あるべき形になっていて。
主人公のイカリ・シンジ君たちが所属してるNERVのトップが、
そのシンジ君の父親のイカリ・ゲンドウなんですけど、
イカリ・ゲンドウも人類保管計画自体は実行しようとしていて。
そうなんですね、ゲンドウも。
なので表面上は、ゼーレと協力関係にある。
それならゼーレのほうが、イカリ・ゲンドウに命令をしていく。
っていうような関係性なんですけど、
実はゲンドウは、表ではゼーレに従ってるふりをしてるんですけど、
ゲンドウには自分の思う人類保管計画っていうのがちょっと別であって、
本来の人類保管計画は、エヴァンゲリオン初号機をトリガーとして行うんですけど、
ゲンドウは自分自身をトリガーとして発動させる。
自分自身をトリガーにすると、
要は周りの他人が全部自分と一つになる状態になるので、
その奥さんのイカリ・ユイがもうなくなってしまってるんですけど、作中では。
イカリ・ユイにもう一度会えるんじゃないかという。
ああ、そういうことなんですね。
その一点だけでゲンドウは動いて。
そうなんだ。
人類保管計画をしようとしている。
奥さんに会いたいために。
そうですね。もう全人類を巻き添いにして。
それが、さっき言った世界形っていうのはそういうのもあるってことなんですかね。
そうですね。
使徒は使徒で、ゼレが使徒を出してるわけではなくて、
使徒は使徒で別に生まれてるってことなんですか。
そうです。使徒は完全に別の生命体としていて、
使徒の目的としては、
使徒って単体だと人間よりもはるかに強い生命体なんですけども、
使徒って知能がないんですね。
なるほど。
使徒としては、ざっくり言ってしまうと、
地球に人間を滅ぼして知性を手に入れることで、
知性も手に入れた一つ上の次元の存在になりたい。
っていうのが使徒の目的です。
なるほどね。
宇宙人ですか。
めちゃくちゃ難しい質問ですね。
地球外のあれだよね。
どこから来てるんですかね。そもそもどこから来てるんですかね。
使徒が地球の原生生命なんですよ。
そっちなの?
人よりも前にいたと。
生命の源みたいな?
地球にもともと根付いたのがアダムであり、
そこから派生したのが使徒なんで。
使徒が地球の本来の生命体。
そういうことなんですね。
そこに来たのがリリスという地球外生命体。
リリスから生まれたのが人類なので、
人類が侵略者なんですよね、本来。
そうなんだ。
そういう世界線なのか。
リリスって出てきてないね、テレビシリーズ。
出てきた?
出てきてますよ。
出てきてますね。
地下にある巨人がリリスですよ。
あれアダムじゃなかったでしたっけ?
アダムだと欺いたリリスなんですよ。
そうなんだ。
24話で分かるんですよ。
そうなんだ。
渚カオルが言ってるじゃないですか。
いや違う。これはリリスって。
そういうことか、リリン。
リリンはリリスとは違うんですか?
リリンは人類のことです。
リリンが人類なんですね。
リリスから生まれたリリンが人類ですね。
なるほどね。
これは侵略者なんですよ、地球からすると。
人類の方。
アダムという原生生物から生まれた使徒が本来の地球の持ち主なんですよ。
なるほど。
リリスはどこから来たんですか?
リリスは地球外生命体なんですよ。
リリスが地球外生命体なんですね。
地球から生まれた人類がリリンで。
リリンが地球を乗っ取る話なんですよ。
そうなんだ。
なるほどね。
乗っ取っててめえが完璧になろうとするのかっていう話なんですよ。
なるほど。
セカンドインパクトっていうのは何なんですか?
セカンドインパクトはエヴァンゲリオンの世界で2015年なんで、
その15年前に南極で一番最初の使徒アダムが目覚めてしまったんですね。
目覚めた?
さっくり言うとアダムが目覚めたことによって、
本来なら人類が滅亡してしまうんですけども、
それをどうにか抑え込んだ。
ちょっと表現が合ってるかわかんないんですけど、
抑え込んだんですね。
それでも人類の半分が死んでしまったんですけども、
アダムが目覚めたことによる災害がセカンドインパクトと言われてますね。
本来の地球の持ち主はアダムなんですよ。
アダムであり、その子孫である使徒が本来の持ち主なんですよ、地球の。
それが目覚めたならば、地球はアダムのものになるじゃないですか。
それをリリンが、人類が、どうにかして抑え込んじゃったんですよ。
本来、あそこで滅ぶはずの人類が、
何とか抑え込んで生き延びたのがセカンドインパクト。
それでも人類の半分は死滅したっていう。
あれ、使徒は襲ってくるわけじゃないですか。
でも、第三新東京都市でしたっけ?
