#024|キネコ国際映画祭|生吹き替え|ライブシネマ|二子玉川|子ども映画|首里城復興祭|琉球王朝絵巻行列|900人|国際通り|正殿|神田古本まつり|100万冊|神保町|青空掘り出し市|映画|祭|アート
2026-11-01 19:30

#024|キネコ国際映画祭|生吹き替え|ライブシネマ|二子玉川|子ども映画|首里城復興祭|琉球王朝絵巻行列|900人|国際通り|正殿|神田古本まつり|100万冊|神保町|青空掘り出し市|映画|祭|アート

おたよりを送る

本日2本目のMeeFM。テーマは「会いに行く理由 ― 画面越しでは済まない、現場へ足を運ぶわけ」。🎙 パーソナリティ:リン × Kenta(+ノア)第33回キネコ国際映画祭(二子玉川、10月30日〜11月3日)。700を超える応募から選ばれた59作品のうち、26作品を声優がスクリーンの横で生吹き替えする「ライブシネマ」が最大の特徴。11月1日には生吹き替えと世田谷フィルハーモニー管弦楽団のフルオーケストラを掛け合わせた特別上映「ワンダフル フィルムハーモニー」も。子ども審査員とティーンズ審査員、野沢雅子さんの名誉賞まで、子どもが主役の映画祭の仕組みを掘り下げます。2026年首里城復興祭(那覇、11月1日〜3日)。11月1日昼、国際通りを約900人が練り歩く琉球王朝絵巻行列。2019年の火災から約7年、焼けた瓦を砕いて再利用した約3万枚の赤瓦、久志間切弁柄、1.3倍に復元された獅子――職人の手による「見せる復興」の積み重ねをたどります。正殿は11月22日に完成式典、11月23日正午から一般公開(大人1,000円)。第66回東京名物 神田古本まつり(神保町、10月23日〜11月1日)。最終日を迎えた青空掘り出し市は、約500mに100台超のワゴン、約120店、100万冊超の本が並ぶ日本最大級の古本祭り。1960年から続く祭りと、明治の法律学校に始まる神保町の古書店街の歴史も。番組内で紹介したMeeFMチームのアプリ「Moshilin」は、世界中のネイティブスピーカーと生の声で交流できる音声ルームが特徴で、リアルタイムAI翻訳・ライブ字幕も備えています。Androidはこちら https://play.google.com/store/apps/details?id=com.moshilin 、iPhoneの方はWeb版 https://safekids.win からどうぞ。感想やリクエストは、Spotifyのコメント欄からお寄せください💌♪今日の1曲:ジャズ■参照サイトhttps://www.kineko.jp/https://en.pacific.co.jp/news/2026/20261023-002832.htmlhttps://topics.smt.docomo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-nikotama1855https://news.p-mom.net/tokyo/ota/2026/10/07/%E3%80%90%E4%BA%8C%E5%AD%90%E7%8E%89%E5%B7%9D%E3%80%9110-3-11-3%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%82%82%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%A1%F0%9F%8E%B5%E3%80%8C/https://mainichikirei.jp/prtimes/article/20261031prt00m100000030a.htmlhttps://setagaya.guide/events/kineko-international-childrens-film-festival/https://news.infoseek.co.jp/article/prtimes_000000032_000130193/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000130193.htmlhttps://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Cinemacafe_104343/https://worldliteracyfoundation.org/turn-on-the-subtitles/https://www.thechildrensmediafoundation.org/archives/17003/can-same‑language-subtitles-help-children-learn-to-readhttps://www.thejapanpro.com/blog/tokyo-events-november-2026/https://www.fnn.jp/articles/-/1142090https://ryukyushimpo.jp/national/entry-5580183.htmlhttps://news.yahoo.co.jp/articles/69cbd9339f9f7b9820797411358b711d01744ed7https://www.fnn.jp/articles/-/1143956https://oki-park.jp/shurijo/ticket_guide/11414https://www.anahd.co.jp/ana_news/2026/10/30/20261030.htmlhttps://note.com/ryukyu_palette/n/n50332cf62fbahttps://www.nippon.com/en/articles/-/17621https://sustainable.japantimes.com/jp/magazine/237https://www.thejapanpro.com/blog/zh-tw/shuri-castle-reopening-2026/https://tabi-note-jp.pages.dev/okinawa/shuri-castle-reopening-2026/https://kt-hub.com/68282/shurishiromatsuri-2026/https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/2MQZQTJYORN4PFQMQAYSUDONAQ/https://matcha-jp.com/tw/27809https://jimbou.info/https://www.atpress.ne.jp/news/637246https://chiba-style.com/event/17171/https://alfredtea.jp/kanda-used-book-festival-2026-hours-venue-october-25-guide/https://may-money.com/event-event-kanda-furuhon-matsuri-20261023/https://miosland.com/kanda-used-book-festival-2026/http://ja.wikipedia.org/wiki/神田古書店街https://en.wikipedia.org/wiki/Jinbōchō,_Tokyohttps://chiba-style.com/event/16778/RVCモデル:あみたろの声素材工房(https://amitaro.net/)

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
再建された木造建築という物体を見に行くわけじゃないんですね。 違います。
私たちが木役しに行くのは文化が生き延びたという証明なんですよ。 証明?
