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2025-05-22 58:53

超番外編#12-2 「チ。」激動の第2章を語る!作者の狙い?絶妙なバランス感覚とは!?~『チ。ー地球の運動についてー』感想②

アニメ『チ。ー地球の運動についてー』の感想②!激動の第2章を語る!作者の狙い通り?王道と裏切り、物語に引き込む絶妙なバランス感覚とは!?続きはこちら『チ。ー地球の運動についてー』感想③~継承の物語…その“感動”の正体とは?【名盤ラジオ 超番外編#12-3】https://youtu.be/ck2eoqBN7_c前回まではこちら『チ。ー地球の運動についてー』感想①~地動説はロックだ!何が斬新?衝撃の連続!各章を語り尽くす!【名盤ラジオ 超番外編#12-1】https://youtu.be/oYS4Wm-iIrg※サカナクション「怪獣」特集https://youtu.be/DzWnsKGGG7o画像引用:TVアニメ「チ。 ―地球の運動について―」公式https://anime-chi.jp/『チ。ー地球の運動についてー』【公式】https://x.com/chikyu_chi映画『THE FIRST SLAM DUNK』の感想回https://youtu.be/VDRp4PrZO5U名盤ラジオ「洋楽館」https://www.youtube.com/@UCZ6QJk7faesblHPfTO9vcXw --------------------名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました!↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。https://youtu.be/8cODTrEK29I▼メンバー限定動画はこちらhttps://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ▼ご参加はこちらからhttps://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join--------------------◎X(旧Twitter)名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradioエヌゾー https://twitter.com/Nineinch7empestヒデキ https://twitter.com/hidekeenanタクヤ https://twitter.com/takuyameiban--------------------■『名盤ラジオ』とは?3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

サマリー

ポッドキャストでは、『チ。ー地球の運動についてー』の第2章について語り、物語の主人公やテーマの継承がどのように描かれているかを考察しています。また、タイトルの意図や作者の狙いにも触れ、リスナーに対して個々の感想や意見を重要視する姿勢が示されています。ポッドキャストでは、作品『チ。ー地球の運動についてー』の第2章における登場人物やテーマを深く掘り下げています。歴史の中で名も知れぬ人々の役割や、新たなキャラクターであるオクジーくんやバディーニの重要性についても語られています。ポッドキャストの超番外編#12-2では、作品『チ。ー地球の運動についてー』の第2章について語り、作者の意図やバランス感覚が明らかにされます。また、登場キャラクターやストーリー展開から、作品が描く美しい夜空と人間の想像力についても触れられています。ポッドキャストでは、『チ。ー地球の運動についてー』の第2章について語り、登場人物の心理や物語の展開を深く掘り下げます。特に、ノバクのキャラクターと物語のバランス感覚が引き込む要素として強調されています。

物語の継承と主人公の交代
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、超番外編、「チ。ー地球の運動についてー」語っております。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
お前も異端にしてやろうか。
NSOと申します。よろしくお願いします。
オバワーヴェルニックス秀樹です。よろしくお願いします。
はい。
はい。
「チ。」語ってますけど、2回目ですね。前回の続きということで。
そうですね。はい。
まあこれ、4章ある中の前回、第1章3話分のところを話したという感じですけど、
続きですね。
まだ先は長いので。
第1章を見た時点で、ラファウくんの物語として展開するのかなと思いきや、
もうラファウくんが早々に死んでしまうと。
早々に退場するというね。
そうですね。
そこで、あ、これってなんか継承される物語なんだっていうのを気づくわけですよね。
あ、主人公変わっていくんだというか。
そこで語られる、継承されていくものこそがこの物語の真のテーマなんだっていうのが、
ここで気づいたなって感じですね。
そうですね。はいはいはい。
こっからあれでしたっけ、オープニングの映像っていうか、
オクジーくんに変わります。
最初のね。
これも変わってると思って、もう完全に主人公オクジーくんになったんだって。
その1人のキャラクターの何かなりが貫かれる物語じゃないんだと。
その主人公が偉大な何かが継承されていく物語なんだっていうのがここで気づくわけですよね。
この2章でオクジーくんなりバデーニさんなりっていうキャラクターがいますけど、
それがラファウくんの偉大な何か、本質的なものを受け継いでいく物語なんだっていうのが
ここで気づくっていうかね。
そうですね。
この辺で何かで主人公って地なのかなみたいな、
地式みたいな、地自体が大きな主人公でみたいな、そんな感じのことをちょっと思いましたね。
この地ってその地じゃないんだみたいな、その一変的な意味の地ではないんだと。
地勢の地であり地蔵設の地であり、第一史を見てるだけでは地蔵設の地っていう地球の地であり地面の地面っていうそういうものでしかないんだけど、
新しいキャラクターたち
それが受け継がれる物語なんだっていうところで発展するんですよね。地というものが。
知識の地の継承みたいな本当にそういう。
地蔵設の地だし、地の地勢の地だし、
それがやっぱりまたブラッドの地でもある。
そうそうそうそう。
それがこの先に見えてくるわけだし。
すごいタイトルですね。
タイトルの話してなかったけど、タイトルもすごいですよ。
よくよく考えたらすごいね。地ってタイトルは。
地って、これ見た段階でわかんないんですよ。地って。なんか変な題名だなっていう。地丸って。
なんかそうですね。
地丸ね。
名前なのか何なのか。
単純に言うと地蔵設の話だから、それの地なんだろうなって思っちゃうんですけど最初は。
でもここでラファウ君が退場して、ここで受け継がれて、主人公が変わって受け継がれて物語が続いていくっていう段階で、
この地ってそういう一変的な意味の地じゃないんだっていう。ものすごい多面的な意味を持った地なんだっていう。だからカタカナなんだっていうのがわかるんですよね。
シン・エヴァンゲリオンとか、シン・ゴジラのシンと似たような。
まあでもこのタイトル、作者の話してませんでしたけど、魚人さんっていうね。
はいはいはい。
またすごい若いんですよね。97年生まれだから。
そうなんだ。
めちゃくちゃ若いですよね。まだ20代ですから。
10代!?
