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2025-05-29 38:09

#225 リスナーソングライターの誕生

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c/w 後ろから焼いて, Youと紙風船, ノワの歌

ささきるが作曲AIに夢中になった結果、リスナーソングライターが誕生しました。


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サマリー

ポッドキャストでは、歌心の重要性とその表現方法が議論されています。AI作曲ツールの登場によって、リスナーソングライターという新たな創作スタイルが生まれ、個々人が自分の感情や体験を即座に歌にすることができるようになったことが強調されています。このエピソードでは、リスナーが家族に向けて作ったオリジナルの曲について話し合い、その過程や完成後の楽しみ方が紹介されています。特に、作詞や家族との共同作業を通じて楽曲がどのように生まれるのか、不安や難しさを乗り越える姿に焦点が当てられています。また、リスナーが持つ歌心やソングライティングの可能性についても語られています。家族で替え歌を楽しむ過程や短歌との関連性も取り上げられ、音楽制作の多様性に注目が集まっています。

歌の魅力
スピーカー 2
メディアヌップ。こんばんは、起業家・作家のささきるです。 こんばんは、企画・編集・実筆をしている宮本です。
メディアヌップは、歴史や料理やメディアについて語る番組です。 たまに言っとこうかなと。そうですね、オープニングを。
でね、今日前回予告した、ちらっと予告したのから、 その話が続いてまして、
話したいテーマがありまして、はい。 ちょっとそれについて話してみたいんですけども、はい。
宮本さん、歌って好きですか? 歌大好きです。はい、歌。ですよね。はい。 あの、歌好きかって言われて、そうじゃないって答える人いないと思うんですけども、はい。
僕、発見してしまいまして。発見? 歌ってすごい良いんですよ。 すごい抽象的、ずっと、はい。みんなが思ってるよりも、はい。歌って素晴らしいんですよ。
歌って素晴らしいですよね。 あの、歌って良いもんだし、歌って素晴らしいものだと思ったんですけども、うん。
もっと素晴らしいものなんですよ。 それに、それに気づいて、はい。
そのことを喋りたくて、はい。 この2週間、宮本さんとの収録の日をね、待ってました。
いや、なかなかそうやって大きく捉えることないですよね。いや、この曲が良いとかね、このバンドが良いとか、そういうのはなんかすごい思ったりすることあるんですけど、
なんか、全般もう歌が良いって思うことあんまりないですね。 ないじゃん。ないでしょ。はい。つまりね、僕、なんでそう思ったかっていうと、はい。
歌を構成するものって、まあ例えば、今、宮本さん、曲って言いましたよね。はい。 あと、バンド、そのアーティストとかってなんか言いましたよね。うん。
曲とかアーティストって単位で、まあ捉えること多いと思うんですけど、はい。 僕がここで言ってる歌っていうのは、日本語的に言うと歌心みたいなもので、
何か出来事に出会ったり、はい。 何か自分の感情に気づいた時に、
言語化するスピードでは間に合わないような感情が湧き上がることがありますよね。はい。 まあ、これゆっくり、今起こった気持ちについて、30分かけてゆっくり喋ってくれって言われたら解説できるようなことも、
その瞬間湧き上がる気持ちって、その速度に追いつきませんよね。はい。 言葉が。うん。
自分の感情がね、その言語の、言語化のスピードを上回った時にこう、湧き上がるもの、何かそういうものを、何か歌心ってよく言うと思うんですけど、はい。
その歌心を、人が聴ける、人に手渡せる作品にしたものが歌だと思うんですけど、はい。
歌がいいねっていうのは、歌っていいよねっていうのは、言語化を超えるスピードで起こった出来事を、瞬間的に手渡せるんです。小作品になってるもの。はいはい。
