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  2. #146 積む年、読む年
2024-01-08 39:56

#146 積む年、読む年

サマリー

2023年から2024年は積む年、読む年という企画に基づいて、積んだ本や読んだ本を紹介する回です。ジャンルごとに分類された本の中で特に面白かったものとして、社会思想の本と言語とAIの関係の本、さらにファンタジーと中世関連の本を取り上げています。今年は、ゲームブックや海賊についての本を読んでいます。また、今年読んだ本の中で特に面白かったのは大塚英二の小説や藤谷治虫の新刊小説の滅亡でした。プロジェクトシン・エヴァンゲリオンの後日談や小説家になる過程など、多様な話題が取り上げられています。連載漫画「ダンジョン飯」は14巻で完結し、主人公のコクリコさんの魅力やルールが好評を博しています。

00:03
2023年から2024年へ、皆さんどんな読書生活をお過ごしでしょうか?
私はですね、この積む年、読む年という企画を考えてからですね、この大晦日から正月にかけて
メディアヌップを配信しようと思って準備をしてたんですけども、 年末の休暇に入ってみたら、積んでた本土のうち
あねんなように読んでおきたいなぁと思うものがいくつもあってですね、 結果それを読んでいるうちに録音する時間がなくて
ズルズルと時間が過ぎまして、本日は1月6日土曜日と いうことで、序夜の鐘が全く似合わない
時期になってしまって しかも似合わないだけじゃなくて、もう2024年になったんだから、もう別にこんな振り返り
やらなくてもいいんじゃないかみたいな そんな気分にもなってきてですね、多少こう
やらなくてもいいかなと思ってたんですけども、一応決めたことなんでやろうと思って今 録音ボタンを押しました
というわけで今回は2023年に積んだ本、読んだ本のご紹介をしてみたいと思います
メディアヌップこんばんは、佐々木ゆうです 今回はメディアヌップで本だけの特集をしてみようと思いまして
積む年、読む年という風にタイトルをつけました 今回は積んだ本、読んだ本を紹介するだけの回にしてみようと思ったんですけども、
そう思って調べてみました なかなか
その本を全部リストアップするのは結構大変で、まずAmazonで買った本は簡単です あとは日本の古本屋で買った本もだいたい記録に残っているので簡単ですね
難しいのが実際に書店とか古本屋で買ったやつ これが覚えてないケースがありまして
本棚を眺めながら、これ今年買ったなぁと思いながら リストアップしていくんですけども、
リストアップし逃しが多分あると思うんですけど その辺は大体でいいかなという感じでリストアップをしました
その上で何種類だろうなこれ いくつかのジャンルに分けました
まずフィクションの中でも小説 あとはノンフィクションの中でも自己啓発とお仕事関連
あとはフィクションの中で漫画とか
あと特別に数が多いものとしては
東野と民族学関連
あとはファンタジーと中世関連
あとその他ノンフィクションみたいな形で いくつかジャンルを分けて自分なりに分類をしてみましたので
ちょっとそのジャンルごとにご紹介をするというのをやってみようと思います
ただね、これ私もよく
なんかハテブとかノートとかで話題になりますよね
今年2023年おすすめの本10冊50冊とかなんかやるのありますけども
ダメになることもありますが
本って本当にたくさん数が出てて
かつその自分がどう受け止めるか次第で面白さが全然変わるんで
参考にならないことがね
多いとか参考にならないことも多いと思うんで
僕が何冊あげようがねこう
自己満足の域を出ないんじゃないかみたいなこともあるわけですけども
まあねとりあえずねやってみます
むしろね
今まであんまり読んだ本の紹介とかそういう感じになっちゃうの嫌であんまりやらなかったんですけども
とりあえず一回やってみると
で今回紹介する本が大体100冊ぐらいあります
100冊というのは例年に比べると少ないですね
