#002|正倉院展|奈良|東京|60件|虹龍|大徳寺700年|涅槃図6.7m|非公開至宝|東京秋の展覧会10選|マリメッコ|ターナー|森万里子|風間サチコ|大分アジア彫刻展|年に一度だけ開く扉|全国秋の展覧会
2026-10-26 18:01

#002|正倉院展|奈良|東京|60件|虹龍|大徳寺700年|涅槃図6.7m|非公開至宝|東京秋の展覧会10選|マリメッコ|ターナー|森万里子|風間サチコ|大分アジア彫刻展|年に一度だけ開く扉|全国秋の展覧会

今日のアートニュースを1つのテーマで読み解きます。年に一度だけ開かれる正倉院展(奈良・東京、60件)、開創700年の大徳寺の非公開至宝、そして東京の秋の展覧会10選。弘前、大分、山梨、岐阜へ広がる秋の扉を考えます。この番組を作っているチームのアプリ「Moshilin」では、世界中のアート好きと音声ルームで直接話せます。展覧会の感想も、現地の声で聞いてみてください。💌 番組へのメッセージ募集中:感想や取り上げてほしい展覧会を、Spotifyのコメント欄から送ってください■参照サイト美術展ナビ/この秋は奈良で東京で正倉院宝物を…10月24日から「正倉院展」 - https://artexhibition.jp/topics/news/20261016-AEJ3020415/皇居三の丸尚蔵館/グランドオープン記念特別展 特設ページ - https://shozokan.nich.go.jp/feature/grand-opening/index_en.html大徳寺展/公式サイト - https://daitokuji2026.exhn.jp/Harper's BAZAAR/2026年秋、東京で見るべき展覧会10選 - https://www.harpersbazaar.com/jp/culture/arts/a73934722/must-see-art-tokyo-10-261018-hb/Harper's BAZAAR/風間サチコが“四畳半”から見通す、過去と現在 - https://www.harpersbazaar.com/jp/culture/arts/a74165353/sachiko-kazama-interview-261018-hbr/TOSオンライン/若手彫刻家の登竜門 大分アジア彫刻展 - https://tosonline.jp/news/20261018/00000002.htmlYahoo!ニュース/山梨の切り絵美術館 16人の作家による約90点 - https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6abf45d3603370485f1cdb4b924466bae9e03debartscape/セラミックス・ジャパン 戦後日本の陶磁デザイン - https://artscape.jp/exhibitions/80830/Yahoo!ニュース/船でしか辿り着けない沼津の名建築「淡島ホテル」 - https://news.yahoo.co.jp/articles/1709ba3b08d9816547319f8cd6955e209d458b28?page=3モダンリビング/黒崎敏さんが選んだ「世界一の豪邸」ピエール・コーニッグ - https://www.modernliving.jp/house-interior/house/a74086114/goutei-architect-satoshi-kurosaki-202610/再都市化/旧東急ハンズ心斎橋店跡地に地上40階・高さ160mの超高層タワマン - https://saitoshika-west.com/blog-entry-10494.html神戸ジャーナル/JR灘駅南駅前広場が2026年度グッドデザイン賞を受賞 - https://kobe-journal.com/archives/9728962225.htmlCasa BRUTUS/長山智美 デザイン狩人〈サンリオハウス〉のコスメティックス - https://casabrutus.com/categories/design/494422AERA DIGITAL/東大も新設「デザイン学部」はなぜ就職に強いのか - https://dot.asahi.com/articles/-/295311?page=3アイエム/FACE展2028/絵画のゆくえ2028 - https://www.museum.or.jp/event/127348Yahoo!ニュース/「映画名探偵プリキュア!」興収がシリーズ歴代1位に - https://news.yahoo.co.jp/articles/749cc00fb2f105a90b23e1b7eaf36908a4c21452

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00:02
ME-FM
あの普段都市の地図を見るときって
なんか全てがすごく綺麗に色分けされて
完璧に整理されているような錯覚に陥りませんか?