それっていいよねっていうこと。なるほど。
作曲AIの登場
スピーカー 2
あのー、ちょっとね、順を追って喋っていくと。はいはいはい。最近あの、最近って言ったらもうこの2年ぐらいですけど、まあいろんなAIがある中で、
作曲AIと呼ばれるものがあるんですよ。はい。曲をね、AIが作ってくれると。うん。
まあよくあるのは、AIが絵を描いてくれるとか。はいそうですね。AIが動画を作ってくれるとか、なんかそんなのあると思うんですけども、
まあそれと同じような感じで、AIが曲を作ってくれる。なんなら歌もつけてくれる、みたいなやつがあって、その中でもSU-NOっていうねサービスが特に有名なんですけども、
まあ他にもねたくさんあるので、別にSU-NOじゃなくてもいいと思います。どんなAIでもいいと思うし、数年後に聞き返した時にSU-NOじゃないサービスとかツールがね有名になってるかもしれないんで、
SU-NOがいいっていう風に言うわけじゃないですけども、とにかくその作曲AI、ソングライティングAIみたいなものを、まあここ最近1、2ヶ月ハマってね。はい。
メディアンヌップでも料理会やるたびに料理の曲をね、披露してるってのはここ何回かなと思うんですけども、それを通じて僕の中に歌心を
捉える感覚が芽生えまして。はい。なんかわかります?歌心を捉える感覚。
例えば今までね、歌心が芽生えてた瞬間って人生の中に何回もあったと思うんですよ。はい。まあ現にあったんですよ、たぶん。はい。
例えば何かを感じて、すごく切ないなとか、今すごく嬉しいなとか、悲しいなとかってあったと思うんですけど、
その時ね、もし私に俳句とかね、短歌とかね、そういう技術があったら、そういう歌を読んだと思うんですよ。
でも僕、その短歌もね、旋律、俳句もやらないから、それをパッとそういう歌にできないんですよ。
で、あと、もし時代が時代でね、私がブルースシンガーだったら、ブルースって12小節のずっと同じコード進行で即興的に歌を歌っていく歌だから、
もし私がブルースシンガーで、何かその日、その街に行って、何かギター1本で、何か2時間ぐらいお客さんの前で歌わなきゃいけないって言ったら、
今日この街でこんなことがあったぜ、ワイフと喧嘩してこうだったぜ、で息子がどんどん大きくなってって嬉しいぜ、みたいなのを歌えたと思うんですけど、
僕残念ながらそのギターとブルースの技術もないので、その歌心を歌にできなかったんですけど、
ところがね、この作曲やソングライティングへの力を借りたらですね、このパッと浮かんだ歌心、
子供の成長が著しくて眩しいなって思った気持ちをすぐ歌にするとか、
あるいは岩手県東雲市にあるトピアの中にある神風船っていうレストランって、何かエモいよなって思ったら、すぐ歌にするみたいなね。
そうですね、確かにあれは歌心変わるな。
つまりその歌にする技術っていうかね、技術がないから技術の代わりに道具を使うんだけど、道具があると思ったら、
その芽生えた歌心に蓋をせずに、思いついた瞬間に作っちゃえば良くなったら、歌心があるんだということにね、気づき、
リスナーソングライターの誕生
スピーカー 2
その歌心を一切遠慮なく、その都度歌にしてたんですよ。
だいたいこの1ヶ月で20曲ぐらい。
いや、本当に凄いっすよね。
一応本当に僕も皆さんと一緒に、この番組の収録をしながらお披露目のタイミングがあって、皆さんと同じタイミングで僕も聴いてるんですけどね、本当に凄いっすよね。
そう思ってみたらですよ、歌心っていうものがこういう風に自分の中にあって、
それがこう、人に伝えられるコンパクトな形になるって、凄い良いなと思って。
いや、そうですよね。凄い良さそうな感じが。
でね、僕これね、自分のこの状態、何なのかって言葉を探してたんですよ。
はい。
つまり今までは、例えばその単歌とかね、俳句とか読めるようになるまでに、過去の膨大な作品を読んで、そのボキャブラリーを手に入れたりね、あとルールがいっぱいあるから。
そうですね。
単歌もね、俳句も、そういうのを技術が身に付けなければできなかった。