半分から70%ぐらいというか75%ぐらいというか
いつも150とか200ぐらいは
積んだり読んだり買ったりしてるんで
ちょっとね少なかったですね
これはなんかあれですね
多分私がいろいろ
今年作ったりとかしてて時間がなかったんでしょうね
まあなかったんでしょうが
まあそんな中でも楽しんだ本というのをご紹介したいと思います
まずですねこれも上から順番に行くことにしたいと思うんですけども
ノンフィクションの中でも社会思想というふうにタグをつけてるんですが
これが5冊あります
上から順番に行きますと
社会思想の本
目的への抵抗 国文広一郎
現代思想2023年10月号
総督主 宮崎駿
君たちはどう生きるか
これは小説ではない 佐々木敦
現代思想入門 千葉雅也
所有とは何か
人 社会 資本主義の根源 岸正彦
ほかですね
あと続けていきますと
言語とAIの関係についてですね
言語とAIっていうタグをつけてるものがあって
これが6冊あります
言語はこうして生まれる
即興する脳とチェスチャーゲーム
モーテンH・クリスチャンセン
日本語の発音はどう変わってきたか
テフテフから蝶々へ 音声師の旅
これは釘抜き徹さんですかね
次 言語の本質 言葉はどう生まれ進化したか
今井睦美 秋田芳美さん
温かいテクノロジー
AIの見え方が変わる
人類のこれからが知れる22世紀への知的冒険
林かなめ
大規模言語モデルは新たな知能化
チャットGPTが変えた世界
岡野原大輔さん
その仕事 AIエージェントがやっておきました
チャットGPTの次に来る自立型AI革命
西見君博
ですね この辺り
こうやってみると
言語とAI周り
話題になった割にはそんな数読んでないなっていう
気がするんですけども
この中で
特に面白かったなと思って印付けてあるのはですね
国分幸一郎さんの目的への抵抗
これは
ベストセラーになったと言ってもいいと思うんですけども
暇と退屈の倫理学の精神的続編
あるいはその続編のための順番を
準備みたいな位置付けの本で
これ新潮新書から出てるので
短くて読みやすい
講演録みたいな内容なんですよね
だから次の論の展開のための準備みたいなね
ふうに宣言されてある本なんですけども
まずタイトルがいいですよね
目的への抵抗
これどっかメディアナップでもね
1年通じてどっかで喋った気がするんですけども
会社とか組織の中で
ビジョンミッションバリューとかね
ゴール設定目標設定みたいなものに
追い立てられている人にとってはですね
目的への抵抗という言葉自体に
すごい魅力があるんじゃないかと思うんですけども
僕自身もすごくヒントになるようなエピソードがたくさんある本でした
その分まとまりは書いてるんですけども
つまみ食いして面白いっていうか
あれこれ自分に置き換えるとどういうことなんだろうっていう風にね
考えやすい本で
これはね面白かったですね
あとはこれは小説ではない
これ確かに読むきっかけになったのは
フィールドレコーディング入門からのきっかけで
フィールドレコーディング入門の中で
定談に出演していた佐々木淳さんが
これは小説ではないに関連する話をしてたんだったか
引用して何か誰かが語ってたんだか
したやつなんですけども
これはこう
いろんなものを否定しながら
じゃあ本当に小説って何なんだろうみたいなものを
外堀を埋めることでこう追い下げていくみたいなもので
で実際この佐々木さんがこの後実際小説を実作するわけなんですけど
その前の直前の作品みたいなやつなんですけどもね
これはジャンルとしては批評なのかな
すごい今年読んで面白かったですね
あとは話題の本いっぱいあったと思うんですけども
私的にはこの2つがね特に面白かったですね
という風にねこうやってみて思ったんですけども
100冊紹介するとなると1冊に割ける時間がすごく短くて
でね短く紹介するとね面白く聞こえないっていうね
弱点があるなと
だからこう100冊紹介するのにこだわった結果
何にも面白そうに聞こえないみたいな
配信になりそうなんですけども
いいかやってみるか