900人もの人々が国道通りを練り歩く。 それは単なる仮想パレードではなくて、7年間の再建に関わった職人、
寄付をした人々、そして沖縄の人々が、私たちは私たちの文化を自分たちの手で取り戻したと宣言する、
すさまじいエネルギーの爆発なんです。
スマホを開けば世界の映画が手のひらで高画質再生されて、
検索窓に打ち込めば復元中の手里城の最新ドローン映像なんかもすぐに見られちゃうじゃないですか。
そうですね、本当に。
欲しいニッチな専門書はどんどんワンクリックで翌日には家のポストに届いているっていう、
私たちの生活って何というか本当に摩擦がなくなりましたよね。
いや間違いないですね。
あらゆる情報とか文化がアルゴリズムによってきれいに整えられてるというか、
画面越しに瞬時に提供されちゃうから。
わざわざ家から一歩も出なくても、世界中のカルチャーをめちゃくちゃ効率よく消費できる時代ですよね。
だからこそ一つの大きな疑問が浮かび上がってくるんですよ。
疑問ですか?
そんな究極に便利な時代に、人はなぜわざわざ満員電車に乗って双子玉川へ、
人の身をかき合わせて人房帳を割りたり、わざわざ飛行機に乗って那覇へと足を運ぶのか?っていうことなんです。
なるほど。
ME-FM、本日2本目の配信です。
落ち着いた大人の女性代表、凛です。
落ち着いた語り心地でお届けします、けんたです。
そしてゆるい進行でお馴染みの、のわです。よろしくお願いします。
そして今回はよろしくお願いいたします。
今回はですね、今日の朝に配信したアート編第23回朝会とピッタリ、ついになる会としてお届けします。
ついになるお話ですね。
今日全体を貫くテーマは、
会いに行く理由、画面越しでは済まない現場へ足を運ぶ訳です。
朝の会ではアートを作る現場の話をしましたけど、今回は出来上がった文化のお祭りとか復興の現場ってことですよね?
そうなんですよ。
なんか画面の向こう側の完璧な情報じゃなくて、
あえて物理的な現場に行く理由ってことですよね?
おっしゃる通りです。
今日の配信を最後まで聞いていただければ、
なぜ私たちが時々無償にあの面倒くさい移動をしたくなるのか、
とはいえその本当の理由がかなりクリアになるはずです。
じっくり紐解いていきましょう。
はい。では早速最初の現場に向かいましょうか。
10月31日から双子玉川で開催される第33回キネコ国際映画祭です。
これ日本最大規模の子供たちのための国際映画祭ですよね?
そうなんです。
今年のフォーカスはスレーデンということで、
北欧の作品はかなり充実しているみたいです。
03:00
リエー、そうですね。
個人的に気に入っているのは、
つながり、未来っていうカンボジアの子供たちを描いたドキュメンタリーでして、
これありましたね。
夢を描くことさえ難しい環境にいるカンボジアの子供たちと、
日本の若者たちの交流を描いた作品だそうで、
ちょっと見てみたいなって。
この映画祭のユニークなところって、
単に海外の素晴らしい映画をスクリーンで流すだけでもない点なんですよね。
最大の特徴はライフシネマと呼ばれる生吹き替えなんですよね。
生吹き替え?そうなんですよ。
会場に声優さんたちがいて、
上映中の映画に合わせてその場で、
生の声で日本語の吹き替えを行っていくんです。
えーすごい。
その場でですか。
そう。
さらにワークショップとか音楽ライブとか、
映画を見る以外の身体的な体験がすごく豊富に用意されているイベントなんです。
へー。
そこでちょっと裏側の仕組みを押し戻したいんですけど、
この映画祭ってパシフィックコンセルタントのような建設コンセルタント企業が共存して、
スキーも出しているんですよね。
はい、そうです。
一見映画とは全く関係ないインフラ企業じゃないですか。
企業のPRにしてはちょっとターゲットが違うような気がするんですけど。
それは非常に面白い視点ですね。
実は彼らの目的って単純な広告露出ではないんですよ。
こう言いますと?
