1. 名盤ラジオ
  2. #26-3 hideソロ初期曲のレコー..
2022-08-09 37:12

#26-3 hideソロ初期曲のレコーディング秘話&死後のトリビュートでみせた界隈の絆

『HIDE YOUR FACE 』/hide(1994年)特集の3回目は、アルバムの3曲目「SCANNER」から8曲目「A STORY」までについてと、死後にトリビュート参加したLUNA SEAとBUCK-TICKについても語っています。

(※1.5倍速再生推奨)



主なトピックスはこちら↓

3「SCANNER」

・「TELL ME」のカップリングでRYUICHIとデュエット!

・二人の声、意外にもめちゃくちゃ似てますよね

・RYUICHI、アルファベットをバラし言いがち(笑

・死後のトリビュートではLUNA SEAとしてカバー


4「EYES LOVE YOU」

・ソロ一発目、ボーカル録り1000本ノックはまさにこの曲

・アルバム収録はT.T.バージョン、そのプレイは?

・テリー・ボジオは歴史上5位のドラマー!

・hideはその人達と共演するのに相応しかったんですよ!

・この曲の入り組んでる構成はアイアン・メイデンの影響


5「D.O.D.(DRINK OR DIE)」

・「飲むか、死ぬか」中高生には衝撃な曲でした

・hideのパンクスピリット爆発、ライブだと楽しそう


6「CRIME OF BREEN St.」

・つなぎ的なインスト、スタジオの雰囲気も表現

・エンジニアのリッチ・ブリーンのピアノが発端


7「DOUBT」

・hideのアンセム!全部で何バージョンあるんだろう

・CMタイアップのドタキャン、苛立ちから作ったアンセム

・怒りをぶつけててもカッコいい歌詞になってるのがすごい

・うまい話に乗ろうとした自分への戒めの曲でもある

・自然発生的にこういう曲ができたことがアンセムの所以?

・トリビュートのBUCK-TICKバージョンも最高!