すごい。その方がタイトルも当然つけてるわけですけど、一文字って面白いだろうっていうことでつけてるっていうふうに、編集者の方のインタビューを見たら言ってて。
でもそれも理由として、そういういろんな意味を含ませてるっていうのもあるんですけど、一文字だといわゆるエゴサできないっていうところも狙ってるっていうのを言ってて。
それもね、すごいなと思って。今って結構いろんな作品見て、タイトルで検索して、その出てきたいろんな解説とかいろんなのを見て、
で、自分がどう思ったかっていうよりそっち見ちゃって、それに合わせるみたいな。そういうのってあるじゃないですか。
それでも感想とか読んじゃってね、それを引っ張られて。
それに乗っかるみたいな。で、そういう検索しづらくすることによって、もっと他者の意見じゃなくて自分の意見を持つように向けたっていう。そういう意図もあったらしいですね。
すごい。
いや、すげー。そこまで考えてんの。
いや、でもそれはね、素晴らしい判断だと思いますね。
すごいですよね。
いや、それって作品のプロモーション的に言うと、たぶんマイナスだと思うんですよ。
検索しづらいじゃないですか。チッて。
そうそうそう。
チッてやったらなんかいっぱい引っかかっちゃうみたいな。
そこでなんか捉えづらいみたいな。
それってやっぱセールス的にはマイナスだと思うんだけど、
でもそれよりも、あなたがどう感じたんですかっていうのを重視してるんですよね。
検索して引っかかる感想よりもあなたがどう感じたんですかみたいな。
検索して引っかかった感想をあなたの感想にしてほしくないっていうことですよね。
お前はどう思ったんだっていうのを突きつけてるんですよね。
これはほんと素晴らしいなと思いますね。
これを見てお前はどう思ったんだっていう。
やっぱ見る人、読む人に覚悟を求めてるというか。
そんななまっちょろい作品じゃねえぞと。
これを見てお前がどう思ったんだっていうのが一番大事だっていうことですよね。
そういうことですね。
でもそれが拡散するのが一番のプロモーションなんですよ。今の時代って。
確かに。
各々がどう思ったっていうのが一番大事だと思うんですよね。
マスに飲み込まれてはダメなんですよ。
そんなものは偽物なんですよっていう。
それを信じられたっていうのがすごい。
その編集がこの作品のオリジナリティを信じられたっていうのがすごいなっていう。
それだけの強度を持った作品なんだなっていうのも感じるし。
編集の人も、「地ですか?」ってなりますよね。
戸惑ったって言ってましたね。
一文字って英語さできないじゃないですか、みたいな。
パブサ、パブリックサーチね。
パーチできて共有できた方が有利じゃないですか、生物的にはね。
でもそんな安っぽいもんじゃねえんだよ、この作品っていう。
作者の方もそうだと思うし、宇施さんもそういう信念を持って作った作品だと思うし、
それを受け取った編集もすげえなっていう。
タイトルと作者の意図
そうですね。
そういうタイトルの話をするんですけど。
第2章は10年後ですね、第1章からは。
ここでだからさっきから話出てますけど、時代が変わって、
ラファーくん本当にもう出てこないんだなみたいな感じになるっていうのが、
切り離される感じですよね。
ああ、そういうことなの?ってなりました、あれ。
というところから、第4話から話が進んでいきますけど。
なんか、気持ちの整理をつけながら見進めてる感じになりましたね、この時は。
リアルタイムで見てくるとなんか、
気持ちの整理をつけるんじゃなかったですかね、結構ちょっと。
リアルタイムで見てくると本当そうなんですよ。
この新しい2人のよく知らない人を受け入れるまでの。
俺、ラファーの物語としてこれを言おうと思ってたんだけど、変わるの?みたいな。
ちょっとで気持ちの整理つける時間若干かかりましたね、最初。
やっぱラファー君って頭いいし、すごい信念があって、そこに準じたわけじゃないですか。
奥二君って真逆なんですよ。
真逆ですよね、完全に。
奥二君バカだし、あいつ。さほどの信念もねえじゃないですか。
ないない、全然人に言われたからやってる。
これを届けろと言われたけど、なんだか分かりません。
フラフラしてるけど、なんか分かんねえけど、なんかやってるな、みたいな。
そこってやっぱり見てる方としては勘違いできないんですよね。
分かる、めっちゃ分かる。
でもその人がこの物語を展開していくっていう。
そこでこれってどうなっていくんだろうって分かんないから、引き込まれちゃうみたいなところがあるし。
最初、この2章始まって最初、しかもまだ出てこないじゃないですか、バディーニさん。
しばらく奥二君もグラス。
彼と2人でいるから、両方全然主人公感ないな、みたいな。
全然さ、気持ちの整理なかなかこっちでつかないね。
