごい高くなってますけれど、
それでも頑張ってあんまり値上げしないように、 ちょっとは値上げしますけどね、やっていこうかなと思います。
何度も言いますけれど、柑橘は植えてから収穫するまで何年もかかるので、
中長期的な戦略が必要になってきます。
それと同じで、みかんの金額も中長期的な戦略でなるべく頑張っていこうかなと思います。
はい、今回は以上になります。
今日もメタグリボーシリーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。
みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバーイ。
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