綾波玲は結局あれ、碇玄道の何だったんですか?
碇玄道のかきたれですね。
かきたれ?
いやいやいや。
かきたれって何?
かきたれですよ。
かきたれとは?
え?
もうなんかね、タッチメイトですよ。
なに?
よく聞こえないんですけど。
いやいやいや。
隠し語みたいな?
なに?
なにちりすけ?
なに?
なにお前ちりすけ言ってんのお前。
ちゃんとやれよ。
え、なになに?
ちょっと全然音とわかんないんだけど。
隠し語?
検索してみたら検索してみた。
かきたれで。
Googleすればいいの?
うん。
ちょっと待って。
綾波玲はクローンですよね、その。
クローン。
まあまあ。
いかりゆいの。
そうなんだ。
その幻想の奥さんのいかりゆいのクローンなんですよ。
すごいですよね、そう考えるとね。
なかなか気持ち悪い。
新宿にとってはお母さんですよね。
ねえ、そういうことですよね。
え、まじで?これなに?
うん。
ひどいですね、これは。
ひどい。
こんなことを初めて知りましたけど。
え、なになに?じゃあなに?
いかり玄道さんは綾波玲とそんな感じだったんですか?
まあ、そうですね。
え、まじで?
ゆくゆくは、その、
玲に宿ったゆいの魂を、あれだよね。
あれは。
あれだよね。
あれとは。
あれとは。
玲に宿った魂を?
より広みたいにするのが目標だった。
そうそうそうそう。
今、綺麗な言葉で。
書き換えとかじゃなくて、綺麗な言葉で。文学的な言葉で。
いっきんな表現したのは。
傀儡みたいな感じですか?
多分そこに魂を宿らせる目的があったんじゃないかな。
え、でも、クローンなんだ。やっぱり人から生まれたわけじゃないんだな。
まあ、そういう描写はなんかありましたよね、でもね。
あったっけ?
なんかいっぱい浮かんでませんでしたっけ?
23話でありませんでしたっけ?
23話だね。
いや、23話の途中で今もうちょっとね。
最後まで見なさい。
そうなんだよ、もうタイムアップでね。
そこまで見たらね。
中木いりつこが壊すんですよ、最後に。
そうだそうだ。
綾波玲をね。
綾波玲っていうのは、エヴァンゲリオンのダミーシステムのコアであるし、
器としての綾波玲と、そこに宿った魂とっていうのが乖離してるんですよね。
まあまあクローンなんですよ、碇ユイの。
そうだったのか。
最初の綾波玲はもう死んでるってことなんですよね、そうすると。
最初の綾波玲は赤城直子のあれで、
てめえのパワーは要済みだって殺されちゃったのが最初の綾波玲。
あれ、床に血がついてたのは、お母さんが死んだんじゃないの、あれ。
いや、たぶんその後、自殺。
飛び降りたのが、もうお母さんも飛び降りた。
殺した後にね。
そうそうそう。
赤城直子が綾波玲をぶち殺して、その後自分も自殺したんですよ。
我々が知ってるというか、劇中でメインに動いてるのは2人目の例なんですよね。
あれが2人目と。
この綾波玲が、やっぱり作中でもメインだし、見てる我々としても感情移入した例なんですよね。
それは23話で死んじゃうんですよ。
そういうことですね。
そこでリセットされちゃうんですよね、関係性が。
綾波玲ってエヴァンゲリオンを象徴するキャラクターだし、
当時リアルタイムでも国民的ヒロインぐらい気があったんですけど、
その例って2人目の例なんですよね。
その2人目の例は死んじゃうんですよ、第23話で。
もうそこで終わるんですよ、例の物語って。
出てこないんですか?