・B-Tの愛情表現「VIOLENCE ON THE HELL」の衝撃


8「A STORY」

・インダストリアル調から一転してアコースティックへ

・この曲のコンセプト、砂漠の情景が思い浮かぶ




《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B00005GRMX


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/hide-your-face/1440793344


●Spotify

https://open.spotify.com/album/3KHW7BoWav0uQ51ryewFFz?si=_U6QTTTFS8SzIqpeLVlAJw


■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、hideのhideyourfaceを取り上げて話をしております。
タケヤです。今回もよろしくお願いします。
こんばんは、enzoです。
こんばんは、stabmeinthebackhidekiことhidekiです。よろしくお願いします。
という3人でやっていきますが、hideyourface、前回はdiceについてだいぶ話をしましたね。
盛り上がりましたね、dice。
相当、我々的にも想定外に…
尺のバランスがおかしくなってしまいましたけど。
それにふさわしい曲なんじゃないかなというところですね、diceについては。
これはやっぱり語っておきたいなっていう感じじゃないでしょうか。
言いたいことは言わないと。
っていう2曲目がdiceがあり、次ですね、今回は。
3曲目がscanner。
scanner、eyes love youのカップリング?
eyes love youのカップリングがオブラートですね。
がオブラートか。
scannerはtell meのカップリングですね。
tell meのカップリングが…
なるほど、なるほど。
で、iのデュエットバージョンか。
そうですね。tell meがアルバム出た後にシングルカットされていて、
アルバムからのシングルカットのカップリングっていう立ち位置ですね。
で、そこでりゅういち先生とデュエットしてると。
川村アイラビュー先生と。
これ怒られるなぁ。
この頃は川村色すごいない頃ですよね。
この頃は全然ね。
この頃はそうっすね。
りゅういちだよね。
りゅういち色。
トゲトゲの。
ドッキンりゅういち色ですよね。
これだってデュエットバージョンはパッと聞いてどっちがどっちか分かんないぐらい必要ですもんね。
デュエットバージョンかっこいいっすよね。
かっこいいっすよね。
あれめちゃくちゃ好きなんだよな。
あれはこの回の1回目でも話してますけど、
りゅういち的にはロージア出る前っていう、
エデンとロージアの間みたいな時期でのレコーディングだと思われます。
まあ声もかっこいいっすよね。
最初の部分でワンフレーズというかソロで歌う部分がありますけど、
あの声はかっこいいなって。
03:02
いい時期だよね。
ロックな時期ですよね。
そうそうそう。
結構シャウト的に歌うところがヒデに結構シャウトの声が似てるんだなって。
なんかね意外と声質が近いというか似てるんすよね。
この頃は。
そう。
まさかね、後の河村アイラビューになるとは思わなかったんですけど。
でも当時ヒデとりゅういちがラジオも一緒に出てたりして、
ゲストみたいな感じで。
なんかYouTubeにあったんでそれも聞いてたんですけど、
こんな間のデュエットありがとうございましたみたいな感じ。
そういうタイミングのやつで。
でもお互い本当に声が似てたよねみたいな話してて。
お互いそういう認識はあるんだね。
あったみたいで。
似てたからあれをやったんじゃなかったっけ。
そうなんですね。
そうそう。
似てるし一緒にやったら面白くないみたいな。
なるほど。
だからりゅういちも自分で歌を入れて聞いて、
あれこれ、これでいいのかなみたいな。
似てる、似すぎてっていいのかなみたいな。
って言ってましたね。
って思ったって。
面白いですよね。
二人でやってるっていうのがやっぱり分かりづらいっていう。
うん。
何も知らないでパーッと聞いたら全然なんか分かんないと思うもんな。
ちょっと違うなみたいな。
最初のそれぞれが一個ずつ歌うところが。
うーん。
その後ってほぼダブルで歌ってるんでそこは全然分かんないですよね。