あとそのブルースシンガーでもなんでもいいけど、歌唱、楽器演奏、あるいはそのルールとかね、覚えなきゃできなかったことをスキップして、道具によってね、スキップして、歌心だけがどんどんオーバーヒートしていってる状態。
これ何だろうと思った時に、一応今僕の中で使ってる言葉はね、リスナーソングライター。
リスナーソングライター。
普通はシンガーソングライターって言うじゃないですか。
そうですね、はい。
で、これなぜかというと、昔はシンガーとソングライターが別の職業だったの。歌手と作曲家、別だった。
だけど、ユーミンとかね、ハッピーエンドとかね、それたちが、作詞作曲歌唱演奏全部やる。
で、その全部やる人たちのことをシンガーソングライターって言ったわけですけど、でも僕、歌唱も演奏もしないんですよ。
そういう意味ではシンガーでもパフォーマーでもなくて。
自分と自分の家族とか親しい人だけが聴く。聴くためにソングライティングしてるから。
これはね、リスナーソングライターだと思う。
なるほど。はいはい。
つまり楽器ってものが簡単に手に入るようになって、録音機材が小型化して、ホームレコーディングとかがどんどんできるようになっていって、
ラジオとかでどんどんポップソングが流れていったときに、作曲の技術と歌唱の技術とレコーディングの技術が一人の人間で全部できるようになって、
その技術のおかげ、メディアのおかげでシンガーソングライターっていうのが60年代後半から70年代にかけて誕生するんだけど、
今、AIっていうツールとかメディアの誕生によって、リスナーソングライターっていう、歌いもせん、弾きもせん。
で、他の人に聴かせるわけでもないみたいな。聴かせはするんだけど、そんな広く聴かせない。
こういうリスナーソングライターっていうのが誕生して。
そうですよね。聴くための音楽を作ってるってことですよね。
そうそう。自分が聴くため、家族が聴くための音楽を作ってる状態になって。
そうですよね。
で、歌はいいなって。
いやー、そうですよね。確かに。やっぱなかなか歌心みたいなことが芽生えることがないし。
でもね、歌心って芽生えるんですよ。この番組で言うと、私と宮本さんとリスナーさんの間で共有している食べ物の話がありますよね。
その中で、おそらくいつも聞いてる皆さんはご存知のカリカリに焼いた目玉焼きの話ありますよね。
ちょっとね、その歌について作ったものがありますので、お聴きいただきたいと思います。
タイトルは、後ろから焼いてローストミニタイトと言います。
歌は、アルトラルウィークエンドフィーチャリング、琴畑静子。
スピーカー 1
じりじり焼けるフライパン 冷え切った私
ビチビチ跳ねる油の音 昨日はちょっと早かったんじゃない
焼きすぎてもいい 焦げてもいい
もっと固くしてくれないと楽しめないよ
仲間で飯で不安なら 触って半熟じゃ満たせないの
とろけたら君のせいさに咲いた 欲しいのはちゃんとした温度
ふつふつに立つ君の中 温まった私
また白身の淵 今日はちょっとすごいんじゃない
散らされてもいい 追わずけてもいい
もっと長くしてくれないと楽しめないよ
仲間で飯で不安なら 触って半熟じゃ満たせないの
とろけたら君のせい感も奪われないなら後ろから焼いて
だけど待って焼きすぎちゃダメ 中はちょっと生にして
プラーナも食べよう一緒に
仲間で飯で不安なら触って半熟じゃ満たせないの
とろけたら君のせいクリスピーエッジス 欲しいのはちゃんとした温度
スピーカー 2
どうやって曲を作ってるのかっていう その過程みたいなのもすごい
どうやって曲、歌を作ってるかっていう その過程もすごい気になるなと思ってて
いいこと聞いてくれますね
いやもうそれを質問してくれなかったら 今日これでぶっちぎって終わりだった
そうなりかねないなと思ったんですけど
一応自分がねどうやってるかというと
そのまずソングライティングだから 歌詞を書くんですよね歌詞を作るんですよね
それはもう単歌とかね俳句みたいな形式に沿ってないから
3文みたいな3文というよりかはいわゆるポップスっぽい構造を持った歌詞を書くんですよね
1番があって2番があってサビがあってブリッジがあってみたいなね
そういう風にすると書きやすいんで書くんですよざーっと
