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2024-08-31 50:56

#66-1 BUCK-TICK『天使のリボルバー』特集!~反動?今井寿のモード、櫻井敦司の苦悩

BUCK-TICK『天使のリボルバー』特集スタート!反動再び?今井寿のモード、そして櫻井敦司の苦悩とは? (※1.5倍速再生推奨) “櫻井敦司 作詞曲”ランキング~好きな曲ベスト5! https://youtu.be/Sr-uUDj5_Ok ※続きはこちら 『天使のリボルバー』序盤曲を語る!~世界観を決定付ける今井寿の存在感・センス!【名盤ラジオ #66-2】 https://youtu.be/CmngNSC8EFM 特徴を深堀り!『天使のリボルバー』~星野曲&名曲「RAIN」と櫻井敦司のリアル【名盤ラジオ #66-3】 https://youtu.be/Koyo7hnIlP0 『天使のリボルバー』の正体を暴く!~BUCK-TICK全史で重要な転換点!【名盤ラジオ #66-4】 https://youtu.be/cR3sI7fCPeM -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- BUCK-TICK“今井寿 作詞曲”ランキング~好きな曲ベスト5!各曲のエピソードも交えて語り尽くす!【名盤ラジオ 番外編#44】 https://youtu.be/FwB-JbzMg6k BUCK-TICK“星野英彦 作曲”ランキング~好きな曲ベスト5!櫻井敦司の魅力を再発見!【名盤ラジオ 番外編#40】 https://youtu.be/KdKKGa4HKA4 ※『異空』特集 何が凄い?BUCK-TICK『異空 -IZORA-』に大興奮した理由とは?「最新作が最高傑作」をまた証明!【名盤ラジオ #44-1】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 名盤を確信!『異空』序盤曲を語る!~「さよならシェルター」のバイオリンで見えた情景とは?【名盤ラジオ #44-2】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 『異空』中盤曲!更にディープな世界へ…「太陽とイカロス」が転換点!?アルバムストーリーに驚きの新説登場!【名盤ラジオ #44-3】 https://youtu.be/3hIwwCg9QWw 続・『異空』考察!“無限のLOOP”へ…アルバム終盤曲+総括【名盤ラジオ #44-4】 https://youtu.be/RPRFnCrnF4k ※異空ツアーの感想 BUCK-TICKライブ 異空ツアーの感想!総合芸術なROCK SHOW!表現者・櫻井敦司と音で支える職人集団!【名盤ラジオ 番外編#33】 https://youtu.be/P7we-zWodHA ※過去のBUCK-TICK特集↓ ■『狂った太陽』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmnLlxlWbrrj1ANVXlNkXuy ■『darker than darkness ‐style93‐』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnntc1iPoiDlLbNSV5vs-d3E ■『Six/Nine』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnd7_6Q8aZRnedQKGsQZ5jU ■『COSMOS』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnna_mRvvsCVkZzKlwuWuyZc ■『SEXY STREAM LINER』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnltvxtjauU19Y1eRM1d2_Kg ■『ONE LIFE,ONE DEATH』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlC9jhJ7A2pzcZJP8Rs8hbUares ■『極東 I LOVE YOU』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnjlUokA7QHOupPZfssz9No ■『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkceyJvapDOG6EENtzMG5cD ■『Mona Lisa OVERDRIVE』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkcuBpDmCrdEq9DiI5QEJ3b ■『十三階は月光』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnn78g-a_9LG3VYikjGwYJAs 『天使のリボルバー』/BUCK-TICK 1. Mr.Darkness & Mrs.Moonlight 2. RENDEZVOUS~ランデヴー~ 3. モンタージュ 4. リリィ 5. La vie en Rose~ラヴィアン・ローズ~ 6. CREAM SODA 7. RAIN 8. BEAST 9. 絶界 10. Snow white 11. スパイダー 12. Alice in Wonder Underground 13. REVOLVER 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/4ddgNbT ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/6iBfDCHCQlq0w2a4ihzyUy?si=vDn6lyO_S1mU3kiCKB8_zQ ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/%E5%A4%A9%E4%BD%BF%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC/1535992142 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:01
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。
この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながら色々と語っていきます。
タクヤです。今回もよろしくお願いします。
BUCK-TICKのお時間です。映像です。
好きなJOJOのスタンドは、SEX PISTOLSです。
HIDEKIです。よろしくお願いします。
今回は…
ヒーハー!
ヒーハー!
