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2021-08-29 22:57

#09-5 「紅」「XCLAMATION」「オルガスム」!『BLUE BLOOD』全曲トーク(7~9曲目)

『BLUE BLOOD』X(1989)の7曲目「紅」、8曲目「XCLAMATION」、9曲目「オルガスム」について語っています。

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●紅

・色んなところで使われる一番有名な曲

・HIDEとTAIJIが復活させた

・元々は歌謡曲っぽかった!?

・激しくなったイントロは衝撃

・紅のギターソロはカッコいい

・サビ前にギターソロがある展開

・詞もYOSHIKIの内面が表れてる


●XCLAMATION

・HIDEとTAIJIによる2部構成のインスト

・TAIJIは演奏技量が頭抜けてる

・HIDEは悪そうなベースが好き

・TAIJIの見た目も最高にカッコいい


●オルガスム

・超高速ナンバー

・サビの音圧がすごい

・長いライブ版はカオス

・「STAB ME IN THE BACK」はさらに早い



『BLUE BLOOD』X

01.  PROLOGUE (WORLD ANTHEM) 

02.  BLUE BLOOD 

03.  WEEK END 

04.  EASY FIGHT RAMBLING 

05.  X 

06.  ENDLESS RAIN 

07.  紅

08.  XCLAMATION 

09.  オルガスム 

10.  CELEBRATION 

11.  ROSE OF PAIN 

12.  UNFINISHED


《CD&配信情報》

●Amazon

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●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/blue-blood-remastered-edition/1536880970