次はジャンルとしてはね結構数が多いんですけども
ファンタジーと中世関連の本
ファンタジーと中世というやつで
これはね毎年毎年こんなに読んでるわけじゃないんですけども
なんか今年特に気になっていっぱい読みましたね
こんなについても14冊ぐらいのものなんですけども
ちょっとご紹介しますと
中世実在職業解説本13世紀のハローワーク グレゴリウス・ヤマダ
中世ヨーロッパ勇者の説明本13世紀のハローワーク グレゴリウス・ヤマダ
ヨーロッパ勇者の日常生活日々の冒険からドラゴンとの戦いまで
ヨーロッパ勇者の日常生活日々の冒険からドラゴンとの戦いまで
ケイト・スティーブンソン
ケイト・スティーブンソン
アリアンロッドRPGセカンドエディション
アリアンロッドRPGセカンドエディション
TRPGのデザインBNN編集部
TRPGのデザインBNN編集部
中世への旅 騎士と城
中世への旅 都市と庶民
中世への旅 農民戦争と傭兵
cookbook誌 Internet Library
人物と人間は世界給 канал
絵の素
ゲームメカニックスR&D
ボードゲームに学ぶ面白さの仕掛け
チェフリー・エンゲルシュタイン
変形作品
名前 文化
のぶい太一
国際RPGクロニクル
場面を描く
渡辺範明
中世とかRPGとかファンタジーとかゲームとか
そういうものを気にして読んでいた1年だったと思うんですけども
特に今年というか2023年話題になったものといえばですね
この中世への旅
これ書店が独自で買取を決定して増殺が決められて
それが大変売れたということで
出版書店業界なんかで特に話題になった本だったんですけども
私もご多分に漏れずハマりまして
これ読んだことなかったんですけども
この本を参考にして作られたゲームとか本とかっていうのは
間接的に多分読んでたんでしょうね
すごく面白かったです
これは中世
ドイツを中心とした14,5世紀
14,5,6ぐらいの民族学みたいなやつなんですけど
めちゃくちゃ面白くて
その後出た都市と庶民
農民戦争と傭兵みたいな
第2作第3作みたいなものを全部買って読みました
それによって白車がかかって
今年いっぱい読んだっていうのがありますね
あと積んだ積まないみたいなことで言うとね
このファイティングファンタジーコレクション40周年記念ボックスみたいなやつがあるんですけども
これ火吹山の魔法使いを始めとするいくつかのやつ
この復刻のボックスなんですけども
注文取った後に12月末に出るって言ってたんですけど
それが出ずに
次いつだろう春3月4月みたいな感じになっててですね
だから積むっていうかね
ゲームブックと海賊
お金支払って予約注文状態でまだ届いてないってことなんですけど
これね
遅れてもいいんですけど何とか届いてほしいなと思いますけども
そういうゲームブックみたいなものも
やろう
かなと思って買いました
というのもね
私が今年マーダーミステリーとかを作ってみようと思って
マーダーミステリー作るにあたって
過去のゲームブックみたいなものもちょっとね
やり直してみようと思って買ってるやつですね
あとその他話題になったんで言うと
海賊たちは黄金を目指す
これはね実際の海賊が残した日記から
その当時の事実を検証して
海賊たちがどうやって暮らしているのか
というのを掘り起こした
歴史民族みたいなやつなんですけど
これがね
複数の海賊船から
サルベージした日記から取り出した事実を
フィクションというかね
ノンフィクションではあると思うんですけど
フィクション風に物語風に再構築したんですごく読みやすくて
海賊って本当にこういう暮らししたんだと
へへと思うような本なんでね
これ結構話題になってたんでおすすめですね
いやおすすめなんですけども
これちなみに全部おすすめですね
ここのコーナー
厳選して買ったんで
ただねこれ本当あれですね
駆け足でしか紹介できないのこれまずいなっていうか
誰も面白くない回になりつつあるんじゃないかと不安ですけど
一応いきます
次もねそこそこ冊数があるんですけども
18冊
でもね
これ多分もっとあると思います