ヒーハー!
なんか違うよね。
それ…
違う芸人の…
今回は…
今回は、66枚目の名盤、久々のBUCK-TICKのお時間です。
来ましたね、久しぶりに。
取り上げるアルバムは、天使のリボルバー。
天使のリボルバーですね。
2007年9月のアルバムです。
はいはい。2007年なんですね。結構…
2007年ですね。
だいぶ…
だいぶね…
いましたね、近くに。
だいぶね…
そんな近くもないんじゃない?
十何年前だからね。
まあでも…
そうですね、十何年前がそうですね。
名盤ラジオ的にはBUCK-TICKは、1991年の狂った太陽から1枚ずつ順番にやってますから。
それを本当に考えると、だいぶ追いついてきたよ。
前回の13回は月光は2005年4月だから、2年半ぐらいですね。
ここは2年半空いてるんですね。
BUCK-TICKの中では割と空いてるんじゃないですか?
ここもまあ空いてるよね。
13回は月光もまあまあ空いてるけど。
2000年代のBUCK-TICKってことですね。
そうですね。
電子のリボルバー、どうですか、このアルバムは。
このアルバムはね、今回改めて聞きましたけど、
これはこれでなんていうかまたね、個性的なアルバムなんじゃないかなっていう印象ですけど。
なんか、まあ多分お二人も同じ感想かと思うんですけど、めっちゃやっぱストレートなロックになってるなっていう感じですよね。
03:13
まさにそこかなと。
ありますよね、やっぱり印象として。
まあ反動なんだろうなと思うんですけど。
13回は月光で、まあ初のコンセプト、アルバム。
あれだけゴシックという世界観をガチガチで固めた上でやったアルバムをやった後なんで、
すごくストレートだし、単純に音数めちゃくちゃ減ってるんですよね。
減りましたよね、音数はシンプルに。
なんかめっちゃこう思ったのがホントなんか白米みたいなアルバムだから、
白米食ってるみたいな感じのイメージで。
西洋のコース料理がっつり我々食べたじゃないですか、俺の前に。
13回は月光はね、まさしくコース料理だったわけですよ。
コース料理ですよね、西洋のやつがっつり行った後だから、たまにはなんか白米にね、ちょっとご飯の音もちょこっとみたいな感じのが食べたくなる。
のり玉?
そうそう、のり玉かけてみたいなね。
なんかそんな感じの気分だったのかなっていう感じはありますけどね。
作るほうがそうだったんだろうな。
なんかそんな感じはありますよね。
なんかアルバムのジャケットも日の丸弁当みたいじゃないですか、なんか。
なんか白米にちょっと梅干し乗っかってて焼き魚乗っけてるみたいな感じのジャケットだなと思って。
このジャケットの写真、篠山鬼神なんだよね。
そうなんだ。
知ってました?
なんかさ、奥の方でさ、鉄を出した男がいるなと思ってたんだけど。
いるね。
これ、中開くと、この薄いやつのもうちょっとちゃんとした写真バージョンがありますけど、手前にも裸で横たわってる人がいますね。
そうなんだ。
結構複数人映ってるんですけど。
裸の男たちがいるんすね。
これビーチなのかな?
ビーチだと思うね。
ビーチの岩場みたいな感じなんですかね。
なかなかの独特な。
なかなかのね。
ジャケット。
06:01
写真自体は篠山鬼神で、アートワークのアートディレクションとしては坂口健。
あ、そういうパックでやってるんですね。
すごいっすね、それも。
そういう割り振りでやってるのがわかんないですけど。
そうですね。
真ん中の黒いのが何なの?
