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2024-07-19 52:58

#64-3 メイナードの想いと「10,000 Days」…TOOLを積み上げてこそ得られる快楽!~アルバムの印象を左右?「The Pot」

TOOL『10,000 Days』特集③!タイトル曲「10,000 Days」で歌われるメイナードの想いとは…。人気曲?「The Pot」はアルバムの印象を左右? (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 「Rosetta Stoned」が表すTOOLの本質!~包括的?初心者向け?アルバム『10,000 Days』を総括!【名盤ラジオ #64-4】 https://youtu.be/72Ph2D1umOk ※前回まではこちら 沼へようこそ!『10,000 Days』特集!聞き手を成長させる?TOOLの魅力とは?【名盤ラジオ #64-1】 https://youtu.be/4_Ob2EVot5s 『10,000 Days』とTOOLの聴き方指南~これぞ真の入門曲「Vicarious」!そして次に聴いてほしい曲は?【名盤ラジオ #64-2】 https://youtu.be/tLS5B7tAngM -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- ※過去のTOOL特集↓ 『ANIMA』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnndaWErjtIEwu58w8RyU_sU 『LATERALUS』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlkgo8oE2TZAE4wjoFubkMH 『Thirteenth Step』(A Perfect Circle)特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmneKDl1EOzuP81wjnC5l6J 『10,000 Days』/ TOOL 1. Vicarious 2. Jambi 3. Wings For Marie (Pt 1) 4. "10,000 Days (Wings Pt 2)" 5. The Pot 6. Lipan Conjuring 7. Lost Keys (Blame Hofman) 8. Rosetta Stoned 9. Intension 10. Right In Two 11. Viginti Tres 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/451PUog ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/1fvWYcbjuycyHpzNPH1Vfk?si=nDZvCGnQQDm0BydZTQmIrQ ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/10-000-days/1474250650 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

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名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、TOOLの10,000 Days特集をやっております。
たくやです。よろしくお願いします。
おはこんばんは、こんにちは。お疲れ様です。えんぞうです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。ひできです。よろしくお願いします。
TOOL、TOOLですよ。10,000 Days。
TOOL界をね、やり回ってますね。
我々、TOOL界やってますね。
前回はね、1曲目バイケリアスと、ほぼほぼバイケリアスで。
バイケリアス界でしたね、ほぼほぼ。
まあでもね、なかなかいろんなTOOLの話ができたんじゃないかというところですが。
そんな中、アルバム10,000 Days、3曲目から、今回ですけど。
3曲目、WINGS FOR MARIE PART 1ということですよね、これ。
これは3曲目、4曲目が一応、2つで1つみたいな。
まあ2個1ですよね。2個1の感じってことですよね。
4曲目がね、10,000 DaysでWINGS PART 2。
2つ合わせてこれがだからね、17分ぐらいあるんじゃないですか、2つ。
序盤からだいぶこう、ハードなところを入れてきてますよね。
大作法というか、いきなり山場というか。
山場ですし、WINGS PART 2の方は10,000 Daysが正式タイトルなんで、それがアルバムタイトルというところで。
