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スピーカー 1
そんな、七穂さんなんですけども、その後ですね、東京中野である羊フェスタ、なんでしたっけ、正式名称。
スピーカー 2
あ、あってます、羊フェスタですね。
スピーカー 1
羊フェスタ、中野でやってる羊フェスタの運営もやられていて、去年秋かな、僕もそこに出展させていただいて、リンゴジュースとか羊の毛で作った小物とかを販売するっていうのをやったんですけども、
こんな感じで、七穂さんが羊とリンゴにめちゃめちゃ詳しいんで、今日はですね、前半は羊の話を聞いて、後半はリンゴとかの話を聞くみたいなテーマを決めてお話を聞いてみたいと思ってるんですけども、
やっぱりね、僕、自分結構羊好きだ方だと思ったんですよ、食べるの。
スピーカー 2
この列もね。
スピーカー 1
そう、そもそもよくね、羊肉とかをね、ジェニス間で食べる地域だったんで、食べ物としてすごい親しみがあったんですけど、
東京とか出てくるとそんな羊肉とか、スーパーでそんな簡単に売ってないし、レストラン入ってどこでも羊肉あるなんてことないから、
食べる機会がどんどん減ってったっていうか、羊肉好きですってわざわざ言う人にも会うことほとんどなかったんですけど、
なんと七穂さんは羊かじり協会。
スピーカー 2
はい、羊かじり協会。
スピーカー 1
食べるってことですよね、かじるってね。
スピーカー 2
そうです、羊をかじる団体ですね。
スピーカー 1
そう、羊をかじる団体の構成員っていうか、
スピーカー 2
構成員?
スピーカー 1
構成員ですよね。
スピーカー 2
そうです、ある意味構成員、あってます。
スピーカー 1
そのね、僕ね、まずその羊かじり協会について知りたいわけですよ。
どんな活用してるんですかね。
スピーカー 2
なるほど、OKです。
実は今日、事前にだいすけさんのポッドキャスト出るんですけど、羊かじり協会のこと話して大丈夫ですかって代表に一応確認とってきて、
スピーカー 1
代表の菊池さんですね。
スピーカー 2
そうです、菊池さんから何話してもいいよ、OKっていう許可もらってきて。
スピーカー 1
ちなみに代表の菊池さんというのは、母、父、どっちかが遠野の方で、ご実家が遠野にあって、育ったのが釜石市っていう遠野の隣で、
この遠野釜石っていうのは人肉館とか羊肉を食うカルチャーのとこなんで、僕と同じ文化圏に生まれ育ったんですね。
で、現在は東京にお住まいで、全国で羊のイベントをやってる、羊といえばこの人みたいな、羊プロデューサー、プロデューサーなんて言うんですか。
スピーカー 2
羊のインフルエンサー、羊アンバサダーなんでしょう。
スピーカー 1
羊インフルエンサー、羊といえば菊池さんみたいな方が、羊かじり協会のボスなんですよね。
スピーカー 2
はい、代表でいらっしゃいますね。
その代表をもとに、羊をかじる団体なので、日々、われわれはかじっているわけなんですけれども、
スピーカー 1
日々?いや、うまくない?俺、それびっくりしたよ。
だいたいそういう、なんとか愛好会とかって、年に1回集まるとか、半年に1回集まるとか、そんな程度かと思ってたら、
いやいやいや。
スピーカー 2
日々?
スピーカー 1
日々です。
日々?日々かじっている?
スピーカー 2
私、12月とか週1くらいで、何かしらの団体のイベントにいましたよ、という感じなので、
本当に毎週、毎週はいすぎですけど、公式イベント自体は、2ヶ月に1回とか限界があって、
みんなで羊肉を食べるっていう感じの団体なんですけれども、
結構、文化会じゃないですけれども、仲良くなった人たちが、プライベートで羊をかじってるんですよ。
スピーカー 1
いや、いいですよね。
僕ね、なぜ、僕全然ね、そういう意味で言うと、羊かじりの素人なんですけども、
スピーカー 2
何?っておっしゃってるんですか?