舞台になってるのが。
第三新東京市ですね。
第三新東京市。
あそこに向かってくるのは、何か理由があるんですか。
第三新東京市の中に、NERVの本部があるんですけど、
そのNERVの地下に眠ってるリリス。
さっき言ったやつ。
使徒はアダムだと思ってるんで、地下にいるのは。
使徒が騙されてるわけですね。
そうですね。
それを取り戻そうとしてきてるってことですか。
アダムと接触することで、
一つ上の次元に登るトリガーにもなる。
それに接触しようとして、使徒が襲撃に来るんです。
もともとそこに接触しに来るっていうのがわかってるので、
それを迎え撃つための組織としてNERVが作られてる。
エヴァンゲリオンも使徒から作られてるんだよね、あれ。
エヴァンゲリオンはリリスからでしたっけ?
エヴァンゲリオンが作られてるのは。
あ、そうか。リリス。
簡単に眠ってるやつ。
一つ設定間違えると叩かれそうで怖いですね。
めんどくさいファンが訂正に行きますよ。
あれ?博士?博士、起きてます?
のりたま博士、起きてますか?
のりたま博士に助けを呼ぶっていう。
起きてますよ。でも細かい設定は、
もう今、きびすけさんがすごい細かいとこ説明してて、
すごいなと思って聞いてた。
ちょっと聞いてた。
すごいなと思って。
でもこれ、設定突き詰めていくと破綻するんですよ。
え、そうなの?
なぜならこの設定って物語を魅力的に見せるためのギミックでしかないんですよ、これって。
そうなんですね。
だから使徒とは何かとか、人類俯瞰計画とは何かって突き詰めていくと、別に何もないよねっていう。
えー、そうか。それ聞いたら野暮なわけじゃん。
試作中でも詳細に説明されてるわけではなくて、本当に断片的なんですね。
リアルタイムで進んでいく物語を謎に満ちたものにする。
これからどうなっていくんだっていう。
スリリングなものにするためのギミックでしかないんですよ、この設定って。
突き詰めて見ていくと破綻するし。
その破綻するものを魅力的なものと見せてしまったのがエヴァンゲリオンの魅力なんですよ。
あー、そこは。
物語上のギミックでしかないんですよ、設定って。
そこ突き詰めても何もないんですよ。
突き詰めるっていうか、単純に何なのかなって。
何なのかなって見ていくと何もないんですよ。
そこを掘り下げる物語ではないと。
もちろん設定としてはあるんだけども。
設定としてあるし、セリフとしてもすごい魅力的で謎に満ちた。
思わせぶりじゃないですか。
これからが始まりだと言うんですけど。
めっちゃ思わせぶりだね。
それって別にないんですよ、何も。
その先に何かあるわけでもなくて、
今この瞬間その物語を魅力的に見せるためのギミックでしかないというか。
世紀末か当時の何か裏があるような気がするみたいな。
でも結構精神世界というか、
使徒は兵器とかでは破壊できないけど、
エヴァンゲリオンだけが攻撃できるというか。
あと使徒食ってたじゃないですか。
ありましたね。
チンジ君の乗ってるやつ。
あれ何で食ってんのとかさ。
食うところありますね。
もう野望ですか、こういう質問。
もしや。
そういう話をするとできるんですけど。
言ったところで特に面白くないってこと?
