1. 名盤ラジオ
  2. #59-2 改めて向き合い『十三階..
2024-04-01 58:32

#59-2 改めて向き合い『十三階は月光』を語る~今だから気付けたこのアルバムの恐ろしさとは?

BUCK-TICK『十三階は月光』特集②!改めて本気で向き合い『十三階は月光』を語る。そして今だから気付けたこのアルバムの恐ろしさとは? (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 『十三階は月光』における道化師とは?コンセプトアルバムで際立つBUCK-TICKメンバーの尊い絆!【名盤ラジオ #59-3】 https://youtu.be/XjFF2dSYvVM 全ては今井寿の掌の上…『十三階は月光』~BUCK-TICK流!“ガチ”ゴシックの魔力!【名盤ラジオ #59-4】 https://youtu.be/v9rZ3rH4WW8 キャリアを代表する1曲「ROMANCE」!~ダークな美しさの最高峰!好きポイントを語る!【名盤ラジオ #59-5】 https://youtu.be/i0Brcvtl2o0 ※前回まではこちら BUCK-TICK『十三階は月光』特集!伝家の宝刀?表現者・櫻井敦司の転機とは?【名盤ラジオ #59-1】 https://youtu.be/8e9UQZMvMSo -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- みんなで「バクチク現象-2023-」を語ろう!WOWOW放送後の生配信! https://youtube.com/live/4cZsE1h-9jo BUCK-TICK“今井寿 作詞曲”ランキング~好きな曲ベスト5!各曲のエピソードも交えて語り尽くす!【名盤ラジオ 番外編#44】 https://youtu.be/FwB-JbzMg6k BUCK-TICK“星野英彦 作曲”ランキング~好きな曲ベスト5!櫻井敦司の魅力を再発見!【名盤ラジオ 番外編#40】 https://youtu.be/KdKKGa4HKA4 ※『異空』特集 何が凄い?BUCK-TICK『異空 -IZORA-』に大興奮した理由とは?「最新作が最高傑作」をまた証明!【名盤ラジオ #44-1】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 名盤を確信!『異空』序盤曲を語る!~「さよならシェルター」のバイオリンで見えた情景とは?【名盤ラジオ #44-2】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 『異空』中盤曲!更にディープな世界へ…「太陽とイカロス」が転換点!?アルバムストーリーに驚きの新説登場!【名盤ラジオ #44-3】 https://youtu.be/3hIwwCg9QWw 続・『異空』考察!“無限のLOOP”へ…アルバム終盤曲+総括【名盤ラジオ #44-4】 https://youtu.be/RPRFnCrnF4k ※異空ツアーの感想 BUCK-TICKライブ 異空ツアーの感想!総合芸術なROCK SHOW!表現者・櫻井敦司と音で支える職人集団!【名盤ラジオ 番外編#33】 https://youtu.be/P7we-zWodHA ※過去のBUCK-TICK特集↓ ■『狂った太陽』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmnLlxlWbrrj1ANVXlNkXuy ■『darker than darkness ‐style93‐』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnntc1iPoiDlLbNSV5vs-d3E ■『Six/Nine』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnd7_6Q8aZRnedQKGsQZ5jU ■『COSMOS』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnna_mRvvsCVkZzKlwuWuyZc ■『SEXY STREAM LINER』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnltvxtjauU19Y1eRM1d2_Kg ■『ONE LIFE,ONE DEATH』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlC9jhJ7A2pzcZJP8Rs8hbUares ■『極東 I LOVE YOU』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnjlUokA7QHOupPZfssz9No ■『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkceyJvapDOG6EENtzMG5cD ■『Mona Lisa OVERDRIVE』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkcuBpDmCrdEq9DiI5QEJ3b 『十三階は月光』/BUCK-TICK 1. ENTER CLOWN 2. 