帰ってきた感覚
最近、家に帰るたびに、「やっと帰ってきた!!」って感じがするんですよ。
でも、家に帰るよりもですね、電車を降りた瞬間、「お、帰ってきた!!」っていう気持ちになりますね。
そういえば、隣駅の越越って、江戸電。皆さん、Google検索してください。江戸電。
越越から鎌倉高校前に海に出てくるんですよね。海の真ん前。
で、その瞬間に、「帰ってきた!!」っていう、なんかホッとするんですよね。
で、今まで、そうだね、今まで住んできたここ以外のところで、ようやく帰ってきた。玄関入って帰ってきたっていう感じだったんですよね。
なんかちょっと違うんですよ。で、思い出すんですよね。
昔、18歳、19歳、20歳だったかな?
毎日4時間ぐらい電車に乗って、西東京からFM旅館まで働いてて、片道2時間ぐらいだったかな。
だから、毎日、月曜から金曜日、4時間電車に乗ってた時期があって。
あの頃はね、電車に乗ってて、移動時間だったね。
今も、もちろん電車に乗る時間帯って移動時間なんだけど、なんかちょっと違うんですよ。
時間が重要に感じるんだよね。
そういう時間の使い方、昔も今もそんな変わってない?ヘッドホン必ずしてるし。
昔と今の違いって、今はね、バッテリーをウォークマンとかCDウォークマン使ってないから、だいぶ節約できてると思いますよ。
もう節約できてる。毎日だって300円ぐらい使ってたかな。
2日に1回とか。電池買いまくってましたよ、昔。
今はね、電車の窓に自分の姿が映る時あるんじゃないですか。
こんな顔だっけ、俺は?って思う時ありますけどね。
昔はそう感じてなかったね。
自然の音と香り
でも、まあ、海の香りですか。
玄関の香りもあるよね。家の香りってあるんじゃない?
家の香りってどっからくるんですかね。
まあ、人間。うちの家掃除したほうがいいかな。
昔ね、友達からプレゼントで消臭剤もらったことあって。
家に来て。
友達はないか。友達はないな、その人。
女性の方からもらったことあって。
家が臭いっていうことですかね。
とても素晴らしい。
そうですね、家に来た!
魔法みたいなもんだね。
なんていうんですかね。地面がしっとりしてて。
自然がね、僕の心をリセットしてくれてるみたいな感覚ですよね。
靴、泥だらけ。
ズボンも汚れることありますよ。
でも、あれを見た時にさ、
俺、ちょっとワイルドだな。ワイルドかも。
一瞬、自己満足してる自分もいて。
でもやっぱ、山ですかね。
ハイキングコース。
ハイキングして特別な時間だなって感じるんですよね。
だって、普段音に囲まれて生活してるから、
山は山の音があるんですよ。
自然界の音、当然。
それがすごい新鮮で、鳥の鳴き声。
実は窓を開けるとね、森からの鳥の鳴き声。
森からちょっと飛んで住宅街に入ってきた鳥の鳴き声とか聞こえて。
実際、ハイキングしてると木の揺れる音とかね、
風が木を通って走っていく音あるんじゃないですか。
足元の葉っぱがカサカサっていう音など。
歩いてるとね、自然界が作るBGM。
BGMじゃない、自然界が作るシンフォニー。
それカッコつけに聞こえるか。
今まで僕の非日常が日常になってきて、
この音もすごい、心のリセットに繋がってますね。
最近は海辺でハイキングしてるよりも。
森の中に住んでる人は、
森の匂いを知ってると思うよ。
魔法の匂いだよね。
音楽と個人的な時間
木の匂いはあまりないけど、水で拭くといいよね。
キーンがこの番組をサポートしてくれてます。
サポートありがとう!
本当に頼りになってるんですよ。
さっきの泥まみれの話じゃないけど、
山でも、ちょっとしたハイキングでも、
街でもね、どんな道でもガンガン行けるし、歩けるし。
ありがとうキーン!ありがとう!