使徒っていうのは永久期間を持ってるんですよね。
ここからもう訳分かんなくなるじゃない。
死に始めると。
そうか。
使徒っていうのは割と既存の生命体、人類を超えた高次元生命体なんですよ。
だから永久期間を持ってるんですよ。
それそのもので完結してて。
でもエヴァンゲリオンっていうのは、
それは持ってないんですよ。
電力で動くんですよ。
アンビリカルケーブルって電力を供給されれば無限に動くけど、
それが断ち切られると5分しか動けないみたいな。
使徒を取り込むっていうのはエヴァンゲリオンが自分の意思で永久期間を取り込んだっていう。
それってどういう意味なのって言われたらわかんないですけど。
感念的な。
でもそれってすごくないですか。
5分しか動けなかったエヴァが無限に動く能力を手に入れちゃったんですよ。
使徒を食うことによって。
それがなんだって言われたらなんだって話なんですけど。
その辺の回でエヴァンゲリオンの纏っているものは装甲じゃなくて拘束具だっていう。
結局でも中にいるあれは何なんだっていうところは結構曖昧なまま。
そこは詳しくは説明されてないと。
いろんな謎、研究本とか当時たくさん売ってましたよね、解説本。
研究本ね。
それは公式が出してるわけじゃなくて。
いや、非公式。
非公式で、なるほどね。
るのさんが言ったように、いろんなギミックとか意味深な単語が出てくるから、
それとこういうのは、これはこのSF作品のタイトルからのオマージュだとか、
これはこの哲学書からのオマージュだとか、いろんなものの解説してるような本とか結構あって。
そういうのも魅力のひとつで、何となくわかった気にもなれるものだった。
当時テレビシリーズを展開する中で、エヴァンゲリオンという物語を展開する中で、
設定とかセリフとかものすごい意味深なんですよ。
それをリアルタイムで見せられると、
これってどういうことだろう?とか、これって何なんだろう?っていうものすごい興味湧くじゃないですか。
使徒って何?人類補完計画って何なの?とか、エイレーンって何なの?っていう。
そこを突き詰めていっても何もないんですよ。
ただその物語を魅力的に見せて引きつけるためのギミックに過ぎないんですよ。
第何話か忘れたけど、「死に至る病」っていうタイトルの回があって、
それが哲学者のギルケゴールの本だっていうことがわかって、
高校生のほぼリアルタイムで見てた高校生の時にそれを借りて図書館で読んだけど、
別にエヴァンゲリオンの話とは直接関係ない、もちろん関係ないですし、
その読んだような気がするって記憶だけが残ってるみたいなのに過ぎない。
死に至る病は絶望であるみたいなことだけを覚えているみたいな。
その周辺を突き詰めていっても別に何か謎が解けたりとかもしない。
観念的な。
そこを掘っても何もないんですよ。物語的に面白く見せるためのギミックでしかないんですよ。
だから宮崎駿はエヴァを称して何もない物語だなっていう。
言ってるんですね。
庵野秀明の中には何もない空っぽなんだお前はっていうのを表現しちゃった作品だねって言ったんですけど、
それはその通りなんですよ。
本質的にはそうだと。
物語的なギミックを読み解いてもそこには何もないっていう。
そういうのではないってことなんですね。
人類補完計画って何とか、世界文書って何とか、アシトって何とかって、
それって物語的にはすごく魅力的で謎に満ちてて面白いんだけど、
そこを掘っても別に何もないよねっていう。
でも最初の前半のところの話聞くと何となくわかる気がしますね。
それを見せてしまったことがすごいんですよ。
庵野秀明というアーティストが。
俺の中は空っぽだって見せてしまったのがエヴァなんですよ。
当時リアルタイムではそういう謎解きとか考察がものすごい盛り上がったし、
熱を持って語られたんだけど、別にそこ掘っても何もないんだよねって。
確かに実際は謎が謎を呼ぶみたいな感じでやってたけど、
共感したりとか感情移入、何か重ね合わせるのはやっぱりキャラクターの方だったりするじゃないですか。
多くの人が怒り心地的なものに何か共感したりとか。
それは物語のギミックとは直接関係なくて、
またこれ最初の話に戻る気がしますね。
彼の成長物語として書かれていたものが。
キャラクターは魅力的だったのかな本当に。今思えばよくわからないんですけど。
綾波レイ的なものがあの後量産されたとかあるけど。
まあまあね、よく言われますけどね。
でも魅力的だったんだろうな。
なんかそこに熱狂してしまった時代性というか。