降臨 3. 道化師A 4. Cabaret 5. 異人の夜 6. CLOWN LOVES Senorita 7. Goblin 8. ALIVE 9. 月蝕 10. Lullaby II 11. DOLL 12. Passion 13. 13秒 14. ROMANCE -Incubo- 15. seraphim 16. 夢魔 - The Nightmare 17. DIABOLO -Lucifer- 18. WHO’S CLOWN? 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3UUxJhE ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/4CAEeeBmQOlvbE65my8XIi?si=8Duei72WSLCRVFLGwgpiOg ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/%E5%8D%81%E4%B8%89%E9%9A%8E%E3%81%AF%E6%9C%88%E5%85%89/1535991467 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、バクチクの13階は月光特集やっております。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
バクチクのおじかんです、えぬぞうです。
こんばんは、ひできです。よろしくお願いします。
前回は13階は月光特集初回ということで、このアルバムの全体的なところと
当時発売した2005年当時の僕らがどんな感じで聴いてたのかっていうところを話してきましたけど
ゴシックっていうことで作られてるアルバムですけど
太もも出すことが義務付けられてるということで
我々も今太ももが実は出てる状態ですけど
3人とも半ズボンで収録を迎えてますけれども
今回は13階は月光の曲を見ていこうということですね。
アルバムをさらに1曲1曲見ていきますよという感じですけど
曲数が18曲あって
これは最多ですよね、バクチクの曲
ダーカーズ&ダークネスはちょっとあれですけど
ああいうのはちょっと置いといて
コンセプトアルバムっていうのはそういうものですし
長くなりがちみたいな
プログレッシブロックみたいな
そうですね
18曲ですけど歌入りの曲が13曲あって
インスト4曲、無音が1曲っていう
ちゃんとやっぱ13曲なんですよね
歌入りがね
歌入りが意識してると思うの
これはもう合わせてきたんじゃないかなという気がしますね
まあね
曲数がパッと見でこの多いってのもね
なかなかその難解なところを際立たせてる気はしますけど
やっぱ結構
初めて聴くには敷居が高い感じはやっぱ
そうですね
今回はなんか本当自分の中ではかなり苦労しましたね
このアルバムを聴き込む作業本当に
かなり長期間に渡って自分は今回
読んできましたね
そうですね
全貌がそうなかなかちょっとつかめない
03:00
それでも難しいよねやっぱ
そう
わかる
やっとわかってきたかなっていうぐらいな本当
でもまだ聞き足りないかなぐらいな感じですけど
今井さんのインタビューでもね
ゴシック好きじゃなければ吐き気がするだろうみたいな
言葉があるわけで
もうそういうアルバムなんですよねっていうそもそも
一元産を断りみたいな
ハマるやつはでもめちゃくちゃハマるでしょみたいな
そういう感じのアルバムですよね
そうですね
割とそういう意味ではシックスナインには結構近いのかなって
テイスト的には思ったりするんですけど
確かに
あとはやっぱり結構自分も今回取り上げるにあたって
当時はそんなにハマらなかったっていう感じではあって
ライブもその時行ってないし
モナリザオーバードライブのツアーまでは行ってて
その時から行ってないって感じなんですけど
ただ今回ライブ映像も見て
やっぱねこのアルバムはライブとセットで見てるかどうかで
全然評価が変わってくるなっていうのはやっぱ思いました
やっぱ確かにこうビジュアル的な表現っていうか
そこの部分もやっぱゴシックっていう世界観っていうのを出していく上では結構重要ですもんね
そうですね
めちゃくちゃやっぱねこういうコンセプトで
コンセプトアルバムでゴシックでっていうところで言ったら
ライブというか視覚表現ありきなところもありますし
そこと合わせてみるとすごい印象変わってくるっていうのもあるし
あと個人的にはまらなかったっていうのも
当時はもうほんと邦楽ロック自体に目を背けてたみたいなところもあるからね
そういうところで音楽として正当な評価をしてなかったかもしれないっていうのもありますね
当時の自分として
前回散々はまらなかったとか言ってるんですけど
そこはなんかそういうところもあるなっていう
今聞いてみたら全然そうではないというか
やっぱりすごいことやってるよねっていうのもあるし
今この2024年に改めて聞いてみると
向き合ってみると
っていうところはやっぱありますよね
やっぱり聞き込んでみると印象全然変わるし
06:01
それはそのライブとかTVとかと合わせてみると
もっと変わるしっていうのは感じますね今現在
そうですね
だから難解とかちょっととっつきにくいとかそういうのはありますけど
それはなんかその世界観の完成度の高さの裏返しでもあるんだなっていう