その時にこの1ヶ月で20曲ぐらい作ったって言ったんですけど
振り返ってみたら半分は完全に本当自分だけで書いてた
で残り半分は10%ぐらいAIの力を借りてた
でもねそれはなんかAIに書いてもらったっていうよりかは
辞書を引いたとかググったぐらいの感覚なんですよね
他の言い方ないのとか
英語の自然な言い回しのパターンをちょっと調べて選ぶとかだから
基本的には自分が書いてちょっと歌詞を完成させると
そうすると最近の作曲AIツールなんかは歌詞を入れると
それを歌にしてくれるんで自分の場合はSU-NOっていうサービスの中に
その歌詞を入れると
その時に言葉で指示ができるんですよ
例えばネオソウルっぽくしたいとか
ハウスっぽくしたいとかロックっぽくとかクラクとか
家族との音楽制作
スピーカー 2
女性のボーカルでとか
とにかく何だらかんだら指示ができて
それで1曲あたり30秒ぐらいでできるのかな
それでワーッと作らせるんですけど
だいたい10曲ぐらいやると
その中に1、2曲ある
20曲ぐらいやらせると5、6曲あるみたいな感じなんですよ
そこまでやるとだいたい1時間ぐらい
歌詞書くのがだいたい10分から1時間ぐらいして
最初の曲を作ってもらうのが1時間ぐらい
その後僕の場合は5曲ぐらいピックアップして
家族に聞いてもらうんですよ
1番から5番どれがいいって
でも家族もうねノリノリになってるから
ノリノリっていうか何しろ歌われてる内容がさ
みんな知ってる家族が知ってる内容だから面白いらしい
で例えばこれはポップだねとか
これは曲の歌詞の感情がよく現れてるねとか
これ曲はオシャレだけど曲のメッセージからはちょっと離れてるねとか
なんとか言いながら
でこのテイク1がいいねテイク2がいいねとかなんか言って
それはね自分がいいなと思ったやつの場合もあれば
あるいは違う聞きどころを発見して
違うテイクがいいなとかっていう場合もあるけど
その場合はそこのいいとこ取り入れて
でその1個決めたテイクをさらにもう1回リテイクするんですけど
それはね曲全体を直す場合もあれば
部分的に直す場合もあるんですけど
それはさらにプラス10回20回ぐらいやる
でこれが1時間とか2時間とか
あともう全然うまくはまらない場合は
もう5時間も何時間もかかるんですよ
でもすんなりいく場合は1時間ぐらいでいく
1時間短いと作詞1時間最初のテイク1時間
家族に聞いてもらって1時間で修正で1時間
まあ4時間ぐらい
4時間ぐらいはい
だから1日でできるんですよね
曲作りの過程
スピーカー 2
仕事したり外出したり家事したりしてても
朝思いついて歌詞書くと夜には完成してるみたいな感じ
だから月に20曲とかもできる
はいはいはいそうっすよね
そうなると例えば
家で飼ってる犬の特徴を歌った歌とか
子供と一緒に出たピアノ発表会の思い出の歌とか
息子と行った紙風船の歌とか
どんどんできる
いやすごいな確かに
その結果どうなるかっていうとね
家の中で奥さんとか子供が俺が作った歌歌ってるんですよ
へーすごい
それも気になってました
なんか自分の聞くために作った歌って
口ずさんだり歌ったりすることはあるのかなって思ってたんですけど
家族3人で歌ってるよ
すごいっすね
すごい
昨日なんかは一昨日か
ポケカンの歌なんかも作って小学生にね
共有してるんですけど
遊びに来た小学生とうちの息子が
リビングのテーブルで僕が作った曲を歌いながら
コーラス部分があるんですよ
2人で歌うとメインボーカルとコーラス部分両方できるんだけど
2人でメインボーカルとコーラスを担当して
歌いながらポケ化してたり
へー
あとさっきはうちの奥さんが僕の作った曲を歌いながら
洗濯物干すために
洗濯物持ちながら廊下往復してたり
特に犬の歌とかは
犬をかわいがってるときに
ついそのフレーズが口から出るんですよ
そうするとさ
人が歌ってる歌って一緒に歌いたくなるじゃん
なんかスナックとか行ってるときにさ
一曲歌うとさ
マイク持ってない奴まで大声で歌いだして
誰の声か分からなくなるみたいなことあると思うんだけど
歌ってそういう効果があって
1人歌うと家族他の人も歌い始めたり