出るんですよ。
いるんですよ。存在としてはいるんですよ、綾波玲って。
それはもう3人目の例なんですよ。
存在としてはいるけど、関係性としてはリセットされてしまってるんですよ。
シンジ君と我々と関係を築いた例はもういないんですよね、そこで。
あれは結構悲しいですね。
存在があるからこそ空虚を感じるっていう。
逆にね。
分かり合えないんだ。何一つ分かり合ってないんだ。
何も共有してないんだ、この人とっていう。
それを突きつけるのが3人目の例ですよね。
本当に死んじゃったよりも逆にショックみたいな。
当時あったな、みたいな。
だから綾波玲ってあれ以降人気なくなるんですよ。
死んじゃったからね。
それまで絶対的な国民的ヒロイン的人気があったんだけど、
リアルタイムで見てるから分かるんだけど、人気投票とか。
ずっと綾波玲って圧倒的1位だったんですよ、それまで。
そうなんですね。
僕もやっぱりエヴァの取っ掛かりとしてハマるきっかけとして、
綾波玲っていうキャラクターの魅力ってすごい大きかったんですよね。
綾波玲がいたからこそハマったみたいなところがあるんですけど。
ああいう人好きになるよね、男の人って。
偽造も好きだから。
やっぱり斬新だったんですよね、キャラクターデザインとしても。
ショートカットのヒロインってなかったし、
あんなミステリアスな、ほとんど何も喋んねえみたいな無口なヒロイン、
ミステリアスなヒロインってもうなかったんですよね。
そういう斬新さに惹かれたっていうのはありますよね。
それでありながらなんか母性を感じるみたいな。
まあまあね。
それってお母さんだから、綾波玲って。
そういう魅力があって惹かれたんですけども、
それで23話で終わってしまうんですよね。
じゃあ3人目が仮にできなかったら、ずっと綾波玲人気が続いてたのかな。
いやいや、どっちにしても2人目の玲は死んでるので、その時点で終わってる。
3人目について少しエピソードを続けたのが、新劇場版の。
そうなんですよ。
3人目の玲は旧劇場版で語られなかったというか、語れなかったというか、
それをもう一回やり直そうとしたのが新劇場版ですよね。
3人目の玲に存在意義を与えようとしたのが新劇場版だと思うんですよね。
そうなんですね。それは見てないからわかんないですけど。
新劇場版の方の一番最後の方で、関係性とか存在がわからなくなってた綾波、
名前もよくわからないみたいな状態の。
生まれたての3人目が日常生活というか、いろんな思い出を作っていくんですよね。
避難した先でみたいな、生活を営んでいって赤ちゃんを可愛がりみたいな、
そういう人間的な感情を一つ一つ学んでいくっていうような描写が細かく積み上げられていくんですよ。
新劇場版の中で3人目について。
そうなんですね。
しんじくんも2人目と違うことはわかってるけど、
でも3人目ともお互いに新しい関係ができていくっていうような。
3人目についてやり直したようなシーンが続くんですよね。
劇場版の最後に助けようとしたのは2人目なんですか?3人目なんですか?
あれは2人目ですよね。
それは2人目なんですね。
あれはもういない。
それは結局やっぱり2人目は死んじゃうというか。
なんだけど、また最後の劇場版でその綾波玲も失ってしまうっていう描写があるんですよね。
それがすごく悲しいんですよね。
結局綾波玲は普通の場所では長生きできないような体となっているので、
気管が切れてまた失われちゃうんですけど、
ただそこで最後綾波玲は自分がこれをやって楽しかったとか、
もっと生きていたいみたいな感情を抱くんです。
だけど自分の時間はもう終わりで消滅していくシーンがあるんですけど。
めちゃめちゃ悲しい。
そういう話では、しんじ君は何度も綾波玲との関係を作っては、
近づいてはそれを失っていくっていう話も繰り返し行われてると思ってて。
あれはでも何のために行われてたんだろう。
その辺とかは結構新劇場版で心に残る部分だと思います。
何の話だっけ?好きなキャラクターの話でしたっけ?
好きなキャラクター?