そうですね
それこそ目論んでたわけですから今私は
それがやっぱり従前に達成されてるわけなんですよね
ステージありきっていうのは本当そうですよね
映画を音声だけで聞いてたらどこまで理解できるんだみたいな感じの
言い過ぎかもしれないけどなんかそういう
いやでもそうだと思います
このアルバムは特にそういう要素が強い
本当にライブ見てこのアルバムが完成するんだなみたいな
それが今現在の爆竹の見せ方とかにつながってるっていうのは本当思いますよね
ここでそういうことにちょっと取り組んでるからこそっていうところなんですよね
やっぱ大きな転機だったんだろうなってやっぱ思うスカン的に見ても
今現在の爆竹のひな形になったアルバムであるし
ライブパフォーマンスなんじゃないかなと思いますね
そうですね
というところで1曲目から見ていきたいと思いますけど
1曲目がエンタークラウン
これもインストで
コンセプトアルバムってものはやっぱりインストで始まる
まずはインストで入る
このクラウンってね
このピエロというかね
ピエロ感というかなんというか
なんかこの1曲目自分は結構好きなんですよ
こういう感じのタイプの曲
ピエロ系の曲
でなんかなんでかなと思ったら結構自分ってハロウィンが大好きなんですよね
ドイツのあのジャーマンメタルの
メタルバンドの
イベントのハロウィン
イベントのハロウィンではない
毎年渋谷に行って
ウェイウェイしてんのかと思ったけどそっちじゃない
09:00
毎年ハロウィン楽しんで
そうウキウキ
とは真逆の
ウキウキ
ハロウィンのフォース
ジャーマンメタルのね
イーグルフライ
イーグルフライする
ハロウィンもめっちゃ
あれも結構
ピエロっぽい
なんていうんすかね
アルバムのこういうインストから始まる
あれは結構世界観が中世ヨーロッパっぽい感じ
それこそね
ギャンブリングウィズアデビルだったっけかな
めっちゃアルバムジャケットが
サーカスっていうかピエロみたいな
感じの世界観のやつがあって
それに通じるものが結構あるんですよね
結構好物なんですよね
自分はこういう
このテノは結構
この1曲目でね
エンタークラウンってことは
クラウンの中に入り込むみたいなことなんですかね
ちょっと
このクラウンってのがもう
どういうことなのか
全体を通しての
なんていうかもうモチーフというか
エンタークラウンで始まり
クラウンラブスセヌリータもあるし
道化師Aもそうだし
フーズクラウン
まあ1曲にしてやっぱね
この13回は月光というアルバムを通しての
狂言回しみたいな感じだと思うんですよね
道化師っていうのはそういう
役回りであったりするし
音的にも
役回り的にも
エンタークラウンっていうのは
ふさわしいんじゃないですかね
まさしく
ここからその世界観に入ってきますよっていう
割と文字通りな感じの
オープニングというか
やっぱりその
クラウンのイメージといえば
やっぱり今エッサ氏はそういうイメージだし
あの人の案内で
この
音楽世界を
ゴシック世界をこうね
連れ回されるんだろうという
予感がする曲ですね
ようこそってね
ようこそ13回は月光
そうですね
始めようぜ
13回は月光だみたいな感じです
そうそうそう
変なダンスしてるんですよね
そうそうそう
12:00
いやーすごいなそれ
まあこの
あのメロディーは
他の曲でも使われてたりしますからね
結構全体を
そうそれも
結構やっぱ
まあもう
何度も言ってるけど
コンセプトアルバム
としての
このもう世界観
始まるよっていう
ところですよね
まあでもそうですね
コンセプトアルバム
だなーって感じですね
やっぱり
複数の曲でその一貫した
テーマなりモチーフなりを
扱うっていうのはやっぱコンセプトアルバムっぽいですよね
そうですね
爆竹ってやっぱその今までのアルバム
コンセプトアルバムだったんじゃないんだぐらい
コンセプシャルですごい
アルバムごとに結構カチッと
出たりするんですけど
ここまでガチガチに決めてるっていうのは
ここは今回が初って感じですかね
そういうのがまあこういうところに
現れてるなーと思うんですけど
結構ね
ありますかねそういうのも
6ix9ineとかだって
そうそうそう
ループで始まって
確かにね
あれはコンセプトアルバムじゃないんだって思う
そうそうそうそう
ループサムエアのウェア
ループマーク2とか
なんかもう一貫した世界観あるから
割とやってるよなーみたいな
やってるよなーと思うんだけど
一貫して地下に降り進めてますもんねあれ
まあでも多分成り立ち的に違うってのもあるのかなってのは
思うかな
結果的になんかいろいろこう
付け加えてそうなってるのか
最初からそうしようって思って作ってるのかっていう
そうそうそう
そうなんですよね
今回は最初からそれがありきっていうところで作ってるっていう感じですよね
コンセプトアルバムゴシックで行くぞっていうところを
ある程度早い段階でも決めて
アルバムにしてるっていう
多分その辺がやっぱいろいろ
結果としてやっぱ変わってる
だろうなっていうところですよね
当然
やっぱ印象ははっきり変わってくるところもあるし
そこが受け入れられる受け入れられないっていうのは
すごいはっきりするアルバムだなっていうのも思いますからね
15:06
それはなんかフィックスナイン以上に
結構はっきり分かれちゃうんじゃないのっていうのはあるな
そうですね
このエンタークラウン