僕はね、そこで1回ちょっと挫折しましたね。
挫折しかけましたね。
なんかラファウいなくなって、もうちょっとよく分かんなくなってきたな、みたいな感じで。
物語の軸がずぶれるじゃないですか、ここで。
ラファウはやっぱり強固なものを持ってるし、バディーニはやっぱり己を持ってるわけで。
ここでちょっと空白自体ができるんですよね。
ここでなんか、え、どこに行くんだろう、これ。これなんか面白いのかな、見てる人も、みたいな。
なんかちょっと分かんなくなっちゃうっていう。
ここでなんか、ふらふらして。
ここでなんか、え、なんなんこれ、みたいなのもあるよね。
グラスさんもやっぱり主人公感全然ないよね。
そう、そう。
全然ないよね。
グラスさんは結構強固なものを持ってんだけど、こいつは主人公じゃねーよな、みたいな。
どうもだけど主人公じゃないでしょ。
めちゃくちゃ重要な役割なんだけどね、めちゃくちゃ。
そうそう、重要な役割なんだけど。
全然主人公感ないよね。
主人公感ないのに主人公っぽく振る舞うじゃないですか。
主人公ぽいじゃないですか、みたいな。
すごいんですよ、めっちゃぽい。
ここで物語として軸足がちょっとぶれるんで、そこで危うくなるんですよ。
え、これどういう、大丈夫?みたいな。
ここめっちゃ不安になりましたよね。みんな不安だった。
めちゃくちゃいきなりアルバムで3曲目ぐらいにトイレソングが。
大丈夫かな?みたいな。
え、ここでその曲くるんすか?みたいな。
こんなくだらねー曲やるんすか?みたいな。
序盤の大事なところだよっていう。
リアルタイムの順を追って見てるとやっぱそうだし、
ここでずっとフラついちゃってるけど大丈夫?みたいな。
でもここめちゃくちゃ重要じゃないですか。
いやそうなんですよね。
モブみてぇなあいつがさぁ、みたいな。
めっちゃモブ感が。
モブみてぇなあいつが、その作品の重要なテーマであるものを受け継いだんですよ、奥神経に、みたいな。
そうですね。
あのね、誤想してる異端のやつもすごいっすよね。
そうそうそうそう。
あいつ何者なんだろうって。
後から思ったらさ、あいつはどっから受け継いだんだろう?みたいな。
あいつの説明全然ないっすからね。
お前どっから出てきたんだ?みたいな。
またさ、ダークサイドのあのやつでしょ。
そう、めっちゃダークサイドのやつ。
めっちゃわかりやすくダークサイドのローブを。
そうそう、ローブ。
ローブ纏いがちだよね。
ローブ纏いで。
ダークサイドのやつら、ローブ纏いがち。
いや、ローブ。
完全にさ。
いやでも、あれがいなければ第二章始まんないからね。
あの誤想されてる異端がいなければ。
あいつね、名前わかんねえけど。
あれ何やらかしたんだよ。
何どつ。
いやでもそれってめちゃくちゃ重要で、この地という物語。
めちゃくちゃ重要で。
その各章の主人公、この物語において重要な役割になってるキャラクターっているじゃないですか。
はいはいはい。
歴史の重要性と登場人物
でもこいつらってその歴史において、歴史上の主人公じゃないじゃないですか。
ここがすごい重要だなと思うんですよ。
うーん、なるほど。
今見る歴史を見る我々からすると、歴史上に浮かび上がってる上積みしか見れないんだけど、
でもそこには名も知れぬ人々の名も知れぬエピソードの、命がけのエピソードがあって、
でもそれっていうのは歴史上の中には浮かび上がってこないんだけど、
でもそれがあったからこそ受け継がれてるんですよっていう。
それって結構この物語の重要なテーマなんじゃないかなって思うんですよね。
だから実際にもそういう受け継がれて、誰だよっていうような人もちゃんと受け継ぐ役割を担って。
この本当ね、運ばれてた異端者めっちゃいいセリフとか残してますからね。
なかなか深いこと言ってたよね。
歴史が君を必要としたからだ。頼む。って言って死んでますからね。
めちゃくちゃ格好いいなお前。
だってその死にざまで奥二君も確定してくるじゃん。
このさ、突然。重要な。
そうなんですよ。
全然名前もわかんねえけど。
やっぱりそういう人の犠牲というか、そういう人を超えていろんな思想なり、
受け継がれていくっていうところの、それを描いてるところですからね。
この人がネックレスじゃなくて、
異端者のネックレスもまた。
あれ、だからこの人がなんで持ってたのかだよね。
そこのところとかのね。
結構この人がなかなかの歴史、ストーリーある。
重要人物だよね、本当は。
だってラファーが持ってたやつだよね、あれ。
ラファーがもらったやつでしょ、フベルトさんからもらった。
フベルト、ラファーでこの人がもらってるわけでしょ。
フベルト、ラファー、こいつのストーリー結構さ。
映画になるよ、映画に。
なるよ、だいぶこの人の物語あったはずだよね。
めちゃくちゃノバクとやり合ってるよね。