天使の羽っぽい。
上の方はね。
上の方はこんな感じに見えるけど。
篠山鬼神が撮った素材を元に坂口健さんが組み合わせで作るのか。
それか坂口健さんがもう、「あ、篠山!」つって。
これを撮ってこいと。
こんな感じで撮ってこい!つって。
この構図で。
こんな構図で撮ってこいよ!つってね。
やるのかどうなのかわかんないですけどね。
ここに爆竹の意向がどの程度反映されるのか。
すごい。
三者の関係がどうなってるのかよくわかんないですけどね。
そうですね。
爆竹はその辺はどうなんですかね。
もうちょっとこうしてみたいなのを言うのかどうなんですかね。
最初のイメージみたいなのを伝えるのか。
かっこいい曲聴いてもらって、あとは感じるままに作って欲しいって。
そっちな気がしますけどね。
最初のリボルバーってキーワードと音。
キーワード、そうですね。アルバムのキーワードと音を聴いて感じるものをよろしく頼むっていう感じだな。
どっかで見たかちょっと覚えてないんで、違ったらあれなんですけど、
この真ん中の黒いやつは女性を表してるって何かで見たような記憶があるんですよね。
坂口健さんのコメントというか何かだったような気がするんだけど。
この真ん中のやつは女性を表して、誕生みたいなことを表してるって何かで書いてあった気がするんだよな。
それが見つけられないんだけど。
でもなんとなくそういう感じはする気はするね。
まあなるほどって感じではあるけど。
そういう女性らしい形というかね、そういうふうに見えなくはない。
09:07
そういうジャケットですね。
そうですね。シンプルになりましたよね。白黒に赤っていう。
あんまりこういう写真っぽいやつはそんなにないですもんね。
ラクチックのアルバムジャケットでも。
デジタルチックな加工されてるやつとかね、そういうイメージは結構多い印象はある。
ジャケットにもこの音楽性っていうかね、なんとなく現れてるような気はするという。
まあこの全体的に白い感じはアルバムのイメージに沿ってる気がしますよね。
するする。
やっぱアルバムのジャケットって重要ですよね。重要っていうかなんかやっぱ印象にすごい。
見た目的にシンボリックな象徴になりますからね。
どっちが本当先なのかわかんないんだけど、自分の中のイメージの色とかがやっぱそれに紐づくんですよね。
ジャケットを見てるからそういうふうに思うのか、どっちなんだろうっていうのがありますね。
前作でね、徹底的にゴシックで芋たれするような。
すごいですね。
思いっきり作り込んだ世界観と音のアルバムを出したから、そこの反動で音的にもそうだし、
ジャケット的にもどういうか視覚的にも反動ですよね。一旦スカスカに。
本当割とニュートラルな感じがしますよね。
これは個人的には自分的に感じるのは、これは爆竹的なロックンロールリバイバルなんだなっていうのは感じますね。
ロックンロールリバイバルっていうのは2000年代にあったムーブメント、洋楽シーンであったムーブメントなんですけど、
グランジオルタナティブからヘビーロックに行ってもゴテゴテに行くわけですよ、ロックシーンが。濃いくて重くてっていう。
世界観的にもテーマ的にも音的にもそういうゴテゴテの、そっちに突き詰めていったわけですよね、90年代で。
で、やっぱ2000年代でそこの反動で一気にスカスカになるんですよ。
12:02
ストロークスにしてもラインスにしても、アークティックモンキーズとか、そういうスカスカのロックが該当してくるんですよね。
それが一気にガレージロック的な。それが爆竹でここで起こったんだろうなっていう。
爆竹の実にもそれが起こったわけですね、来たんですね。
やっぱ自然とそうなっていく感じじゃないですかね。
やっぱ作ってる側としてね、反動反動で行くじゃんっていう。特に爆竹って事故を拡大再生産するようなバンドじゃないから。
こっち行ったらこっち行こうと、こっち行ったらあっち行こうっていうバンドなんで。
だから13回は月光であれだけガチガチなものを作ったなら、じゃあ次はこっち行こうっていうのは理解できますよねっていう。
それが時代的にもロックンロールリバイバルにのっとったような音になってるなっていうのは感じますよね。
そこの辺が確かモナリザオーバードライブの回でも言ったかもしれないですけど、いまいさしの生存本能的な。
そうやって変えていくことでバンドを生存させていくっていうのを本能的にやってるのかなっていう感じがしますよね。
それがやっぱりワンライフワンデスを境に変わってるんだよなっていうのを感じるんですよね。
ワンライフワンデス以前っていうのはある一定の方向に突き詰めるんですよ。