それが90年代なんですよね。
空虚なものに対して。
すごい本質的なことを言ってしまいましたね。
だからあそこで終わるべきだったんですよ。90年代。
空虚なものが空虚なものとして表現された時点で終わるべきだったんですよ。
終わるべきだったし終わったんですよちゃんと。
その時点ではね。
ちなみにお三方が特に共感したでもいいですし、
印象に残ってでもいいですし、好きなでもいいんですけど、
エピソード的なもの。
この回のこのところが特に好きだったと思うんですけど、
その時点でお三方が、
大まかな概略を語ってきましたけど、ちょっとピンポイントなところで、
このエピソードがいいんだよとかそういうのがあったら聞いてみたいですね。
そうですね、
お三方がエピソードで言ってくれたら、
その時点でお三方がエピソードの中での、
このエピソードの中での、
一つは何か、
エピソードの中でのエピソードの中での、
一つは何か、
この会が好きだったら聞いてみてください。
エピソードがいいんだよとか そういうのがあったら 聞いてみたい
ですね どうですか 誰か
おだしょー 第何話か ネルフ本部 の中に3台のコンピューターが スーパー
コンピューターじゃねえな 何て 言ってたんだっけ マギーがある
でしょ マギー
おだしょー マギーですね 侵入 の回か
おだしょー そう マギーがハッキング される人が侵入してきて マギー
がハッキングされるときの赤毛 烈子といぶきまやの活躍するシーン
あれが そこ好きなんだ
おだしょー あそこ好き 俺もあれ好きなんだよ
おだしょー アニメの表現的な魅力 すごいあるじゃないですか エヴァンゲリオ
マギーが侵入されてどんどんどんどん オレンジに変わっていくところ
最後はやっぱ確かエンターキー ですよ エンターキー あとパーン
ってやったらバーってオールグリーン になるみたいな
大平 はい あったね あったね
おだしょー 残り何秒みたいな あれがね ああいうのあそこがね
大平 心がね
おだしょー そうで好きで あれも 設定的にマギーシステムに移植
されてる人格は赤毛烈子の
大平 お母さん
おだしょー お母さんでそれが母親 の部分と
大平 女の部分
おだしょー 女の部分 妻と女の部分 あ 違う その3つかな あ違う その
3つでよかった
大平 母と
おだしょー 母と妻
大平 母と女性と
おだしょー うん
大平 臨急者じゃないですか
おだしょー ああそうかも
大平 そう
おだしょー そう
おだしょー なんかそういうやつ
大平 カスパーとメルキオールと バルタザールだよね
おだしょー 最後抵抗してたのが 女の部分だった
大平 ああ
おだしょー 確か なんかそういう
大平 あの回ってメインストーリー には関わりないと思うんですよ
で新劇場版のリメイクの方では 省かれてるし
でもだからこそあれ結構本質じゃない ですかみたいな エヴァンゲリオン
の
おだしょー 生まれたてっぽい子供の頃の形
をした綾波玲音が赤切りつこの 母親の名前忘れたんですけど
大平 うんうん
おだしょー 尚子だよ
大平 ああそうそう
おだしょー さすがさすが
大平 すごいな
おだしょー なんかバンさんはいらない
みたいなバンさん不要みたいな こういう無邪気に
大平 ああはいはい
おだしょー 無邪気にね いろんなことを吹き込んで
大平 結構あの回衝撃的なシーンが 描かれる感じのとこなんですよね
おだしょー ああはいはい
大平 ドキドキしちゃったのそれ
おだしょー ドキドキしちゃって
あれ赤切りつこといぶきまやに まつわる話が私は好きなんですよ
結構
大平 ああそういうドキドキシーン じゃなくて
おだしょー キャラクター的に好きなんですか
ね その
おだしょー キャラクター的に
おだしょー 赤切りりつこさんとまやさん
が
大平 あの回ってさエヴァンゲリオン って単純なロボットアニメじゃない
よねっていうのを最初に示した回 じゃないですか
おだしょー そうそうだと思います
おだしょー なるほどね
大平 人間の真理とか脳がどうとか 真理がどうとかっていうのを一番
最初に示した回だと思うんですよ ねあれって
これ単純にロボットアニメじゃねえ ぞっていう映像表現としてもそうだ
単純に怪獣とウルトラマンが戦 ってるだけじゃねえぞっていう
コンピューターがハッキングされる でハッキングされたらもう人類
が終わるっていうそれをスリリング な映像表現として表現した回でも