このバージョンは。
意外なとこですよね。
ひでとりゅういちの声質が元々似てたというか。
うん。
でもギターソロ終わった後に、
デュエットバージョンだと、
A、C、Aみたいな感じで、
アルファベットばらして言うところがりゅういちらしいなっていう。
めっちゃりゅういちの得意技。
その得意技入れてきたっていうのちょっと面白かったんだよな。
B、L、U、E。
そうそうそう、そういう。
トランスパレーシー。
りゅういち、アルファベットばらして言いがちっていう。
個性が出てていい。
ここにそれを入れてるっていう。
俺の個性。
入れてきたなって思ったのかな、ひでは。
りゅういちの個性が。
こっちの方がね。
こっちの方がね。
06:01
こっちの方がね。
こっちの方がね。
こっちの方がね、ひでは。
りゅういちばらすよなーって。
ばらすよなーって。
これもね、ひで亡くなった後のトリビュート。
トリビュートでもありました。
ルナシーとしてまたやってるっていう。
そっかー。
そういう。
これでしたね、ルナシーは。
ですよね。
それがね、やっぱ僕らルナシー好きとしてはスキャナーは特別な曲ですよね。
そうですねー。
あのバージョンまたね、始まりが全然違うから。
あれもなー、もうものルナシーになってるのが面白いよね。
そうそう。
イノランのアルペジオとスギゾーはね、ワーミー使ってみたいな。
そうそうそう。
宇宙的なね。
宇宙的な。
トリビュートも面白いですけどね。
面白いですよねー、あれは。
あれも聴いてたなー、ほんとだー。
スピリッツね。
あれはね、いいアルバムだよね、スピリッツは。
あれはほんとにスピリッツっていう名前の通り魂の結晶だなって思う。
まあスキャナーはね、オリジナルもかっこいいけど、ルナシー好きとしてはやっぱりそこの結びつきがある曲だなっていうところですね。
そうですねー。
スキャナーはあれだよね、もともとの方はやっぱミニストーリーとか、ああーって感じだよね。
ジャストリアルロックっていう感じの。
ジャストリアルやりたいんだなーっていう。
デルデルデルデルデルデルデルデルデルデルデルデルデルデルデルデルデルデルデル。
ミニストーリーって感じだもんな、この辺は。
ちなみにアルバムの中で一番最後に作ったっぽいぐらいらしいですね、この曲は。
あ、そうなんだ。
まあこれは好きな曲だと思う。
まあこれは好きな曲だな本当に。
3曲目がスキャナーで、4曲目がアイズラブユー。
これはまあね、ソロの一番最初にやった曲ですけど、アルバムに入ってるのはTTバージョンですね。
TTバージョン、なるほど。
ヤベェ人たちのですね。
シングルの時はじゃあTTじゃなかったってこと?
じゃないですね。
あ、そうかそうなんだ。
シングルの時は日本で録ってるんで。
TTバージョン、すごいっすよね。
この曲が初めてのソロデビュー、一応。
09:00
曲としてはそうですね。
リリースもそうだしやっぱ基本これから始めたっていう感じらしいですね。
いろいろその曲作り、レコーディング的なところ。
だからヒデがよく言ってる歌のボーカル録り1000本録みたいなのもまさにこの曲ですね。
これはじゃあ結構歌うぞっていう感じでやったってこと?
そうですね。
シングルっていうのをまあ意識してそういう歌物にしたけど、自分の声になれるのに大変だったと。
大変だったと。
最初はそうっすよねボーカルは。
じゃこの声ってなるんだよな。
やっぱ自分が聞いてる声と録音した声って違うんでしょうね。
違う。しゃべってる声も違うし。
違いますよね。
歌声となるとなんかもっと違うしみたいな。
なんじゃこりゃってなるんですよ。
子供の頃そうだったな自分の声録音して録って聞いて、うわ気持ち悪いって思った。
そうそうそう。
えー何この声って思った。
これね、メイマンラジオの声はどうなの?
意外とね違和感ないんだよね。
あ、そう。
なんか違和感ないっていうか、思ったほどね嫌悪感はなかった。
自分の声聞くのはすごい恥ずかしくてもう聞きたくないなって思うかなと思ってたんだけど、
意外と普通に聞けた。
なるほど。
慣れたのか。
慣れはあるよね。
慣れはあるかもしれない。もうこういう声なんだっていうのを知ったっていうか。
このバージョンだとTTバージョンで、
テリー・ボジオさんとTM・スティーブンスさんが。
この曲もわりとちゃんと曲を活かすドラムベースやってますよね。
そうですね。
テリー・ボジオだぞって感じじゃないし。
そうですね。