これが表向きというか、このアルバムの一つの大きなテーマであり、大きな山場の一つですよね。
PART 1、PART 2ってなってるじゃない。
これがね、PART 1、PART 2ってパート分けされてると。
このアルバムは素晴らしいアルバムなんだって思ってしまう。
これ割とプログレス気あるあるんですけど。
なるほど。
ほんまにPART 1って、次が10,000 Days、WINGS PART 2、PART 1、PART 2ってなると、
これはもう素晴らしいアルバムなんだって思ってしまうのが、プログレスバカのね、あるあるなんですよ。
03:05
これはあるあるなんですよ、本当に。
やっぱりね、PART 1、PART 2とかなるとね、もう、わくわくしちゃうんですよ。それを見た段階で。
ちゃんとアルバムとして、ちゃんと作品として構築されてるみたいな感じの。
PART 1とかPART 2とか、なんかドキドキしちゃうんですよね、プログレス気としては。
タイトルからして、このタイトルのラインナップ見た時に。
そうそう。
PART 1ってPART 2ね、みたいな。
PART 2って、みたいな。
プログレッシューの匂いを感じる。
プログレッシューのね、そう。
プログレッシューを感じる。
プログレッシューの匂いをね、感じる。
プログレッシューがするって。
それはもうね、なんかプログレ好きあるあるだと思うんだよな、絶対。
プログレ好きそうでしょって思う。
なるほど、そうですね。
自分はもうメタル、メタラーだったから、もうPART 1、PART 2って言うと守護神殿PART 1と守護神殿PART 2ってすぐなっちゃう。
それもさ、それもやっぱプログレの手法なんだよ、あれは。
なるほど、そうですね。
確かにあれも世界観、なんていうか、世界観をそういう構築してる考え方でいくと、そうですね。
プログレッシブ的な、確かに。
そうなんですよ。
PART 1とかPART 2とかってなると、これはなんかもう素晴らしいアルバムに違いないって思ってしまうね、このプログレバカの。
っていうところで、これを見た瞬間、この2曲は良い曲だなって俺も思っちゃった。
期待感が。
期待感がやっぱ対策感があるんですよ。
これでも1曲ともすごいですよね。
これが1つの収穫をなす曲じゃないですか、このアルバムで。
そうですね。
ものすごく壮大だし。
曲としてはPART 1、PART 2って分かれてる壮大さはあるんですけど、歌ってるテーマとしてはすごいパーソナルなものっていうのがやっぱりこのアルバムの特徴というか、
すごい個人的なことを歌ってるんですよね、ここで。
メイナードがね。
そこがこのアルバムにおいての個性だと思うし、そこが前作のラタララスとの違いとか、そういうとこだとも思いますし、
06:15
そこにはまれるかはまれないかっていうのはあるよね。
マリーがメイナードのお母さんなんですよね、確か。
これはだから3、4話もセットで話してしまいますけど、お母さんのことを歌ってるわけですよね。
そうですね。
マリーが、今ひでっくん言ってた映像、マリーがお母さんですよね。
ジューディス・マリー・キーナ。
だから、パーフェクトサークルのジューディスって、あれもお母さんの名前だったんだなっていうのを。
なるほど。
そうなんですよ。
ここではマリーの方を取ってると。
めちゃくちゃマザコン野郎なんですよね、メイナードっていうのは。
パーフェクトサークルのリードシングルのジューディスもそうだし。
このアルバムにおいて、ウィングス・ウォー・マリーのマリーもそのお母さんの名前だし、
終盤の方で歌詞の方でもジューディス・マリーって出てくるんですけど、それもお母さんのフルネームですっていうところですよね。
すごい、お母さんっていうのは、あの人のにとってはすごい大きな存在であるし、それを歌った曲っていうことですよね。
あとは、この10,000 Daysっていうもの、その言葉っていうか、そのモチーフにもお母さん関わってるんだっていうのも、今回調べてて知ったんですけど。
メイナードがまだ11歳だったらしいんですけど、その時にお母さんが脳卒中になってしまって、そっから2003年に亡くなってるらしいんですけど、
その27年間、脳卒中になってしまってからの27年間、車椅子で過ごしてたとかっていう。その27年間が約1万日っていう。そこが関連してるみたいですね。
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まさにそれを歌った曲ですよね。お母さんの病気を発症してから亡くなるまでの10,000 Daysっていうのを歌った曲。
それがまた10,000 Daysっていうのが、土星の降天周期。それも約1万日、30年弱っていうので、ソフトもたぶんかけてるというかね。
サターンリターンっていう、土星回帰っていう。そういうのがあるらしくて。
土星の起動周期みたいな、神秘的な何か。
30年弱の周期で人生の転機がやってくるみたいな、そういう感じかな。
その周期に、グラチとかもなんか出てきますよね。