子供たちの創造性や多様な価値観を育むこと自体を目的にしているんです。
そう、永遠な練り。
未来の都市とか社会のインフラを作るとき、最後に一番重要になるのはコンクリートの橋とか道路じゃなくて、
そこに住む人の認知の柔軟性なんですよね。
だからこそ地域社会と一体となって、子供たちに良質な異文化体験を提供する仕組みに投資しているわけです。
つまり、物理的なインフラを作る企業が社会のソフトウェア、つまり人間の創造力というインフラにも投資しているということですね。
まさにそういうことです。
ただですね、ここでちょっと意地悪な見方をしてもいいですか。
もちろんです。どうぞ。
今の時代、完成された完璧な吹き替え版の映画なんて。
配信サービスでいくらでも見られますよね。
まあ確かに。
声優さんがスタジオで何回もリディークを重ねて。
ノイズも完全に消し去った完璧な音声があるじゃないですか。
なぜわざわざ双子玉川の会場まで行って、言い間違えるリスクすらある生吹き替えを見る必要があるんでしょうか。
完璧に声音されたスタジオ録音を家のソファーで見る方が、情報としては確かにノイズがないですよね。
きれいですね。
でもライブシリアマーの価値は、まさにそのノイズと摩擦にあるんですよ。
ノイズと摩擦ですか。どういうことですか。
目の前で声優さんが息を吸って、タイミングを測り、感情を込める。
その時声優さん自身も観客の子供たちの反応を見ているんです。
お客さんの顔が見えるんだ。
そうです。子供たちが笑えば少し間を取ったり、息を飲めば声のトーンを落としたりする。
つまり、観客と演者の間にリアルタイムのフィードバックループが発生しているんですよ。
06:04
なるほど。
それを中、焚き火の映像を見るのと、本物の焚き火の前に座るのとの違いみたいなものですね。
まさにおっさんの通りです。
インスタで色調補正された完璧な焚き火の動画はきれいだけど、熱くもなければ煙も目にしみないじゃないですか。
確かの。ライブシネマは声優さんの緊張感とか隣の子がドッと笑う空気の震えといった熱と煙を直接浴びる体験なんですね。
いや確かの。
配信映画を一人で見ている時って、アルゴリズムがオススメしてきたものをただひたすら消費している感覚になりがちですよね。
そうなんですよ。
でも見ず知らずの他の子供たちと一緒に笑ったり驚いたりする共有体験は間違いなく身体的な記憶として残りますもんね。
その生の声がもたらす熱量って本当に買いが利かないですよね。
でもそう言っても毎日映画祭に行けるわけでもないですから。
まあそれがそうですね。
だからこそ、私たちが作っている言語効果アプリモシリンでも実はその生の共有体験をデジタル上で少しでも再現しようとしているんです。
あ、モシリンですね。でも映画の生吹き替えとどう繋がるんですか?
モシリンの機能の一つに音声ルームっていうのがあるんですけど、ここでは世界中のネイティブスピーカーと直接生の声で会話ができるんですよ。
しかも話しながらリアルタイムでAI翻訳とライブ字幕がついてくるんですよ。
え、リアルタイムですごい。
つまり自分の日常の会話に専属のライブシナマ声優と字幕が瞬時に伴奏してくれるような体験なんですよね。
なるほど。言葉の壁という最大の摩擦をAIが取り除いてくれることで、生身の人間同士の予測不可能なコミュニケーションの熱量だけを人生に楽しめるわけですね。
それはめっちゃいいですね。
完璧な教材の音声を聞くより、実際に生身の相手が笑ったり悩んだりする息遣いを感じる方がずっと言語って吸収できますもんね。
そうなんですよ。
ここで少しだけ今日の第23回朝活の話を振り返りたいと思います。
作る場が街に開くというテーマで横浜美術館もグルリアトリア見学会などを取り上げましたよね。
アーティストが作品を作っているプロセスを見せる場所の価値についてかなり深く議論しましたよね。
朝会で私たちが話したのは作る途中、つまりプロセスを見せる場所についてでした。
でも今日これから語るのは、出来上がったお祭りやイベントという完成された文化に会いに行くことなんですよ。
そうですね。これって一見すると大局にあるように見えて、実は根底でつながっているんじゃないかという仮説が私の中にあるんです。
プロセスと完成形がつながるんですか?