スピーカー 1
私ね、党にいるときまでは、4つ足の動物で、何を一番よく食べてたかっていうと、
豚はやっぱり安いしね、身近な食材だからよく食べますよね。
そうですね。
次、羊ですよね。
すごい。
牛は年に1回、食うかどうかわからないぐらいの。
豚と並ぶ食材だったんですよ。
当時、安くてね、羊がね。今、高いんですけど。
スピーカー 2
結構、作ってますね。
スピーカー 1
安くね、スーパーで売ってたんですよ。
でも、だんだん大学で仙台、働き始めて東京とかに出てくると、
こんなに羊とか、そんなに簡単に売ってないから、
食べる動物性タンパク質の順位としては、どんどんどんどん下がってたんですけど。
スピーカー 2
年よりも下がり。
スピーカー 1
年よりも下がり。
今の、週1回、羊肉食ってるっていうのは、
僕の感覚からすると、牛肉より食ってるぐらいのペースじゃないですか。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
1週間に食った動物性タンパク質並べたら、
なんか、羊が1番に来るぐらいじゃないですか、週1で食ってたら。
スピーカー 2
そうですね。私的には、豚肉、鶏肉と並ぶくらいですね。
スピーカー 1
並べますよね。俺もそうなんです。
俺もそうだったんだけど、長らく東京でそういう暮らしをしてなかったと思ったら、
なんと東京で、豚肉、鶏肉、羊肉、この3大肉、
これが3大肉ですよって涼しい顔して、
何言ってんですか、3つと言われればこれですよっていう人たちがいるっていうのはね、
それが羊かじり協会なんですかね。
スピーカー 2
そうなんです。羊かじり協会、あれなんですよね、
羊を第4の食肉として啓蒙活動しようみたいなのしか掲げてた気がするんですけれども、
スピーカー 1
掲げることに精一杯で、団体の方針とかよくわかってないですが。
きくちさんとかは、きっとミッションとかね、ビジョンとかね、キャッチコピーとかなんかあるんだと思うんだけど、
いざ入会すると、もうかじるのが楽しくて美味しくて。
スピーカー 2
そうなんです。私は20代前半くらいから羊をかじってるんですけれども、
スピーカー 1
じゃあレストランでの取扱いとか、スーパーでの取扱いとか、
どんどん増えているんじゃないかと。
スピーカー 2
そうですそうです。ラム肉、例えば普通の居酒屋、居酒屋って言い方よくないですけど、
晩ご飯食べに行ったお店とかで、
普通にラム肉提供されている率って結構増えてきたかなっていう印象はかなりありますよね。
スピーカー 1
確かに、中華料理屋さんとか行っても、
日本にオープンしている中華料理屋さんって、
中国料理って色々地域ごとに全然バラバラだと思うんですけど、
バラバラです。
中国料理の中でも羊使う料理って、ほとんど再現しない、置いてないこと多かったと思うんですけど、
近所にオープンした台湾料理屋さんとか、北京料理のお店とかで、
羊肉の串売って香辛料かけたやつとかは、普通に置いてあるようになりましたね。
スピーカー 2
そうですよね。そうなんですよ。すごい身近になったと思うんですよ。
特に中国の、羊食べるのは中国の西の方とか北の方は結構食べるので、
多分、北京料理屋さんとかは普通に置いてるかなっていう感じがしますね。
でも、それも本当に最近で、私が羊をかじり始めた頃って、
全然まだポピュラーじゃなかったんですよ。
なんで、かじりたくても一緒にかじってくれる友達がいなかったんです。
私は孤独に羊を一人かじり。
スピーカー 1
そういう時って、どこに?