何気に3分以上あるから結構しっかりしたインストですからね
そこもまたね結構好きポイントなんですよね
インストでしっかり3分とってくるっていう
ハロウィン好きとしては
ハロウィン好きとしてはねそれそれ
そこですよ
で結構そのインストの曲がいいっていうなんていうか
まあよくこんな曲作れるなって感じですよね
めっちゃクラウン感あるじゃないですか
いやすごいよね
クラウン感ある曲をだって
作ろうと思って作れるかっていう
なんていうか
ちゃんとそのクラウンっぽい
雰囲気に感じられるっていうのすごいなっていうの
本当に思います
すごいよねなんかこのアレンジとかもそうだけど
そうなんですよね
サーカスっぽさというかな
結構細かいところのすごいよね
てんてんてんてんてんてんてんてんてんてんてんてん
あんなんどうやって思いつくんだろうって
でなんかリズムのパターンっていうかも
なんか結構作り込まれてていいですよね
結構前回の話で
結構バラエティに富んでるのが爆竹の魅力であって
このアルバムはそこがなんか自分としては
よく感じてしまったところが
なんかハマらなかった理由みたいな話はしたと思うんですけど
でもそのやっぱ爆竹の全体のキャリアを通してみると
このアルバムがあることですごいバラエティに
富んでるんですよやっぱり
確かに確かに
本当そこは重要ですよね
これだけで見ると結構ある一つの方向性によってはいって
そこのバラエティというか多様性とかね
そういうところで
当時の自分は物足りなさを感じてしまったんですけど
でも爆竹っていうね全体のその歴史の中で見ると
すごいバラエティに富んだ要素の一つなんですよ
やっぱりこのアルバムって
本当それわかりますね
もう爆竹ってある意味なんか
なんていうんですかね
アルバムが普通のバンドで言ったらシングルみたいなレベルで
18:05
枚数出てるわけで
そう
爆竹っていう歴史全体で
1個のなんていうんですか
巨大なアルバムじゃないですけど
なんかそんな感じで
1個1個のアルバムが
その楽曲みたいな感じじゃないですか
そうそう
本当に
その大きな流れの中の
1つの楽曲としてこのアルバムが
そのバラエティ豊かさっていうか
それを出してますよね
爆竹という1つのアルバムの
1つの楽曲として
このアルバムはやっぱりその
多様性を表すバラエティ豊かさとか
音楽の幅の広さを表す
1つのピースとしてやっぱりすごい機能してるんですよね
それがやっぱりすげえなっていうか
本当そうです
すごい壮大な長い大きな
爆竹っていうものの
爆竹というアルバムのすごい
1つの際立った個性として
このアルバムが輝いてるっていうのは
今見ると分かる
当時は分からないんだ
今見ると今俯瞰してみると
今俯瞰してみると分かるっていう
その後の流れも今知ってる状態で
今迎えてるわけで
まさにそこなんですよね
こういう時期もあるし
また違う時期もあるしっていう
知ってるわけで
当時はね
今後これでずっと行くのかとかも分かんないわけで
その辺のところが
まだ全貌は見えてない状態ですからね
そこがやっぱり面白いなって
どういう見方をしても面白いんだよ
このアルバム
このバンドはというのがね
大好きになるバンド結構
そういう
物議を醸す問題作みたいなのがあることで
好きになるバンド結構あって
自分はメタリカ大好きだから
メタリカとかもめちゃくちゃ
そうじゃないですか
途中は全然違う音楽生になっちゃって
その当時は結構
えーっていう衝撃だったりするんですけど
キャリアを通じて全体を見ていくと
それがあるからこそ
このバンド好きなんだよなみたいな感じになるんですよね
物議を醸してこそロックなんですよ
そうなんですよ
問題作ばっかり出すバンドが大好きみたいなところ結構あるんですよね
爆竹ってものすごい長い年月の間でずっとコンスタントに出してるから
21:01
これはもういろんな人に刺さったり刺さらなかったりっていうのがあるバンドですからね
そこがやっぱ面白いわけで
次はこうだろうなとかこう来てほしいなっていうのを裏切ってこその面白さというか
その時はやっぱ
えーってなるんだけど
通してみると超面白いなってなるんですよやっぱり
そこがあるんですよね
ずっとロックだよなっていう爆竹って
一つのところに一回も暗中しなかったバンドっていうのは
だから好きなんだよな
いやーだからちょっとほんとそこは
自分の中の好きなバンドの共通点の一つだなっていうのも結構
ですね
あとこの一曲クラウン
13回は月光やるにあたってクラウンとピエロっていうのは一体何が違うんだ
調べたの
ふと気になって
知ってる?
クラウン
クラウンってそもそもなんだと思ってた
クラウンの中のピエロじゃない?確か
正解
やっぱり?
そうそうそうそう
なんかねそうそう
あそうなんだって感じだったんだけどさ
クラウンの一種が
クラウンの中の一個の種類がピエロっていうことらしいですね
なんかいろんなクラウンがいて楽しいことを表現するクラウンとか
なんか悲しみとかを表現するやつとか
なんかそのいろいろ種類が分かれててピエロっていうのは
悲しみを表現するやつらしいんですよね
立場的には
だから涙目の模様みたいなのがだいたい顔に書いてあるというか
それが書いてあるやつがピエロらしいんですよね
なるほどね
涙メイクっていう
クラウンは日本語で言うと道化師だよね
道化師ってことなんだね
ピエロじゃ日本語で何て言うのか分かんないけど