なんかそういうことが起こってるね
へー
というわけでこの辺で
2曲目をお届けしたいと思います
2曲目はですね
岩手県東網市にある
トピアっていうショッピングセンターがあるんですけれども
その中に入っている紙風船っていうですね
これはなんていうんだろう
使い方によっては
マクドナルドにもスターバックスにも
日高屋にもなるというようなね
地域の人に親しまれてるレストランとかカフェがあるんですけれども
その場所を歌った歌です
歌詞がね途中からね
カフェに行こうって話から
なんか新生活を始める
2人の話なんかになったりする
まぁちょっとそんな内容です
はいそれではお届けしたいと思います
ゆうと紙風船
歌ってるのは
アストラルウィークエンズ
フィーチャリング
ハギヨルナ
スピーカー 1
理由は聞かないで
食べればわかる
みんな頼む
懐かしいよね
メロンソーダ
ハッピーアワーのビールもいいね
出て行きたい場所がある
紙風船
2人で膨らませよう
いじじょうじ
ラーメンもなぜかうまいから
遠くから聞こえる子供の声
吹き抜けに響くストピノ
お宝そこで掘り出し物
お茶しながら開封しよう
連れて行きたい場所がある
紙風船
2人で膨らませよう
二階には主役所がなぜかあるから
三色なら完成
八極ならアポロ
買い物は聞く子
ササキュートのクッキーはルランタンのことだから
連れて行きたい場所がある
紙風船
2人で膨らませよう
紙風船
2人で膨らませよう
スピーカー 2
すごいですね
それが自分たちが作った曲でって
なんかまたね
すごいなんか別の国ができ
国?なんて言ったらいいんですかね
全然違う文化っていう感じがします
いや違う文化でさ
なんかいわゆるポップソングの形式に沿ってるから
何しろ作曲AIが作るのが得意な曲のスタイルというのはそういうのだから
耳慣れたテレビとかね
YouTubeとかから聞こえてくる
ポップソングのようなスタイルの曲なんだけども
歌われてる内容が
自分たちしか知らないようなプライベートな内容なのね
ポケカンにしても家族にしてもね
あとメディアループで言えば
メディアループでしか話してない料理の話だから
そうですね
メディアループ聞いてない人には何のことかわからないと思うんだけど
その文脈を共有してる人たちの間だけで発生する歌心を
ちっちゃな2,3分の作品にするっていうことなんだ
歌心の発見
スピーカー 2
そうなるとこういうことが起こるんだと思ったのが
これ作ってこれ歌ってとかってリクエストされるようになるんですよ
例えばメディアに出てるアーティストに対してそういう気持ち起こらないじゃないですか
起こらないですね
だって距離が遠すぎて
今人気のアーティスト誰ですか?
今人気のアーティスト誰なんだろう
アーティストがすぐ出てきたのはオキシャルヒゲダンリズムとか
あとあの人たちは何て言うんだっけ
ミシス・グリアップルとか
そうそうそれです
例えばミシス・グリアップルにこの曲作ってって思わないじゃないですか
思わないっていうか思う距離に
思わないっていうかそうですね
作っても言えないし歌っても言えないですからね
ところがね家にいるお父さんだしさ
僕想像したのはね
ファンタジーの世界に出てくるさ
銀庸詩人っているじゃん
銀庸詩人
街を渡り歩いて
いろんな英雄の話とか
王様の悪口とか
街の噂話を風刺の効いた歌にして
酒場で歌って去っていくそういう職業
それはいろんなリクエストに応じたり
民が思っていることを
王様への悪口とかを
すごく遠距離に表現して流行歌にするみたいな
そういうのが出てくると思うんだけど
そんな感じで
僕銀庸詩人になったみたいな
例えばこれについての歌作って
次これ作ってとかってリクエストが来るんですよ
スピーカー 1
これは銀庸詩人だな
スピーカー 2
そうですね
流しみたいなことと違いますもんね
歌ってだけじゃないですもんね
流しはジュークボックスの代わりというか
確かに確かに
私たちが思っているこの気持ちについて
歌にしてくれってことなの
そのリクエスト
そういうリクエストをまず持ったことがないじゃん
ないですね
段階があって