ああ、わかります。
ここはビジネス街だからグレー
こっちは公園だから緑
ここは住宅街で黄色みたいな感じですよね。
そうそう、まさにそれです。
でもちょっと想像してみてほしいんです。
もし今の日本IBMとか
アクセンチャーみたいな最先端のIT企業で
一番求められているスキルが
あのその綺麗に色分けされた地図の枠線を
ぐしゃぐしゃに壊すことだとしたら
結構驚きですよね。
いやー驚くかもしれませんが
実はそれ事実なんですよね。
今その枠線を壊す力こそが
社会のあらゆる場所で最も強力な武器になっているんです。
なるほど。
私たちって物事がきちんと分類されて
管理されている状態を好みがちじゃないですか。
でも現実はもっと泥臭くて
境界線も曖昧ですごく厄介なものなんですよ。
確かに。
今回私たちが集めた膨大なソース
一見バラバラに見えるアートの最新ニュースから
ビジネスとか教育のトレンドまでを読み込んでいくと
そこには全体を貫くたった一つのテーマが浮かび上がってきたんです。
それが私たちの日常と環境を再設計
つまりリデザインする力です。
この深掘りへようこそ。
アートやデザインって今やただ壁に飾って鑑賞するだけの
美しいものじゃなくなってるんですよね。
単なる表面的な装飾の話では全くないです。
都市の在り方からAI時代のキャリア構築
さらには毎日の気分の作り方まで
根底からひっくり返して再設計する
極めて実用的なツールとして機能していますから。
というわけで今日はそんな綺麗すぎる設計図を一度破り捨てて
私たちの日常をもっと泥臭く
もっとリアルに描き直すための深掘りへ
あなたをお連れしたいと思います。
よろしくお願いします。
まずは私たちが毎日歩いている都市の風景を
どう再設計するかという話から始めましょうか。
今東京オペラシティのアートギャラリーで
12月20日まで開催されている
種と根っこ都市の耕し方という展覧会があるんですが
はいはい話題になってますよね。
これがもうすごく視差に富んでいるんですよ。
現代アートから建築ファッションまで
異なる分野の作家10名が集まったグループ展ですね。
あの食べる排泄する住むっていう
人間の最も原始的で身近な営みを
出発点にしているのが最大の特徴だと思います。
そうなんです。
で私がソースを読んでいて特に引き付けられたのが
朝野由里子さんの作品で
東京オペラシティの周辺にも植えられている
山桃の木を扱っているんですが
山桃の実って都会のアスファルトに落ちると
地面とか靴を赤く汚すだけの
なんていうか厄介者扱いじゃないですか。
ああ踏んづけると靴の裏がベタベタになって
もう即座に清掃の対象になってしまいますよね。
03:02
そうそうでも地方によっては季節の恵みとして
ジャムとか果実酒にして
すごく美味しく親しまれているんですよ。
同じ植物なのに都市の枠組みにポンと置かれた瞬間に
厄介なゴミにされてしまうっていう
人間の視点のズレを鋭くついていますよね。
鈴木はつねさんのアプローチも強烈でして
彼女は自分で育てて食べたヤーコンっていう野菜の茎から
絵の具とかキャンバスそのものを自作して絵を描いているんですよ。
すごいエネルギーですよね。
キュレーターの野瀬陽子さんらが企画したこの空間は
ただ個々の作品を孤立して並べているわけじゃないんです。
と言いますと
美術館という無機質な空間の中に
まるで市民農園のような
人間と植物が泥臭く関わり合う生態系を
意図的に作り出しているんですよね。
なるほど。
ただここでちょっと意地悪な見方をさせてください。
はいどうぞ。
都市にある自然って結局のところ
人間の都合で綺麗に管理された公園の木とか
街路樹のことですよね。
アートの力でそこを耕すとか
自然と共生するなんていうと
ちょっと都会人のロマンチックな理想論に聞こえませんか。
あーなるほど。
結局はすごくお行儀の良い盆栽みたいなものを
見せられているだけなんじゃないのって。
確かに私たちは自然と聞くと
美しくて癒されるマイナスイオンのようなものを
想像しがちですよね。
はいそうです。
しかしこの展覧会が突きつけているのは
決してそういうお行儀の良い自然ではないんですよ。
私たちが綺麗に敷いた人工と自然の境界線なんて
実は全く機能していないという事実を
突きつけてくるんです。
機能していない?