物語の展開とキャラクター
やり合ってるはずだよね、これ。
間違いなく。
いやー。
こいつは。
まだ第2章のド頭、ド頭だからね。
ド頭すぎる。
そっからね。
どっから。
橋渡るところとかも結構印象的になってる。
結構ね、僕、まちっちってこの作品本当に素晴らしいと思うんだけど、
結構ちょいちょい漫画的すぎるなというか。
本当に。
漫画的すぎる、アニメ的すぎるプロジェクトがあると思ってて。
ここは。
これまさにその、なんかその異端者のネックレスをさ、
いきなり道が崩れてさ、あのおっさんがうおーってなって。
で奥に行くんか、そのネックレス掴んで。
異端者のおっさんもネックレス掴んでみたいな。
いや、これはねえだろうと思って。
あれだけで支えらんないですよね。
そうそうそうそう。
いや、これそんなことにはならないだろうって。
首のネックレスで、ネックレスを何百キロ支えてんだみたいな。
ネックレスだけで。
いや、で都合よく橋もね、崩れるから。
でもね、分かりましたよ。この橋は崩れるんだろうなと。
そこはちょっとなんかツッコミどころというか、面白いところなんだけど。
いいですね。
このね、ここでの。
地はね、ちょいちょいあるんですよ。
ちょいちょいね。
ものすごくその人間存在のね、なんか本質的な部分をついた素晴らしいセリフがあって、
なんかそこに感動するみたいなのがあるんですけど。
真逆の方向性で、これ漫画的すぎねえかみたいな。
これはねえだろうみたいな描写がちょいちょいあって。
そこはちょっとなんか笑っちゃうみたいな。
いや、このネックレスぶち切れると思うよ。
強度強い。
なんで二人の体重は支えねえだろうみたいな。
こりゃあるよ。
ありますよ、ここは。
めちゃめちゃ話すじゃないですか、その。
落ちるまでにすっごい話してますからね。
そんな、すげえ意外と余裕あるじゃねえかみたいな。
めちゃくちゃメッセージ伝えて、伝えきって。
あの人に言ってくれみたいな。
それですごい最後こうね、満足げな顔で。
グラスね。
グラスさんのもう。
あんだけねえ強度あるやつを最後こう自分で指でプチって切るんですよ。
簡単に指でプチって。
こんな強度を保ってたネックレスを指でプチってやれるんだ。
指でプチって切って。
もうその辺にしといて。
このシーンでそんな。
台無しですよ、もうね。
ここでちょっと道に反らせたらもうたどり着かないですよ。
もうやめましょう。
ツッコミはやめましょうね。
ツッコミのフォローでえぐるっていう。
一応一応やるんですよ、この作品。
一応ツッコミポイント。
そこが面白いところであるんだけど。
これで4話5話ぐらいかな。
4話5話ぐらいですかね。
そこからバディーニに続く。
まだバディーニさん出てないんですよね。
出てないもんね。
だからこの2話ぐらいがね、なかなか。
空白地帯ですから。
でもだいぶあれだけよね、いろいろ。
ストーリー的には。
大分動いてるけどね。
2人継承してるからね、この2話で。
2人もうすでに。
2人継承してオクジーくんに行くから。
その時点ではね、このオクジーくんだいぶ重要キャラなんだなっていうのが。
こいつがついていくんだっていうのはわかる。
この何者でもないこの人がみたいな。
この何者でもないオクジーくんが成長していく物語なんだなって。
次はそういう。
みんなくんづけ。
オクジーさんじゃないもんね。
オクジーくんですよね。
なんなら別にオクジーでもよくねみたいな。
オクジーよお前よみたいな。
このオクジーが。
7話ぐらいから出てくるんですよね、バディーニさんは。
ずっと気にはなってたんですよね。
バディーニちょっとかっこよいじゃないですか。
こういうの出てくるとやっぱなんか主人公感出てきたなみたいな。
主人公感あるよな、やっぱかっこいいんだあいつは、イケメンなんだ。
絶対凶キャラだよこいつって思う。
やっぱ期待にたがわない凶キャラじゃないですか。
メンタル強くて。
バディーニはてっぺん上げてっけどみたいな。
お前だよみたいな。
俺らお前を求めてたんだよみたいな。
バディーニさん。
我々の好きなキャラですよね、なんとなく。
頼もしくてさ、すげー。
メンタル強くて、ニヒリストでみたいな。
ベジータとかピッコロみたいなね。
そっち寄りの。
バディーニさんいいよね。
これやっぱね、こっからまた動き出す感じがいいですよね。
そのオクジー君と。
オクジー君とバディーニさんの絡みは。
何者でもないオクジー君と。
やっぱすげーやつなんですよ、バディーニはもはや。
性もあるし、Tもあるしっていう。
すごすぎるが故にはみ出してるみたいな。
そうそうそうそう。
またこう交わっていくっていう。
バディー物みたいな感じで物語が展開していくのがやっぱ面白いですよね。
またここでもう虜になりますよね。
引き込まれますよね。