グラチもそうじゃん。サターンさ。
そうですよね。やっぱりその辺はエーマというか、共通するものがあるんですかね。
そういう背景の曲だから、ウィングスフォーマリーの方は結構、祈るようなというか、なんていうんすかね。
途中すごい激しくなるところもかっこいいよね。
シンプルに、ダラダラダラダラダラ…。
あれもね、急にガーってくる。
急にくる。
それが10,000 daysのほうでもまた使われて、ここに戻ってくるんだみたいな。
この2曲に関しては、そういう楽曲的なテーマとかモチーフも共通したものが使われてるし、
歌ってるテーマも同じですよね。
すごいツール的な壮大さというか、
緩急も激しいし、すごい映える曲ではあるんですけど、
そこで歌われているテーマがすごいパーソナルなものっていうのが、
このアルバムとかこの曲のすごい個性だなっていう。
ものすごいメインナードの個人的なものなんですよね。ここで歌われてるものっていうのは。
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それがこのアルバムの収穫を成してるというか。
そうですね。タイトル曲であり。
あんまりプールとかメインナードって、そういう表現ってあんまりここまでしてないと思うんですけど、
やっぱりお母さんが亡くなったということもあって、そういうのを表現してるんでしょうね。
だからすごい共感しやすい曲かなと思いますけどね、割と。
曲の構成的にもだんだん盛り上がってきてみたいな。
メロディ的にもやっぱり美しいですし、割となんかトゥールの中ではすごいちょっと一質な曲ですよね。
すごい曲のリズム的なところも割りかしシンプルじゃないですか。
それもすごい珍しく、あんまり今までのトゥールになかったリズム。
それでいてすごい深いよというか。
ちょっと違ったアプローチというか。
シンプルに流れていく感じの演奏にしつつ、歌ってる内容とかそういうのが。
そうだね。シンプルって言うほどあれではないと思うけど。
十分めちゃくちゃマニアックだ。
まあね、そうですね。
そうだね、これシンプルって言う。
シンプルな演奏って。
全然シンプルじゃねえよって。
トゥールとしてはシンプルだけど。
リズム的にはっていう感じ。
リズム的にはシンプルです。
音的にはね、相当いろいろとやばいこといっぱいしてますけど。
でもこの2曲はすごい、でもあんま何も考えないで聴いて、自然にドラマティックな展開になってると思うし。
そこで歌われてるテーマっていうのも誰にとってもわかりやすいものにはなってると思うし。
わかりやすいっちゃわかりやすいとは思うんですけどね。
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それがこのアルバムの収穫を成してるというか。
だからこそトゥールのすごいディープなマニアとかファンには物足りないアルバムになっちゃってる部分だと思うし。
めちゃくちゃパーソナルな部分なんでね。
よく結構雷の音みたいなの入ってたりとかして。
嵐の音がね。
嵐の音みたいな。
そういう感じもあんま今までなかったなというか、独特な感じというか。
そうですね。
高感音的な感じの。
その嵐の音とか、やっぱね、暗い夜の嵐の情景が思い浮かぶというか。
これもね、アルバムのジャケットの色の感じっていうか、黒い感じに感じる。
なんかこの曲はすごい切ない感じもするんですよね。
メイナードがずっとお母さんに呼びかけてるような歌詞だし。
そうですね。
トゥールにしてはやっぱ珍しくというか、個人の感情がすごい出てる曲みたいな感じがして。
そうですね。
そこにグッと来る部分もあるなという。
多いとこですね。
なんかそうですね。
ラタララスの外に呼びかける感じっていうのと違う、内へ内へっていう感じ。
ラタララスってやっぱりすごい普遍的というか、外側に向けたメッセージというか、そういうのが強く出てた。
10,000 Daysはすごい内緒的なんですよね。
そうですね。
もう一番この曲の中で盛り上がる部分というか、メインの部分で、
Judas, Mary, Unconditional Oneってなるじゃないですか。
あれってお母さんの名前を呼んで、絶対的な存在だって、あなたはって、
田中に歌ってるっていう、そこがメインに来てるっていうのがなんかすごい。
やっぱめちゃくちゃパーソナルなアルバムなんだな。
なんかそこが面白い部分だし、面白い部分だしつまんない部分でもあるんだよね。
両方なんだよなっていうのがなんか。
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そうですね。
演奏面とかもそうだし、そういうメッセージ性とか歌詞的なところも結構ラタララスからはだいぶ方向性が変わってんだなって感じですね。
それを表現せざるを得なかったメイナードの心情がここで現れてるんですけどね。
まあそういうタイミング的なのもそうだし、そういうのがね、お母さんが亡くなってしまったっていうのもそうだし、