スピーカー 2
私は羊をかじりたい理由が、シルクロード沿いの国が好きなので、
スピーカー 1
食べたい料理が、中央アジア料理とかウイグル料理なんですね。
スピーカー 2
なんで、自分一人でも入れそうな中央アジア料理屋さんとか探したり、
あとは、あの手この手を使って、なんとか一緒にかじってくれる人を探して一緒に行くとか。
で、食べに行ってましたね。
スピーカー 1
じゃあ、自分はそこまでやってなかったけど、
飲み会とかで、珍しいそういう中央アジアのお店とか行って頼むと、
うまいなと思うことあったけども、それを狙って探して行ってたってことですよね。
スピーカー 2
狙って探して行ってました。
今はだいぶ増え、ほんとにこの数年でだいぶ増えましたけど、
やっぱ当時はお店も少なかったので、結構網羅してましたね、都内の。
スピーカー 1
そうか、当時は網羅できるぐらいの店舗数だったってことですか?
スピーカー 2
そうですね、特に中央アジア料理屋さんとかは結構少なかったので、
割と網羅できる範囲だったかなって思うんですけど、
最近は、この1年、2年とかは、ウイグル料理屋さんがすごい増えてですね。
スピーカー 1
へー、そうなんだ。
スピーカー 2
ちょっと網羅できてないです、今。
スピーカー 1
ウイグル料理って、私食べたことないと思います。どういうものですか?
スピーカー 2
ウイグル料理はですね、中央アジア料理と中国料理の間くらいなんですよね。
ちょうど位置的には、中国の一番西側で、ほんとに国境を越えた瞬間、
キルギスとかカザフスタンがあるような地域なので、中央アジアに隣接してるんですけど、
代表的な料理だと、何でしょうね。
やっぱ羊使ってるんですが、ラグメンっていう、羊のお肉を使ったゴモクうどんみたいな料理があるんですよ。
スピーカー 1
めっちゃうまそう。
スピーカー 2
めっちゃおいしいです。絶対大助ちゃん大好きですよ。
スピーカー 1
めちゃくちゃうまそうだね、それ。
スピーカー 2
トマトが入って、羊のお肉が入って、野菜がたっぷり入って、
稲荷はうどんとうどんの間くらいの太さのおうどんみたいな感じの、腰のある麺にかかってるんですよ、具が。
スピーカー 1
いや、これ、今耳で聞いてるだけですけど、家でできないかな?
スピーカー 2
できます。
スピーカー 1
あ、できるんだ。香辛料が大事?
できます。
スピーカー 2
クミンとかわかんないけど、なんか…
そうですそうです。クミンが…
そういうやつ?
スピーカー 1
そういう感じですね。クミンを使って作るんですけど、おうちで再現できますよ、これは。
スピーカー 2
麺さえ何かで妥協すれば?それこそ日本のうどんでもいいのかな?