どっちの方向にしても一旦突き詰めてみるっていうのを何作かやって、ちょっともっとじゃあこっちやってみようかこっちやってみようかってやるんですけど、
ワンライフワンデス以降は割と一作ずつ半導半導で動いてるなって感じがするんですよね。
だから僕はやっぱワンライフワンデスが一旦集大成として完成した上で動きが変わったんだなっていうのを感じるんですよね。
それはほんとそうですね。
じゃあこの天使のリボルバー、2007年9月に出てるアルバムですけど、その前の13回を月光から約2年半ぐらい経ってるわけですけど、
その間どういう動きがあったのかっていうところも見ていければと思いますけど。
13回を月光が2005年4月ですね、リリースされていて、その後7月まで追加公演含むツアーをやっていましたというところで、
15:15
その13回を月光のライブ関係やって、12月にまたライブやって、年末には恒例のThe Day in Question、日本武道館で開催してるというのがバクチク的な2005年の動きですけど、
この2005年の12月21日にトリビュートアルバムが出てるんですよね、バクチクの。
これが割とその後の数年の動きにも結構関わってくる部分なんで、
大きなところかなと思うんですけど、パレードっていう。
パレード。
Respective Tracks of Bacchicっていう。
我々的なところでいくとJが、LunacyのJとか、ひよはるとか参加してたりしますね。
それ聞いてないな。聞いてみたいな。
Jはアイコノクラズム。
ひよはるはJust One More Kiss。
あとはね、いろいろ。
遠藤道郎さんとか。
土屋雅美。
あとは、アビントンボーイズスクール。
西川さんとか。いろいろ。
これはちょっと、これがその後の活動に影響があるっていうのはどんな感じのところかな。
これで2005年はそんな感じで、2006年はリリース的にはシングル1枚出てるだけなんですけど、
8月に影郎っていう、これアルバムにも入ってないんですけど、シングル影郎が出ていると。
ちなみにちょっと脱線するんですけど、この2006年、同じく8月って感じですけど、サマソリに参加してるんですよね、あのBacchicが。
これ多分、僕も見てるし遠藤さんも見てるんじゃないかな。
ひでっくんはちょっとどうだったか、どうだったかって感じだけど。
いや、多分言ってないと思うけど。
ていうのも、このBacchicの後にトゥールなんすよ。
18:04
えぇー!
なんじゃそれ。
すごいですね。
それ同じステージっていうか。
同じステージで。
あの奥内のやつ。
奥内の方、そう。
なるほどねー。
あのときBacchicだったんだ、トゥールの前。
すごいっすね、それ。
で、8月にサマソリに出て、9月にはファンクラブ限定ライブやって、12月にはまた恒例のザ・デイン・クエッション。
これをこの年はツアー形式でやってるんですよね。
仙台、神戸、武道館。
で、この年の11月ぐらいからかな、もう天使のリボルバーの制作入ってるっていう話ですね。
で、天使のリボルバーの話でいくと、レコーディング全体の期間としては結構長かったらしいんですよね。
割とコマ切れでっていう意味なんですけど。
なので、この2006年の武道館の前あたりからもレコーディング自体はやっていて。
だけどその実際に作業してる時間自体はそんなにそれまでと変わってないっていうことだったので、結構2週間ぐらいやってはちょっと間が空いて。
ちょっとやって、ちょっと空いてみたいなね。
で、また空いてみたいな。
とはいえ結構時間的余裕はあったっぽいんで、そんなに時間に追われる感じでもなかったってことではありますね。
って言ってます。
で、そんな感じの多分作業をしながら、2007年になって6月からライブツアーパレードっていうのをやっていて。
で、これがさっきのトリビュートアルバムの参加したバンドと一緒に回ったりしてるっていう。
なるほど。
感じなので、まあなんていうか、昔LSBってやってましたけど、割とそういうのに近いのかなっていう。
あーなるほどね。
意識的に。
この日はこのバンドとみたいな感じで。
基本は爆竹のライブなんだけど、そこにゲストとして呼んでみたいな。
っていうのを6月にやっていて。
21:02
まあ同じタイミングなんですけど、6月にシングル、ランデブー、リリース。
ランデブーがまず先行シングルだったんですね。
なるほどね。
で、8月にまたシングル。アリス・イン・ワンダー・アンダー・グランド。
この2枚が先行リリース。
で、9月に天使のリボルバー。なので6月、8月にシングル出て、9月にアルバムですね。