もっとあるんだけど
大塚英二と藤谷治虫の小説
分かんなくなってます
何かというとこれ東野と民族学っていうラベルを付けてあるんですけども
これは古本屋さんとか本屋さんでいっぱい買ってるんで
もうねわけわからなくなっていて
とりあえず記録が残っているものだけ
Amazonと日本の古本屋からコピーしてきたものだけですね
はいでどんなものがあるかというと
東野女大名
史実400年前の近代経営
青木
陶の物語周囲リトールド
門川ソフィア文庫
京福夏彦
陶の三輪の神仏に出会う里
加藤慶
花石物語
井上久志
柳田邦夫の陶の記号
高柳俊郎
あとこれは雑誌です
聖史名門名家パート2歴史とたび臨時増加後
井上香則年譜資料書誌
陶の詩詩全4巻
新陶の物語伝承と歴史
吉田誠吉
佐々木貴前の昔話
神兵根尺物語
石井正美編集
佐々木貴前年譜鈴木治
民族学とは何か
柳田織口渋沢に学び直す
新屋直則
木木の北郎大解剖
佐々木貴前の昔話
今を切る思想
宮本恒一
歴史は庶民が作る
畑中昭弘
井上香則特集
陶の史実博物館観光のものを3冊
多分もっとあると思うんですけども
ちょっとわけがなくなってますが
こんな感じのを読みましたね
今年何に特に役に立ったかというと
佐々木貴前の年譜と
井上香則の年譜は役に立ちましたね
これを使って
ゲームオブザロータスの大正時代の作品とか作ったんで
資料としてすごく役に立ちましたね
あとは読んだのが
2023年だったのかと思って驚いたのが
この聖史名門名家パート2
歴史とたび臨時増刊号ってやったんですけども
これ1990年代半ばに出た雑誌の
つまり増刊号ってことなんですけども
ここに載っているのが
ここに載っているのが
載っているご先祖を巡る旅の記事の中から
遠の物語の中に出てくる最も古い家といわれる
宮家の伝説を調べたね
宮康さんという人の記事を見つけて
それによってですね
いろいろ今年
東海のトレッキングというイベントがあったんですけども
それを組み立てることができたんで
これはね
読書が実際のアクションにつながったものとして
すごく良かったですね
あとはなんか
何気にさらっと混ぜてましたけども
ゲゲゲの鬼太郎大解剖ね
これは映画
アニメのゲゲゲの謎が公開されたのに合わせて
発売されたやつだったんですけども
過去のアニメシリーズを振り返って
トリビアルな内容を取り上げるやつで
別に遠のと民族学と関係ないっちゃ関係ないですけども
息子と一緒に楽しく読みました
息子が最近その映画を見終わった後に
水木しげりの漫画を読むようになりまして
東京の家にはね
妖怪画集とか
画集は結構あったんですけど
漫画は置いてなかったんですよね
でも遠野の家に帰った時に
漫画で揃えていたやつがずらっと並んでて
それ手に取って一緒に見て
この人後ろの絵はすごくリアルなのに
キャラクターが漫画みたいで面白いって感じしてて
これ見事に
水木しげりの特徴を捉えられてたんですけども
息子と一緒に水木しげりを見るのめちゃめちゃ面白いですね
すごい幸せな時間ですけども
そんなものを今年2013年読みました
次はフィクションです
ここは小説と児童書と詩と絵コンテなんかが混ざってるんですけども
数がそこそこあるかな
27
ちょっとずらっといきます
存在のすべてを塩田竹志
大絵画展餅月良子
すべての美しい馬コーマックマッカーシー
世界で一番透き通った物語杉井光
多重人格探偵最古
試作品神話大塚英二
オーグメンテッドスカイ
藤井太陽
解体屋外伝伊藤聖子
なじみ知らずの物語滝沢可憐
天竺熱風
田中芳樹
スカーレットソード
山本一郎
黒老城
米沢ほのぶ
コウモリかツワメか
西村健太
ぬえの石踏み
京奥夏彦
街とその不確かな壁
村上春樹
エルフランドの女王
魔法使いの弟子
魔法の国の旅人
ベガーナの神々
男性に幻想小説集
以上すべてロード男性
演技です
次はリーチ先生
原田真羽
新刊小説の滅亡
藤谷治
解決ぞろりのドラゴン退治
原豊
次何を読む
三四年生編
秋山智恵
小型絵本
バムとケロのお買い物
島田ゆか
リンゴが木から落ちるとき