あるし人間の心理的なものがエヴァンゲリオン っていう物語においてすごい
重要な位置を占めてるよっていう のを端的に示した回だと思うし
おだしょー 確かに
りなたむ なんかすごいですね人間 ドラマって言ったらちょっとチンプ
な言い方ですけど
大平 そう人間ドラマの話なんだよ これってっていうのをものすごく
端的に分かりやすく示した回が ここなんだと思うんだよね
おだしょー どろどろした人間関係 がここで
りなたむ めちゃめちゃどろどろ してますよね
おだしょー なのであの回が好き
大平 好き
おだしょー あの回が好き
りなたむ いいよね
大平 これ出てこなくないですか好きな
エピソードとして死と侵入の回 ってなかなか出てこないと思うん
ですよ
りなたむ ああ
おだしょー エルフォンさんも好きだと
りなたむ エルフォンさんはリツコがお好み
と
おだしょー うん
りなたむ リツコは
りなたむ リツコは
おだしょー リツコは
りなたむ なるほど
おだしょー 声質も好きだし
りなたむ うん
おだしょー 分かる分かる
りなたむ 声質ね
おだしょー 分かる分かる
りなたむ いいっすね ああいう声が好きなん
ですね
おだしょー あれすごくないですか あの人の
声山口ゆり子さんと
りなたむ いやあねめちゃめちゃいいっす
よね
おだしょー めちゃくちゃ好きだもんあれ
りなたむ 次ちびすけ君の好きな エピソード
とかありますか
ちびすけ はいじゃあもう僕はもう真逆
で王道ところ行っちゃうんですけど
第6話決戦第3新東京市ですね
りなたむ 八島作戦
ちびすけ 八島作戦です
りなたむ どういうやつだっけ
おだしょー あれは未例回だよなあれは
ちびすけ 笑えばいいと思うような回ですよ
りなたむ ああはいはい
おだしょー あれってテレビシリーズの序盤
の本当に山場回で
新劇場版の一作目の城でももう 城のラストのエピソードなんですけ
どやっぱりエヴァその人間関係の 描写ももちろんすごいんですけど
やっぱりまあ大きく言うと戦闘 のロボットアニメとしてももの
すごくもう演出とかもかっこいい 洗練されてて
りなたむ かっこいいですよね本当に
おだしょー で序盤でその一番アクションシーン
として思えるのがやっぱりこの 決戦第3新東京市の八島作戦になって
てこの回ってもうラミエルっていう とてつもなく強い人が来てその
人ってもうその人の近くにもう 入った瞬間にもう狙撃をしてくる
みたいなもう近づけないような 人になっててもうその人をどう
やって倒すかって考えるともう その人の射程距離外から溶電子
ポジトロンライフルっていうもの すごい強い溶電子を狙撃して倒
さないといけないんですけどそれを 打ち出すのにもう日本中の電力
を集めないといけない
おだしょー ありましたねはいはいはいはい
あったあった
おだしょー 日本中の電力を集めてそれを初
高期が狙撃するっていう
おだしょー いやーよく考えられてる話だな
おだしょー そうなんですよこの構成でも
やっぱり中学生にはもう刺さる そうですね
おだしょー わかるわかるめちゃめちゃ当たります
ねその設定で
おだしょー めちゃくちゃ刺さりますしあと
これまでの真実ってもう自分に対する 自信がもう全くなくて今までも
何体か人を倒してきてるんですけど そうやって人の役に立つことをしてる
はずなのになんかスーパーに行ったら おばさんたちがなんか昨晩の人と
エヴァとの戦いがもう大変でみたいな ちょっと愚痴みたいなのも聞こえて
くるんですよねそうしたことで 自分はこの街を救ってるはずなのに
それに対するちょっと自信も少し ずつ得てはいるんですけど100%嬉しくは
受け止めれない
おだしょー まあまあそうなりますよね
おだしょー やってるんですけどこの回はもう
初めてもう日本もう日本中の電力 も使ってでもう住民とかも全員
避難しててもう全員がもう初号機 が勝つことを願ってるでこれ新劇場版
のほうだとあのしんじ君の友達 のえっとトウジとケンスケあの
クラスメイターの子たちから ボイスメッセージが八島作戦直前
に届いてそれですごいしんじの ことを応援してくれてるっていう
シーンがあるんですねでしんじ もそれを聞いて作戦に参加して
八島作戦始まるんですけどその しんじの溶電手法が外れて先に
石との攻撃を初号機が食らって しまうんですねでそこで初号機
が何とか動かせるで溶電手法も もう一回だけなら打てるっていう
ので打とうとするんですけどさっき 攻撃を食らったショックでもう
怖くて一瞬動けなくなるんですね しんじ君がもうそれを玄道がモニター