なんかもう凄い手本のような、ちゃんとした。
そうですね。
ちょっと前後するんですけど、9月、天使のリボルバーのリリース自体は9月19で、
その少し前、9月8日、ここでデビュー20周年のイベントとしてバクチクフェスト2007っていうのが開催されているんですよ。
ここも割とトリビュートアルバムに参加してた方々、バンドが参加してるって感じなんですけど。
フェスですね、バクチクの。
バクチクがフェスを主催してたんですね。
そうなんですよ。これがだからさっきのトリビュートから始まる一連のツアーもあったりっていうところも含めて、こういうイベントをやっていくっていう。
のが2005年から始まる流れですね。
社交的な感じの。
そう。
社交的。
いやでも結構ね、今秀樹くんが言った社交的はね、あると思ってて、この時のバクチクの。
やっぱね、結構なんか開かれてるモードになってる気がするんですよね、その音も含めて。
音もね、本当、社交的な音というか。
なんかね、ストレートなロックっていうところでね。
そういうバンドとしての楽しみを。
自分たちもそうだし、周りも含めてその交流。
そういうモードになってるよなっていう。
それ自体がやっぱ、さっきも最初の方で出てましたけど、13回は月光の反動だったりするのかもしれないけど。
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その流れにいるよなーっていう気はするんですよね。
音からもわかるけど、やっぱね、もうバンドのモードとして割と外向きだったんだろうなーって感じしますよね。
外向き。
ちゃんと全体のツーリズムがね、合ってるというか、ちゃんと。
ですね。
その辺は結構ね、やっぱり今井さんの発言見てても、
天使のリボルバーっていうところでのそのコンセプトは、
もう完全にそのまんまなんですけど、ストレートなバンドサウンドっていうのを、もう次のアルバムとしては。
ストレートなバンドサウンドっていうテーマで、他のメンバーにも伝えているらしいんですよね。
なのでそこはそのまんまなんですけど、その辺はね、やっぱね、ルーシーの影響も大きいって今井さん言ってるんですよね。
ルーシーでやって、やっぱいいよねみたいな。
ルーシーは2004年にアルバムが出てる、今井さんとあと清氏やってた3人組のバンドですけど、
ここでやっぱあのロックンロールというかね、音聴いてもらうのが一番早いですけど、
ああいうアルバム作ったのの延長線上に、なんか今井さんのモードとしてはあるのかなっていう感じはするんですよね。
やっぱいいよねって。
2004年にそれやっていて、その流れっていうか、そのソロ。
さくらいさんもその頃ソロやってて、そこから13回月光に爆竹としては行くわけですけど、
ただあれもすごいテーマとしてはゴシックではありますけど、サウンドとしては結構ストレートというかね、そんなに打ち込みを使ってたりするわけではないっていう。
そうですね、結構生バンドの音って感じだったよね。
そういう意味ではなんか大きな方向性としては割とストレートといえばストレートなのかなっていう。
サウンド的なところでいけば。
っていうところでそのゴシックっていうのがすごい取っ払われて、本当にストレートなバンドサウンドっていうのが残って、それをやろうみたいな。
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確かになんかほんと開かれたって感じはあるな。
閉じた世界から開かれた世界。
その辺がすごいなんか、なんていうのかな、さっきのその外向きな部分とその音楽的なストレートな打ち込みとかそんな使わずにっていう、そういうモードに合致したのかなっていう感じで。
あとすごい面白いことをね、また天地のリボルバー発売当時の今井さんのインタビューで言ってて、
その頃、今井さん的にはってことですけど、ちょっと語弊がある言い方かもしれないけど、
マニアックさとか、分かるやつには分かるみたいなスタンスのものにあんまり今刺激を感じなくて、
むしろポップなものとかキャッチーなもの、そういうのをガッと取り込んだ方が今尖ってる感じがするっていう。
逆にそっちが。
そうですね。難解なものとかより裏も何もないポップなものに力強さを感じるって言ってるんですよね。
なので天地のリボルバーは本当にね、そういう。
まさにそういう感じになってますね。
ブサルとかも。あえてシンプルに力強くっていう感じはありますね。
その辺は結構13回月光の時にも、機能性ゼロみたいなことを今井さん言ってたので、
割とやっぱ根底にある趣向は一緒なのかなっていう。変わってないのかなっていう。