音が生まれる
エレナ・トゥタッチコア
石原よしろう
四文集
石原よしろう
スタジオジブリ絵コンテ全集23
君たちはどう生きるか
宮崎駿
という感じです
この中で特にロード男性の話なんかは
メディアヌップの別の話なんかでしたんですけども
結構そういうと話したやつ結構ありますね
ぬえの石踏みと
町とその不確かな壁
京奥夏彦村上春樹
これは単独で一本
撮るぐらい騒いだやつですね
その他
たくさん名前挙げたんですけども
そうね
小説に関しては
口が汚くてですね
あんまり
人前で感想を言わない方が
いいんじゃないかと思って
日々暮らしておるんですけども
暮らしておりますので
リストアップした中に
あの作品だとか
有名作品だと思ったやつ
あったんじゃないかと思うんですけども
触れなかった
まだ読んでないか
気に入らなかったかの
どっちかなと思ってほしいんですけども
えーと
そんなこといちいち
こんな話で言う必要ないな
いいなと思ったのが
大塚英二の多重人格探偵
最高試作品シーンはですね
これ書かれたのは結構前なんですけども
23年になって復刻というか
出版されたものなんですね
私思いますに
大塚英二ほど
過小評価されてる
小説家はいないと思いますね
すんごい面白いです
文体が
いい
好き
好きというかね
なんて言うんだろうな
読んだことある人に
言うと
マイジョウ大太郎と
大江健三郎を合わせたような感じ
私はそう
読めるんですけども
すごい好きですね
あとなんといっても
今年は藤谷治虫さんの
新刊小説の滅亡ですね
これは編集者の中本昭雄さんが
編集というかね
出版されたやつで
その新刊小説を出版するのを
日本の主な出版社が
辞めましたというね
フェイクドキュメンタリー風の
小説なんですけども
なんかね
結構真に迫ったものがありまして
読んでるうちに
あれもう本当に新刊小説って
もう出版するとこ
なくなっちゃうんじゃないの
みたいな風にね
思っちゃうような
リアリティがあるんですけども
結果ね読んでいくと
それでもなお残るもの
それでもなお小説って
なんなんだろうって
いろんなものを控除していった結果
残るものみたいなものの中に
ちょっと希望を感じさせるものがあって
なんか
いや面白いやったのじゃないかみたいな
そういう気分になるようなね
なのでね
今年読んだ小説の中で
僕一番面白かったと言ってもいいような
内容でしたね
これぜひお勧めしたいなと思います
次はですね
自己啓発とお仕事の本
ノンフィクションの中でも
自己啓発とお仕事みたいな
ジャンルのものが12冊あります
これも実はですね
メディアヌープの中で
突撃隣の自己啓発という特集をやったので
やったんですけども
その中で私あんまり読みません
って言ってたんですけども
やっぱ読みませんって言ってもですね
やっぱり世の中の本の中にそういうものが多いんで
結果結構読んでることに気づきました
あげてみたいと思います
プロジェクトシン・エヴァンゲリオン
株式会社カラー
庭の形が生まれるとき
庭園の史学と庭師の知恵
山内智樹
変化を嫌う人を動かす
プロジェクトシン・エヴァンゲリオンと物足りなさ
魅力的な提案が受け入れられない4つの理由
ロレン・ノードグレンほか
コミュニティオブ・プラクティス
エティエンヌ・ウェンガー
年賞10億円以下の小さな会社が
ナスタックに上昇する方法
観の墨高
思考の庭の作り方
初めての自分学ガイド
福島涼太
エンタメビジネス全史
IP先進国日本の誕生と構造
中山敦夫
次の世界を作るデジタルテクノロジー図鑑
小麦
イーサリアム
若き天才が示す暗号資産の真実と未来
ビタリック・ブテリ
スペクテーター51号
自己啓発の秘密
技術カンファレンスのマスターガイド
企画から運営までの完全手引き
クシーさん
企業文化をデザインする
富田健二
はい、という感じですね
これ知ってる人は何人か
何人かというか何人か以上いる感じなんですけども
この中でね、特に面白かった話題になったっていうのは
プロジェクトシン・エヴァンゲリオンだと思うんですけども