この曲に関しては本当にテリー・ボジオって言われなかったら気づかないかもしれないなっていうぐらい、
わりとシンプルに叩いてますよね。
これはオリジナルがもうあるんで、シングルで出てる中で撮り直してるんで、
そんなにぶち壊してないっていうか。
まずそれを聞かせてもらった上でやってるだろうから。
この曲はそうだよね。
この曲はだいぶそうな感じだね。
テリー・ボジオなんか、ローリングストーン氏の選ぶ、歴史上最も偉大な100人のドラマーの5位の人だと。
それすごいっすよね。歴史上5位って。
すごいっすよね。
いやー。
いやー。
いやー。
いやー。
12:01
いやー。
いやー。
すごいっすよね。
いやー、まあいいっすよ。確かに。
1位から4位も気になりますけどね。
1位はあれじゃないの?ボンゾーじゃない?
ボンゾー、まあボンゾーそうですよね。
その後の辺りですよね、ボンゾー。
シンヤじゃないですか?
シンヤはね。
シンヤもトップ5位に入っててもいいんじゃないかと思うんですけど。
ボンゾー、シンヤ。
ボンゾー、シンヤ。
いやー、シンヤの実力も相当ですよ、本当に。
自分の中では間違いなくそのくらいに入ってきますからね。
あー、やっぱジョン・ボーナムだな。
1位ボーナムなんですね。
ボンゾー。
ボンゾー、まあボンゾーはもう…。
ジョン・ボーナム、キース・ムーン。
あー。
キース・ムーンか。
キース・ムーンはまあそうですね、その辺りの人は衝撃度というか何というか。
まあまあ、時代的にもね。
時代的にもありますしね。
ボンゾーは本当にもうテクニック的にもすごいですからね、ずば抜けて確かに。
そうなるよな、手紙みたいに。
テリーポジオはもうちょっとあのドラムセットの要塞っていうかも。
あー。
あれはもうあんなにこうドラムセットでこう多点セットっていうか、あんなにいっぱいいろんなものがごちゃっと要塞みたいになってるのは。
英系のドラムでは第一人者って感じですよね。
いやもうそうですね、もうあそこまで行くとこまで行ってる人はなかなかいないですからね。
ド変態だよな。
ド変態ですよ。もうド変態ですよね。
フランク・ザッパとやってる時点でド変態なんだよね。
あれはだからもうマニアにはたまらないっすよね。
T.M.スティーブンスがね、共同作業者で、ジェームス・ブラウンというのがスティーブ・バイっていう。
その並びでヒデがいるっていうのがね。
それすごいっすね。
すごいっすよね。
そういうレベルなんですよ、ヒデはって感じですけど。
それなんですって感じですね。
そういうことですよ。
そこにいるべきでなんですって。
すごいことだな。
アイズラブユー。これはソロで初めてやったみたいな感じで、
ヒデ的にも自分で結構、まずヒデが、
イーナンとの共同作業じゃなかったらしいんですけど。
15:00
インタビューで言ってたのが、ドラムループをまず流しながら、
アコースティックギターで歌いながら作ったと。
だからそのリズムをずっとループさせながら、
もうアコースティックギターで歌いながら作ったと。
だいたい3,4回目ぐらいで、メロディーとかリフとか構成が今の形になったって。
へぇー。
いうふうに言ってましたね。
で、結構この曲って、割となんか、構成的には入り組んでる感じがあって、
あっち側のアイズラブユーって、
そういうどこ行くんだろうみたいな展開っていうのは、
アイアンメイデンの影響を受けたっていうのも言ってましたね。
アイアンメイデンはだって、
ツインギターの合わせ方とか全部アイアンメイデン作るもんね。
ずれよね。
アイアンメイデンは、
アイアンメイデンは、
アイアンメイデンは、
アイアンメイデンは、
ツインギターの合わせ方とか全部アイアンメイデン作るもんね。
ずれよね。
そうなんですね。
Xもそうです。
Xとかの。
アイアンメイデンめちゃめちゃ影響受けてるからね。
そうなんですね。
確かに個性的にもそうですね。
見ては多分一番コピーしたのがアイアンメイデンって言ってますね。
そうだよね。
アイアンメイデン聞くともう、
あー、なるほどって思うもんな。
ソロ、最初にソロやるって言ってたらこの曲が出てくるのもなんか面白いですけどね。
あー、こういうのが出てくるんだっていう。
ですねー。
これは作詞も森行の嬢さんですからね。
はいはいはい、そうっすよね。
まあでも自分には書けない歌詞が出てきたって言って喜んでたっていう話ですね。
はい。
で、5曲目。
D.O.D.
Drink or Die ですね。