でそれを見ててしんじがちょっと 動けないと見るともうパイロット
を変えろってもう零号機に打たせる ってレイが打てって言うんですけ
ど三崎さんがもう待ってください って言ってしんじ君はもう自分
の位置で初号機に乗ってこの作戦 に参加してるからしんじ君の位置
を尊重すべきですっていうやり取り もあってでしんじ君はそこのやり取り
は多分聞こえてないんですけど さっき届いたトウジとケンスキー
からのメッセージを思い出して 自分の位置でちゃんとすぐに体制
立て直してもう一回両電子砲を 撃って人に立ち向かうでその二発目
でなんとか人を狙撃して狙撃する 直前にまた人が攻撃を放ってくるん
ですけどそれを零号機が盾で守って そこをしんじ君がポジトロンライフル
を撃ってラミエルを倒してただ 攻撃を食らってボロボロになって
しまった零号機のエントリープラグ のところにしんじが走っていって
そこの鍵を開けてレイを助ける ところレイはそこで生きててしんじ
は生きてくれてたのが嬉しいんで もう泣いてしまうんですねでもレイ
はなんでしんじ君が泣いてるのか わからないしんじ君にどうして
泣いてるのってごめんなさいこんな 時どんな顔すればいいかわからない
のって言った後にしんじ君がすぐ 笑えばいいと思うよって
あそこで出てくるんださっきの 名ゼリフですね
名ゼリフですねそれを聞いてレイ が笑う
あのレイがね
レイがこれはもう結構戦闘者として 完璧な回だと思っててこれを見て
僕はエヴァにハマりましたもう思い 自分の思い出にもなってる
ああそうだった
そこは結構王道的なねまさにそういう のもあるっていうかそこが本来
でメインだったとこですけども
王道のちゃんとエンターテイメント としての面白さもあってしんじ君
の成長物語もありていうのでこの 回が自分の中ですごく心に残ってる
回ですね
なるほどね一番なんか序盤の山場 ですよねこの回って
ロボットアニメとしてのエンターテイメント としての面白さもありつつでも
それだけではないというかもの すごくキャラクター登場人物の
心の通わせ合いというかそういう ものを描くのがエヴァンゲリオン
なんですよっていうのを端的に示 した回かなと思うんですけど
解説がいいですね
有識者の解説ですね
いいですね
じゃあ次はエルゾーさんの特に 好きなエピソードとかは何でしょう
か
特に好きなエピソードさっきの りたまちゃんのあれで足と侵入
の回結構好きなんですけど僕の 個人的な好きな回としては地に
至るやまいそしてかな
おだしょー さっきジラッと出て きた
三沢 16話ですね
おだしょー さすが
三沢 出てくるな
おだしょー 出てくるな
三沢 こういう名詞とか
三沢 取り込まれちゃったやつ
おだしょー 虚数空間に取り込まれ ちゃうやつですよ
三沢 どんな話でしたっけ
おだしょー 人に取り込まれちゃうん ですよね
大平 シンジ君が
おだしょー そう シンジ君と初号機 が虚数空間に取り込まれてしまう
という
大平 はい
おだしょー シンジ君が
大平 はい
おだしょー シンジ君が
おだしょー あの回でエヴァンゲリオン ってそういう物語なんだみたいな
あそこで直接的に内面世界を描写 するじゃないですか
三沢 うん
三沢 あの電車の中の光景とか出て くるのが
おだしょー そうそう
三沢 あの電車の中の光景とか出て くるのが
おだしょー そうそう
三沢 うん
おだしょー そこだ
三沢 うん
おだしょー もろ新緒風景を描くん ですよ
三沢 うん
おだしょー ここでエヴァってちょっと変わった
よねっていう方向性が
三沢 あるわかりますわかります
おだしょー より内面世界を描いていくっていう
これまで多分エンターテイメント をやりたかったと思うんですよ
面白いロボットアニメを作りたい と思って作ってたと思うんですけど
なんかここで転換したなという かある意味断念したのかなという
か
三沢 うん
おだしょー なんかここで転換したなというかある
意味断念したのかなというか
三沢 うん
おだしょー なんかここで転換したなというかある意味断念したのかなというか
三沢 うん
おだしょー なんかここで転換したなというかある意味断念したのかなというか
三沢 うん
おだしょー なんかここで転換したなというかある意味断念したのかなというか
三沢 うん
おだしょー なんかここで転換したなというかある意味断念したのかなというか
おだしょー なんかここで転換したなというかある意味断念したのかなというか