そうだね
ピエロも道化師じゃねえかって気がする
ピエロも道化師なんだろうね
これはあくまでもクラウンなんだね
エンターピエロじゃないっていうところが
結構広い意味があるっていうことなのかな
いろんな意味を演じてくれるっていうやつだった
エンタークラウンのほうがいいよね
24:01
エンターピエロより
そうだね
日本人の感覚からして
クラウンって怖いイメージあったんだよな
怖い怖いよね
あるよね
わかるわかる
ちょっとジョーカー的な要素も含んで
そうそうめっちゃそれ
やっぱこのタイトルもいいし
まあね、我々がね、このはまらなかったというアルバムのね
1曲目のインストでどれだけ語るんだと
やっぱ我々結構インストもね好物でありますからね
まあだから今視点で見るとっていうところですよね
もうさらっと終わるあれじゃないのかと
終わらねえじゃん
あれだけ言っといてってね
あれだけはまらなかったと言っといてね
冒頭からこれですよ
じゃあね、行きますか
そうですね
まだまだありますか
18曲あんだからね
インストでつまずいてたら大変なことになる
尺を取りすぎなんだよ
行きましょう
じゃあ続きですよね
次2曲目が降臨
降臨ですよ
クラウン降臨
まあね
降臨ってもう桜やずし降臨として
魔王降臨
魔王降臨ですよね
魔王降臨なんですよ
魔王といえば降臨するものですよね
降臨
降臨するといったら魔王で
降臨するのが魔王
魔王といったら降臨すると
降臨するといったら桜やずし
桜やずしといったら魔王で
魔王といったら降臨するから
ここで出てくるわけですね
桜井さんが
インストが終わってね
今井さんのあれが終わって
桜井さん降臨だ
降臨
だって冒頭の音からしてね
桜やずしが降臨しそうな音じゃん
めっちゃそうですね
そうっすね
確かに
出でよって
いやー
これが2曲目降臨
1曲目でこれだからね
インストを1曲目にして
2曲目もじわーって
作ってる感じがね
一般的なセオリーからすると
2曲目でこう
1曲目はああいう長めのインストやったら
2曲目でこう
バーンとこう
待ってましたみたいな
なんかもうね
27:00
リードシングルですよみたいなの
ロックアルバム
2曲目はロージアが来るだろうみたいな
そうですね
そうなんですけど
ロマンスが2曲目で来てたら
なるほどねと
なるほどねと
安心する感じの
安心させないんですよ
そんなことはやらないですよ
そんなことはやらない
ロマンスなんて奥の奥に追いやってますからね
だめでだめでの
アッパーカットみたいな
曲だからもう後半の
大行き曲なんですよねあれは
ここはまずね降臨させましょう
というところで
入れよ桜やつ
そうですね
世界観をちゃんとしっかりこう
作り上げていこうってことですよね
そうですね
やっぱそういう
そういうことなんだよなって
思いますね
しっかり固めてくるという
最初で
ほんととっつきやすさとか
顔中にないですよね
顔中にない
ロック的な視点で見ると
ここでロージアが来るのが
正しいんだよ
ロック的に見ると
でもゴシック的に見ると
ここでもう1回
世界観を固めてくるっていうのが
そうですね
でもそれくらい意識高くしてるから
こその世界観の
感性度の高さがあるんですよね
感性度の高さがあるんですよね
だからもうここ
この冒頭の音を聞いても
ほんとにハマる人は
ガチガチにハマるよねっていうのも
思うよね
どんどんぐいぐい
その世界にのめり込んでいく感じですよね
どんどんどんどん
次元さんおこたわりだからこそ
そこにハマる人はもう
思いっきり沼に引きずり込んでやろう
みたいなのが
この2曲目の降臨の
イントロでも
ビチビチ伝わってきますねっていう
そうですね
あとは
さっきもちょっと触れたけど
やっぱライブの
映像というか
世界観がもう
すごくて
この降臨
まさに降臨するんですよ
ライブでも
降臨ですよね
桜井さん降臨してくる
ステージにまず
13階段あって
なるほど
ステージ13階段あって
その階段上がったところに椅子があって
あっちゃんが座っているんですよね
それもうすごいな
まさに降臨
魔王降臨
もうあっちゃんとか言っちゃだめですよ
もうここはね
桜井あつしですよ
30:01
あっちゃんって
めっちゃ親しみやすい
魔王急に
確かに
あっちゃんじゃなくて桜井あつし
そうですよ
割となんかねみなさん
あっちゃんとか言ってますけど
ここはもう魔王桜井あつしの降臨なんですよ
桜井あつしの降臨なんですよ
あっちゃん降臨っていう
あっちゃん降臨じゃないよ
ふざけんなよ
かわいいあっちゃんじゃないんだよ
そのライブ映像見てないけど
めっちゃ座ってる姿がね
めちゃくちゃ思い浮かびますね
足組んでるんでしょ
絶対
手はなんていうかこう
肘置きのとこにこうね
って指先までピシッとしてる感じ
めっちゃ笑顔浮かぶなそれ
帽子かぶしてね
いやーかぶってんだ
でもやっぱその
世界観って
僕らあのイゾラ
ツアーも見に行って
はいはいはい
やっぱあの世界観に
直結してるんですよね
その表現者としての
そうですね
うん
やっぱり今イゾラが
今爆竹の
最新作としてあって
そこの
ライブパフォーマンス
なりっていうのはやっぱ
こっから直結してるっていうのはほんと
今タクが言ったように
これが直結してますよね
っていうのはすごい感じますよね
思いますね
なんか自分はその
間のやつを今聞いてないんですよね
そのイゾラ
あの