スピーカー 1
はい。私、おうちでよくラグメンやりますけど、稲荷はうどんを買ってきてやってます。
あ、そうか。むしろ、そういう稲荷はうどんってことは、ちょっと平べったい不揃いな感じのがいいってことですね。
スピーカー 2
そうです。普通のうどんはちょっと太すぎるので、ちょい細め狙って、稲荷はうどんくらいの冷凍買ってきて、チンして、グワグワで別々作っておいて。
スピーカー 2
これがですね、日本人の舌にすごい合うんですよ、ウイグル料理って。
スピーカー 1
これは、味付けとしては、発酵調味料とかが入るんですか?なんか醤油的な。
スピーカー 2
あ、それは入らないんですよ。トマトベースとクミンとあとお塩、あとは野菜の旨味とかそのくらいですね。
スピーカー 1
あ、わかりました、わかりました。
スピーカー 2
あれだったら私、お店をいくつか後でお送りします。ここのラグメンが美味しいですっていうのを。
スピーカー 1
ちなみに、なんてとこですか?駅とかお店の名前とか。これ聞いてる人もね、行ける人は行きたいんじゃないかと思うんで。
スピーカー 2
そうですね。私がやっぱり通って好きなのは、シルクロードタリムさんっていう初代のお店なんですけれども。
スピーカー 1
あ、近いですね。
スピーカー 2
近いですか。そこはですね、結構老舗で。
スピーカー 1
慶応戦初代ですね。
スピーカー 2
あ、そうです。慶応戦初代で、私も結構近くて、たまに行きます。
スピーカー 1
ラグメンって、めんって名前ついてるけど、これ日本語じゃないよね、当然だから。ラグめんっていう。
スピーカー 2
あ、違います。ラグめんっていう料理で、別にラグとめんではないですよ。ラグめんなんですよ。
スピーカー 1
ラグめんなんだね。今検索したら、一番うまいめん料理って書いてあるよ。めん料理の中で一番うまいのがラグめんだって言ってるよ。
スピーカー 2
はい、私は同意です。ほんとに美味しいです。
シルクロードパリムさんはですね、香辛料もこだわっていて、確かクミンも、ウイグルさんのクミンを確か仕入れていらっしゃったかなと思うんですけど、色が緑だった気がするんですよ。
ちょっとなんか、めんが。
めんではなくて、クミン。
スピーカー 1
クミン、はいはい。
スピーカー 2
香辛料が。香りもすごく良くて、美味しくてですね。
ここのあと、羊肉の串も美味しいので、ちょっとウイグル料理の入門編として、老舗の初代のシルクロードパリムさんに行っていただき、そこからちょっといろんなお店を発掘するのが私はお勧めしています。
スピーカー 1
今ついに画像検索したんですけど、これ出来上がりの画像だけ見ると、稲庭うどんにポークケチャップをかけてるような感じがするんですけど、
トマトベースだから、色としては赤で野菜が入っていて、ただし入ってる肉が豚肉ではなくて、羊肉であると。
ラムなのか、マトンなのか、ちょっと分かりにくいけど、ラムなんでしょうね、きっとね。
スピーカー 2
そうですね、多分日本だとラム、現地だとすみません、マトン使ってるかもしれないんですけど、私が食べてるのはラムだと思います。
スピーカー 1
いやー、これ聞いてる人そんなに羊肉とか普段食べないと思うんですけど、
もう僕今写真見て、よだれ出てるのは、もうラムって何度食ってもその日の一口目、
あの油と肉の香りの強烈な甘いチュワッていう匂いがするじゃないですか。
あれ豚肉食っても牛食っても、ああいう感覚ないけど、なんか羊肉毎回一口目、あーうまいなって思いますけど、
その写真見てね、それが口の中そうなってますね、ラムが。
スピーカー 2
あの油の香りが甘くて、味も、なんか甘いですよね、他のお肉に比べて。
スピーカー 1
甘いですよね、あの油のね。
スピーカー 2
甘いです、甘いです、油の味が。
何でしたっけ、だいすけさんがあの、東野で、あんべでしたっけ、あのジンギスカ屋さんに行った時に、
ハードスタイルみたいな感じで、こう東野の人はこうやって食べるんだって、こうジンギスカのやり方を披露。
スピーカー 1
2回目かな、1回目の時か何かやったっけですね、2回目かな。
スピーカー 2
あ、1回目でしたっけ、何かありましたっけ。
スピーカー 1
1回目だっけ、でもね、あれなんか後で聞いたら、東野スタイルではないらしいんだよね、なんか。
スピーカー 2
あ、そうなんですね。
スピーカー 1
僕が家庭でやってるやり方で、あのあんべの店長さんに言わせると、北海道スタイルらしいんですけど、
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
よくジンギスカの北海道スタイルとかって言うと、その味付けを肉をタレにつけ込んでるか、
それとも焼いた後にタレにつけるかみたいな、味付けの話をすることが多いんだけど、
僕が言ってる北海道スタイルってのは味付けの話ではなくて、野菜の使い方?