ちょっとワクワクしてくる感じですね。
なんだろう、このバカと、このデコボココンビみたいな。
どうやったらいいやつどうどこ。
このコンビネーションがどういう展開していくんだろうね。
そこに絡んでいく。
ヨレンタ。
この女の子がね。
この子もだいぶ重要な役割なんだろうなって最初から感じますよね。
ヨレンタさん。
この時点ではヨレンタちゃんですよね。
あれ何歳くらいなんだろうな、あの少女時代のヨレンタ。
13、14くらいじゃないから、たぶん。
でも大学とかで働いてる感じじゃないですか、あれ。
大学じゃないのかな。論文書いてみたいなことしてる。
でもそっか、論文書いてんだもんな。
論文書いて発表するとか言ってるから、大学生とか。
18とかそれぐらいまでいってるのかな。
18とかぐらいかな。でももうちょっと下に見えるけどね、確かに。
知性としてはそれぐらいのものを持ってるけど、実年齢は13歳だと思うんですよ。
飛び急的な感じ。
飛び急的な感じなんだと思う。
ラファーもそうだったけど。
そうそうそうそう。
あーそっかそっか。
そういう。
なるほど。
まあそれくらいだよな、たぶん。
ムーンブルグの王女みたいな、そんな感じの。
ドラクエか。
ドラクエ絡めてくる。
ドラクエのパーティー感っていうか、その3人組でさ。
あー3人組。
そう、3人組のその感じとかが。
なるほど。
主人公と主人公ローレシアバディニとサマルトリア頭のアホみたいな。
ぼーっとした優しいぼーっとしたオクジ君とムーンブルグの王女のヨーレンタカ。賢いヨーレンタカ。
その構図をちょっと思い出した感じですね。この3人パーティーなんだと。
そこがやっぱ上手いんですよ。
第1章はもう1人主人公だったのが第2章で、ドラクエ2になると3人主人公がいるみたいな。
そうそう。
そういう物語的な。
行動的ななんか。
公式あるじゃないですか。こうやった方が上手いっていう。
それを乗っ取りつつも既存の物語構造の予定調和にはまらないっていう。
それ乗っかることで我々はまんまとその既存のやつの思考に1回持っていかれた上で裏切られる。
あーなるほどね。
こうならばこういくだろうっていう。そういう予想するんだけど、それを裏切るじゃないですか。
そこが上手いよねっていう。
1回騙されてというかね。まんまと騙されるなっていうの。毎回騙されるんですよね。
なるほど。
制作者の意図と物語構成
俯瞰してみると、別に公式乗っ取ってるだけじゃないかってなるんだけど、
リアルタイムで見るとそこって見えないから、ゴリ夢中だなっていうか、今までいなかったものを見せられてるなっていう気になっちゃうんですよね。
なりますね。
そこら辺の物語構成の上手さは感じるところですね。
上手いですね、本当に。適度に王道に乗っ取りつつ、適度に裏切ってっていう、そのバランスがいいですよね。
そうですね。
ある程度公式に乗っ取ってるから、そっちに行くんだろうっていうと裏切られるっていう。
がっつりコテコテで行く場合もあるしっていうね。
確かに確かに。
だから僕みたいな結構アニメ普段見てないような人でも結構見れるっていうか。
割と結構王道に乗っ取ってる部分多いと思うんですよね。そのコテコテな部分。
全然あるよね。
だから割と見れるっていうか。それが裏切ってすごい尖りまくってると結構、どう見ていいんだろうみたいな感じになっちゃうところもあるかもしれないけど。
乗っ取りつつ外れつつ行くから、これどうなるんだろうってなんか気になっちゃうよねっていうのはずっとあるよね、この物語は。
そのバランス上手いんだろうなっていうのはあんまり比較できないんだけど思う。
これは原作者のセンスだろうなっていうのは思うんですよね。
本能的な部分だなっていう。
だからやっぱまだ20代っていうところのそこのいろんなものを下手な経験値の上で作ってる部分っていうのがうまく生かされてる。
ほんとまさに。ほんとそれ感じる。
そういう感じなのかなって。
先行する物語の、それこそドラゴンボールなりユーユー白書なりもそうだし、そっから連綿と続くものがあるじゃないですか。
鬼滅もそうだし、ナルトもそうだしっていう。
第1章のバランス感覚
そういう公式を乗っ取りつつ、でもそっから外れたものにこそオリジナリティが宿る。
そこのバランス感覚がすげー上手いなっていうのを感じますよね。
そんな気がしますね。
いやー、第1章はなー、ほんとなんかちょっと盛りだくさん…。
第1章は長いからね。
ここでログ1話ぐらい使ってんのかな。
ここがやっぱメインだなーというのがもうCSですね。
ここでなんかすごいいろんなものを盛り込んでるよね。
ここでキャストハクとかね。
キャストハクもね。
キャストハクもね。
あそこもなかなか結構ドラマチックですよね。
ドラマチックですよね。
金星…金星でしたっけ?