それはどういうことですか?
例えば朝野さんの作品には
イヌビワという植物とそれを受粉させる
イヌビワコバチという昆虫の
すごく複雑な関係も描かれているんです。
現代アートがここで光を当てようとしているのは
人間が都合よく切り捨ててきた厄介な側面なんですよ。
厄介な側面。
ええ。
動植物の容赦ない捕食関係や
人間の開発による土地の喪失など
綺麗事では済まない泥沼の部分ですね。
ちょっと待って。
つまり綺麗に刈り込まれた芝生じゃなくて
もっと生々しいコンポスト
大秘の中身を見せられているようなものってことですか?
まさにそのコンポストの秘は的確ですね。
虫が湧いていて臭いもするけど
そこから新しい命が生まれるようなカオスというか。
地図からはみ出してしまう
アスファルトの上の山桃の赤いシミのようなもの
そのコントロールできない厄介なものを直視することで
私たちの都市の見方は初めて再設計されるわけです。
そのコントロールできない厄介なものとか
見落とされているものに光を当てて
新しい価値を見出す。
これアートの世界だけの話かと思いきや
ここからが本当に面白いんですが
実は今の最先端のビジネスシーンで
一番喉から手が出るほど欲しがられているスキルなんですよね。
ここで都市の再設計からキャリアの再設計へと
06:02
ダイレクトにつながっていくんです。
一見無関係に見える泥臭い現実を結びつける力
これこそが今日本のビジネスの最前線で求められている
工技のデザインする力の正体ですからね。
ソースにあるデータを見て本当に驚愕しました。
昭和女子大学のビジネスデザイン学科など
新設されるデザイン学部出身のいわゆる文系の学生たちが
NECや日本IBM、アクセンチュアといった
大手のITコンサル企業に次々と内定しているそうなんです。
テクノロジーのど真ん中にある企業が
こぞって文系のデザインを学んだ学生を採用している背景には
企業が求めている人材像の決定的な変化があるんですよね。
その変化を最も象徴しているのが
あるソフトウェアのアイデアを競うコンテストの事例ですよね。
文系の学生チームが提案した恋愛アプリが
ゴリゴリにプログラミングができる理系の学生たちを抑えて
100チーム以上の中で実質的に任意を獲得したっていう。
そうなんですよ。
これどういう仕組みなんですか。
アプリを作るならバグのない美しいコードをかける理系の方が
圧倒的に強いはずですよね。
そこが今のビジネスのパラダイムシフトなんです。
理系のチームはおそらく機能的で処理速度が速く
システムとして完璧なアプリを作ったはずです。
そうでしょうね。
しかし今の時代、優れたシステムを作って終わりでは
ビジネスになりません。
企業が切実に求めているのは
その技術を使ってユーザーがどんな体験を得るのかを
設計する視点なんです。
つまり文系チームは完璧なコードを書いたんじゃなくて
人間が恋愛においてどういう時にドキドキするかとか
どういう時に不安になるかっていう
人間の厄介で非合理的な感情の動きそのものを
デザインしたってことですか。
まさにそこが確信です。
人間特有の感情の揺れ動きをどうサービスに落とし込むか。
大学側も現代ビジネス研究所などを通じて
企業や自治体が抱える実際の泥臭い課題を解決する
実践的なプロジェクトを立ち上げていますしね。
なるほど。大学が費用や場を提供して
学生はどうすれば人が動くかという
社会のリアルな摩擦を経験する仕組みになってるんですね。
ソフトウェアのバグじゃなくて
人間関係や社会の摩擦というバグに対処する経験を積んでいるわけです。
だからそれが就職活動で企業の最前線にいる人事や
現場の人たちとの共通言語になってるんだ。
その通りです。ゼロから特別な新しい技術を生み出さなくても
既存の技術と人間のドロドロした感情や社会の文脈を結びつけて
新しいサービスの発想を生み出す。
AIがものすごい勢いで論理的に正しい行動をかけるようになった現代において
この一見関係のないものを結びつける力は
AIには決して真似できない最強の武器になります。
言われてみればAIは最適解を出すのは得意だけど
09:02
山桃の赤いシミを見てこれで何か作れないかなとは
絶対に変な結びつけをしないですもんね。
確かにそうですね。
その一見関係のないものを結びつける発想力を鍛えるには
やっぱり自分と全く違うバックグラウンドを持つ人たちと話して