ラタララスみたいなのを作ったら多少やっぱ方向転換というか、せざるを得ないというか、目先をやっぱ変えないとみたいなところは、それ自体もあったんじゃないかなとなんか思いますけどね。
なんかちょっと等身大の自分と向き合って、自然体で割と作っていった結果、このアルバムができたみたいなところがあるのかな。
他のその3人はわかんないけど、メイナードが表現するあの時点でね、あの時点でメイナードが表現するものとしてはもうそれ以外ないっていうのがなんかここに強く現れてるのかなと思うんですよね。
それがこのアルバムのすごい一つ大きなテーマになってると思うし、それが表のボスというか。
俺このアルバムは裏ボスがあると思ってるんですけど。
裏ボスが。
裏ボスの話は一つ置いといて。
裏ボスはどっちかな。まあ後でね。
まあでもすごいわかりやすい部分で言えばやっぱこれが一つ大きなテーマとしてはあるよなと思いますよね。
すごいね。この2曲ってドラマティックだし、多少根気強い方ならばこの2曲を聴いてやっぱめちゃくちゃかっけえなこのバンドってなると思いますし。
ちょっと聴いてみていただきたい曲ではありますよね。
そうですね。2曲で17分弱ぐらい。
17分ぐらいね。ちょっと我慢しろよと。
後半の最後の方の盛り上がりとかも結構凄まじいものがありますからね。
あの盛り上がりのところのベースとかいいよね。
いいね。
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ベースもかなりえげつないことをしてますよね。盛り上がる直前のあたりとかも結構すごくね。
あれもめちゃくちゃかっこいいじゃん。
あの辺とかもやばいですよね。
あの辺聴いてるジャスティンの姿が思い浮かぶもん。
そうだね。思い浮かぶね。えげつないですよこれ。ピック弾きですよね全部ジャスティンって。
ピックだね。あの人ピックだね。
そのジャーンジャーンジャーンジャーンジャーンジャーンジャーンあの辺の、なんつーのかな。
割とアニマっぽい感じのノリだなっていう。演奏面の感じでいくと。
気持ちよく乗れる感じのリズムになってますよ。
結構なかなかトゥールって難解だったりとかわかりにくいバンドっていうイメージはあるんですけど、
ちょっとそれを置いといてこの2曲を聴いていただいたらそんなにわかりにくくもないっていうか。
この2曲はそんなにリズム的に変態ではないんで。
変態でもないし。
そういう意味では聴きやすいかもしれないですね。めっちゃディープではあるけど。
そう、ディープではあるんだけど、すごいですね。
リズム的な変態的ではないから。
リズム的な変態ではないですね。
そういう意味での聴きやすさはあるかもしれない。
そうですね。ちょっと長いんだけど、ちゃんと聴いてたら盛り上がる部分もあるし、
それって感動的に響く部分はちゃんとあると思うんで、それがやたら長いっていうだけでね。
そうですね。17分の映画をちゃんとしっかり見ましょうよというか、その時間を。
それだけの見返りはあると思うんですよね、やっぱりトゥールって。
そうですね。
それをここでこの2曲聴いてみたら、それを味わえるんじゃないかなと思いますけどね。
やっぱりその長さをちゃんと体感してこその魅力を、いいとこだけ飛ばしちゃダメっていうか、そこはありますね。
ちゃんと何かお膳立てがあった上でというか。
お膳立ては重要ですよね。
到達する高さとか深さに対してのその分数というか時間ってやっぱり必要なんですよ。
24:05
3分で得られる快感って3分分でしかないというか。
やっぱり10分こらえたならば10分分のカタルシスがちゃんとあるんだよっていうのを表現してるのがやっぱりトゥールだと思うんで。
それを体験していただきたいというか体感していただきたいっていうのはありますよね。
そうですね。
10分耐えただけのものがあるんだよっていうのが。
その時間をね。
あるじゃん。全部さ。
時間を投資しただけのリターンがちゃんと。
耐えるっていうのもおかしいんだけど。別にその感も気持ちよさはあるんですけど。
我慢。
我慢っていうのもおかしいんだけどね。
おかしな話ですけどね。
いやでも本当ね、そこを積み上げると本当にね、大きなものがゆくゆく返ってくるっていうのは。
そこもね、そこも含めてなんだよな。
この表現がめっちゃ難しいですけど、それも全然前向きな意味で我慢するっていうかなんだろうな。いい意味でのなんだろう。
我慢。
いやー、今、たくやさんがすごい良い表現したなと思うんですけど、やっぱ積み上げるっていうね。
積み上げたものはちゃんと返ってくるよっていうのがなんかTOOLの音楽の魅力ですよね。
我慢っていうのも。
そうですね。苦行みたいな。
苦行。その苦行の気持ち。
最初はそうなのかもしれないですけどね。
やっぱね、ちょっと寄り添う人が必要なのかもしれないですね。
横でこう。
横で腕組み合わせ横で。見てるからなって。
あー、今その辺聞いてんのか。
どうしても。
現代的なね、最近のプロデューサーとして1分、2分、3分が限界だろうみたいなさ。