この曲もなかなか。
飲むか死ね。
飲むか死ぬか。
これ、これもいいっすよね。
ひでえらしい。
ひでえらしい曲ですよね。
これは最初聞いたとき衝撃だったな。
そうですね。
やっぱ少年の心には来るよね。
来ますよね。
で、しかもやっぱこれ聞いたときって中学とかそれくらいってことだと思うんですけど。
酒とか飲めないじゃないですか。
知らないから、やっぱえ、なんだそんなすごいのかなみたいな。
18:00
なんかね、イメージだよねもう。
イメージイメージ。
え、指が震えて舌も回らないの?
だいぶ飲んでるよねそれ。
指が震えて舌が回らないまで行くと。
この間ひでっくんそんな感じあったよ。
そうだね。
そうですね。
震えてたよ結構。
震えてた?嘘やばいじゃんそれ。
いやもう。
この曲はもうねほんとお酒の。
お酒の。
パタの、パタの曲だよねこれ。
パタの曲。
こういう飲み方なのかな。
パタはどうなんだろう。
パタはもうちょっとなんか違いそうだから。
しっとり飲んでそうなイメージあるけど。
しっとり飲んでそう。
パタが二日酔いが怖くて酒が飲めるかって言ってるのかな。
二日酔いしないでしょあの人。
ずっと飲んでっからね。
俺はしねえよって言ってた。
常に飲んでる。
俺は二日酔いしねえからって言ってた。
ずっと飲んでっからよって言ってた。
今なんかwikipediaで見たらなんかこの説明のところでなんか歌詞は酒が飲まないって書いてある。
そりゃそうだろっていうか。
見りゃ分かる。
俺、これで酒飲みをテーマにしてなかったらびっくりするだろ。
逆に、何の曲だよってなる。
まあ当たり前すぎてなんかすごいこれ。
ドリンクはないって言ってんじゃねえかって言ってた。
確かに。
その解説があって、
この曲は最後早くなるとことが結構面白いですよね。
うわ早ぇー!って思いましたけどね。
思った。
結構あの刻み早いですよね。
めちゃくちゃ早いですね。
その辺も思ってましたね。
中学生ぐらいの時期ですね、
この曲で。
それも怒ってましたね。
中学生ぐらいの少年にはすごくワクワクする曲ですよね。
いいですね。
たぶんパンク、パンク、パンクだと思うんですけど。
ジルチンの中ではスペースモンキーパンクスフロムジャパン的なノリの良さがありますよね。
ジルチンで言ったら確かに。
hideのルーツの中で結構パンクってデカいと思うんですけど、パンクの要素がデカく出た曲ですよね。
あれはライブだと楽しそうですよね。
ドリンクを与え、ドリンクを与え。
21:04
警備員さんとかステージにあげてなんか飲ませてみたいな。
面白いですよね、ああいうのが。
次、6曲目。
クライム・オブ・ブリーンなんだこれ最後。
ST?
ST。これ何だろうね。
ストリートってこと?
ストリートか。
ストリートか。
ステーションか。わからないですけど。
クライム・オブ・ブリーン、ステーションかストリートですかね。ST。
ST。
これはでも、めっちゃあれでしょ。
インスト。
インスト、つなぎ的な。
つなぎの1分17秒くらい。
これはそうですね、完全にもうちょっと一旦空気を変えましょうっていう。
一旦CMです。
ちなみにこれは、エンジニアとして参加しているリッチ・ブリーンっていう、
この人はジェラシーとかアート・オブ・ライフのエンジニアもやってるんで、
もうヒデとはすでに一緒にやってる中っていう人がこのアルバムにも参加してて、
その人がエレクトリック・ピアノでこの曲のフレーズを弾いてるのをたまたま見て、
お、かっこいいってなって、そのままヒデがギター持ってブースに入って旅行したっていう、
なんかそんな感じの。
このブリーンっていうの?
そう、ブリーンっていうのがその名前。
それをもうつなぎのやつとして使ってるっていう。
そんな感じらしいです。
そういうスタンスだよって感じだよね。
ノリでこう、ノリでやるんだよ。
で、まあそういうスタジオの雰囲気みたいなのもアルバムに入れ込んでるという感じですね。
っていう1分ちょいの曲があり、7曲目がダウト。
これはね、もうヒデのアンセムですから、ダウトは。
ジャン、ジャン、ジャンめ。
ジャーン、ジャン、ジャーン。
ジャーン。
最初のあのジャーンっていうんですよね。
あのなんかちょっと絶望みたいな。
ダウトはもうヒデが本当に気に入ってた曲ですよね。
何バージョンあるんだろうね。
これもいろんなバージョンあってそうですよね。
一番最初に出たやつはどれなの?
そのカップリング。
カップリングだね。