自分の凝り固まった思考の枠を壊すのが一番の近道だと思うんです。
全く異なる文化や視点に触れることは最高の思考のストレッチになりますから。
そこでぜひあなたに活用していただきたいのが
私たち開発チームが提供している言語交換アプリ
モシリンです。
出ましたね。
これ世界中のネイティブスピーカーと音声ルームで会話ができるんですが
なんと20以上の言語に対応していて
リアルタイムのAI翻訳と字幕表示がついているんです。
言葉の壁をテクノロジーで完全に取り払ってくれるなら
海外の人と議論するハードルがぐっと下がりますよね。
そうなんですよ。
言葉の壁を気にせずに済むので
例えば今日のような都市の自然の在り方とか
AI時代のキャリアなんていう少し深いテーマでも
海外のアート好きやビジネスパーソンと語り合うことができるんです。
素晴らしいですね。
自分とは違う都市環境で生きている人と話すことで
思わぬ発想の結びつきが生まれるはずですので
ぜひ試してみてください。
さてここで深掘りのおさらいリクエストコーナーに行きたいと思います。
今回はリスナーからのメッセージ紹介はお休みして
前回の私たちの議論を少し振り返ってみましょうか。
前回2026年10月20日公開の深掘りでは
アートの地図が塗り替わるというテーマをお届けしましたよね。
はい。サンフランシスコの近代美術館SFモマで
2027年秋に開催される奈良吉秋の大規模展のニュースや
中国の新船に新しくオープンした写真美術館
フォトグラフィスカなどを取り上げました。
そうでしたね。新しい都市や観客が世界のアートの地図を
どんどん外側に広げているっていうすごくスケールの大きなお話でした。
はい。そして今回はその大きく広がった地図の上で
日本の東京という都市にズームインし
実際に今扉が開かれている展覧会へと目を向けているわけです。
ということはここからは視覚文化の再設計ですね。
はい。
工技のデザインがビジネスや社会を変える力を持つことは分かりました。
では歴史的に私たちの暮らしや気分を実際に形作ってきた
具体的な表現の奇跡をこの秋の東京でどう体験できるのか
ここから見ていきましょう。
視覚文化というと少し学術的に聞こえるかもしれませんが
要するに私たちが目で見て感じて生活に取り入れている
あらゆるデザインやイメージのことですね。
そうです。2026年秋の必見展覧会リストから2つピックアップしますね。
1つ目は東京都庭園美術館で開催中の
マリメッコ展模様の力これは12月20日までです。
はい。
そしてもう一つは東京国立近代美術館で開催中の
竹北夢次時代を作る表現者こちらは2027年1月11日までですね。
12:02
どちらも見逃せないですね。
ちなみに同じく注目されている国立西洋美術館のターナー展については
先日の2026年10月21日配信の第2話
開かれる美術館見えてくる世界でも詳しく取り上げましたので
ぜひそちらも聞いてみてくださいね。
以前の国立や公立の美術館といえば
純粋な油絵や彫刻といったいわゆるファインアートだけを
権威的に展示する場所でしたよね。
ちょっと敷居が高いイメージでした。
しかし今やファッション、グラフィック、漫画までを大々的に再評価し
しっかりと予算を組んで展示している。
つまり美術館の役割自体が再設計されているんです。
庭園美術館のマリメッコ展なんてまさにその空間の再設計ですよね。
あの美術館って1930年代に建てられたいわゆるアールデゴ建築じゃないですか。
はい、旧朝霞宮邸ですね。
映画の華麗なるギャッツビーに出てくるような
幾何学的で華やかな装飾が施された洋館に
そのクラシックな歴史的空間の中に
マリメッコのあの鮮やかで大胆な模様をあえて持ち込んでいるわけです。
なるほど。
美術館側が意図的に空間と作品の出会いを仕掛けることで
デザインが私たちの生活空間をどう変えるかを問い直しているんですよ。
確かに、マリメッコの鮮やかな花形を見ると
一瞬で部屋の空気がパーッと明るくなって
暮らしのテンションが変わりますもんね。
ええ。
ただ、もう一つの竹平雄二についてなんですが。
はい、雄二ですね。
正直なところ雄二って憂いを帯びた独特の雄二式美人を描く
少し古い時代の日本画家っていうイメージしかありませんでした。
多くの方がそう思われていますね。
だから、彼を現代のグラフィックデザイナーと同列に語って
視覚文化を変えたとまで言うのは
いや、いくらなんでもそれは持ち上げすぎじゃないですか?