13回のそのあとちょこっと先
までは聞いてるけど
イゾラの直前ぐらいのところのやつとか
聞いてなくて
どうなんすかその間は一旦
この世界観からまたちょっと
違うところにずれつつ
イゾラでまた戻ってきた感じなのか
割と
そうですね
戻ってきたような感じなんですね
戻ってきた
というと
そういうわけではないと思ったけど
これ以降のアルバムって
このアルバムをずっと踏襲してた
わけではなくて
なるほど
すごいやっぱり
触れるんですよねその
テーマみたいな
ものは
結構爆竹のキャリア通して
見るとその今井久志っていう
人は
前回でやった
アルバムの反動みたいなのが
次のアルバム出るみたいなのが
結構あって
33:03
だからその13回は月光
みたいなアルバムはこれ以降では
一つもないです
なるほど
そこが
13回に少し
そうですね
イゾラが
最新の爆竹だから
イゾラが
最新の爆竹
イゾラが
最新の爆竹
イゾラが
最新の爆竹
最新の爆竹だから
そこから見ると
13回は月光って
結構近いところにある
あるなーっていうのは思います
なるほど
結構
僕この
13回月光のライブ映像
を今回
見たりして
やっぱすごい
思ったんですよねやっぱここだな
っていうあっちゃんの
失礼しました
桜屋敦の
魔王桜屋敦の
やっぱターニングポイント
になってる
なってますよねやっぱり
で自分結構
爆竹ちょっとね
途中下車してて
でライブに関しては
35周年の
横浜アリーナからそこから
結構行ってるんですけどイゾラ
ツアーも2回行ったし
でやっぱ桜屋敦
ってすごいなっていうのも
改めてライブ見て
思ってて
その前にライブ行ってたのって
モナリザとか
曲とアイラブユーの頃
は行ってて
少し前に
ワンライフアンデスカットアップの
ブルーレイを
昔DVDでめちゃくちゃ
見てたんですけど
で買い直して
それを見直したんですけど
でそれ見て結構
思ったんですよやっぱ
桜屋敦って
今すごくなってんだな
っていう
近年の
っていうのを
昔のやつを見たことによって
めちゃくちゃその差を
実感したというか
っていうのを
割と直近
やってたんですけど去年とかに
っていうのを経て
この
13回月光当時のやつを見ると
あやっぱここだな
ってめっちゃ思ったんですよね
ターニングポイント
っていうか
こっからそのモードに入ってるっていう
その
進化した桜屋敦モードに
多分こっからもどんどん
上乗せしてってるんだよね
その
表現者としてのスキルを
36:01
でもいぞらのやつで
究極に
いってるっていう
それをめちゃくちゃ
思ったんですよね
極端に言うと
これ以前の桜屋敦
っていうのは
あっちゃんであって
その一ロックバンドの
ボーカリストみたいな感じ
なんですけど
その表現者桜屋敦
みたいな
すごいトータライズされた
表現者としての桜屋敦が
結構ここで完成されたっていうのは
ありますよね
で、それ以降は
その
フォーマットにのっとってるというか
出来上がった
一つの天気だよね
って感じはしますよね
そういう感じ
それが当時の
僕らはやっぱ
悩み苦しんでた
あっちゃんが好きだったから
ちょっと
それがわからなかった
それがわからないんですよ
今になってそれがわかるっていうか
今見るとだから
完成度が一つ上がってるんですよね
ここで
僕らはついていけなかったというか
ついていけなかったんですよね
そっから
割となんか目を
背けてた部分もあるし
自分のタイミングとしてってことですよね
そこは
それはもう一緒だな
当時の
自分的に言えばやっぱカートコバンとかさ
やっぱレディオヘッドの
トムヨークとか
悩み苦しんで
それをさらけ出す
どうしようもないダメな自分をさらけ出す
みたいなのがロックであって
それが好きみたいな方に
言ってたから
トレントレジナーとか
そうトレントとかね
それで言うと桜庭敦って多分
もう一歩先に行ってるんですよね
ここで
そういう自分を受け入れて
そこを踏まえた上で
完成度の高い
ショーとしての
エンターテイメント
エンターテイメントとしての何か
みたいのを表現しようとしてたんですよね
だからあっちゃんの方が
レベルが高いんですよ
言ってみれば
そこに
当時の自分は
大人になっちゃったなみたいな
まあそういうことですよね
そうそうそうそう
今見ると
なんかすげえ
ここでもうそこに行ってたんだ
みたいなのを感じて
やっぱ
すごいなって思うんですけど
そうなんだよな
なんか置いていかれた感じ
になってたのかもな
39:01
えーみたいな
自分だけ
まだ悩んでるんだけど
なんであっちゃん行っちゃうの
そうなんだよ
そうなんです
本当にそれなんですよ
なんか一緒に
悩んでたのに
あっちゃんはなんか
すごいところに行っちゃって
僕は取り残されたなみたいな
それがなんかね
結構このアルバムの
タイミングなんですよね
そこについて
行けなかったっていうのがあって
アーティストとしてはやっぱ
先に行ってるんですよね
爆竹であり
桜井さんは
いやーそういう意味ではない
表現者としてみるとやっぱ
すごいっすもん
とんでもないっすもん
ここでこれをやってんだみたいなのは
俺はなんかもっとうしうししてんだけど
みたいな
そうそうそうそう
うしうししようよあっちゃんみたいな
なに魔王桜井になってんだよ
みたいなことなんですよね
魔王になった
今見ると超かっこいいんだけど
あまりにも
あまりにも
後々