スピーカー 2
焼き方の、はい。
スピーカー 1
北海道スタイルだと、あの、もやしとキャベツのみを使う。
まあ、入れて玉ねぎぐらい。
でも、だんだんいろんな地域に広まっていくジンギスカンって、そこに、なんだろう、かぼちゃ入れるとか、
スピーカー 2
あ、入ってますね。
スピーカー 1
にんじん切って入れるとか、ナス入れるとか、
7種類も8種類も野菜入ってるような出し方をするとかあるんですけど、
僕はあんまりそういうの好きじゃなくて、
なぜなら、野菜って甘みがどんどん出るっていうか、
いや、かぼちゃも玉ねぎも、なんかにんじんもそうだけど、甘い方向だと思うんですけど。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
もやしと、キャベツはちょっと甘み出ますけど、あんまり甘みが出ないやつ。
でも歯ごたえがシャキシャキしてるやつ。
もうそれさえあれば、ずっと羊肉を延々と往復しながら、ずっとおいしく食べられる。
僕その一番ミニマムなやつが好きで、
まあ、それをストロングスタイルとかって言ってたんですけど。
スピーカー 2
あ、それストロングスタイル。
スピーカー 1
そうそう、ストロングスタイル。
僕、人と行くときは、野菜の注文の仕方はもやしだけ頼む。
スピーカー 1
ああいうのって食べるにはどうしたらいいんですか、あれ。
スピーカー 2
あれですね、
大助さん行かれたお店ってもしかして上野あたりですか?
スピーカー 1
新宿あたりだと思うんだよね、
新宿か池袋かのどこかの間だった気がする。
スピーカー 2
そうなんですね、なるほどなるほど。
あの手のお店は今結構あります。
スピーカー 1
結構あるんだ、今は。
スピーカー 2
ありますよ、今はい、ありまして、
特典のお店の名前出すのもちょっとあれなんですが、
私も行ったことあって美味しいなって思ったお店なんですけど、
上野の清門っていう喜ぶ羊の門で清門なんですけど、
清門。
2店舗ほどありまして、
ここもやっぱり半身で羊のお肉食べれるんですが、
自分たちのチェキの目の前に、
肉がオーブンというか網があって、
そこにダーンって半身が置かれて、
ぐるぐる回ってるというか油れて、
お店の人がチョキチョキ切って出してくれるんですけれども、
ここは多分同じような体験で行けますね。
割と油っぽいものを食べれたり。
なのでやっぱり羊の半身とか羊の丸焼きを出してくれるお店に、
大人数召喚して行くっていうのが大助さん、
やっぱりセオリーですね。
スピーカー 1
いいですよね。
しかもこれ今油油って言ってますけども、
聞いてる人に勘違いしていただきたくないのは、
羊の油と違うじゃないですか。
違うと思うんだけど、
くどくないというかね。
スピーカー 2
なんかヘルシーな感じしますよね。
する。
油なんですけど。
スピーカー 1
そうする。なぜかする。
スピーカー 2
油なのに。
スピーカー 1
なぜかするのと、
結構食える。
飽きたなとか、
胸焼けするとかってことは一切ないもんね。
スピーカー 2
確かに。
羊の油とかスイスイ食べれるの不思議なんですよね。
スピーカー 1
不思議だよね。
スピーカー 2
牛とかだとちょっと私的に胸焼けをしちゃう感じがするんですけど、
スピーカー 1
するする。
スピーカー 2
豚とか牛とかは。
羊はむしろ油を食べたいくらいの気持ちで。
ですよね。
なんか古い羊の品種、今もいますけれども、
多分人間が油を食べたかったからなのか、
お尻に油がたっぷり詰まったタイプの羊っているの知ってますか?