まず自分の中の歌心に気づいて
これすぐ作品にしようと思う気持ちに
生じたのは第一段階だとしたら
その歌心がすぐ作品になるんだと気づいた人たちが
自分の中にある歌心を
代わりに歌ってくれってリクエストする段階
例えば中世の村の人々が
銀庸詩人に王様の悪口を言ってほしい
あの英雄の凄さを伝え聞かせてほしい
っていう風にリクエストするのと同じように
家族たちが
ノアちゃんっていう犬なんだけど
ノアちゃんの歌作ってとか
こないだの面白かったエピソード
家族にしか伝わらないよ
あの話を書いてくれとかって来るわけ
で、できるわけって言われたら
それがね、面白いっていうかね
歌っていいよなって
同じ話なんだけど
歌っていいよなって
わんわん
スピーカー 1
ケージから出ると
両手でホールド
パパがしゃべると
お口ペロペロ
スピーカー 2
みんなの会話に割って吐いて
スピーカー 1
寝転がってなでなでされてる
裏じゃ大好き
ノアちゃん
ゴミ収集者のに
わんわん
家族が大好き
ノアちゃん
知らない人に
わんわん
スピーカー 2
いやでもやっぱやろうとしてみると
すごく難しいなと思った
僕もあれなので
こないだのちょっとこの収録の中に
載ってたのかわからないですけど
歌詞を考えてみてくださいって
佐々木さんが言ってくれて
僕もあの
人不死って言うのかわからないですけど
今僕の手元には
短いセンテンスですか
いいね
6行ぐらいの部分だけあって
それは見せてくださいって言って
もちろんです大丈夫です
じゃあ今
ちょっと待ってくださいよ
これは
山本さんが作ってる米作りかつ
新しく作ったお店
プランターにかけて
そうですそうです
うまくこう
佐々木さんがプランターとかでもいいので
って言ってくれたなと思ってた
お店にかけつつ
でもやっぱこう田んぼ作りも
米作りもしてるので
そういう感じのがいいなと思って
書き始めた詩で
全然なんていうかこう
僕の中で聞きたい
音楽像みたいなのもあったりするけど
なんかでもそういう歌詞を書こうと思ったら
全然書けないし
まずはちょっと言葉をただ並べてみる
みたいな感じで書いたんですけど
ちょっと読んでもいいですか
はいもちろんです
蒔いた種が青く育つ
苗は水を浴びて光る
桜が散って草が生い茂る頃
トラクターが土を耕し
田植え機は苗を淡々と植えていく
って感じですね
ここまでですね
ここまでですはい
これ全然もうこれ
いじったらすぐ歌詞になる
本当ですかこれ歌詞になるんですか
そうこれなんか詩でもないし
ただ文章を並べてるだけだな
歌心の発見とソングライティング
スピーカー 2
っていう今自分の感覚があるんですけど
これが歌詞になってくのかとか
歌になってくってイメージが
なんかね一丁前に
ソングライティング論みたいなことを
言うと
めっちゃ前に言ってるけど
僕がJ-POPとかJ-POPのね
どんな人曲なんて聞いてて
好きじゃないタイプの歌詞があって
それは何かっていうと
1番と2番で順番にストーリーが進行していって
まるで短編映画を見るような
歌になっているもの
男女が出会って別れてどうやるかみたいなのが
1番と2番で順番通りに進行していくみたいなやつは
ああいうのは僕大嫌いなんですよ
繰り返し聞くに耐えないっていうか
ストーリーって一回わかったら
もう二度と楽しく聞けないじゃないですか
基本的には
むしろそういうものよりも
3文のような
明確なストーリーがあるというよりは
言葉のイメージが繰り返し出てきて
何度繰り返し聞いても
こういうことなのかなみたいな
微妙な曖昧さを持ってるような
なんかいいと思って
そういう意味でいうと
もう今みょんさんが書いてくれたようなやつは
そういう明確なストーリーというよりかは
そっかそっかじゃあ可能性があるんだ
風景というか
そうですね風景
その一瞬に沸き上がってくる
言語化できないその一瞬に沸き上がってくる心情みたいな
そういう歌心がちゃんと
バラバラなピースとしてしか表現できない
何かそういうことなんだよなったら
十分あると思うんで
これはなるんじゃないですか
そうなんだこういうのがなってくるんですね
僕もやっぱ思い返してみたら