これよく聞いてるんですけども
読んでる最中も面白かったんですけど
その後の後日談がありまして
見終わった後に
君たちはどう生きるか
映画がね、こう出されましたよね
で、カラーで長らくエヴァンゲリオンとかをね
他のナディアをはじめとして担当していた
作画監督の本田武さんが
自分に秘蹟して
君たちはどう生きるかっていうのをやったっていうのが
あって
その作品の凄まじさも
実際劇場で体験できたわけなんですけども
それらがね、明らかになった後にね
ある人が言ってたのはね
このプロジェクトシン・エヴァンゲリオン
確かに面白い本なんだけれども
一番大事なところが抜けているから
50点だみたいなこと言った人がいて
つまり半分ちょっと足りてないと
足りない部分っていうのは
本田武がいなくなったことによって
どういうことが起こったかってのを書いてないと
それはね、ちょこっとしか書いてないとこじゃなくて
全く書いてない
その
それを書かないっていうのは
ちょっと物足りないって言った人がいて
僕その話を聞いた時に
逆に察したっていうか
それがいかに大変なことだったのかっていうのはね
逆に察して
故にね
このプロジェクトシン・エヴァンゲリオン
さらに面白いなと思うようになりました
そういう人がいなくなった後に
いなかったことにしてっていうか
いなかったことにならないのかもしれないけど
それでもなおプロジェクトは進んでいくみたいなことをね
小説家になる過程とマインドセット
やり、形になってるっていうみたいに面白かったなと思いますね
あとは仕事柄読んでるものも結構多いんですけども
そうね、その中でもなんだろうな
やっぱりあれかな
スペクテーター51号
自己啓発の秘密
これはめちゃくちゃ面白かったですね
自己啓発って何なんだろうって
突き放して考える機会がなかった中で
その源流がどこにあるかってのはね
っていうのをはっきり示すっていうかね
面白かったですね
これね、みんな書く過程にあった方がいいんじゃないかと思うような本ですね
続きまして
ノンフィクションその他なんですけども
これその他というだけあっても
むちゃくちゃです
バラバラなんですけども
あげてみたいと思います
千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が
一度も海外に行ったことがないまま
ルーマニア語の小説家になった話
斉藤哲聴
土偶を読むを読む
餅月秋日
怪物に出会った日
井上直也と戦うということ
森合雅宏
大地の5億年
攻めに合う土と生き物たち
藤井和志
野漏れ
国分拓
ロマニコード
謎の民族ロマをめぐる冒険
角雄介
フィードレコーディング入門
響きの中で世界と出会う
柳沢英介
他者が他者であること
宮城谷
雅宏
ピアノ曲集
坂本隆一大全集
坂本隆一の作曲技法
キーボードマガジン編集部
三千年記の国家
ハンス・アーダム二世
以上です
この中で面白かった
全部面白かったんだな
特に
千葉からほとんど出ない
引きこもりの俺が
一度も海外に行ったことがないまま
ルーマニア語の小説家になった話
これはね
面白いですね
これなんかブログノート
トゥゲッターとかで話題になったような
気がするんですけど
ものすごいバイタリティで
知らない言語を
自宅から学んで
小説家になっちゃうみたいな
話なんですけども
この中で僕ながら面白いなと思ったのが
ルーマニア語ってすごくマイナー言語なんで
ルーマニア語の小説家っていうのは
専属作家としては存在しないんですよね
ルーマニア語の小説家っていうのは
存在しないとどうなるかっていうと
ルーマニアおよびルーマニア語で小説家である
ということは
必ずなんか別の本業を持っていて
その上で小説を書いている人っていう意味になるんですよね
ところが例えば日本で
あるいは日本語で小説家ですっていう風に言うときって
それ専門で飯食って言ってるんですかとか
どこの出版社から何冊出してるんですかとか
なんかそういう意味になりますよね
つまりプロとして食えてるのかみたいな意味になるんですけども