スピーカー 1
後ろのあいつ。
そういうのがあるんですね。
スピーカー 2
あるんです。
全部にたっぷり油がついたタイプの羊があって、
さらに多分昔遡ると、
油が詰まったお尻とか尻尾が大きすぎて、
地面にずりずり引きずっちゃうタイプの羊がいたらしいんですよ。
スピーカー 1
そんな。
スピーカー 2
そうなんです。
引きずっちゃうあれなので、
人間が油のたっぷりついた尻尾の先に車、
カラカラっと動く車をつけてあげて、
羊が尻尾を引きずらないようにしたよっていうようなものも見たことあるんですけれども。
スピーカー 1
羊とかお尻専用の車椅子みたいなものを、
ちっちゃいのサイドカーみたいなのにつけてあげるってことですよね。
スピーカー 2
そうです。
そういうことをするくらい、
品種改良とかされたんだと思うんですけど、
油がうまかったんだろうなって思って。
スピーカー 1
それはよっぽどだよね。
だいたいそんな手間かかるとか、
そういう品種にしていこうって思わなそうなもんだけど、
いや、何だって鼻油がうめえんだよなって。
ああしていこうぜっていうことじゃないと、わざわざそんなことしないもんね。
スピーカー 2
そうですよね。
人間の油への執着を感じました、その本を読んで。
スピーカー 1
いや、わかるわ。
例えばジンギスカンとかやってても、
最初に鉄鍋に油を敷くっていうか、塗りますよね。
そうですね。
あれが牛の場合だと、牛脂だと全部溶けてなくなっちゃいますけど、
羊の油って固形で残るじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
油がだいたいできて、
ちっちゃくなって。
ちっちゃくなって。
で、俺ね、あれが好きなんですよ。
あれ食べるんですよ。
スピーカー 2
そうそう。
食べますよ。
スピーカー 1
食べますよ、あれも。
スピーカー 2
私もちょっと食べますけど、
だいすけさんがストロングスタイルを披露してくれたときに、
喜んで食べてるのを見て、
本当にだいすけさんはこの羊の油が大好きなんだなって思った。
スピーカー 1
お恥ずかしい。
よく見られてたんだね、僕、あんときね。
そのカラッカラになった、油ができた羊の油と、
あともやしを一緒に食べるのがうまいんだよね。
スピーカー 2
やられてました。
すごい嬉しそうに。
スピーカー 1
あれ見られてたから、恥ずかしいな。
スピーカー 2
解説してました。
これが一番おいしいんですよって。
スピーカー 1
失礼しましたね。
僕、同じ話を2回も3回もして大変失礼しました。
スピーカー 2
いやいやいや、とんでもないです。
すごいそれが印象的で、
だいすけさんは羊の油が大好きっていう、
その瞬間インプットされましたもん。
スピーカー 1
全部ね、肉も好きですけどね、なんか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
いやでも、僕知らない世界だよ。
かようもん、きようもんか。
きようもん、今検索させていただいたら、
フォトジェニック、フォトジェニックじゃなくて、
フォトジェニックな肉って意味なのかと思うんですけども、
フォトジェニックっていうキャッチコピーをつけてブログ書いてる人がいて、
確かに、これ半身じゃなくてね、足1本かな。
足1本焼いてるとこの画像があったんですけど、
スピーカー 2
確かにこれはフォトジェニックな肉ですね。
フォトジェニック、映えますよね。
見た目も良くて、面白いんですよね。
あとは、これも上野のお店なんですけど、
今お名前失念してしまったのですが、
そこは丸焼きではなくて、さっきだいすけさんおっしゃってた、
串焼きの羊の串が定番のお店なんですけど、
羊の串がくるくる自動で回る機械っていうの見たことありますか?
スピーカー 1
僕ね、韓国出張かに行ってた時に、
韓国にあった中国料理屋さんで、
鉄の串に割とちっちゃめの羊肉がいっぱい刺さってあって、
それをロースターの上なんかにやると、
串が勝手にくるくるくるくるくる回って、
テーブル席で5分10分待ってると、
どんどんどんどんどん焼き上がっていくのを、
食べながらビールだけ飲むみたいなお店があって、
なんて最高な機械だこれはと思ったんですけど、
それですよね?