なのでその辺は多分ルーシーあたりで結構なんか切り替わってるのかなって気はするんですよね、モードが。
それまではモナリザオーバードライブとか、あと幻想の花、ノクターンとかやってたぐらいなんで、結構どっちかっていうとエレクトロニカとかに行くんじゃないかなぐらいな感じはあったんで。
多分切り替わりとしてはやっぱルーシー大きかったんだろうなーっていうのは思うんですよね。流れで俯瞰してみると。
なるほどね。
そういうね、今井さんのテーマを元に作られたっていう感じのアルバムですけど。
30:02
なんかやっぱ作戦が今井さんから伝達されるわけですよね。今回のキーワードはこれだって。
ストレートなバンドサウンド。
それはそのね、それを元に各自がそれを念頭に置きながら活動してた結果、こういうものがこれっていう。
基本は、まあ多分制作の流れとしては同じというかそれまでと。
今井さんはそういうつもりで自分の曲を作って。
星野さんはね、ああストレートなバンドサウンドかーって思って自分の曲を作って持ち寄るっていうところですけど。
結構まあ相変わらずそのそれぞれ、今井さん星野さんそれぞれがかなりやっぱデモの段階から作り込んでっていうのは、そこは変わらずだったみたいですけど。
そこもね、なんかめっちゃ素人的に言うと、なんかそのバンドサウンドでっていうそういうモードでも、なんかそんなにやっぱ一人で作り込むんだっていう。
確かにね。なんかバンドサウンドってなるとやっぱバンドでジャムりながら。
レコーディング前にそういうセッションして、それぞれのパートはそれぞれでみたいなね。
そういう方法でやってみようみたいな感じに別になるわけでもないんだみたいな。
そこはいつも通り行くんだね。
まあ長年ね、そのスタイルでやってきてるから。
そうですよね。
まあ本当に音に現れてますよね。やろうとしてたことが実際に。
如実に現れてるなと思いますよね。音聴きちゃわかるっていう感じ。
そうですね。
天使のリボルバーみたいな、歌詞とかそういう世界観みたいなところはどういう感じで出来上がってたんですかね。
その辺は。
そのタイトル的な。
タイトル、そう。アルバムタイトルとか物語的な感じ、なんていうんですかね。語られてる全体的な。
前のアルバムの時は、櫻井さんはわりと強めだったんでしたっけ、13回の時って。
33:01
あれはもうね、強めというより、二枚ひさしが櫻井敦に酔った感じ。
はいはいはいはい。今回の方はそこで、櫻井さん作詞の曲がやっぱり多い。
元々。
今回はね、天使のリボルバーは割と傾向してるというか、あんまりそんな意識してない感じ。
二枚ひさしは二枚ひさしで自分のやりたいことをやってるし、櫻井敦は櫻井敦で自分のやりたいことをやってるしっていう。
なんかそのバランスがすげえいいなって感じですよね。あんまりお互いを意識しないんじゃないかなって感じがして。
なんか自然体でこう。
いやほんとそうですよね。そこがやっぱなんか、風通しの良さを感じるかなっていうのはありますね。
確かに。風通しめっちゃいいっすよね、このアルバム。
全然息苦しくもないし、何がどうだーだこうだっていうのも感じないんですよ。
各々好き勝手やってて、それがなんかすごい面白い音楽、楽しいロックに繋がってるなーっていうところで、このアルバムはすごい好きなんだよなーっていうところを感じますね。
ほんとは風通し良くてニュートラルな感じ。櫻井敦の個性が爆発してるわけでもないし、いまいさしの変態性が炸裂してるわけでもないしっていう。
でまあなんかサウンド的になんかすごい特徴があるとかってわけでもないし、多分アルバム全体で濃いコンセプトがあるわけでもない。
けどなんかそれがこのアルバムの特徴っていうか、その風通しの良さが。
それをあえてやろうとしてる部分だと思うんですけど、それが特徴ですよね。
割と特徴ないようなところが、この長い爆竹のいろんなアルバムがある中でいうと特徴になってるっていう。それが個性になってるっていう。
そうですね。
すごいですね。だから確かに逆に尖ってるっちゃ逆に尖ってるんですよね。
言い切ったら言うと結構軽いんですよ、このアルバムって。その軽さが個性になってるんですよねっていう。
やっぱ今までのアルバムに比べても結構気軽に聴ける感じはありますしね。ちょっと流しとくのにちょうどいいなっていう感じも。
36:11
うん、ですよね。
なんか普通にサラッと流しといてくる。
うん、サラッと流しても、なんていうんだろうな。
爽やかに耳触りにもならないし。
そうそうそうなんですよ。
意識持ってかれすぎない。