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:01
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、Xのブルーブラッドを取り上げて話をしています。
ブルーブラッド全曲トークということで、1曲目から話をしていますが、
今回は7曲目の紅から話をしていきます。
紅も、もう相当代表曲ですけど。
ああ、まあ一番有名な曲じゃないですか。
一番有名ですかね。
代表曲中の代表曲ですね。
紅は本当にいろんなところで使われてますよね。
高校野球とかもそうだし。
大体定番曲になってますね。
すごい、これだけの定番曲がもう20年以上前。
なるほど。
それもすげえなっていう。
すごいですよね。
しかもなんなら、ブルーブラッドに入ってる時点でも相当古い曲ですからね、紅自体が。
アニシンクビジョンに入ってるもんな。
そうですね。
確かに、英語バージョン入ってますね。
すごいな。
しかもその前から全然あって、何度も作り変えられて、ボツになって。
こんな初期からある曲。
だってヒデがインティーズの時代に知ってた曲だもんね。
そうですね。
そう考えるとすごいよね。
ヒデがもともと外からいる時代から知ってて、入った頃にボツ曲になってたけど、
ヒデとタイジで、あの曲いいからさ、やろうよって言って、アレンジ変えて復活させたっていう曲ですからね。
だってヒデがね、全然素人の時代に風呂に入ってて、鼻歌歌ってたのが紅だっていう。
それ面白い。
何の気なしに歌ってたらクレノイドはXの歌って。
いい曲だなーっつって。
いい曲ですよね。
思わず口ずさんで歌っちゃって。
だからその時からそれぐらいの普遍性があったっていうのは、
やっぱり洋介の天才性なんだろうなっていうのは思いますけど。
この曲ほんとすごいっすよね。
もともとめちゃくちゃスローだったんですよね。
そうなんだ。
なんか昔、結構前ですけど、今あるのかわかんないけど、
クレナイの編成みたいな、昔からのクレナイのバージョンを並べられてる動画とかがあって、
それを見た記憶があるんですけど、
最初の頃めちゃくちゃスローで、ほんと歌謡曲みたいな。
バラードに近いみたいな感じ?
バラードとかっていうよりはほんとにもう、結構拳が効いてる歌謡曲。
03:01
でも最初の、最初のっていうか激しくなった最初の、
嵐吹くこの街がとか、あの辺って結構そんな感じじゃない?
歌謡曲っぽいっていうか。
サウンドとテンポが違えば歌謡曲になり得るメロディっていうか。
なり得るね、確かに。
なんかそういう感じだったんだよね。それがだんだんあんな感じになって。
歌メロ的にはすごい歌謡曲なんだね。
そうそうそう。
この曲はほんとそういうところがすごいっていうか。
だからこそこんなメジャーな曲でいろんなところに使われるんだろうけど。
そうだね、そうだね。
この曲、曲の展開もすごいですよね。
なんかサビの前にギターソロが来るっていう。
そうそうそうそう。
そんなのあるっていう感じですよね。
これすごいよね、ほんと展開が。
サビの前にあんなギターソロを弾き倒して、
そっからサビが来て、ドラムソロとかもあるし。
これもコピーしますよね、みんな。
そこは。
裏抜くれないものを定番すぎて割と飛ばす曲だけど。
まあもう。
そうだよね。
分かります。
味がもう出尽くした感じがするね。
やっぱ改めて聴いてみるとすげえなっていうね。
改めて聴いてみるとすげえなっていうね。
イントロのアルペジオとか練習しましたね、あれ。
あれ結構難しいんだよな。
指弾きで。
あれすごい難しい。
指でね。
あれだけは未だにできるかな、たぶん。
この曲の基本的なアイデアがキスのさ、
キスのアルペジオのアルペジオのアイデアが
キスのさ、キスのなんかの曲からとってんだよね。
そうなんですか。
最初がゆっくりで、途中から激しくなり、バーンとサウンドになる。
キスのその曲を聴いた時に、Xの方が全然かっこいいじゃんとか思って。
でもこの辺はキスの影響が出てるんですね。
これはでもその最初スタジオバージョン聴いた時に激しくなるところ。
シャーって。
あれ衝撃ポイントですよね。
確かに。
シンバルのね。
ハッピー。
06:01
あれも中学生ウォーってなるやつですね。
たまんないな。
でもこれほんと全部サビみたいですもんね。
ギターソロ超練習した覚えがある。
いやーでもやりますよね、練習。
クレナイのギターソロはかっこいいですよね。
もうパートが段積みになってる。
あれもすごいですよね、ギターソロを。
そこは結構難しいですよね。
あれね意外と簡単なんだよ。
そうなんですか?
パッと聞き難しいんだけど意外と簡単なんだよ。
プリングとかでやるから意外と速くないっていうか。
あの通りちゃんとやるのは難しいっちゃ難しいけど。
でその後ヒデのソロが初で。
やっぱねすごいすごい高精力だよ。
すごいよ。
でそっからまた2人になるっていう。
そっからサビですもんね。
結構お腹いっぱいになるギターソロをやった後でしたね。
そうそうそうそう。
その後にサビが来るっていう。
発想はない、なかなか出てこない。
もうクレナイに染まったこの俺を。
慰めるようになる。
慰める。
慰める。