それが大きな誤解なんですよ。
彼はただキャンパスに向かって美人顔を描き
それを画廊に飾っていただけの人物ではありません。
え、違うんですか?
ええ。
彼は本の想定、雑誌の表紙、広告
さらには日用品や千代紙のパッケージデザインまで
あらゆるものを自らの手で手がけました。
いわば大正時代の日本におけるアートディレクターの先駆けだったんです。
ちょっと待ってください。
それってつまり、単に傑作を描いて美術館の奥にしまっておくのではなく
1920年代のアップルのクリエイティブディレクターみたいに
パッケージから広告、製品そのものまで
消費者がどう感じるかを徹底的にデザインしていたってことですか?
完璧な例えです。
アートは特別な場所で見るものだった時代に
彼はアートを日常の中で生きるものに変えたんです。
ああ。
マリメッコの明るい大胆な模様が戦後のフィンランドの人々の暮らしに希望を与え
15:01
ライフスタイルそのものを再設計したように
ユメジもまた100年前の日本の日常の気分を丸ごとデザインしていました。
なるほど。
だからこそ、東京国立近代美術館は彼を単なる画家としてではなく
時代を作る表現者として最大規模で展示しているのです。
すごい。一気に解像度が上がりました。
私たちが今、おしゃれなカフェのロゴを見て気分が上がったり
可愛いスマホケースを選んだりする感覚は
実は100年前にユメジが仕掛けた日常をデザインするっていう感覚と
完全に血続きだったんだ。
アートやデザインは単に美しいものを鑑賞するためだけのものではないということが
ここでもはっきりと分かりますよね。
本当ですね。
今日見てきたように都市の環境をどう捉え直すか
AI時代に自分のキャリアをどう築くか
そして、毎日の暮らしの気分をどう彩るか
これらすべては再設計・リデザインという一本の線でつながっていました。
既存の枠組みを疑い、関係ないものを結びつけ
私たちの現実を豊かに作り直す
それこそがアートやデザインの本当の力です。
先ほどご紹介したアプリモシリンを使って
例えばフィンランドの方と直接話してみるのも面白そうですね。
マリメッコのデザインって
実際のフィンランドの家庭ではどんな風に使われているの?
なんて聞いてみたり。
いいですね。
外国のアートニュースや展覧会の感想を
現地の人と話すことで
今日のような学びがさらに立体的に深く心に刻まれるはずです。
異なる文脈を持つ人との対話は
自分の思考を再設計する最高のトレーニングになりますからね。
あなたもぜひ、今日のテーマについて感じたことや
この展覧会について取り上げてほしい
というリクエストがあれば
Spotifyのコメント欄からどしどし送ってくださいね。
あなたからのメッセージがこの番組を再設計していく
一番の原動力になりますので。
それでは最後に
リスナーのあなたに一つの問いを投げかけたいと思います。
この先、AIがさらに進化し
誰にとっても論理的で最も効率的な最適解のデザインを
一瞬で吐き出せるようになったとします。
都市計画もビジネスのシステムも
完璧なものがすぐに提示される時代。
そんな時、あえて私たち人間は
非効率的で厄介なもの
例えば、町のアスファルトを汚すからと切り捨てられがちな
あの山桃の実のようなものも愛し
デザインの中に余白として残すことができるのでしょうか。
あなたはどう思いますか。
完璧な地図には描かれない
その厄介で泥臭い余白にこそ
私たちが人間として生きる意味が隠されているのかもしれませんね。
今日はそんな風に
明日からの世界の見え方が少し変わるような時間になっていれば嬉しいです。
それではまた次回の深掘りでお会いしましょう。
18:01

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