そういう価値観ではないんだよっていう。
真逆。
本当に真逆の価値観ですよね。
真逆だからね。
10分、1分って。
それを聞いたらやっぱ聞いただけのものは感じる人は感じるだろうという。
ですね。
27:02
じゃあ次いきますか。
はい。
じゃあアルバム次。5曲目がザ・ポッド。
あーザ・ポッド。
ザ・ポッドがここで来るわけですね。
これはあれですか、メイナードさんがツールの初心者にお勧めする曲としてこれを挙げてたっていう曲ですね、ザ・ポッドは。
これはどうですか。ひできさん的にどうですかこれは。
これですか、ポッドって聞くとどうしても自分はマジックポッドを思い出してるんですよね。
エリクサーちょうだいって。
なんかポッドってそれなんですよ、なんかわかんないですけど。
エリクサーちょうだいっていう、なんかこう、なんかでもねほんとちょっとポッドってそういう感じがあってなんか、
ツールの中ではマジックポッド的な曲なのかなみたいな、このダンジョンやべえ敵だらけじゃんみたいな感じじゃないですか。
なんかツールの曲ってやべえ敵しかいねえなみたいな中でこう、突然こうね、ザ・ポッドに遭遇するとこうちょっと、
あ、なんか、あら、良かった、マジックポッドじゃんみたいな。
ちょっとポッドするというか、あ、良かった。
あの感覚俺しかわかってないと思う。
そう、だからちょっとすいません、えんずおさんがわかってくれた方が良かったですよ、この。
マジックポッド。
いやーわかるわかるわかる。
それはすごいわかるけど、わかるけど誰一人そんなねえ。
いやーだからちょっとこれで、何、何、何、何って今思ってると思うんですけど。
やってる方もそんなことは思ってないし。
大半の人はもうちょっとこれ今。
俺はわかるんだけどね、それはね。
ちょっとマジックポッド知ってる方には通じたかもしれないけど。
ファイナルファンタジーのな、ファイナルファンタジー5だろそれ。
5とかそう、エリクスさんちょうだいっつって。
なんかそういうホッとする、何て言うんですかね。
まあでもポッドっていうのがね、そもそも単語としてね。
ねえ、なんかそういう響き的にも。
僕もあの、電気ポッドみたいな。
そうそう。
象印かなみたいな。
30:01
ポッドって言うとやっぱポッドだよね。そういうツボじゃないけど。
ポッド。
可愛いよねポッドって言われて。
結構なんか。
まあそれでこの曲調っていうかね。
それでこの曲調だから結構びっくりしたの、曲の一つですよね。
どうしたって思ったね、やっぱ。
俺は新しいタイプのやつ来たなと思いましたね。
そうですねその、これはだからなんか新しいのが来たなっていうよりは、
僕どっちかって言うと昔っぽい。
昔っぽい。
ああそれ。
ああそれ。
だからそういうことですね。
すごいなんて言うかこう。
ソリンダートゥーっぽい。
アンダートゥーっぽいんだよね。
はいはいはい。
そうそうそう。
アンダートゥー感はなるほど確かにわかりますね確かに。
それもわかります。
ですね。
めっちゃシンプルな音の数というか。
普通のロックバンドやんみたいな。
そうですね。
すごいその、ツールらしい変拍子だし、なんか変な感じではあるんですけど、
その中でも割となんかね、わかりやすいっていうか、
他のヘビーロックバンドがやってそうな曲というか、
なんかそんな感じをしますよね。そこまでなんか。
なんかあの、いきなりメインアートのアカペラから入るじゃないですか。
その辺とかも、おーっていうなんていうか、こういう感じで来たんだってこと。
その声も結構なんだろうな。
あーわかるわかる。
すごい中性的な声というか。
そうそうそう。
ものすごいハイトーンで歌い上げる感じで入りますもんね。
そうなんですよ。なんかその感じ。
って。
ものすごい高いところから入ってくるんですよね。
そうそう、その感じとかがなんか、
あーなんかこういうこれは、なんだこれは今までにないぞみたいな感じの。
感じてんのなんかその辺とかなのかなって。
演奏自体は確かにめっちゃUnder Twoとかの時代に近い。
まあそうだね、サウンドダウンのところは。
サウンドはなんかすごいそぎ落とされてるっていうか、
シンプルにバンドサウンドだなーって感じは。
まあそうだな、シンプルにバンドサウンドだなーって感じしますよね。
33:01
なんかアニマとラタララスがなかったことになってるみたいな、この曲だけ。
いやそれめちゃくちゃわかる。
Under Two直結なんだよね、この曲っていうのは。
この曲はそうですよね。
やっぱToolってアニマとラタララスでものすごい変態を遂げたバンドだと思うんですよね。
突然変異を繰り返したバンドだと思うんですけど、
それがなくて、Under Twoのまま直線的に進化したらこの曲になったんじゃないかなみたいな、そういう感じの。
そうですね、だから確かに別の系統から来た感じはありますよね、進化の樹形図みたいな感じの。
で、なんかベースの音とかも割とその辺がゴリゴリしたベースの音だし。
確かに。
Under Twoの時は前の…
Fall?