話したいんだけど
ロマンスのPVとか見るとさ
あまりにも
すごすぎて
当時の俺にはわかんねーよ
っていうのもあるし
でも今見るとほんと涙が出るぐらい
美しいし素晴らしいんですよね
前回
俺にははまらねー
とか言ってるんだけど
悩み苦しんでくれ
桜井さんをさらけ出してくれ
もっと情けないとこ見せてくれよ
みたいな思った
っていうだけだよね
やっぱ
今俯瞰してみるとね
クオリティとしては
すごいとこに行っちゃったんだな
っていうのは
見えますよね
降臨の話をしてたわけですけど
降臨は今散々
桜井さんの話をしてたけど
ベースとかめちゃくちゃエロくないですか
これ
結構このアルバムは
ベースとドラムがすごいなって思ってて
そうですね
めちゃくちゃエロいし
かっこいい
ですよね
この曲はバスドラの存在感とかも
すごいですからね
ドーンって
くるのと
あとこのねリムショットで
カツカツカツって始まるね
この感じもね
確かに
クラウストロフォビア感が
42:01
そうそう
クラウストロフォビア感だよ
こういう閉塞感みたいなの
やっぱ好きですよね
閉塞感出すには
もうやっぱりね
このカツカツカツですよね
やっぱりリフも
ピアノとギターとベースが
すごい絡んでるっていう
これやっぱ面白いなと思うし
なかなかその単純なロックバンドでは
出てこない発想です
それをさらっとやるところがやっぱ
曖昧みたいなね
そうですね
なかなかのスルメ曲だな
スルメ曲だねこれ
冒頭でそういうスルメ曲を
持ってくると
確かにそこはすごいっすね
冒頭からスルメ
テンポ感がねもう
ゆっくりしてるもんね
ゆっくり1曲目インスト
3分間
これもまあまあ
しっかり長いもんね
5分以上
長いよね
なかなかのね
5分以上の曲が
大曲ですよね
なかなか本当に
だいぶ試されてるよね
試されてるよね
試されてるよなぁ
ほんとに
この世界観についてこれるか
あとなんかこの
ギターのさなんか
ピョーンってさ
ピーって
あれとかもなんかすごいよね
世界観を
不穏な世界観出してるな
不穏ですよね
あれって何の音なんすかね
あれギターじゃない
ギターなのかな
ギターの音
ギターの音
あれハーモニクスか
ネックの
ネックじゃないヘッドの
ヘッドのところ
ブリ
ブリッジかヘッドか
どっちかの
ヘッドのところやると確かに
こういう音するよね
確かに
すごいアイデアっすね
確かにこれ
めっちゃ聞いてるよね
ピーって
ララララララ
めっちゃ
おどろおどろしい感じになる
おどろおどろしいよ
それがやっぱ
アルトナイトではちょっとやっぱ
違いますね
あれ何気にずっと入ってんだよね
あの音
歌とか入ってきてもまだ
いるっていう
さりげなく
45:01
結構このアルバムって
その
桜井さんのソロを聞いた
今井さんが
ゴシック
ゴシックアイコンとしての
桜井敦史を生かすなら俺ならこうやる
みたいな
ところで作られた
アルバム
そうですねもともとゴシックっていうのは
なんかあったっぽいですけどね
今井さんの中で
のツアー中に
それと結びついた
って感じですかね
桜井さんのソロを聞いて
そのやっぱ
今井敦史が
じゃあ音の面で
ゴシックをやろう
というところでやったのが
このアルバムだと思うんですけど
そこに
やっぱりね
ここに対応して
桜井さんの
詩が素晴らしいんですよ
はいはい
動画歌う
産声空を咲いた
みたいな
この
見事にゴシックなんですよ
これが
こんな歌詞書ける
アーティストが
他にいるかというぐらい
ゴシックなんですよね
あそこのなんかね
じゃあ今井敦史が
俺はゴシックをね
音でこう表現するよ
と出したら
桜井敦史は歌詞で
こう返してくるみたいな
なるほど
すごいよね
この歌詞も
なるほどな
すごいよね
通りの歌詞の中を読むとね
13秒過ぎ
その時が来るとかなんか
うーん
ものの見事にゴシックなんですよ
これが
本当に
いやーこれなんかすごいな
この13秒過ぎその時が来るっていうのは
13秒の曲の後に
あれが来る
じゃないですか
なんかその
その辺をこの
序盤で
なんかちょっと匂わせてる
あーそうだね
示唆してるわけですよね
示唆してる感じを
なんか狙って歌詞とリンクさせて
わかんないですけど
確かに
その時が来るっていう
それがロマンスの
あれが来るわけですよね
なんか
なるほど
ずっともうちょっと後年になるんですけど
桜井さんがThe Mortalっていう
バンドを組むんですけど
これがものすごいゴシックを
ものすごい表現しきってる
バンドなんですけど
そこでの
桜井さんの歌詞も
ものすごくて
暗黒のドミノマスクみたいな
またお会いしましたね
48:01
弱気は嫌いですみたいな
こんなにゴシックを
理解してる
アーティスト他にいますかみたいな
モータルの
曲と歌詞を見て
めちゃくちゃそう思ったんですよ
こんなに理解してる
人はいないって
でもそれが
もっと
時代の早い
爆竹のこのアルバムで
これを聴くと
すごい表現されてるんですよね
やっぱり歌詞の上で
音の上で
やっぱりすごいなって
思いましたね
これ歌詞は
アルバムどんな
感じで作ってたんですかね
全体通して
色々考えながら
歌詞書いてたのか
曲単位で
なんていうか
作ってたのか
まあもう
ゴシックっていう
コンセプトアルバム
それは伝えられてて
それを踏まえた上で
っていう感じで
物語性的な
ことを
どこまでちょっと
意識してたのか
わかんないけど