スピーカー 2
それです。おっしゃる通りで。
スピーカー 1
天才なんだよな、あれ。
スピーカー 2
あの機械を作ったのは、
おっしゃる通り、朝鮮系の中国のお店だと、
あれが書いてあります。
スピーカー 1
なるほど。つまりその串料理は、
中国とか中国の西部の料理なんだけど、
あの器具。
スピーカー 2
はい、あの器具。
あの器具は韓国。
韓国とか中国、朝鮮の方の方たちがやってるお店でもいいです。
スピーカー 1
韓国のお店って、料理ごとに独自の鍋とか作りますよね。
専門の。
あらゆる料理に専門の調理器具とか作る国だなって、
旅行するたびに思ってて。
だから、その串がテーブルでどんどん焼き上がっていくって、
あれまじですごい。
画期的ですよね。
スピーカー 2
画期的。
なんか、あの素材とかじゃなくて、
その器具を使って、いかに効率よく食べるか、
おいしく食べるかみたいなところに、
思いが置かれるんですかね、韓国の方たちって。
国民性なのか。
よくわかんないけど。
スピーカー 1
なるほどね。
羊かじり協会のオフィシャルイベントっていうのは、
去年私が参加させていただいた中野でやっている羊フェスタ。
スピーカー 2
羊フェスタ。
スピーカー 1
あれが年一の一番大きいイベントか何かですか?
スピーカー 2
そうですね、あれが最も大きなイベントで、あれが年一ありまして、
あとは公式の忘年会があったり、初期払いがあったり、
公式のそういった大きなイベントが、宴会が数ヶ月に一遍。
スピーカー 1
大学生のサークルみたいですね、なんか。
スピーカー 2
飲み、食べ、かじりさ。
スピーカー 1
新館と初期払いと秋祭りと忘年会とみたいな。
確かに、羊食べて楽しむっていうだけだったら別にそれでいいですもんね。
スピーカー 2
そうですね。
あとは去年、お誘いさせていただいたけど、
多分、遠の巡り、届木か何かと被ったのが確かね、
南部羊、その時は南部羊と欧州羊の食べ比べっていう形で、
羊かじり協会が事前に羊の生産者さんにお願いをして、
人がいをして、それを調理するっていう大宴会があったりします。
私はここ2年くらいしか参加してないんですけれども、
あれもね、すごく楽しいです。
スピーカー 1
一頭まるまる農家さんというか生産者さんに注文して、
一頭まるまるみんなで料理するっていうのを東京でやられてる。
スピーカー 2
そうです。私たちは食べるだけなので、
去年も一昨年も中国料理のお店だったかなと思うんですけれども、
そこにお肉が運ばれて、あらゆる調理法で調理された羊が出てきます。
スピーカー 1
そうそう、行きたかったな。
スピーカー 2
すごいですよ。
食べ比べ、結構味やっぱ違うんですよ。生産者さんで味が違ったり。
あと調理法でもやっぱり、香辛料たっぷり使って食べるものもあれば、
素材、簡単に茹でただけとか、焼いただけとかっていう素材を楽しめるような調理法があったり。
スピーカー 1
食べ比べすごいね。
スピーカー 2
すごい去年の食べ比べは、個人的には熱かったですね。おいしかったです。
スピーカー 1
ラムかマトンかぐらいしか普段認識してないけど、
そもそも品種っていうかね、羊の品種でも違うでしょうし。
スピーカー 2
そうですよね、あとはラムとマトンの間のポケットっていう部分、
ラム以上マトン未満の、1年以上に2歳以下の羊もあったりするんですけれども、
それでもまた味違ったりしまして、
あとは食べてる餌の種類、グラスフェットっていう草を食べてる羊と、飼料を食べてる羊と、
あとはまだお母さんのお父だけで育つミルクフェットっていう小さい小さい羊とか。
スピーカー 1
それは贅沢っていうか、贅沢だなそれは。