エピソードですよ、エピソード。
好きなエピソード。
それが一旦回ったんだよね。
回りましたね。
3人目の綾波玲の話を。
話を。
今知ってたんですね。
やっぱ綾波玲がいいよねみたいな話になってたんだよね。
庵野秀明っていうパーソナリティに対してすごい親近感を抱くというか、すごい近い人はものすごいハマるんですけど、
あほどそこにはまらない人にとっては結構なんかイライラするというか。
まあわかる気がしますね。
これ何が面白いんだろうみたいな。
そうだからちょっとなんだろうな、そういう感覚があると言わざるを得ないんだけど、
エヴァンゲリオンのロボットとかすっごいいいなと思いますね。
あの描き方はすごいかっこいいなと。
キャラクターっていうよりはやっぱエヴァンゲリオンの動きとかね、方向とかね。
なるほど。
はい、すいません。
じゃああれですね、庵野秀明に共感できるお三方のね、好きなキャラクター。
共感しちゃってんのかな、俺らはな。
共感しちゃってるでしょ、もう。
しちゃってんだろうな。
じゃあ、のりたまかわいいちゃんからいきますか。
難しいですね。独当が。
でもキャラクター的にはさっき言った、いぶきまやが、
キャラクター造形、キャラクター見た目的に大好きみたいな。
見た目みたいな。
いぶきまや推しで。
えー、そうなんだ。
でも、なんかね、あの、そう潔癖症みたいな設定があるキャラですよね。
あー、あるね。
あるキャラですよね。
単に見た目で、いぶきまや。
まあまあ、全然いいですよね。
浅いな、お前は。
浅いよ。
急に。
なりませんよ。
いや、でもまやちゃん可愛いよね。
でもなんか、今この質問を考えながら、
あの、
いや、後のまやにゃん2人の話を聞こう。
でも、いぶきまやって結構面白いキャラで、
急激場版は結構すごいドロドロしたことあるじゃないですか。
ありますね、はい。
りつこ先輩が好きでみたいな、ちょっとレズリアン的なドロドロがあるじゃないですか。
あー、はいはいはい。
で、新激場版は、
新激場版そうか、なんか若い男はみたいな。
そうそうそう。
そうですね。
若い男は。
ちょっと方向性違うんだけど、なんか結局同性的なとこにいくんかいみたいな。
あれちょっと面白いですよね。
なんだろうこれみたいな。
ね、何があったんだろう、この何年間でみたいな。
何があったんだろうなみたいな。
あれが一番気になりますよね。
あれ気になるよね。
何があったんだろう。
だから若い男はとか言って怒ってて。
ずっと怒ってますもんね、男に。
新激場版まで入れると、ちょっと名前を思い出せないですけど、
あのキャラが異色でいいなっていうのは、
あのなんだ、えっと、
えっと当時の妹じゃなくて、もう一人、ピンクの髪の。
ピンクの、えっと、
誰も覚えてないって名前を。
えっと、
あ、北上みどりか。
そんな名前だったか。
みどりちゃんだね。
すごいな。
インラピックね。
あの子の立ち位置が好き。
立ち位置。
いなかったですもんね、今まで。
どんな立ち位置かって説明しだすと長そうなんで、
ひびすけさんにお任せします。
どんな立ち位置なんですか?
新激場版9から。
新激場版9から、はいはい。
ですけど、
シンジと全くそれまで関わりがなくて、
シンジ、刃の最後でシンジがサードインパクトを起こしてしまったんで、
人類がまたほとんど死んでしまったんですけど、
そのことがあって、本当にシンジに憎しみしかないキャラ。
そうですね。
新激場版9から、ビデっていう組織が新しく出てきて、
また新しいの出てきた。
ネルフと対立してる組織なんですけど、
そんなのいるんですね。
そこのトップが三札さんなんですよ。
え?え?え?え?
ちょっとここを説明しだすとめちゃくちゃ長いんですけど、
三札さんたちが、ネルフを倒すためにビデっていう組織を立ち上げて、
そこの一員がそのミドリっていう子なんですけど、
そこにいる子なんですね。
ビデにいるメンバーってほとんどがもともとネルフにいたメンバーなんで、
なんだかんだシンジのことは大切に思っていて、
シンジが9の最初でそこから脱走するんですよ。
そうなんですか。
本当は脱走してしまったらまたサードインパクトを起こすかもしれないから、
殺さないといけないんですけど、
三札さんは殺せなかったんですよ、シンジを。
今までの情報があるので。
他のメンバーも三札の気持ちがわかるから誰も責めれないんですけど、
その子だけはなんで殺せなかったの?