おだしょー なんかここで転換したなというかある意味断念したのかなというか
ここで転換したなというか ある 意味断念したのかもしれないですよ
そのエンターテイメントをもう やれないと
一周的なあれでもうやれないと
おだしょー 最終は付近的な前振り に近いですよねあれで
三沢 そうそうそう
おだしょー そこに至るまでのね
三沢 そう 本来やりたかったエンターテイメント
としてのアニメーション作品が もうここでできなくなったんだろう
なっていう それができなくなった ならば何を見せられるかと
それができなくなった上で見てる 人たちに何を提供できるかと
一番面白いものというところに 向き合ったら自分の内面を見せる
しかなかったっていう
それが形として現れた回なんじゃない かなって思うんですよここで
一種諦めの回というか だからこそ エヴァンゲリオンの方向性を決定
づけた回だと思うんですよこれ 内面世界を描くしかないと
自分の内面をえぐり出すしかない っていう
三沢 あの回って前後でなんだっけ コクピットじゃねえコクピット
って言うとだめだ
おだしょー なんとかプラグエントリー プラグ
三沢 エントリープラグだ エントリー プラグの中の映像でその
プラグスーツしか残ってない映画 LCLの中にプラグスーツしか残って
ない面科なんかが確かあったと思 うんですよあれとかも当時見た
とき衝撃的でっていうかこれ死んでる じゃんと思って
おだしょー 完全にエヴァンゲリオンに取り
込まれちゃったあれでしょ
三沢 そうそうそうこの状態から どうやって出てくんだろうっていう
か
おだしょー それもうちょっと後ですよ
三沢 もうちょっと後
おだしょー あれじゃない心の形 人の形じゃないですか
三沢 ああそうかそうですね 男の戦いの後ですもんね
おだしょー フォースシルドレ事件の後
だよねそれは
三沢 すみません
おだしょー 男の戦いの後だよね ゼルエル戦の
後だよな
三沢 ああ
三沢 ゼルエル戦の後です
おだしょー ゼルエル戦でシンクロ率
400パーセントになって取り込まれ ちゃったんだよな
三沢 そうですねいいですねオタクの
会話ですね
三沢 はるきぃさんがあっはっは
おだしょー オタクに
三沢 ああ確かにそっか
おだしょー くるくって
三沢 ふふふ
おだしょー いいですね
三沢 先ほど期待できる
おだしょー ああ
おだしょー いいですね
三沢 じゃあ
おだしょー ああ
三沢 ああ
三沢 この当て二世また出てき
ぽ ゼルエルの
おだしょー そう
おだしょー おお
三沢 うん
三沢 それは
三沢 お chess
三沢 って来た
三沢 いいぞ
おだしょー あー
なってるんですよ そこの時点では もうちょっと前なんですよ 僕言ってん
のは 心の形 人の形の階では その 攻め合いの部分なんですよ
おだしょー あの階は影みたいな とこから出てきたやつだ
おだしょー そうそう 巨数空間に 取り込まれて なんかどうしよう
もなくなっちゃうんだけど 初号機 の覚醒によって 暴走によって 打ち
破って出てくるっていう
おだしょー 思い出しました 球体 の中から
おだしょー そう 球体の中から 初号機が バーンって言っても 新たな
出産ですよね あの階 あの階 あれ やっぱさ あれ やっぱすごくない
すか
おだしょー すごい そう
おだしょー エヴァンゲリオンって ただのロボット
アニメじゃねえんだっていうの を 思いっきり見せつけた回じゃない
かなって思うんですけど 出産とか そういうものを絵として直接的に
見せるんだみたいな
おだしょー 遠慮がある程度 あった かもしれないけど 描写に遠慮
がない
おだしょー あそこで多分なくなった と思うんですよ どっちに振るしかない
よなっていう あの辺からキャラクター の心理描写とかが めちゃくちゃ
多くなってくるんですよ
されたというか
大平 うん
そうですね
大平 そうですね
そうですね
大平 そうですね
そうですね
大平 うん
そうですね
大平 本当にね あの文章体のバババ って出てる
そうそう
大平 アレってもうね パロディ になってるぐらい
ね 完全にね ぱくられま くってるみたいな
おだしょー ポントと色だけで 今でももう
あれはもうエヴァっぽいですもん ね
大平 エヴァだな
おだしょー そうですね
大平 あの感じで描くとエヴァっぽくなる っていうね
おだしょー エヴァですもんね
大平 エヴァっぽいよね
そうですね
