で今度は勝ち残っていく若い才能の人たちを見る番組でもあるんですよ。
その両方が両方ともすごいんですよ。
どっちかで偏るんじゃなくて両方の凄さを見ることができる番組になってるんですよ。
それはなんでそんなことができるのか。
もっと極端に言うと審査員の人ですら見ていて見事があるし、
審査員の人たちの言葉もワクワクする。LA側もそうだし。
なんでそんなことができるかって言ったら、
その番組というか吉木がプロデュースしているあのプロジェクトがどこに向かってるかっていうのがそのカギだと。
それは最初からめっちゃ熱い壁である世界に向かう。
で、才能っていうのは無限なんだ。可能性っていうのは無限なんだ。
その2つがあの番組を吉木を楽しんで、若い人たちの才能を楽しんで審査員の様子も楽しめる番組にしているんだと僕は思っていて。
そう考えると、どんな人がやってもそういう番組作れるんじゃないかなと思うんですよ。
ある意味それさえ分かっていれば。
でもなんで他になかなかそういう番組がないんだろうってなると、
そうじゃない何かが最初からあるんじゃないかなと思っちゃうわけ。
この番組の場合は。
そうじゃないもん。
それが僕は邪魔だなっていつも思ってたんだけど、
あの番組は邪魔なものがないんですよ。一番大切なものだけがある。
だからそういう風な見方をしてたので、すごい番組だなと思って僕は楽しんでたんですよ。
加入してずっと見てたんですよ。
でもすごいなと思うのは土地で本当に辛いことがあって、
それを乗り越えることはできないだろうけど、
それはその悲しみがありながらも前に進んでいくってことをやったあたりから、急ピッチなの。急に早くなるんです。
ここも例えば一番最初にアメーバのように、決めない。
ダンスだとかあるいはロックバンドとかそういうの決めないんだっていう、
吉木らしい自由さから始まっているから、どこへ行くかわからないっていう。
悪い意味じゃなくてどこへでも行けるから一体どこに行くんだろうってなってたときに、
途中で辛いことがありながらも乗り越え、前進をしようとしたときに急ピッチ急ってなるのは、
僕は急に見えてる感じがするんですよ、吉木の中で。何をすべきかが急に見えてきた。
見えてきたっていうのと、それを広めするような舞台みたいなのも用意されてるっていうのも、
さすがに普通に大人としてあるのかもしれないんだけど、そういう目標というかあるかもしれないんだけど、
そこで演じたり表現したり伝えるものが圧倒的だっていう、そっちに自分がなってないと、
人間レベルだったら絶対届かないし、それ以上すごいとこ行けないんだけど、
完全にそのゾーンに入ってるんだね、彼のところとか。そうすると鳥肌が立っちゃうんですよ。
確かに。何人ものメンバーにそれを感じたから、やっぱりこのグループはすごいなって思って。
ただ本当に本物系のすごさなんで、とってつけた今これが受ける層的なビジネス優先のアーティストっていうかグループではないので、
逆にあんまりの本物なんで、インスタントに分かりやすくいろんな人に伝わるんじゃないかなと思って、
世界の方が早く伝わるんじゃないかなと思っちゃいましたね。国内よりも。
それは確かにあると思います。単なるダンスユニットみたいな目線で見ちゃうと、
かえって逆にバラバラだなみたいな感じの印象だったりとかして、ぱっと見伝わらない感じっていうのはあるかなと思ったんですよね。
個性が本当に結構…
本物って意外と伝わるのに時間かかるもんね。ただ見た人は何かが引っかかるんですよ、本物って。
なんかすごいなって。でもスピードで言えばインスタントにビジネス優先で作られたものがちゃんと分かりやすく作られてるし、
今みなさんが喜ぶのをいっぱい添加物みたいに入れてるんで、早いのはそっちの方が早いんだけど、
本当に時間が多少かかっても止まらなくなるって。好きな人が止まらなくなるのは本物タイプだから、
そういう意味ではXYは間違いなくそっちなんで、初速がそんなに早くなっても全然関係ないんじゃないかなと思うと、
世界はむしろ早いんじゃないかなって、僕は思ってましたね。
なんか世界はそっちの方に敏感に築きそうな感じがありますよね。
確かに確かに。
でも今回それでも過程をすごい見捨てるっていうところにやっぱ違いがあるというか、
その過程を見てるかどうかってタイプって感じ方が違うんだろうなって。
過程を見ると、キャラクターとか特徴知れますからね。
その上で見ると、彼はこういうダンスするよねみたいなバレエ的なダンスする感じだったりとか。
僕それで言うと正直本当にもうちょっとあれなんですけど、あんまり追ってなかったんですよ、このスーパースタープロジェクトX。
もちろんやってるのは知ってましたし、その後ヨシさんのこともとても悲しいなって思ったんですけど、
難しいですよね。
津田さん的にはこの人注目してるみたいな。