もう三札の信頼ないんですけどって言ってしまうようなキャラで、
あんまりそういうのって今までのエヴァにはいなかったキャラクターなんで、
新しい立ち位置で、それは確かにいいキャラですね、あれは。
キャラクターとして野板ちゃんはそのキャラが好きだと。
ありがとう。
清介さんありがとう。
新劇場版のみに出てくる、新劇場版から出てくるキャラってことですね、
もう顔すら出てこない。
いやでもちょっと今までなかったキャラだけど、
キャラクター造形も可愛いですよ。
可愛いですね。
可愛い。
ちょっと今ググってますけど。
私もググりました。
めっちゃ可愛いじゃないですか。
ピンクなんだね。
これは新劇場版の新要素というか、
時代性ならではというか、
なんだかんだずっと、
シンジに対してみんな好意的なんですよね、
登場人物って。
これ登場人物全部庵野秀明なんで、
それ庵野秀明であるシンジ君に好意的なのは結構当たり前なんですけど、
北上みどりって、
そことはちょっと一線を隠してるキャラで、
ひたすらシンジに対しては憎悪しかないキャラなんですよね。
サードインパクトを起こして、
自分の家族と友達と全員殺したんじゃねえかお前がみたいな。
まあ一般人はそうですよね。
一般人代表みたいな。
そういうキャラが最終的にはやっぱりシンジを許していくっていう、
庵野秀明の自己肯定をするいやらしいキャラですね、たぶんね。
そういう見方になっちゃったのかね。
なるほど。
なるほどね。
見た目ですよ、基本見た目。
旧劇場版と新劇場版の間で、
庵野秀明が結婚してるんですよ。
その間なんですね、結婚してるのは。
その間はかなり大きいだろうなと思ってて、
それで自分を認めてもらえる、自分が愛せる他者というものを
現実でも見つけることができたんで、
やっぱりそれがすごい話に反映されているのかなって思いますね。
それでマリーというキャラクターが出てきたと。
ですね。
そういうことなのか。
詩小説ですね、本当に。
結局詩小説として捉えないとエヴァンゲリオンって見えてこないんですよ。
なるほどね。
単純に物語として見ても分かんないし、
庵野秀明の詩小説として見ないと成立しないんですよ、これって。
だから新劇場版の終わりに対して怒っている人もいるんですけど、
それは分かるなっていう。
逆に。
結局なんかお前は愛してくれる人を、
自分が愛してくれて、そこで救われたんだお前はみたいな。
でもエヴァにハマった人って、そういう人がいない人が依存するんですよ、あの物語。
だって、庵野がずっとそうだったんだもん。
なるほどね。
そこにずっと共感してたのに、
なんだ最後お前結局他人に救われてるんじゃねえかと。
好きな女の子が、
結局他人に救われてるんじゃねえかと。
好きな女に救われてるのかお前は。
俺にはそんな人現れないんだけどっていう。
なるほどね。
そこに対して怒ると思うな。
そうなるよねっていうのは。
いやーそうか。
そういうことね。
エヴァ・ゲリオンという物語というか、
庵野の詩小説として捉えた話なんですけど、
やっぱりエヴァに深くハマる人って、そういう捉え方してるんですよ。
同一してるというか、庵野秀明は俺だと。
すごく生きづらさを感じてて、
誰からも救われない自分というものがあって、
それを悶々と自問自答してる庵野秀明に共感してるのが、
見てる僕もそうなんですよっていう。
最終的にお前なんか好きな人に救われちゃったなみたいな。
それはわかるわ。
でも一方、あそこまでぶっ壊れた世界を終わらせる終わり方はあれしかなかったのかなっていうのもありつつ、
ある意味それだけで全部なかったことに最後なってる感じもするから、
そこがある意味平凡なところに落ち着いてしまったような。
終わりだけ見るとだいぶありきたりですもんね。
この続きが見たいとかね。
いやもうこの続きなくていいよ。
もうないと思います。
もうお腹いっぱいです。
何かがあったらもう一回作り出すかもしれないですね。
またエヴァやるのっていう。
めちゃくちゃ鬱になったらまたとんでもないエヴァやろう。
ちょっと話が問いましたけど、
エヌゾーさんの好きなキャラクターは誰ですか?