でもちょっと耳を傾ければすごいやっぱフックはあるというか、歌として引き込まれる部分がめちゃくちゃあるっていう。
めっちゃくせになる曲っていうかフックめちゃくちゃあると思いますね。
結構さくらいさん的にはどうだったのかっていうところでいくと、
インタビューを、その発売当時のインタビューを読む限りって感じですけど、
割とやっぱ苦労してたみたいな。
割とどのアルバムもそんな感じの発言ではあるんですけど。
13回月光の時はね、楽しかったですみたいな感じの珍しくそういう感じだったんで。
水を得た魚みたいなね、あの世界観では。
でもさっきの今井さんの発言紹介してましたけど、
裏も何もないポップなもので、ストレートなバンドサウンドでみたいな。
ってなるとやっぱさくらいさん的には結構苦手なんだろうなみたいな。
どう向き合えばいいのかって悩んじゃうような。
そこに対してどうアプローチしたらいいのかっていうのは、
さくらいさんみたいなアーティストは苦手だよね、多分っていうのは感じますね。
なので結構やっぱね、自分の作業はちょっとヘビーだったみたいな。
まあやっぱ多分、そういうシンプルにストレートでいいって言われても、
どうしたらいいのかってやっぱ考えさせられたっていう感じのことは言ってて。
確かにね。
結果的にその振り切った感じにしたってことだらしいんですけど、
そういう振り切った状態の自分にするのはやっぱ正直疲れるみたいな。
そこに持っていかないといけないので、自分もそこまで振り切るところまで。
ひねくれてなんぼなんですよ、ああいうタイプのアーティストって。
39:01
それを真っ直ぐ出してくれと言われても。
ひねくれないでくださいって。
ひねくれないでくださいと言われても、
俺はひねくれてんだよっていうタイプのアーティストなので。
そうすると2週3週回っての真っ直ぐさを出すしかないというか。
逆に疲れるよなっていうのはわかるなって感じしました。
2回3回ガキガキに歪んだ上の真っ直ぐさを出さなきゃ。
出すしかないっていうのが。
それを私に求めるんですかって言っちゃうんですよ。
スプライさん的にはそんな感じじゃないですかね。
俺を私にやれとという。
いまいちこんなに明るいところに言って。
こんなにやれと言われても。
それも聞いてて見えるんですよね。
その2週3週に歪んで何とか真っ直ぐにしてる感じが爆竹なんだよなっていうか。
そこがやっぱ爆竹足りえるんですよね。
そこがやっぱり櫻井さんが歌うことで爆竹になるっていうのはそういうとこだよなっていう。
コンポーザーがいかに真っ直ぐに素直にどうぞやってくださいって言っても櫻井あつしはやたらひねくれるんだよっていう。
ひねくれた上での真っ直ぐさしか出せないんだよっていう。
それこそが爆竹を爆竹足りさせてる要素なんだろうなっていうのは思いますよね。
結構本当に発売時のインタビューで、このアルバムはどうですかみたいな感じのやつでやっと聞けるようになりましたみたいな。
できたての時はね、もうあんまり自分で聞きたいと思えなかったですっていう。
そうだろうな。
想像がつくんですよね。
いまいさしでその辺すごい可変の幅が広いんですよね。
普段にやっちゃえと言われればひねくれてはいるんだけどすごい真っ直ぐなものを出せてしまうんだけど、櫻井あつしはそれは出せないんだよねっていう。
どうしても歪んだものとかひねくれたものしか出せない。
二重三重に歪ませた上での真っ直ぐさを見つくろった上でのものしか出せないっていう。
だからこういうのは嫌だろうなと思いますよ櫻井さんは。
そうですね。
もうちょっとひねくれてくださいみたいな。いまいさんって。
42:03
ラーカーさんダークネスみたいな。
ああいう方が多分自分が全力を出してぶつかれると思うんですよね。
天使のリボルバーみたいなのね。
どうしたらいいんだろうってなっちゃう。
どうしたらってなりますよね。
でも頑張ったな、頑張ったな、あっちゃんっていうのも感じますし。
感じる。
そこが愛おしい部分でもあるし。
随所随所であの人の表現の核というかコアの部分をちゃんと出してきてるなっていうのもそこが感動的に響く部分でもあるし。
前回の巡査会話月光はやっぱりいまいひさ氏が櫻井あつしに寄ったから多分あっちゃん的にはやりやすかったと思うんだけど。
そう言ってますよね。
天使のリボルバーは割とその反動でいまいさんが別にあっちゃんに寄らなくてもいいだろう。
俺のリボルバーでやっていいだろうっていう風に言っちゃったんで、あっちゃん的にはそこについていかなきゃみたいな。
この感じ久々だわーって。
こう来たかみたいな。
俺はそれはやりづらいんだよなって。
随所に感じたりはしますけどね。