大平 エヴァっぽいですね
おだしょー そうですね あの感じで書くとエヴァ
っぽくなるっていうね
おだしょー エヴァですもんね
おだしょー これ 進撃初版で一切 使ってないんですよ
おだしょー え そうなんですか
おだしょー 一切使ってない あとテロップも一切使ってない
んだよ 進撃初版は
おだしょー そうなんですね
おだしょー だからエヴァンゲリオン っぽいなっていう演出をやってないん
ですよ 進撃初版は そこは挑戦 ですよね これやればアンケート
で安易にエヴァを感じさせられるん ですけど それをやってはダメでしょう
という そこの挑戦ですよね エヴァ は 進撃初版
おだしょー 進撃初版エヴァはやって ないんだけど シンゴジラでめちゃ
くちゃ使うんですよ これ
おだしょー 確かに
おだしょー 取って使うんですね
おだしょー そう セルフパロディー みたいな感じで使うんですよ ここ
がなんか面白いなというか そこで こんな使ってくるんだみたいな
そういうところがやっぱ乗って 面白いよなっていうところなんですけどね
大平 いや なんかつい最近まで 23話まで見てて 綾波レイとシンジ
君がエレベーターにずっと乗って て
おだしょー エスカレーターじゃない
大平 違う エレベーターだった それは
おだしょー レイとシンジが
大平 長回し すんごい長回し ずっと沈黙
のシーンが
おだしょー ありますね そういう のね
大平 あるだよね
おだしょー エレベーター そういう の多いですよね 長回し
大平 長回しね 長回しはあれですよ もう間に合わないから絶対に使って
るんですよ
おだしょー え 本当に
大平 いや 本当に
おだしょー こんな理由なの ちょっと ショックなんだけど
大平 それを効果的に使うには どういう
演出が最適かっていう考えで 長回しなんですよ あれって
大平 そうなの
おだしょー 逆にすごいですけどね それ 発明ですけど
大平 エヴァって結構長回し多いん ですよ
大平 多いね うん
おだしょー もうめちゃめちゃ多い ですね
大平 異常に引っ張るじゃないですか
おだしょー 引っ張りますね
大平 そのエスカレーターのシンジ とレイのシーンもそうだし
大平 そうだね エスカレーターも あるね
おだしょー で エレベーターでのアスカ とレイのシーンもそうだし
大平 ああ そうだね あれも
おだしょー あったあったあった
大平 そうだった
おだしょー 黙ってるやつ
大平 そうそう で 初号機が渚カオル を掴んで
おだしょー うん
おだしょー ああ あそこね あそこ めちゃめちゃ長い
大平 もう最後 めちゃくちゃ長いやつ
おだしょー なんで
大平 バグったかみたいな
おだしょー バグったか
大平 バグったかみたいな長い
おだしょー あれ 本当にね 長いん ですよね
大平 あれはもう逆手にとった表現 なんですよね
おだしょー ああ そうそう
大平 もう間に合わないという 尺
おだしょー うん
大平 尺 間に合わないっていうのを
おだしょー いやでもそこでその 発想が出てくる
大平 発想が出てくるのがすごいん だよ やっぱあのって
おだしょー うん
おだしょー 前回までのあらすじ とか ドラゴンボールだったら前回
までのあらすじでつなぐところを
大平 そうだよね 前回のね 8割ぐらい 使ってるときはあった
よね ドラゴンボール
おだしょー ドラゴンボールだったら ね
大平 うん あったあった
おだしょー ここを長回しでね やる っていうのはやっぱすごいな
大平 そういうことなんだ あと セミとかね 私は結構好きだけど
な
おだしょー めちゃくちゃわかる
大平 わかる
おだしょー めちゃくちゃわかる
大平 わかるんだ
おだしょー もうねテレビ版に顕著 なんですけど
やっぱ間が多いんですよ
大平 うん
おだしょー うん
大平 多いですね
おだしょー ただ動かない絵を見せて 日暮らしが
大平 うん
おだしょー ガチャガチャガチャガチャ ガチャガチャガチャみたいな それだけの
シーンみたいな これって新劇場版 にはあんまないんですよね
だからテレビシリーズで 尺に ある程度余裕があるというか 余裕
があるから間を埋めなきゃならない っていうところで出てきた演出
だと思うんですけど
おだしょー あー
大平 そうなんだ
おだしょー でもこの間が この間がすごい文学的
なんですよ
大平 そうだよね
おだしょー 文学的
大平 うん そうだね
おだしょー この間がね すごいね 余韻