金星が満ちてるかみたいな。
あれね、あの辺あたりもすごいですよね。
俺が今、満ちた金星が見たいってことです。
そう。
あれもさ、キャストハクも1回見ちゃったのが残ってんだよね、ずっと。
キャストハクがね。
それでずっとそこに囚われてて、そっちに行けないみたいな。
なんだあれはみたいな。
あの辺の人生かけてやってるのにみたいな。
あの辺りもなかなかグッとくるよね。
満ちた金星が見えちゃうっていう。
あれはな、もうほんとなんか切ないというかね。
切ないですよね。あそこもしかも受け継がれていく様子も見せるじゃないですか。
そっかれが若い時から。
あれもなんかもう…
確かに。
そっちはそっちで受け継がれていくんですよね。
だいたいもう結末わかるっていうか。
わかるんだけど、わかるんだけどさーみたいな。
あれもうほんとやりきれないよね、あれは。
やっぱ見たものを信じるしかないじゃないですかみたいな。
突き詰めるとそれは間違いだったかもしれないみたいな。
じゃあどうなんだ?
奥地てめえ、どうなんだ?みたいな。これはどうなんだ?
でもあそこ奥地君しか見えてないわけですもんね。
他の人は見えてない。
なかなかすごいですよね。
満ちた金星が。
満ちた金星、もうあれ痺れたよね。
痺れましたね。
そこはちょっとハイライトですよね。
もう満ちた金星が見えるんだろうってわかるんだけど。
満ちた金星。
わかってるんだけどちょっとこう、見せててくれっていう。
見せててくれ、見えてくれっていう感じので。
あの辺のね。
絵が美しいですよね、星空の。
星空の絵が美しいっていうのはほんとありますよね。この作品通して。
そうですね。
すごくハッとしますよね。撮った時に。
あの美しさだよなっていうのはあるんですよ。
この美しい夜空を見たその美しさを信じたいっていうそれだけだったんじゃないかなっていうのはあるんですよ。
ここに何を見たかっていうのは各々あると思うんですけど、
このその夜空を見た美しさを信じたかったんだと思うんですよ。
誰も彼もが。
そういう夜空の美しさをちゃんと描いてくれてるっていうのは説得力増しますよね、この物語に。
星ってすごいですよね、改めて。
昼間の居酒屋のシーン
普段、日常生活ではね、今の時代そんなに意識しないんですけど。
改めて考えると、すごいやっぱロマンあるし。
でもすごく思ったのが、昔って夜とかすごい真っ暗だと思うんで電気とかないから。
星見るぐらいしかなかったんだろうなみたいなのもあるんで。
夜やることはね。
だから結構やっぱ星に注目いってたんだろうなっていうのはあるんですよね、関心として。
でなんか、いつもあの星あの辺にあるなーとか。
別にその娯楽ないわけですよ、夜の。
インターネットもないし、テレビもないし。
何もないですよね。
読む本もないんですよ。
本もないですよね。
で、ちょっと見上げてみたら、ものすごい美しいものが広がってて。
そこに想像を馳せるしかないじゃないですかっていう。
それが星座だと思うし。
それってなんかすごい人間の想像力だよねっていう。
その美しさに何を見たのかっていう。
そのロマンの話なのかなーっていうのも感じるんですよね。
そうなんですよね。
すごいだから壮大な人類の長い歴史みたいなのを感じられるっていうかね。
多分すごく何千年も前の人類が抱いてたような感情が薬脈と受け継がれて、この星のいろいろ受け継がれてきてるんだろうなーみたいな。
そういう本当に壮大なものが地動説につながってるんだろうなーみたいな。
その前の天動説もそうですけど。
そこがやっぱ天体っていうのが多分、僕らの今の時代に生きてる人よりすごく大きなものだったと思うんですよね。
極端に大きいものだったと思いますよ。
そこもすごく感じられるというか。
夜何を見るって言ったら夜空しかないですよね、多分。
そこに何を見出すかっていうところで。
なのでそういう夜空の星の描き方をちゃんとしてるなっていう。
そういうのがちゃんと見せてくれるよね。
人類が脈々と受け継いでいく星空のロマンみたいなのもあるし、
あの美しい夜空に個人が何を見たんだっていうのもちゃんと見せてくれてると思うんですよ。
オクジーくんがあの処刑される夜にあの夜空に何を見たかとか、
すげーパーソナルな。
ヨレンタさんがじゃあ死ぬ時の夜空に何を見たかみたいな。
人類が何を見たかと同時に個人個人があの美しい夜空に何を見たかっていうのも見せてくれてるなっていうのを見せてくれてると思うんで。
それはやっぱりすごい作品だなって思いますよね。
星は本当にこの全体のすごく重要なテーマですからね。
そうですね。
その描き方っていうのもすごいと。
あとはね、第2章でちょっと個人的に結構印象に残ってるシーンとしては、
居酒屋であの3人が飲んでるシーン。
地動説が完成したって言って。
そうそうそう。お祝いみたいな飲んでる時の。
そうお祝いしてる。
あそこのね、下りのところで来るじゃないですか。