まためんどくさいですよ僕の話は。
めんどくさいですか?
自分と同一するというか、やっぱり一番肝心にするキャラクターはイカリシンジですね。
おーなるほど。
やっぱりシンジが僕だし、シンジがアンノだし、シンジが僕だし、僕はアンノだしっていう。
結局そこに共感してそこに深く入れ込んだからこそエヴァンゲリオンにこれだけ深くはまったんですよっていう。
なるほどね。
さすが、やっぱエヌゾーさんはそれを言えるのがすごいですね。
俺は嘘をつきました。
どうしました急に。
僕は嘘をついた。
僕は嘘をつきました。やっぱそうだと思う。
僕だった。
やっぱそう。
急にどうした?
これしかないもんね。
僕もシンジだと。
そう、それしかない。
嘘出しじゃねえかお前。
いやまあ本当、それなんですよエヴァンゲリオンって。
イカリシンジがアンノで、イカリシンジが僕で、僕がイコールアンノ秀明でっていうところに深く共鳴したからこそこれだけ深くはまってるんですよ。
旧劇場版でシンジ君って何もしないじゃないですか。
そうですね。
あれだけアスカが奇跡状況に陥ってて、ミサトさんが自分の命を捨ててまで繋いだんですよね。
そのシンジ君にアスカを救えと、この世界を救えみたいなちゃんと自分のことをやって、死ぬんだったらそれから死になさいと、シンジに託したんですよ未来を。
でもその先にシンジって何もしなかったんですよ。
なるほど。
旧劇場版を見た人はわかると思う。
そうそう。
初号機凍結されてたじゃないですか。
そうですね。
アスカがエーヴァ量産型との戦いで危機的状況に陥ってて、救いに行くしかないじゃないかっていうところで、初号機が凍結されてしまってると、それに対してシンジは何もしなかったんですよ。
だって動かないんだもん。
どうしようもないんだもんって言って、まだ座ってたんですよ。
なるほど。
あれがめちゃくちゃリアルだなと思って、当時の自分。
自分も同じ状況だったら多分何もしなかったなっていう。
だからこそものすごいリアルを感じたんですよ。
この表現に対して。
だってこれめちゃくちゃダサいじゃないですか。
あの状況で何もしないってクソダサいじゃないですか。
どうにかしてアスカを救おうとしろよと。
普通そう思うと思うんですけど、そこで何もしなかったシンジに対してものすごいリアルを感じちゃったんですよね。
すごい正直ですね。
ものすごい正直ですよね、それって。
いやでもね、共感できる人多いんじゃないですかね。
あんなにダサいヒーローなんかいないですよね。
そこに共感してしまった自分を見出して。
だからこそその、自分の状況に対して、
だからこそその、やっぱり表現として、
この人ってすごい素直なんだと。
何も嘘、偽りない自分を出してしまうんだっていう。
そこに対する共感ですね。
だからこそシンジに一番共感するっていう。
それはずっとそうで、近劇場版に置いても何もしねえじゃねえか、あの人。
近劇場版の後半とかに似たような描写がありますよね。
薄行であった庵野秀明の投影だと思うんですけど、
そこに対して周りが何をする手もないんだけど、ただ見守ってくれるんですよね。
それであるからこそ再生していくんですよね、シンジ君って。
トウジとケンスケが近劇場版の方の最後に。
そうですね、村で。
トウジとケンスケもそうだし、アスカもそうだし、
で、綾波玲はいなくなってしまってみたいな。
そういう外界の出来事に対して、結構勝手に再生されていくというか。
何がどうってわけでもないけど、周りが見守ってくれることによって立ち直っていくっていう。
あれもリアルだなと思ったし。
そういうところでシンジ君に自分を投影してしまうんで、共感するキャラとしてはシンジ君だなっていう。
結局はそこにハマるからこそハマったんだろうなっていう。
でもすごく自分勝手なもので、厳禁なもので、エヴァにハマったきっかけは綾波玲だし。