ちょっと細かく
どの段階で曲順がとか
そういうのはちょっと
把握してないけど
とはいえもう世界観は最初から
だよね
ものすごく
桜井さん得意な
歌詞だと思いますよ
これは
そんな悩んでないんじゃないかな
曲ごとに
曲自体は
それぞれ独立した別の曲
ですもんね
共通した世界観が
ありつつ
今井さんがそれを引き出してた
っていうのもあると思うんですけど
それがなんかすごいレベル
に達してるよな
っていうか
音的にもそういう
音楽的にもというか
歌詞の
表現的にも
ここでこれやってたんだ
みたいな
当時の自分はわかんなかったんですけど
やっぱり今見ると
ここでこんなことやってんのか
みたいな
凄まじいレベルの高さ
っていうのは感じますね
もっと聞き込み台がある
アルバムっていう感じですね
まさに
結構
Bメロの
ギターが好きなんですよね
Bメロって
どこの部分だ
Bメロは
悪魔が歌う
51:01
あーこうガーって入って
きてるんですね
はいはいはい
今井さんが左側の
オクターブ奏法濃い
オクターブ奏法濃い
あれが好き
なるほどね
結構うねる感じ
うねる感じの
すごい
シンプルではあるんですけど
この曲
すごい演奏自体はシンプルですよね
全部
シンプル
ドラムもめっちゃシンプルだし
ベースもシンプル
結構うねる感じではあって
今井さんが音作りに関して
インタビューで
言ってたのは
音数はできるだけ
少なめで
いけるところは行こうっていう
なるほどね
音質とかリズムとか
その曲のパックになるところが
しっかりしてれば
綺麗になりたつ
かなって
アルバム全体に対しての話
まさにこれは体現されてる感じの
結構面白いことを
そのやつで言ってて
デジロックとか
エレクトロニカとか
最先端な洗練された
ものは
そういうのを取り入れてやる
面白さもあるけど
今回はそういう尖った部分とは別の次元で
機能性ゼロみたいな
そういう方向性の音
なんですよっていう
なるほどな
機能性ゼロ
そこをあえてやってる
わけなんですよね
そこは当時の自分には
はまらないわけだよと
だって俺
機能性100の音楽が好きだった
ここで
今井さんの
反動が出るっていうのが
音の面でも思いっきり反動が
今回出てる
見てるところは同じなんですよ
やっぱり
今井さんはここで
機能性ゼロの音をやってて
俺はここで機能性100の音を求めてたんですよ
この時代の
自分の好きな音楽って
エレクトロニカだったりするし
レディオヘッドの
キットA以降の音を
求めてて
爆竹にもそれを求めてたんです
それに近いことはやってたわけですからね
ずっとやってきてたから
それを求めるのも自然なことで
もっともっとそれを
くれるんでしょうみたいなのを
求めてたけど
54:01
今井さん氏はそこで
機能性ゼロの音を
俺はやると
そりゃそうだよね
俺はハマらないよね
めちゃくちゃ今負に落ちたわ
それハマんねえわ今
当時当時当時
今じゃなくて
そりゃそうだわ
まあでもその
逆チャレンジというか
さすがですよね
僕らまだそこにいたけど
全然違うものを見てた
そこはやらねえって
そんなんやらねえって
しかもこれ
デジロックとかエレクトロニカは
面白いけどって言ってるところが
自覚的ですごいんですよね
そこでだから
最悪に落ちたわ
予想を
予想だにしないところを
俺はだからそうだよ
正しく見てるんですよ
やっぱり
機能性ゼロだから
やっぱハマらないんだよ当時はね
俯瞰してみると
すげえことやってんだ爆竹って思うんだけど
当時ハマらなくて当然だ
こんなの
そうだわ
そこで
それをやるってのもやっぱ
すごいチャレンジだし
当時のね
あの頃のロック界隈ってやっぱ
エレクトロニカとか
ポストロック的な音をやるのが一番
正義というか
宣伝された感じが
宣伝された音として
聞こえてたんですよね
自分もそこにすごい
証明してた
そこにはいかないっていうのは
やっぱすげえな
すごいわ
やっぱちょっと天の弱感というか
天の弱だし
そこにはやっぱね
その
最先端のロックを聞いてる人は
そこにはハマらない
るし
それをあえてやる
のがやっぱ天才だなこいつと
今めちゃくちゃ思ったな
あえてその要素ゼロで
そこを確信でやってんのかお前みたいな
そう
勘弁してくれって感じだね
みなさんがね
あっちに行くんだったら
すげえわ
あの時代にそこ見てたんだ
とんでもねえ
ついていけねえよそんなもん
振り回せれば
ふざけんな
ちょっとふざけんなだな
これは
1枚も2枚もな
57:01
常に
そんなもん
レディオヘッドだって
そこまで行ってないんですよ
この時代に
たしかに
すげえな
すげえな今
天才だな本当はあの人
いやあ
だいぶ盛り上がってきましたが
まだ2曲目なんですよ
18曲あるけど
おしゃれ入りました
ですねこれ
ごめんなさい当時はまらなくて
ごめんなさい
ままらないって
当時この音やられても
わかんないもんだって
それを確信犯的に
やってたんだなってのはすごい
今こうやってね
向き合えてよかったですね
いやだそんな爆竹やだ
こんなすごいバンド
ちょっと日本にいたんだみたいな
いるんだみたいな
ですね
じゃあまあ今回はね2曲目まで
ですけど
また次回は
3曲目から続きやっていきたいと
思います
ではでは
次回へ続きます
58:32

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