Fallでしたっけ、前のFall。
全般的にメイナードかなり歌い上げてますよね。
歌い上げてるよね、結構。
かなり歌い上げてるなっていう。
改めて聞くとすごいそう思うよね。歌ってんなーっていう。
めっちゃ歌ってるもんね、これ。
この曲って多分トゥールの中の人気というか、一般的な人気な曲の中では結構上位の人気曲になってるっぽいよね。
これは10,000 Daysからは2枚目のシングル。
アルバム出てからのシングルカット1枚目って感じらしいけど。
これが唯一カラオケに入ってるトゥールの曲ですからね。
それでヒデッキーが歌ってたんだよね、前。
そうだね。
トゥールで探したらこれだけあって。
これしかないからこれ歌ったけどな。
カラオケに入れるぐらいの曲ってことだよね。
だからトゥールの中で唯一カラオケに入るぐらいの曲なんで、なかなか。
人気なのか。
人気なのかどういう理由でこれが選ばれてるのかわからないけど。
オケが作りやすかったのがこれだったのかね。
オケが作りやすいってのあるかもな。
ね。他のさ、ちょっとオケ作るスタッフの人、めっちゃさ、「マジかよ!」ってなるもんね。
どうせ誰も歌わねえのにさ。
36:00
やたら複雑でみたいな。
チャンピとか作れとか言われてもめっちゃ無理だわってなりそうだもん。
めっちゃ歌うならともかく。誰も歌わないのに。
リクエスト入る件数に対してのコスパがすごい。
しょうがなくザポットを。これなら、これなら。
ザポットあと一番やっぱり好きなポイントは一番ラストですかね。
ラストがやっぱりメイナードのシャウトするところっていうか。
はいはいはいはい。
で、こう叫んで。
あの辺も普通だもんね。演奏的に。
シンプルだよね。
シンプルって言っていいのかわかんないけどシンプルだよね。
普通のバンド的なね。
そこにメイナードの歌声だったりシャウトが入ってくるから、
まぁトゥールなんだなーって感じにやっぱ。
あんなの無理矢理入れただけだよ。
見せ場が必要だろみたいな感じで入れただけなんだ。
どっかに見せ場がいらないと。
ちょっと別にどうでもいい曲だと思うよ俺は。
いやーこれが入ってることによってこのアルバムの印象だいぶ変わりますよね。
それはどういう方向で?
いやーこれがなければ正直もうちょっと深淵なアルバムとしてなんかこう。
あーそうだな俺もそうだな。
それがある印象、これがあることによってなんかすごくちょっとなんていうのかな。
悪いというかそんなに深くないものとして10,000 Daysがなんか印象付けられる。
そうだな俺もそう思う。
それは悪いばかりではないとは思うんですけど。
これがあることによってとっつきやすいアルバムにもなってると思う。
とっつきやすさそうですね。
テーマ的に言うとなんか軽くなっちゃってるよなって思う部分もある。
いやなーっていうのはねフル信者としては思いますね。
それはね確かに思いますね。
割とあのアカペラのとこで飛ばしちゃうんだよな。
39:01
いやいいわみたいな。
割と本当に浮いてるっていうかねそうなんですよね。
浮いてはいますよね。
そういう意味でやっぱアンダードゥ的というか、初期であったら、初期のトゥールの曲であったら別にいいんだけど、
ここに来ちゃうとやっぱちょっと浮いてるなーって感じするんでしょうね。
アルバムとしてちょっととちらかってる感じに感じる一つの要素ね。
要素だと思うな。
ですよね。
だからこそメイナードが初心者にふさわしいって言ったのもわかるし、
初期のエネルギーとかそういうのがバージョンアップされた状態で提示されてるっていうところでこれをプレゼンしたっていうのもわかるんだけど、
でもトゥールの魅力はそこじゃないじゃんっていうのは聴いてる側としては思ってしまうっていう。
確かに。バイケリアス、ジャンビー、テンサウザント・デイズ、ポットと聞いたらバラバラというかあまりに幅が、カラーが違うのが。
やっぱ取っ付きやすくちゃんとトゥールの魅力の部分も含めて、最初に聞くならバイケリアスっていう感じかな。
だと思うんですよ。ザ・ポットだとちょっと初期に寄りすぎるというか、トゥールの魅力を全部伝える曲ではないくないですかって思っちゃうんですよ、こっちとしてはね。
こっちとしてはそう。
バイケリアスの方がもっと深いところも表現してる曲だと思うし、即時的な快楽性もある曲だと思うしってところではバイケリアスだと思うし、
もっと深いところをアピールしたいならザ・クラチとかそっちだと思うしみたいな。
ザ・ポットは軽すぎねえかって思っちゃうんですよね。そこでいいのかみたいな。
どういうつもりでやってるのかなっていうところがちょっと…。
どういうつもり?