慰める。
慰める。
慰めるやつはもういないんですよ。
そうですね。
詩もいいっすよねこれ。
閉ざされた愛に向かい叫び続けるっていう。
愛いいですね。
すごい。
確かに。
Xの歌詞はやっぱりなんか全体的に痛いし苦しい。
そうそうそうそう。
だけどそこになんか共感してしまうっていう。
そうなんだよな。
いやークレナイいいな。
俺が見えないのかと。
09:01
そうですね。
すぐそばにいるのに。
確かに。
いいですよねこの辺。お前は走り出す。
何かが割れるよ。
全体的にこの人の吉木の歌詞って父親とのあれがすごい影を落としてるんだろうと。
そうですね。
それを結構普遍的な表現にしてるっていうのは。
そこで誰もが共感できる感じにはしてる。
そうですね。そういうなんか寂しさとか。
そうそうそうそう。
疎外感とか喪失感とかそういったのはやっぱ出てますよね。
そのなんか心の痛み共感してしまうところはあるよね。
いやークレナイはいいですね。
クレナイといえばあのめちゃくちゃ早いバージョン。
白い夜でしたっけ。
吉木が暴走してる。
吉木暴走。
白い夜かな。
めちゃくちゃ早いよってやつだっけ。
そうですね。みんなおいおいみたいな。
吉木もねやっぱその時のテンションによってだいぶ走るタイプ。
サイレントジェラシーとかもすごいめっちゃ早くなっちゃってるのがある。
まあクレナイはもう文句なしのXの代表曲ですね。
文句なしですね。
日本国の国家にしてもいいんじゃない。
確かに。
そうですね。
いやー本当に。
クレナイみんな知ってるもんな。
そうですね。
知らない人いないぐらいの感じの名曲のレベルですよね。
まあでもやっぱ本当こういうのもメロディーがいいからなんかもういいですよね。
たぶんこれもギター1本で弾き語ってもめちゃくちゃ名曲だと思うし。
そうだね。
そういうバージョンがあってもいいくらいで。
うん。
たぶんそれだけでももう何も知らずに聴いていい曲だなと思うはず。
次行きましょうか。
クレナイが来てその8曲目がエクスクラメーション。
これはインストですね。
めちゃくちゃかっこいいよね。
これかっこいいですよね。
かっこいいですねこれ。
なんかなんかタイジとかヒデとかのテイストが強いなとは思うんですけど。
そうですね。
最初がヒデのやつで、
ちょっとこう民族っぽいというかインドっぽい感じのパーカッションとかギターで鳴ってるパートで、
後半がもうタイジって感じですね。
後半に行ったとこのベースがめちゃくちゃかっこいいですよね、これは。
12:00
エクスクラメーションめちゃくちゃ好きなんだよな。
これの後半のやつはやっぱすごいタイジはこういう感じなんだろうなっていう。
エクスクラメーションのロックっぽいところが一気に出てくる感じだよね。
そうですね。
なんかあのバニッシングビジョンの1曲目のDear Loserにもなんか通じるっていうか。
あれもタイジですもんね。
そうですよね。
そうですよね。
なんかあのバニッシングビジョンの1曲目のDear Loserにもなんか通じるっていうか。
あれもタイジですもんね。
やっぱりタイジの存在は本当に大きかったよね。
そうですね。
だからこういうのを普通にできちゃう人が1ベーシストとしてやってたバンドっていうところが
エクスの強みだったんだろうなっていうところですよね。
ほんとそうだよね。
やっぱタイジはスラップもできて、
スラップもできて、
ほんとそうだよね。
やっぱりタイジはスラップもできるし、ピックでももちろん弾けるし、
指も弾けるし、
万能ですよね、本当にタイジは。
タイジは本当にミュージシャン、演奏家としての技量が
たぶんエクスっていうバンドの中でも1つ抜けてたんだろうなっていう感じはありますよね。
もともとギタリストだったんだよね。
うん。
なんかタイジのベースはヒデがかゆいところに手が届く感じで、
なんかヒデがソロでベース弾くときに影響を受けたのはタイジのベース。
タイジとJだよね。
タイジとJですね。
Jにも影響を受けてる。
受けてる。
悪そうなベースっていう。
悪いか悪くないかがね、いいベースかどうかの判断だって言ってたの、きれいに。
悪ければ悪いほど良い。
悪者が弾いてそうだっていうのは良いベースなんだって。
いい子ちゃんっぽいベースはもうダメだっていう。
なるほど、なるほど。わかる気がする。
確かに、確かにわかる気がする。
ベースをめちゃくちゃ低く構えてもう、
タバコ吸いながらもうブリブリ弾いてるのが見えるベースは良いベースだって言ってた。
なるほど。
それがこう目に噛んでこないとダメですね。
それがもうJとかタイジのビジョンなんだろうなっていう。
確かにな。
ヒースはいいのか?
ヒースはどうなんだろうね。
ヒースは、
悪くはなさそうな感じ。
あれなんか空気みたいって言ってたもんね。
空気。
空気みたい。
気にならないっていう。
良いのかそれって。
15:01
良いのか悪いのかってどういう意味?
良い意味でいけば溶け込んでるっていうか。
そうそうそうそう。
良いわかんないっていう。
でもタイジのちょっと悪っぽくてかっこいいっていうのは見た目の部分でもめちゃくちゃかっこいいですよね。
めちゃくちゃかっこいい。
特にブルーブラッドの頃とかは丸いサングラスかけて。