いまい、いまい、いまい、やりすぎだ!みたいな。
やりやがって!みたいな。
えんさんの声をちょっと感じつつも頑張って寄り添っていくところがあっちゃんのいとおしさですよっていう。
星野さんもね、本当にそれに沿った曲をまた用意していて。
そこではあっちゃんもだいぶスパークしてますけど。
やっぱり星野曲でリラックスするんじゃないですか、あっちゃんは。
それはある気がしますね。そっちの方がはっちゃけられるというか。
星野秀彦はやっぱりその辺が上手いんですよね。両者の間でバランスをとるじゃないけど。
確かに確かに。
自然にそれができる人なんですよ、あの人って。あんまり無理せずにできるんだよなっていう。
その辺がバンドのバランスが面白いなってことですけどね。
今回の星野曲もね、星野さん的には本当にシンプルなバンドサウンドだったらあんまり考えずにってことでスパッと作ったって言ってましたけど。
45:09
スパッとあんなね、作れるんだっていう。
今回はそんな感じかーって、じゃあこんな感じかなーって。
これがやっぱすごいですよね、あの人は。
すごいすごい。
なるほどなるほど、そういうことねっていうところで作れちゃう。
じゃあこれできたからって言って。
アッチャイよろしくって。
そう、アッチャイよろしくって。
おーまえ、どいつもこいつのコメディー。
どいつもコメディー。
すごいなー、さくらやしーがんばったなー、いろいろなー。
ずっとがんばってるなー、あの人は。
そうですねー。
好き勝手やりやがって、お前らって思いながら。
頑張りにね、こう思いを馳せながら。
そうですよそうですよ。
そう思うと面白いですよね。
そう思うとこう、そうですね。
シンプルなように聞こえるけど。
シンプルな、そうそうそう、やっぱシンプルなように聞こえるけどね、そこにはいろんなものが渦巻いてるんですよ、爆竹はね。
深みがありますね、ほんとに。
シンプルにやろうって言って全員が、じゃあシンプルに、ボーンってロックだーってなるバンドもあるし、それがほとんどのロックバンドはそうだろうとは思うんですけど、爆竹はそうじゃないんですよね、やっぱり。
考え抜いた上でシンプルに。
シンプルに、シンプルにやろうって言って考えちゃう人がいるんですよね。
シンプルにするにはどうしたらいいんだろう。
シンプルにって言われるとどうやったらいいんだろうって思っちゃう人がいるんですよね、爆竹は。
そこが面白いとこなんだよな、たぶん。
いやでもアウトプットはね、ほんとにもう、風通しのいいアルバムになってますから。
そうですね、そこがやっぱすごいところですよね。
結構ね、さっきの桜井さんの紹介したような、やっと聴けるようになりましたみたいな感じの発言とは対照的に、今井さんのアルバム発売時のインタビューがめちゃくちゃノリノリで、気持ちよさそうなんですよね。
自分でも気持ちいいアルバムができたなって思いますみたいな。
結構ね、気に入ってる感じの手応えがね。
なるほど。
ほんとにやりたかったことができたんだなっていうのは、その時点の発言から感じますね。
48:09
お前はいいよなって。
お前はいいよ、それでいいんだからさって。
お前ピカつけどね。
あっちゃん的にはね。
というね、天使のリボルバーですけど、なかなかね、いろいろストレートなように見えて裏ではいろいろあると。
あるんじゃないすかね。
というところでね。
次回からはじゃあ、そんな天使のリボルバー1曲ずつ見ていくっていう感じで。
櫻井さんの苦悩を思いを馳せながら聴いていくってことですね。
今井さんのノリノリ具合と。
ノリノリな今井さんと苦悩してる櫻井さんを思いを馳せながら。
あの2人ってやっぱり通じ合ってると思うんですけど。
通じ合っていながらも、やっぱり別々な存在なわけで。
そこの乖離した部分がすごい見えるアルバムかもしれないですね。
今井はノリノリだけど、櫻井は悩んじゃうみたいな。
シンプルなだけに悩んじゃうみたいな。
そこの乖離したところが面白いというか。
極端な感じで。
また別に今井さんもノリノリではあるけど、別に個性を爆発させてるわけではないですもんね。
そこがまた難しいんだろうなって気はしますけどね。
絶妙な倍というかな。
まあ面白いアルバムですよね、これも。
本当にそこの辺が隠れた個性になってるというか。
パッとはあんまりわかりにくいけど。
いろいろ深掘ってみるとね、そういう感じ。
いいですね。
ですというところで。
じゃあ次回は1曲ずつ見ていければという感じです。
次回へ続きます。
50:56

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