そうなんです。
その答えを確かめるために次の目的地、東京の神戸城と沖縄の首里城へ向かいましょうか。
職人の手で作られたプロセスと、それを祝う完成の場がどう交差するのか。
まずは神戸城です。
09:01
第66回神田本市祭りですね。10月23日から11月1日まで開催されています。
靖国通り沿いに、なんと100万冊もの本市が並んで、135の書店が参加する巨大な本のお祭りですよね。
100万冊の物理的な本の質量って、想像するだけで圧倒されますよね。
本当ですね。
今年は岩波神戸城ビルの工事に伴って、例年と会場は一番変更になっているそうなんです。
そうなんですか?
そういった街の物理的な変化に対応しながら、各書店がお店の奥から膨大な本をストリートに引っ張り出すわけです。
この強固な連携と労力は神田古書店連盟というネットワークの賜物ですね。
しかも、ただ伝統を守るだけじゃなくて、若い世代を引きつける仕掛けもすごく面白いんですよね。
なあ、冬党。
本なら売るほどの作者小島雄さんが手掛けた公式ガイドマップが配られたり、ミラクマとのコラボトートバッグがあったり。
ひこい。
ちなみにこのトートバッグ、タイプBは10月30日からの発売だそうです。
ガイドマップやトートバッグは可愛いし魅力的ですけど、ここでもやっぱり効率性の疑問が湧いてきちゃうんですよね。
はい、どんな疑問でしょう?
本なんてAmazonで検索すれば1秒で見つかって、明日には届くじゃないですか。
電子書籍ならもう1秒くらいには読めるし。
なのになぜわざわざ人混みの中を歩いて重たい古本を探しに行くんですか?
それはですね、アルゴリズムの最適化と現場のノイズの決定的な違いによるんですよ。
アルゴリズムとノイズ。
ネット通販のアルゴリズムって、私たちの認知負荷を極限まで下げるように設計されているんです。
はいはい。
過去の公買履歴とかクリックから、あなたが欲しいのはこれでしょうって一直線に答えを出してくれる。
つまり徹底的に摩擦を排除しているんですよね。
でも摩擦がないっていうことは、自分の既存の興味の枠組みから一生出られない、いわゆるシルタバブルの中にいるっていうことでもありますよね。
まさにそうです。
一方で、人房長の靖国通りを歩くというのは、もう認知負荷の極値なんですよ。
極値ですか?
百万冊という物理的な重み、古い紙の匂い、視界に飛び込んでくる無数のタイトル。
アルゴリズムのようにきれいに整理されていない圧倒的なノイズの海なんです。
なるほど。
アルゴリズムが自分がすでに噛み砕けるものだけを与えてくれる流動色だとしたら、流動色?
古本祭りはめちゃくちゃ硬くて骨の多いステーキみたいなものですね。
面白い例えですね。
歩き疲れて情報量に圧倒されて、脳のフィルターが少しバグったときに、
普段なら絶対に見ないような1970年代の難解な哲学書とか、
ロシアの古い建築写真集なんかにふと手を伸ばしてしまうというか。
つまり、わざと自分に摩擦とか負荷をかけることで、偶然の出会い、セレンディピティを強制的に発生させるってことですか?
その通りです。
ネット通販がすでに持っている目的を達成するための場所だとしたら、
12:03
100万冊のノイズの中を歩く古本祭りは、新しい目的を自分の中に作りに行くための場所なんですよ。
身体的な疲労感とセットじゃないと、その化学反応は起きないんです。
新しい目的を作りに行く場所、すごく負にもちました。
さあ、その身体的な体験がどれほど大きな意味を持つか、いよいよ本日のクライマックスとなる3つ目の現場で解き明かしましょう。
ここで今日の1曲をお楽しみください。
今日はJAZZでお届けします。
沖縄、長野、首里城復興祭です。
これは11月1日から3日間にわたって開催されますね。
最大の目玉は国道通りを練り歩く琉球王朝絵巻行列です。
見応えありそうですよね。
国王とか王妃、あと中国皇帝の使者である札幌氏など色鮮やかな衣装をまとった人々が登場するんですけど、
今年は聖伝の観戦を盛り上げようということで、来年の2025年よりも300人多いなんと900人が参加するそうですよ。
900人の大行列、もう規模が違いますね。
すごいですよね。
国王役に選ばれた宮城徹さんも、祭典に携わった多くの方、沖縄県民の思いと先人たちの思いをしっかりと表現して届けたいと語っていらっしゃいます。
素晴らしい意気込みですね。
11月2日には国王王妃の出陸、3日には公式行列が行われます。
そして11月23日にはいよいよ首里城昇殿が一般公開されるんです。
こちらは要事前予約制とのことです。
この復興祭の背景にはですね、近民や全国からのクラウドファンディングによる多大な支援があるんです。
全国から支援が集まってるんですね。
さらに子どもたちによる誤解問式とか万国治療の金の金づき体験など、地域住民がただ見るだけじゃなくて直接参加できる仕組みが徹底されているのが特徴ですね。
ここで少し視点を深掘りしたいんです。
過去の第22回で閉鎖された映画館とかカプセルホテルが別の形で再利用される閉じた場所に火が灯る話を取り上げましたよね。
ありましたね。
でもこの手里城の復興は単に燃えてしまった建物が新しく元に戻ったというお話ではないと思うんですよ。
15:01
というと?