来ますね。
もうあれなんかもうわかるよね。
もうあの浮かれてる感じでさ。
いやもうそれだめでしょみたいな。
そんな浮かれてたら絶対良くないこと起きるでしょ。
立ちまくってるけどさ。
もうね、フラグがもう。
来るべくして来るじゃん。
父ですって言って。
あのあたりのね、ところの。
でこうね、やっべーってなって。
気づかれないでくれって言って。
こっちもね、一緒になってドキドキしながら。
あれドキドキするよね。
頼むから気づかないでくれって言って。
ちゃんと隠して。
全然気づいてない。良かったって言って。
で帰って。
でなんか、あー良かったって言って。
そしたら、ちょっといいかなって戻ってくるじゃないですか。
そこはね、子供。
そこはかなり。
まあでも、来るよねって言う。そこも。
もうわかってんだけど。
めっちゃわかってるんですけどね。
来ないでくれってなるんだけど。
来ないでくれってなんだけど、もう来るよねって言う。
来るよね。
絶対ちょっといいかなってなるよね。
やっぱりそうなんだって言う。
あそこでもね、野爆がちゃんとこう、
一旦尋問官としての仕事をしてくれますよ。
我々追われてるんで。
我々はね。
あそこのさ、日照はその野爆の怖さと、
バディーニって頭いいじゃないですか。
あいつがどうにかしてくれないかなみたいなさ。
バディーニVS野爆っていう。
その構図結構ありますね。
バディーニなら、
バディーニなら何とかしてくれるみたいなあるじゃないですか。
野爆を倒してくれるっていう。
奥人はバカだからさ、もうあいつもダメだけどもみたいな。
バディーニさんは頼りになるから。
バディーニは何とかしてくれるよねみたいな。
めっちゃそれは分かりますよ。
野爆出し抜いてくれるでしょ。
そうそうそうそう。
みたいなあるじゃないですか。
期待感みたいな。
バディーニは強いから。
めちゃくちゃ頭いいし強いから。
いやお前は生き残ってくれるじゃんとか。
なんかついてくれるじゃないですか。
バディーニはみたいな。
すごい奥二君に自分がなってる感にちょっとなるんですよ。
そうそうそう。
めちゃくちゃ奥二君に。
そこがもうあれなんですよ。
作者の宇野さんの多分思い通りだと思うんですよ。
奥二君に、読者は奥二君に感情移入してほしくて。
だからバディーニさんに頼りがいがあるという。
そう。
その視点にめっちゃなりますよね。
なるじゃん。
もう絶対になるじゃん。
なるね。
野爆に追われることでそういう風に完全に入り込むんですよ。物語の中に我々が。
野爆を出し抜いてくれってなるじゃないですか。
バディーニさんならどうにかしてくれるでしょってなるじゃないですか。
めっちゃねバディーニさんにすがりついてますよ心は。
その時見ながら。
家っていうか小屋みたいなところに来る時もね。
まあでもバディーニさんがちゃんとしっかりこうね対策を取ってくれてて。
最後の最後にあのペンダントが。
ペンダントが。
出た時のあの。
あの。
そうあれでさ。
みたいな。
そこの。
見つかった。
あれあるよね。
あれめちゃくちゃありましたよね。
あれを見た時の野爆の顔ね。
完全にもう。
野爆!
あの瞬間。
あの瞬間のあのもう。
あの瞬間の。
でなんかその、いやいやいやこんな安全なのに変なうかがいかけちゃってごめんなさいみたいな。
そういう感じで終わるんですよねそのシーンも。
そこもねこう一回こう。
一回ね。
もしかしたらもしかしたら助かったって思わせといてても絶対助かんねーよなこれみたいな。
絶対これ来るよって。
このなんかジェットコースターみたいな感じで行こうみたいな。
あれはほんとなんかね。
追い込まれ方というかもうすごいですよね。
この辺もううまいなと思う。
うまいほんとうまいし。
でもその時点でその野爆がその異端的な思想に気づくわけじゃないですか。
はいはいはい。
でもそれはお前の娘にとってどうなんだと。
どうなんだと。
いやーもうここもほんとに。
ヨレンタを追い詰めてんだよっていうその二律背反じゃないですか。
もうこれアンビバレントなんですよ。
それでねお前がこの異端を取り締まれてよかったねってなるならいいんだけど。
これはお前の娘の最愛の娘のヨレンタを追い詰めることになるんだよっていうこの二律背反ですよ。
いやーほんとに。
これは決していいことじゃないんだよお前みたいな。
お前にとって苦しいことになるんだよっていうのもあるじゃないですか。
ありますねめちゃくちゃ。
あの時点で気づいてるんですよね。
ヨレンタと二人は一緒にいたわけだから。
まだか。
いやー多分あれね気づいてない。
そこまで行ってない。
ヨレンタを。
そこまでの関わりはない。
娘に近づいたっていう。
ぶち切れてるみたいな感じの言ってましたよね。
娘に近づいたから俺はぶち切れてるんだみたいな。
そんなに深い関わりではなくってことですね。
娘がその地道説を。
キャラクターの深化
多分その。
お前らが巻き込んだなぐらいの認識だった。