中学生の頃は
歌詞の掲示板みたいなのがあって
そういうのに投稿してたなっていうのを
改めて思い出して
それがね今日言いたかったことなんですけど
歌心ってみんな持ってるんですよ
それを歌心だと認識してないだけで
例えばこれ歌ってってリクエストしてる時点で
その人に歌心があるように
みおもさんにもね
歌詞投稿掲示板に投稿する気持ちがあったら
明確な歌心だと思うんですけど
家族での音楽体験
スピーカー 2
いやそうですよね
これはね歌心ですね
いやそうですよね
直近というか20歳過ぎてからぐらいの時に
短歌に
短歌を見るのに
読むのにはまってた時期があって
なのでやっぱりその時とかは
すごいどうこの
自分が見てる景色を
短歌の歌人の人たちでどうやって書くんだろう
みたいに考えたりする中で
歌心っぽいのはあったなっていうのは
すごい鮮明に最近の話など覚えてるんですけど
改めて歌詞を考えるみたいなことを考えてたら
恋愛系にかけたような歌は
僕は作れないなと思ってたんですけど
すごい記憶をパッと思い浮かんだのは
中学校の時に
そういえば彼女にあてた
曲みたいなのを
作ってたなみたいなのを思い出して
いいじゃないですか
やっぱりね僕思うのは
短歌でも俳句でもいいんだけど
短歌とか俳句をたくさん読んでるからこそ
その形式で作れる
そうですよね
僕ら短歌も俳句もそんな読んでないじゃないですか
でもJ-POPっていうかポピュラーミュージック
ポップソング山ほど聞いてるから
ポップソングの形式で
1番2番サビブリッジとかって書けって言われたら
なんかそれはできるんですよ
なんかそうですよね
なんとなく想像できる
そういう方が良い
あとこれ見てね
僕だったらどうするかと思ったら
淡々と植えていくみたいな
そういう音の面白さを多分拡大して使うと思います
はいはいはい
音の面白さと
あとここに書いてることってこう
なんていうかな
トラクターみたいな機械的なものが
そのなんていうかな
巡る季節がありますよね
この時期にこうする機械が淡々と植えていくみたいな
そういう淡々とっていう音の面白さと
本当に淡々と繰り返していく
っていうことの面白さを多分メインに
すると思いますね
はいはい
すごい本当なんか
プレバトみたいな
そうですよね
検索してもらってる
スピーカー 2
感覚がありますね
いやほんとねなんか
いやほんと目覚めるねなんか
スピーカー 2
歌心いいですね
これやってみたらいいんじゃないですか宮本さん
はいいやでも気になりますね
でもなんかそれだけこう曲が出てきて
聞いてくれる人たちもいると
そうですよね
なんかこう年末のその
紅白歌合戦じゃないしベスト10じゃないけど
そういうのもこう
チャートみたいなこれから出来上がってくると
可能性があるってことですもんね
確かにこのペースでやってたら
はい
俺紅白できますね
そうですよね
この月20本のペースで
ですよね
すごいなぁ
しかもそれが家族で盛り上がれるってなったらね
すごい現象ですけどね
もちろんね誰もが
こんなハマるっていうか
こんな風になるとは思わないんですけど
僕の場合もともとその
家族の中で替え歌ソングブックっていうノートが
昔から十何年も前からあって
替え歌を思いつくたびに
その替え歌の歌詞を書いていくノートが
あったんですよ
最初は僕と奥さんの中で
最後というか息子が生まれてから
息子の言ったことなんかも
書いてあるノートがあって
つまり昔からなんか
家族で歌う歌うみたいなものって
習慣であったんで
それがより
ソジはもうできてた
はい
というわけで
メディアンループではニュースレターの方で
ディスコードへのリンクですとか
手ぬぐいの購入リンクなんかも
記載しています
あとは番組の中で紹介した
宮本さんの詩とか
曲のリンクなんかは
そちらの方に記載していますので
ぜひチェックしてみてください
それではまた次回お会いしましょう
スピーカー 1
おやすみなさい
字幕視聴ありがとうございました
38:09

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