そうだね。
あれかっこいいですよね。
かっこいいね。
キラーのベース。
そうそうそうそう。
本当にかっこいいよね。
かっこいいですね。
めちゃめちゃあの人顔綺麗だよね。
そうですね。
すごいよね。
様式も相当なもんだけど。
タイジにすごいよなって思う。
本当かっこいいよな。
このエクスクラメーションとかでブルーブラッドの中ではかなりタイジの凄さの部分が出てるなっていうとこですね。
そうですね。
続いて9曲目がオルガスム。
ここでねオルガスムね。
オルガスムはまた高速ナンバー。
高速ナンバーですね。
トドエックスの中でも一番速いんだっけ。
これかスタミンザバックとか。
スタミンザバックだ。
スタミンザバックの方が速いのか。
あれ200ぐらいあるよね。
そっちの方が速いかもしれない。
あれが更新したんじゃないかな。
オルガスム180とか。
これもでもめちゃくちゃ速いですよね。
速い。
スタジオバージョンが特に速いんだよね。
速いですよね。
ライブだとちょっと落ちてるんで。
そうですね。
ライブだとめちゃくちゃ長くなってるし。
ライブ長いよ。
途中ちょっとカオスな感じになってくる。
そうですね。
このブルーブラッドバージョンでコピーして弾くと
うわめちゃくちゃ速いってなる。
いや速いですよね。
速い速い。
この曲もかなり古いですよね。
初期からやってるんですね。
サビのバスドラがもう圧倒されますね。
音圧に。
サビすごいよね。音圧が。
音圧がすごい。
歌もそうだけど全体としてすごいよね。
畳みかけてくるっていうか。
圧がすごい。
圧がすごい。
すごい圧が。
バスドラに入る前とかもすごいもんね。
ベースでしょ。
いやーそこすごいっすよ。
18:00
勢い。
ライブだとそっからね。
コール&レスポンス。
タイムが入ると。
うわーい。
二酸化炭素ばらまき。
そうそうそうそう。
なんだろうこれとか思ったよね。
二酸化炭素。
いつの間にかあれだよね。ドラムがリズムマシンになってる。
そうそうそうそう。
よしけ走り回り。
いなくなってるっていう。
あれいいっすよね。
あれまあもうライブの見せ場っていうか。
で、ひでえも途中こうドラムのところ行ってドラムちょっと叩いたりとかして。
いいっすよね。
いいっすね。
もうワーミーを踏みまくったりとかね。
いいなー。
まあやっぱこういうオルガスムはリードっていうかギターソロパターだと思いますけど。
やっぱこういう高速系はパターですよね。ギターソロ。
早弾きはパターだよね。
そうですね。ストップインザパックとか。
たぶんアイルキリューとか。
結構そういう早い系の曲は基本パターっていう。
そうか。
やっぱりこの当時はね、700、800往復してるから。
毎分。
石塚先生。
石塚先生。ストップインザパックとかもすっごい早いもんね、あれも。
あれはすごい早くね。
超疲れそう。めちゃくちゃ早い。
あれは疲れますよね、絶対。
でてんでんでんでんでんでんでんでんでって。
あれめちゃくちゃ疲れるんだよな。
あれよくジェラシーに入れたよなって思います。
確かに。すごい攻めてる。
別に新曲とかじゃないのに。
あれそうだよね、バニシングビジョンに入ってたっけ?
バニシングビジョンにはない。
ないけどその時代からある曲。
やってますね、はい。
めちゃくちゃ、もっと昔からある曲だもんね、あれ。
シングルで出てるんだよな、MVが。
あ、そうなんですね。
あの曲のレコーディング後に、吉木の体調がもうヤバいことになった。
そうですね。ジェラシーの時のレコーディング。
吉木の体調がもう壮絶な状態を迎えてる。
予結ってあれジェラシーに出てるからな。
ストップ・イン・ザ・バックは本当に凄いですよ、あれは。
21:02
そうだよ、バニッシングビジョンよりもっと前からあるもん、あれ。
ブレイク・ザ・ダークネスとかその頃から。
そんな昔からありますよね、ストップ・イン・ザ・バック。
めちゃめちゃ初期の曲なんだよね、あれ。
ストップ・イン・ザ・バック、みんながストップ・イン・ザ・バック、ストップ・イン・ザ・バックっていう。
ライブファン超かっこいいよね。
いいよね、あれ。
シルエンのさ、ストップ・イン・ザ・バックって。
あれでなんかのライブにあったら最後パタだけが残っちゃう時がある。
ストップ・イン・ザ・バックみたいな。
みんななんか最後だけ言わないですよ、パタだけ。
あれでしょ、爆発ツン・ツン・ギグの。
それだけ。
あれはね、ちょっともう。
いいよね。
あの途中のヒデのシレゴがあるじゃん。
ヒデ語のやつありますよね。
みたいな。
はいはいはいはい。
あれのかっこよさったのないよね。
あれいいですよね。
あれ相当初期だけどやっぱちゃんとヒデだなっていう感じで。
ほんとヒデはすごいし。
ほんとに。
気づいたらストップ・イン・ザ・バックの話になってます。
そうだよね、ブルブラって入ってねえよね。
ブルブラって入ってないですけどね。
いかんいかんいかん。
気をつけないと。
ということで、9曲目オールガスンまで話をしてきました。
続きはまた次回、話していきます。
さようなら。
次回へ続きます。
22:57

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