そう、シングルのカップリング。
それが一番最初で、これはミックスみたいな感じになってて。
24:04
で、あれだよね。
ジル、あ、ヤズーとかにも入ってるって。
ロケットダイブのカップリングに。
ロケットダイブのカップリングだっけ?
また違うバージョンが入ってて。
その間にもなんかあるんじゃないかな、たぶん。
あとは相当あった気がするな。
なんかいろんなコンピレーション的なやつとかでも何々ミックスとかたぶんそういうのであるんじゃないかなって思うし。
あとはジルチーって言ってたしね。
そうですね。
やっぱ相当本人的にも気に入ってたんでしょうね。
当時からめちゃくちゃ言ってたもんな、ある程度。
思い入れが半端ないって言ってるし、自分でもアーセムって言ってるんじゃないかなっていう曲ですよね。
なんか当時ね、ミニストーリーとかナインチネールズ聴いてた人があれできたら、
いや俺超えたろ。
うわーできたーってぐらいのもんだよね、あれは。
でもこの曲の誕生の話とかも結構面白くて。
苛立ちから作ってるんですよね、実際にあった苛立ちから。
で、それがまあ何かっていうと、広告代理店にCMタイアップの、
まあこれ自分のソロのってことだと思いますけど、CMタイアップの話がドタキャンされて、
で、それでもうなんか理由もわからないままチャブ代返された形になって。
その怒りをぶつけてるっていう。
ぶつけたんだ。
っていうのがインナーの本にも書いてあるんですけど、
まあそれによると本当もう帰ってきて、スタジオに帰ってきて、
そのままhideがギターをめっちゃ歪んだギターで弾きながらこのリフができて、
で、そのままダウツ、ダウツ、ダウツやーって。
もうなんかそこでできたっていう感じのエピソードが書いてありましたね。
でもまあ歌詞ももう見るともう本当そのままだし。
てめぇこのクソ野郎っていうのをもう音楽的に消化したのがそれですよね。
顔も知らぬヘノヘノモヘジの貴様らの貫には食い残しの音符がぶら下がってるだろうよって。
それをなんかそういうかっこいい表現にできるのがすごいじゃないですか。
そうですね。
これは確かにすごい。
てめぇこのバカ野郎とかじゃなくて。
覚えてろよーんじゃなくて。
このクソが覚えてろよーんじゃないって。
そうですね。
27:01
そこがさすがアーティストですよね。
そんなにそっちの水は甘いかって言えないっすよね。
そっちの水は甘いか。
ヘイジャメ。
噛みくさいダイヤでもくらえやー。
もうイラついてたんだろうな。
そうですね。
でもこの歌詞とかさっきのCMタイアップの話とかそういうちょっとうまい話に乗ろうとしちゃった自分とかそれにちょっと踊らされちゃった自分っていうところに対しての怒りも表されてて。
それが今しめになってるっていう感じみたいですけどね。
そういうのも含めてヒデのいろいろ思い出があるっていうか。
ちょうど9inchとかミニストーリーのそういう音楽のインプットがあったのがちょうどその自分の苛立ちとか衝動とかとバッチリマッチしたんだろうね。
たしかにたしかに。
思えばブロー君もめっちゃ怒りをぶつけてる。
ブロー君もね。あれもひどいじゃん。
そうっすね。なんか裁判のゴタゴタとかをめっちゃぶつけてる音ですからね。
あれのボーカルとかイカれてるもんな。
そうっすね。
あれでも勝手くらいだったもん。
あのトレントレズナーも面白いよねちょっと。
そうですね。
ぶち切れすぎててさ。
はい。
どんだけぶち切れてるんだろうね。
どんだけぶち切れてるんだろうね。
なるほど。割と自然発生的にそれができちゃったわけですね。
自然にもう出たままやけどね。
どんだけブチ切れてるんだよっていうのは。
まあ確かにそういう意味ではそこもなんかリンクしてるというか。
そうそう。リンクして出てきても、それはまあアンセムだろうなっていう自分のね。
はいはい。なるほど。割と自然発生的にそれができちゃったわけですね。
自然にもう出たのも。まあでも自分的には最高だったんじゃないかっていうのはね。
めちゃくちゃファッキンだけどめちゃくちゃ最高だっていうのがなんかロックですよね。
結構黒夢とかもそういうのあんだよな。
フェイクスターとかそうだし。
やかにレコード会社のお偉いさんにムカついた曲を売るとか言って。
ヒヨハルが結構ヒレに共感を覚えてたみたいなこと言ってて。
30:01
なるほど。出ますし。
確かにでもダウトは黒夢と確かに近いところがありますよね。
その辺好きそうだなっていうのもあるし。