いや注目じゃなくて、やっぱりほら、もともとオーディションを仕事にしていたし、
それでやっぱりね、Xテーマのように送り出すことができた。
そっちの目線で見ちゃう。
そうですよね、確かに。
さっきまで言ってたのは吉木のことを、吉木のすごさに僕は感動していて、
そこに一番大切なのは人間のものを見てるからっていう角度なんだけど、
オーディションをやっていたりした自分のそういう目線で言うと明確で、
まずはPちゃんを見たときに笑っちゃったんですね。
完全に持ってるなって思って。
それはやっぱりコロニーXとかを見てるのと一緒で、目を見ると分かるんですよ。
その精神性が分かるというか。
で、段違いのところにいるから、あとはどうなっていくかなっていう感じだったんですけど、
僕が彼が好きなところはもう一個あって、それだけいろんなことが見えてるんで、
なんかこう、俺目を見ててワクワクするんですけど、そういう持ってる人って、
みんな素晴らしいよ、その中でもちょっと特別にっていう意味なんだけど、
その持ってる人って目を見てるときに心がどう状態になって次にどっちを見てるかっていうのがあるんだけど、
常に先を見てるんですよ。
今のその瞬間よりも先にちゃんとイメージが飛んでるっていう目をしてるんで、
ワクワクするのに何がいいかって言うと彼が時々泣くんですよ。
だから、別れってそのメンバーが去るとか、誰かがね、その時の泣いてる目が素晴らしくて、本当に泣いてるんですよ。
だからなんて繊細な優しい心というか、なんか変な言い方すると、
常に先を見ている、あと自分をちゃんと表現できる、スキルを持ってるって全部自分、
自分のことをちゃんとできてるっていう、自分に対する厳しさがあるからできる人の目を持ってるんですよ、彼の目線はね。
なのに誰かを思いやる、誰かに対して悲しい気持ちになったりするっていう、誰かを見てるっていう両方持ってるってすごいなと思って、
まずやっぱりと思うんですけど、
面白いのは、目が常にその場じゃなくて先を見てるっていう感じがするメンバーがあと2人いるんですよ。
その1人はベースの彼。
だからここから先、誰が特別すごいとかっていう話じゃなくて、その目の話だけなんだけど、
目線が次のとこ見てるっていう、そこに留まってない感が、彼がベースはダントツでね。
すごい興味が湧くんですよ。
それとあともう1つは、新しいボーカルの何でしたっけ。
5丁さんですか。
5丁。
5丁さん。
彼、もうある意味ちょっとタイプは違うんだけど、その今っていう場所じゃないとこにいるんで、
あれをやっぱり見抜く吉木はすごい。
あとね、声がすごいっていうのは吉木の耳ですね、あれは。
オーディションの時に俺が実はちょっと感動してかっこよく泣いちゃったシーンがあるんだけど、
そのたった一言吉木が、これ選ばなかったやつの顔見てみたいって言ってた。
言ってましたね。
声がすぎて、ちょっと怒りもあって、こんな才能見抜けないってバカじゃないのっていう。
そんな言い方吉木は絶対しないんだけど、
こんなに素晴らしいのを何で落とすのっていうその激しさが感動したんですよ。
もう作ってあげる、ちゃんと見て、届けてあげなきゃいけないの、何やってんだみたいな。
やっぱり吉木が見せない、そういう。
そこにちょっと俺触れて、ちょっと男泣きしちゃったんですよね。
なるほど。
で、さすがに分かってるなっていうのと、
あともっとすごいなと思ったのが彼の場合は、
オーディションの時と比べると、実際にステージに立ってやった時も数十倍良くなったんですよ。
ホーマーとしては。
分かりますね、確かに。
それ、本当に見抜くんだなっていうのがね。
あのステージ本当に良かったですね。
めちゃくちゃ良くなってましたね。
もう良さそう。
だからああいうのを見て、すごいなって溜め息をつきそうになるために、もちろん世界だから、
まあまあまあまあ、このぐらいできないぞっていうふうに自分を立て直す。
そのぐらい本当に厳しいから、だから本気なんだよなと思って。
メンバーも何よりもプロデュースしてる吉木が本気だから、当たり前だよと。
これでこんな素晴らしいステージを飾れて良かったじゃんって当たり前でしょ、だって。
これからなんだもんっていう感動しちゃうね、だから見てて。
あのベースの方、結構なんかちょっと一瞬ヒデっぽい感じの、
なんていうんですかね、なんかそれをちょっと感じる瞬間がなんかあるっていうかな、なんですかね。
そこは言わないようにしてたんですけど。
でもちょっとやっぱありますよね、なんかちょっとなんか一瞬そういうの、なんか。
単に何かが似てるだけなんで、あまりそこは掘り下げたくないんだけど、過剰になんかしたくないんで。
ましてやね、そのHで始まる言葉っていうのはやっぱり気をつけたいっていうのはあるから、
思いが募ると良くなるっていうのは、僕もやっぱりなんか感じる。
何かがちょっとただ似てるんだと思うんです。