そうですね。
ヨレンタさんってやっぱ異端じゃないですか。
思想的にあの思想に触れてその地道説に触れて。
やっぱヨレンタ頭いいから。
これが真理だってわかっちゃってるんですよ。
ヨレンタはもうそっちに行っちゃうんだけど。
ノバクはそう思ってないというか。
てめえら巻き込みやがってぐらいなんだよねっていう。
ヨレンタが自分の意思で自分の思想自分の裁量でそっちに寄ってるとは思ってないよねっていう。
てめえらが巻き込んだなふざけんなよぐらいですよね。
たぶん勘づいてたとして。
最大限勘づいてたとしてそれぐらいだと思うんですよ。
最終的にヨレンタさんが自分の意思でそういうものに行ってたんだなって気づくとは思うんですけどね。
そうですね。
その後。
そっからの展開がね。
ヨレンタさん拷問されてね。
そこはなんかドキドキしましたよね。
そうですね。これどこまで行くんだろうみたいな。
最後まで行くのかなみたいな。
それはどうなんだろうみたいなね。
本当に歯抜いちゃったっていう。
この作品最後まで行きかねえぞみたいな感じだから。
あっさりここで本当に殺されるのはあるからね。
ここでなんか予定調和を見せてないというか。
そこが物語として優秀だなって思うんですよね。
行くとこまで行くよみたいな。ちょっと見せてるじゃないですか。ずっと。
主人公であるラファーくんが死んじゃうとか。
ここがしよしひろ的な方法論ですよね。
どこまで行くかわかんないよっていう。
それがなんか作品に触れる側の視点としてはなんかここまではやらねえだろうとか。
こういう流れで行くだろうって予定調和的な固定観念ってあるんですけど。
やっぱり血はそこをぶち破ってくれたというか。
そういうのをやるよと見せつつ、それやりませんよみたいな。
その絶妙なバランス感覚があったからずっと引き込まれちゃったなっていうのはありますよね。
今回は逃がしてもらえるっていうね。
逃がしてもらえるならばそれはどういうものにつながるんだろうっていう。
まあ確かに確かに。
逆にってなるもんね。
でもこの殺されたってノバクは報告されて、その時のノバクの心情たるやみたいなところも結構。
そうだよね。
あれはどうだったんだろうね。でもやっぱり
信じてなかったんじゃないですかね。ノバクとしては。あの時点では。
生きてるっていうかそんなはずはない。
なるほど。
なんかすごいわかんない表情してるんですよね。結構ほんと。
ノバクのなんていうんですかね。表情というかなんていうか。
手袋とかをプレゼントしてみたいな過去の回想があったりするんですよね。
その辺とかも結構なかなか。
すごく冷血なロボットではないっていうことですよね。ノバクって一番人間らしい人間だと思うし。
すごくなんか正義感にあふれてる人だと思うし。
すごい愛情深い人だと思うんですよ。ノバクって。
それがその時代的なとか環境的なもので。
なんか悪役になってしまうしみたいな。そのなんていうかな。
相対的な視点というか。ノバクって一番その由来出ると思うんですよ。
悪役になり得ると思うし、絶対的な正義にもなり得ると思うんですけど。
それがこの血という物語においてはもう悪役になっちゃってるんですけど。
でも悪じゃないじゃん。ノバクってずっと正義貫いてるじゃんみたいな。
それ見てる俺らはわかるじゃん。
この辺からちょっとノバクに若干感情移入。
めっちゃ感情移入するじゃない。
そうですね。
しはじめるんですよ。この辺から本当。
ずっと見ててもうなんかこいつ気持ち悪いな、怖いなって。
もうなんか生理的に受け付けないぐらいな、思ってたんだけど。
この段階では、いやこいつそんな悪いやつじゃないよねっていうか。
こいつに一番感情移入しちゃうよねっていう。
これぐらいあるよね。
ありますね。
そこがなんかすごいよね。
一番非人間的なものに見えてたのが、ここに至って一番人間的なものに見えてしまうというか。
自分も同じ立場だったら同じことしただろうし。
でも俯瞰してみるとお前は悪だよってなっちゃうしみたいな。
そこになんかすごい引き裂かれちゃうんですよね。
そこがなんかこの物語の深みというのが現れてるなっていうのは。
そうですね。
第2章の続き
まあちょっと第2章、暑いっすね。
時間もね。
今ちょっと時間もいいとこまで来たんで、これは第2章続くということで。
続けますか。続きましょうか、じゃあ。
区切って第2章はまた次回も。
いやーこれはね、バディーンさんのところはね、ちょっと話足りなかったんで、ちょっと続きやっていきましょう。
こいつが一番暑いんだよ。
いやー本当に。
やっぱね、暑いっすね、バディーンさん。
好きだね、バディーンさん、本当に。
いや、みんな好きでしょ、あれは。
ねー。
ということで、次回に続いていきます。
次回へ続きます。
58:53

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