これからもね、足元よろしくお願いします。
この5年ですか、キーン以外のシューズ履いてないんですよ。
そういうルールはなくて。
ルールはないですよ、自由に。
そのぐらい好きなんですよ。
最近、僕、特に鎌倉に引っ越してから、
鎌倉に引っ越す前、多摩川とか都内の中にある、
そういう自然?自然と呼べるのかな?
昔ながらのスポットを行くことはすごい好きで、
でも自然の中で過ごすことには違いはないし、
そういう時間増えてるし、
地球への意識が高い姿勢を持っている会社、
共感できるんじゃないですか。
だから足元から地球へって、ちょっとかっこいいじゃん。
キーンに大きなシューズ履いてくれることに感謝しています。
私が行ってくるシューズ履いてくれるシューズ履いてくれることに感謝しています。
でも必ず娘がね、
例えば自分は自分の両親と同じ音楽の趣味を持っていたかというと、
そうでもないし、
逆に僕は自分の両親と真逆だったんだよね。
両親クラシックだったし、
でも娘はパンクもレゲエもダブも、
割と僕よりオープンマインドで色んな音楽を聴いてくれてるんだよね。
でも自分の音楽の趣味が、
実際そのレコードじゃなくて、
音楽を好きで聴いてくれている姿って、
やっぱり音楽好きな僕としてたまんないし嬉しいですね。
誇らしい気持ちになりますね。
親子って繋がってんだなって思うんですよ。
俺もだって親子と、当然ことDNAで繋がってるけど、
音楽が好きっていうところで、
得意分野は違っても繋がってるんですよね。
だから音楽は教育ですよ。
教育と思う。
生き方ですよ。
僕一人で過ごす時間あるんですよ。
こういう仕事、収録する部屋、
ハイキングは妻と一緒にしたりしてるけど、
でもそれもある意味一人っていうか、
俺たち沈黙の中で歩いたりするので、
でも社会としては、世の中としてね、
出かけないと損だよとかね、
そういうプレッシャーあるんじゃない?
家で好きなレコードをかけたり、
好きな本を読んだりとか、
好きな記事を読むの最高だなと改めて思うんですよ。
自分が好きなものを自分のペースで楽しむっていうのが一番。
外に出ないと刺激がない。
確かに外に出ると刺激はあるんじゃない?絶対。
友達に遊びに行ったりとか、もちろん。
その良さは分かるけど、
でも疲れてる時とか自分の時間っていうのは、
例えば本とか音楽もその刺激が自分に来てくれるじゃないですか。
ビートルズを例えば家で聞くと、
リバープールのあの4人が作り出した音を、
今この2025年の僕の家で、
あのスタジオの中で、
ジョーンとポールとジョージとリンゴの隣になって聞けてるんですよ。
それがすごい刺激じゃないですか。
心がリセットされる大事な時間。
これ家でもできるんですよ。
例えば僕DJイベントやってて、
みんなで共有して音楽を聞くと、
その音楽の力が増すっていうものはね、
それが本当肌で、目でも、マインドでも感じるけど、
でも一人で聞くと、
より自分の中に入ってくるっていう、
そういうものもあるよね。
だから人と一緒に聞くのも良し、
でも一人でその音楽を向き合って聞くっていうのも、
すごくいいなと思います。
時々、
社会が人々を出てくるためのプレッシャーを無視するのも良いですよね。
街に出て、
人の家に出てくると、
もちろんストイックがあるよね。
話すこともあるし、
自分を発揮することもあるし、
そういうものもあるよね。
でも家にいて、
レコードを聴いて、
本を読んで、
ああ、
カフカだったかな。
世界に出てくる必要はないと思うけど、
世界は彼に来る。
彼のことをパラフェーザーさせる。
それは本当に同意しています。
また来週お会いしましょう。
また来週お会いしましょう。
じゃあね、バイ!