あえてのひねくれの結果がこれなのか、なんだのか、そこらへんがちょっとわからないですけどね。
でもわかるっちゃわかるんですよ。本当、入りの入りというか初心者にお勧めする部分としてはザ・ポット。
42:02
あれはやっぱり初期トゥールの攻撃性というか、それでありながらもやっぱ一筋縄ではいかない部分もちょっと加えつつっていうのを、
あの時のトゥールが最新の状態で提示した曲だとは思うんで。
ふさわしくないとは言えないんだけど、聴いてる方としてはそこがメインの魅力じゃないじゃんって思っちゃうんだよなっていうところで、
もっといい曲あるでしょ、バイケリアスとか。
そういうバンドだよってこう名刺側に渡すものではちょっとやっぱりないですよね。
ではないですよね。
って思っちゃう。
そこはそうなんですよね。
あれわかってねえなこの野郎みたいな。
まあでも長くバンドやってれば、こういう曲をまたやりたくなるっていうのもわかるんですよね。
そういうのもわかる。
ちょっとまたこういうのもやってみようみたいな。
そういうポジションの曲かもしれないですね。
存在意義というかね、これ自体は全然いいんでしょうけど、それがなんかトゥールのこの時点での魅力が詰まってて、
これをまず聴いてっていう曲ではなくねっていう。
そうですね。
トゥールの魅力を包括した曲ではないだろうって思っちゃうっていう。
それはバイケリアスだなっていう。
って思う。
そうですね、確かに。
ある方向性のものを表現した曲ではあると思うんですけど、
それがなんかトゥールというバンドのメインの魅力かと言われるとさっぱり違うじゃないですかねってなっちゃう。
確かに。FFの代表的な敵はマジックポッドではならないですかね。
そうそうそう。
FFのプレイ動画とかでマジックポッド戦だけ出されてもみたいな感じの。
そうそうそう。確かにそこは面白い部分ではあるんだけどみたいなさ。
そこがメインではなくないですかみたいなところで。
そうなんですよね。
という共通点が。
そうですね。この曲は。
ある。
シンプルに良い曲ではあるかなと思いつつ。
はい。じゃあ次、6曲目。
リッパン・コンジュアリング。
いやーこれまた。
1分ちょっとのね。
45:00
インタールド的な感じの曲ではあるけど。
なんか宗教感漂うというか。
そうね。
どうでもいい曲だと思うんですけど。
どうでもいいんだけど、でもこういうのがこのバンドのカラーだよねっていうか。
なんかこういうよくわかんないような怪しいような曲を合間に挟んでくるっていうのがなんか。
そうですね。
気味なとこですよね。
怪しい曲ですよこれ。
この曲自分はなんかわかんないですけど、これが1曲だけリピートになった状態で間違えて聴いちゃってて。
それにあんまり気づいてないで聴いてた時があって。
めっちゃこの曲長ぇなって思いながら。
ずーっとしかもこの。
みたいなのがめっちゃずーっと流れてて。
長ぇなこの曲って。
ちょっとこれ怖いなってなりましたよ。
この曲の思い出。
なんだこれって。
あの最後の声めっちゃトレントレズナーっぽくない?
あの、「へやーへやーっ!」みたいなところのやつ?