ルーマニア語の場合はそもそもそういうマーケットがないんで
小説家ですって名乗るときに
そういうものと完全に切り離されていって
単に小説を完成させて世の中に流通させている
そういうものを書ける人ってことになるんですよね
あえてそこで小説家になってる人
あるいはそこで小説家になろうとしてる人の話を通じて
逆に
逆にですよ
日本語であるいは日本で小説家であるっていうことって
どういうことなんだろうって逆に考えさせられるんですよね
僕は途中から恥ずかしげもなく堂々と
自分は小説家であるって言うようになったんですけど
どれくらいいるてんですかとか
どっから出してるんですか何冊出してるんですかって言われると
多分心もとない数しか言えないと思うんですけども
そういうものと全く関係ないところで
そういうものと全く関係ないところで
そういうものと全く関係ないところで
自分のマインドセットがどこに向かってアウトプットしてるかって時に
やっぱり小説書こうと思って日々生きてる
小説家としか言えないみたいなところがあって
そういう原始的な姿勢
マインドセットみたいなものが
思っていた通りやっぱり恥ずかしいものじゃないんだな
みたいなことを思いましたね
あとこれ全部面白いんだな
フィードレコーディング入門は今年はすごく影響を受けて
メディアルプリでもたくさんそういうのありましたし
あと他者が他者であること
この宮城谷さんのエッセイなんですけども
この中で出てくる言葉が気に入ってね
よく使ったんですけども
歴史が歴史であるためには常に想像を必要とすると
これはねなんか時代小説を書いてたり
あるいは民族学みたいなものをやっている時に
資料では到達できない領域まで来た時に
なんかそこから先にジャンプしなきゃいけない
思考想像飛躍するようなものをやっている時に
させなきゃいけないって時に
なんとなくこうアカデミックな考え方からすると
なんかそこって近似点みたいな感じがするんですけども
ここでは逆のことを励ましてくれて
そういうものがなければ
歴史は歴史でいられなくなるっていうようなね
そういうアフォリズム的な言葉ですけども
歴史が歴史であるためには常に想像を必要とする
想像ってのはクリエーションの方ですけど
そういう飛躍クリエーションがあるから
その歴史として
なんというか
興味を持って
さらに調べられたり語り伝えられたりするみたいなね
なんかそういうやつだったんですけど
多様な読書体験
面白かったですねこれ
あとは怪物に出会った日
イノエナオヤと戦うということ
これもね話題ですけども
話題だからかな
ちょっと話題だからちょっと物足りなかったですね
なんか負けた人の側から
イノエナオヤの強さを語り出す
引き出すみたいなコンセプトなんですけど
そんなに
引き出せてなかったっていうのがね
ちょっと物足りなかったところだと思いますけども
にしてもね面白かったですね
最後がフィクションで
その中の漫画ですね
漫画ほとんど読まないんですけども
読まないと言ったなりに
あげれば何個かあると
あげれば何個かありました
ダンジョンメシ12・13・14巻
クイ・リョウコ
ブルージャイアント・シュプリーム
ブルージャイアント・エクスプローラー
石塚真一
インベスター・ゼット
ミタ・ノリフサ
北進電機
モリミカ・大塚英二
ベランダ・ビオトープ
ババ・タミオ
ニュー・ケキャール・シャ・テン・マツキ
坂柱・エミリ
この中で言うと
急になんでインベスター・ゼット読んでるんだ
みたいなのがあるんですけども
ミタ・ノリフサさんって
岩手県出身の作家で
クロカンっていう野球監督マンが
最初に娯楽で読んでいて
20年くらい前
大学生の時に読んでて面白かったんですけど
その後
ドラゴン桜とかあんまり読んでなかったんですけど
インベスター・ゼットなんか安かったんで
読んでみたんですけども
40を超えて
会社経営者になってから読むもんじゃないな
みたいな
もっと18とか19歳の時に
読むもんななって気はしましたが
楽しみました
あとやっぱね
なんといってもね