あとそのトリビュートのアルバムで言うと爆竹がやってるじゃないですか。
いいですね。でも最高ですよね。
あのバージョンいいですよね。もう爆竹。
あれはね、いまいわかってんなーって感じなんだよね。
そうっすね。
あれほんと最高なんだよね。
すごいっすよねあれ。
自分のものにしてますよね。
ほんとすごいあれ。爆竹すげーよ。いまいの曲みたいだもんね。
ですね。ちゃんと自分で歌ってるし。
そうそうそう。
いやーあれ最初聞いた時ちょっと怖かったもんなー。
爆竹やべーなって思ったもんなーあれ聞いて。
この声はなんだろうって。
恐ろしいね。
ヒレを中心としてその時代の邦楽と洋楽がいろいろ混じり合ってるのがやっぱヒレって感じですよね。
いいっすよねー。
あのトリビュートはほんとにいいんだよなー。
ホテイさんもね、ロケットダイブやってるし。
トリビュートほんと良かったねーめちゃくちゃ。
神のエイリアンってね。
いいっすよねー。
あーグッとくるなーっていう。
グッときますよねー。
まあこの爆竹バージョンはいいなーほんとに。
結構そのこのトリビュート出てるのが99年5月ですけど、
爆竹的には97年にセクシーストリームライナー作ってるんで、
割と音的には打ち込み主体というか、ドラムベース的な、
結構そっちに寄ってる時期なのかなーって思うんで、
このダウトも割とそういう色は強いっすよねー。
でそれがまたすげー曲に合ってるっていうか。
そうだねーめちゃくちゃハマってるよねー。
ハマってますよねー。
あの時代の爆竹と。
で、violence on the hellっていう、その一言だけが書いてあるっていう。
死んだ人に対するさ、
死んだ人に対するメッセージとしてどうなんだそれは。
あれ見てくそ笑った記憶があるもん。
いやー。
violence on the hellって思う。
最高だよ。
リスペクトとかなんか色々。
33:02
そう、もっとなんかおごそかでさ、
あるじゃんっていうのがなんか、
そんなもんくそくらえみたいなね。
わかり合ってる人たちのその、
そういうことですよね。
ロックス美術がもう最高ですね。
まあ、そこは深いですよね。
深い愛情ですよ。
いろいろな飲みエピソードとかもあるし。
あのジルチの回でも言った気がしますけど、
もともとそのHIDEのソロのきっかけになってるMASの
ダンスツーノイズに
HIDEを誘ったのも今井久志っていう
繋がりもあったりするんでね。
その辺はもう密接に関わってますね。
密接ですよね。
シンス的にもなんか近いものありますよね。
そうですね。
松本さんと今井さんは。
ですね。
次が8曲目。
ストーリー。
なかなかしっとりした曲ですね。
そうですね。
もう一転して静かな曲になる。
そうですね。ここで。
まあその前ダウトですからね。
思いっきりインダストリアルなところから
思いっきりアコースティックなところへっていうのが
曲すごい好きですけどね。
この曲もなんかいいですね。
これはなんかHIDEが言ってるには
最初のコンセプトは
ドラムとギターだけの曲っていう
感じで
遠くから錆びついたギターを
持ったヒッピーがやってきて
砂漠で一人打楽器を叩いていた現地人とセッションを
始めるっていう
そういうコンセプトらしい。
錆びついたギターを持ったヒッピーと
一人打楽器を叩いていた現地人っていう
砂漠で。
なるほどね。
じゃあ砂漠の風景を思い浮かべながら
砂漠だね。砂漠これは。
なるほどね。砂漠の夜かな。
夜だよねきっと。
昼な感じなのかな。
PVはないか。
写真集の方でたぶんね。
あ〜なんかこのイメージ
イメージ家族。そうなんですね。
なるほど。
この時期に写真集出してる
無言劇。
それでアーストーリーの
コンセプトで撮った写真があって。
36:01
なるほど。
昼間で。
昼間の砂漠を思い浮かべながら。
そうそうそう。
あ〜なんか情景が浮かんでくるな。
ちょっとねモノクロームな感じで。
そうそうそう。
このアルバムは結構その
写真集の無言劇と連動して
この曲の歌詞をコンセプトに
写真を撮ったみたいな。
そういう写真集なんで。
リンクしてたりしますからね。
3分ちょっとの曲ですと。
良い曲ですよね。
良い曲ですね。
という8曲目まで話したところで
また今回1回ここで
行くようかなという感じですね。
また次回続きます。
次回へ続きます。
37:12

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