そう。最後の最後の。
あれー。
トレントレズナーかなって思いましたもん最初。
あーまあでもね、「へやーっ!」みたいななんかあの。
いやーでも名前も聞けなかったんで。
いやーでもぽいぽいぽいぽいぽい。
ぽいな。
ぽいよね。
ぽい。
何回聞いたのトレントレズナー?
今ちょっと聞き直したんだけどめっちゃぽいわ。
ぽいよね。
トレントレズナー要素がすごい入ってるよね。
すごいぽい。
あの声。
うん、確かに。
あのーしかもなんだろうちょっと後ろの方で部屋の、なんつーのかな。
ちょっと聞こえ方の感じとかもね。
参加ミュージシャンにトレントレズナーとか入ってない?
最初ほんとそう思った。
へやーっ!へやーっ!みたいなの。
のとこだよね。
うん、そう。
へやーっ!へやーっ!
でも、名前なかったんで。違うと思う。
誰なんだろう。
メインなのじゃなさそうかな。
こんなとこでトレントレズナーがいてもびっくりするよね。
お前、お前何しに来たんだって。
そうそうそう。
あーいあーいおーいーって。
それでいいかお前は!みたいな。
いやーこれでもそこがまさかの聞きどころとしてトレントレズナーの声が聞けるって。
48:08
トレントレズナーじゃねえからな。
トレントレズナーじゃないからね。
そこから次が7曲目。
ロストキーズ。
まあこれもその次の曲の前奏的な。
これはなんかあれなんですかね、7、8割とセットな感じなんですかね。
まあ7、8がセットだよね。
完全にセットですね。
この曲はそうですね、やっぱり前段階の導入部分みたいな感じですよね。
まあこれ単体としては別にね、語るべきところはない曲だと思うんですけど。
まあ次の。
これ展開もそんなに別にこれ自体はないですもんね。
割りかしアルペジオっぽいのが。
でなんか喋ってるんですよね、後ろの方で。
いやーあれが次の曲の重要なキーというか、導入部分になってるんですよ。
そういう意味では重要な曲ではあるんですよ。
なんかこうお医者さんの会話的な話してますよね、これ。
すごい重要ではあるんですけど、単体の楽曲としては別に語るところはない。
単体の楽曲としては、なんかそうですね、ロゼッタストーン。
まあこのね、ロストキーズが重要なキーであるというところでね。
まあトゥールはこういうのがありますからね。
やっぱ、前奏的な存在の曲が。
こういうのをね、入れていく。
これからのこのロストキーズと次のロゼッタストーンが、個人的にはなんかこのアルバムの中核というか、
俺はこれがウラフォスだなって思ってるんですけど。
なるほどなるほど。
ウィングスポーマリーのパート1とテンサウザード・デイズが表向きのボスなんですけど。
あれが表向きの大きなテーマであり、ボスではあるんですけど、
そこの裏に隠された、トゥールというバンドの本質を表すウラフォス的なものがこのロストキーズと次のロゼッタストーンかなって僕は思ってるんですよね。
そこは割と大きな話になるんじゃないかなと思ってますけど。
51:02
これはまさかのこの次回、次期の家の。
というところで次回へね。
大事なこれがあれですか。前振りということですね。
前振りということで。
これ大事な。
次はそういう重要な曲から行くよと。
ロキーズっていうのがもうね、すごいそうですね。
ということで、今回はこんなところで食いっちゃいますけど、次回はそのロゼッタストーンからやっていきますんで。
ウラボスとはっていうことが、次回明らかになるということですね。
このアルバムのウラボス登場ということで。
なるほど。
お楽しみに。
ルールの話をね、ここまで聞く人ってどれだけいるんだって思ってますけど。
もっと聞いてくれよと。
そうですね。何人がここまで生き残っているのか。
ウラボスってなんだよこの野郎みたいなさ。
何人生き残ってるかはもうね。
何人生き残ってるんだお前。
我々もちゃんと再生数でわかってますからね。
そうですよ。
何人ついてきたか見てんだからちゃんと再生数で。
何百人と脱落していくんだよこの野郎さ。
ふざけんじゃねえよ。聞けよこの野郎と。
もう何人ね、生き残ってるか楽しみですよ。
全部聞けよ。最後まで聞けよ。
厳選された。
相当積み上げ。
面白い話を。これからもっと面白い話をしていきますから、ぜひ聞いていただきたいと思いますね。
はい。じゃあ次回に続きます。
はい。
次回へ続きます。
52:58

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