ダンジョン飯ですね
今年は
コクリコさんの魅力
ついに完結
14巻で完結した
クイリオコさんのダンジョン飯なんですけども
これはもう名作ですね
なんて言うんだろうな
本当にテーブルトークロールプレイングゲームが好きなんだ
っていうのが伝わってきて
愛しくてしょうがないっていうのが
基本的なアティチュードなんですけども
すごいものを取り除いても
なお
面白い
でね
どう面白いかっていうとね
これなかなか
難しい
表面的なのは簡単なんですよね
ダンジョンに潜っていて
そのモンスターを食事して食べるみたいな
ちょっとその奇抜な設定が
面白いっていうかね
その奇抜な設定を成立させている
主人公の性格が面白いみたいなことは
パッと表面的に
分かりやすい魅力なんですけども
その表面的な
意外な魅力を裏切って
実に正当派ファンタジーのルールに
乗っ取ってるんですよね
そのドラゴンの設定
悪魔の設定とかね
その辺が
ギャップが
この人本当に好きなんだ
TRPGとかっていうのがね
分かって嬉しい
ちょっと話ループしちゃいましたけど
そういうの感じるんですけども
僕はね読んでて好感を持ったのが
連載漫画ってやっぱりこう
書きながら
なんていうんだろう
設定を考えていく
書きながら物語を考えていくみたいな
ことってあると思うんですよね
特にジャンプ系の漫画とかは
毎週毎週緊張にさらされる中で
ひねり出して
アクロバティックな設定
アクロバティックな物語
アクロバティックなセリフとか
ガンガン出てくると思うんですけども
ダンジョンメッシュは
多分初期の状態で
かなり整合性のあるシナリオが
描かれていて
細部の表現はもちろんやりながら
変わったり発展するとかあると思うんですけども
その初期の構想がちゃんと
あれ何年連載してるの
8年とかやってるのかな
10年弱ぐらいやってると思うんですけども
その初期の構想がちゃんと守られて
はたんなくちゃんと最後までいっていて
終わりもね
エピローグが長いんですよね
一巻丸ごとエピローグと言ってもいいと思うんですけども
一巻丸ごとエピローグと言ってもいいと思うんですけども
連載漫画「ダンジョン飯」の完成度
そういう余韻も含めてね
すごくよくできていて
このよくできているというのは
愛によっていて
かつクイリョウコさんの他の漫画作品も
すごいね
センスオブワンダーみたいなのが
発揮されてますけども
そういうのがいかんなく発揮された
大名作になってるなと思ってね
超好きでしたね
今月からアニメが始まってますけども
それも楽しみに見たいと思います
という感じで
もうなんか
不安な発声出しても
喋り始めて5分10分で
もう今日やめたいと思いながら
一応やることに決めたんで
最後までやりました
これあれですね
ぜひね宮本さんを
どうやってでもにって合わせて
一緒にやるべきでしたね
一人で喋るべき企画じゃなかったなっていうね
気がしてます
なんならね
つんどく紅白歌合戦みたいな
つんどく紅白みたいな
お互いに読んだ本を
積んだ本を
ビブリオバトルするみたいなね
なんかそういうフォーマットの方がよかったな
なんかね
数を上げることに夢中になってね
一個一個掘り下げられなかったのは
非常に残念でございますが
それも含めてちょっとね
実験を許容していただいて
また何かしらの本の話はね
やりたいと思います
本の話好きでね
やりたいやりたいと思いながら
本って一冊で一応喋っちゃうんで
年間100冊200冊読むペースに
全然追いつかないってのがあってね
やれてないんですけども
なんかね
まだ考えたいと思います
メディアループでは
引き続きメッセージ募集していますのとですね
昨年作ったメディアループ手脱ぎ
これめちゃくちゃ評判が良くて
絶賛メディアループストアで販売中ですので
ご興味ある方是非調べて
お買い上げいただければと嬉しいです
それではまた次回お会いしましょう
さようなら
おやすみなさい
39:56

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