もし建物を見るだけなら4K映像のドロー撮影とかで見れば狭い話ですからね。
全くその通りです。
手里城復興の本当の価値は2019年の火災からの7年間に及ぶプロセスそのものにあるんです。
プロセスですか?
はい。日本中の職人が集まって木材を切り出し、瓦を焼き、漆を塗り直す。
実はこの7年間は失われかけていた伝統技術を次の世代の職人に継承するための巨大な知識の移転プロセスでもあったんですよ。
朝の放送で言っていた作る場の話がここで繋がるんですね。
ええ、そうなんです。
文化というのは建物の図面が残っていれば保存されるわけじゃないんですよね。
もるほよい。
職人の手という身体的記憶が途絶えれば文化は死んでしまいます。
手里城の再建プロセスは沖縄の文化のエコシステム、つまり生態系そのものを蘇生させる大手術だったんです。
だとすれば、私たちが手里城復興祭に会いに行く理由って、再建された木造建築という物体を見に行くわけじゃないんですね。
違います。
私たちが目撃しに行くのは文化が生き延びたという証明なんですよ。
証明?
900人もの人々が国道通りを練り歩く。
それは単なる仮想パレードではなくて、7年間の再建に関わった職人、寄付をした人々、そして沖縄の人々が私たちは私たちの文化を自分たちの手で取り戻したと宣言する凄まじいエネルギーの爆発なんです。
なるほど。
ドローン映像では建物の形はわかっても、その900人の発する熱気とか誇らしげに歩く表情、足音の響きといった人間の生態系のうねりは絶対に伝わらないんですもんね。
その通りです。
それこそが、わざわざ飛行機に乗って現場に行く最大の理由なんですね。
映画の生吹き替えでの声優さんの息遣いとか、人房長での100万冊の重みと匂い。
そして手里城の900人の行列。
全部画面越しでは徹底的に排除されてしまう人間の物理的な摩擦とエネルギーの話だったんですね。
比例につながりましたね。プロセスを知って、その熱量の中に自分の体を置くこと、それが文化を体験するということなんだと強く感じました。
本当にそうですね。
現場の熱気や失われた文化の復興というテーマに関連して、ここで一つお知らせさせてください。
私たちの姉妹番組に美術を面白く学ぶミューFM学芸員の事件簿という番組があるんです。
一人の作家と一つの歴史的事件を物語のように紐解いていく教養番組ですよね。
そうなんです。
失われた文化や風景を絵画という形で後世に残そうと格闘した画家たちのエピソードを取り上げる回もあるので、
今日の手里城のような文化の継承の話に興味を持たれた方は、
ぜひそちらの聞いてみてください。
究極に効率化されて摩擦がなくなっていく現代社会だからこそ、
私たちは無意識のうちに身体的なノイズを求めているのかもしれませんね。
18:02
そうかもしれません。
自分の予想を超えた誰かに出会って感情が揺さべられる。
そんな体験の価値は今後ますます上がっていくでしょうね。
最後に今日お聞きのあなたに一つ問いを投げかけてみたいと思います。
映画でも本でもお祭りでも構いません。
あなたが最近スマホの便利さを手放してでもわざわざ会いに行った文化は何ですか?
そしてその言語でしか感じられなかった摩擦やノイズってどんなものでしたか?
その答えを探しに今度の週末は画面から目を離して、
どこか現場へ出かけてみるのもいいかもしれませんね。
いいですね。
皆さんのわざわざ会いに行った文化のエピソードや番組の感想、
今後照り上げてほしい映画や展覧会のリクエストなどがありましたら、
ぜひSpotifyのコメント欄から送ってくださいね。お待ちしています。
本日も最後までじっくりとお付き合いいただきありがとうございました。
ケンタでした。
ノアでした。
インでした。
それではまた次回のMU-FMでお会いしましょう。
19:30

コメント

スクロール