スピーカー 2
そうですね、ただミルクフェットは、私はきちんと食べた記憶がないので、たぶん食べてないのかなって思うんですけど、
食べた人から聞くと、ちょっとちっちくささが好き嫌い分かれるかもっていう話もあるので、
意外とここは好みが分かれるかもしれないですね。
スピーカー 2
すごい奥が深いんですよ、羊をかじることも。
スピーカー 1
たぶん僕は何でもうまいって言いそうだな。
これはこれでうまい、これはこれでうまいってしかたぶん言わなそう。
なんか羊肉の共通する特徴、油だとしましょうか、そこのところが好きすぎるから、
あとの部分が多少どう変わろうと思う、これはこれでうまいってしか俺は思わなそうだもん。
スピーカー 2
これもうまい、あれもうまい。
スピーカー 1
これもうまい、これもうまいねって言ってそうなもんな。
スピーカー 2
そうなんですよ、羊結局全部おいしいんですよ、どこ食べてもおいしいです、脳みそもおいしいですし。
スピーカー 1
すごい、それは食べたことないというか、普通に流通しないんでしょうね、その一頭買って自分たちでやらなければ。
スピーカー 2
それがですね、私先月、茨城の西の方をめぐるツアーをしてきたんですけれども、
意外とアジア食材屋さんだったりだとかに行くと、冷凍の羊の脳みそ売ってます。
スピーカー 1
アジア食材店とかね。
スピーカー 2
そうです、そこに行くと意外と羊の特殊な部位と言いますか、脳みそだったりとか、ゾウもつに近いものって売ってたりします。
スピーカー 1
うちの近所だと新大久保とかに行ってお店選んだらなんかあるかもしれないな。
スピーカー 2
あると思いますよ、たぶん。
ちょっとお店に入りづらかったりすると思うんですけど、ちょっと勇気出してお店入ってレート売り場行ったらたぶん、鎮座してると思います。
スピーカー 1
このお店大丈夫みたいなの、最初誰かに教わりたい気持ちはあるよね。
コップハードル高いんですよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
でもあれだね、一党〇〇といえば、我々が手を入れているリンゴ畑に飼っている羊ちゃんたちが今十何党いるんですけど、そのうち2、3歳のホゲットかな。
ホゲットだよね、たぶん2歳のやつ飼ってたから、ホゲットになっちゃうかマトになっちゃうか。
それを一党、あ、二党って言ってたかな。
二党を生肉にするってオーナーが、リンゴ畑のオーナーが言ってたんで、夏あたりにリンゴとそのリンゴ園の草だけ食って育った羊が食えるかもしれないっていうイベントがあるんで。
スピーカー 2
ぜひやりたいですね、バーベキューとか。
スピーカー 1
やりたいよね。
やりたいです。
リンゴの人だけが集まるとさ、料理法知らないからさ、一党〇〇ジンギスカンにしちゃう可能性があるけどさ、それちょっともったいないと思うから。
本当にみんなジンギスカンだといっぱい食べるし、それしか知らないからさ。
でもせっかく二党潰すんだったら、いろんな部位、いろんな料理法をやってみたいじゃないですか。
スピーカー 2
やってみたいですよね。
全部潰したら、全部ジンギスカン用のスライスされたお肉でドンってできたらちょっと。
スピーカー 1
そうそう、せっかくスライス前の塊肉でいろんな料理方法できるのにね。
生肉にしといてって言ったら全部カットされる可能性あると思った。
もうジンギスカンにしようみたいな感じに思われて。
スピーカー 2
党の仕様ですね。
スピーカー 1
そう、党の仕様。
ぜひね、それやってみたいですね。
スピーカー 2
やってみたいです。
りんごの木を使ってバーベキューとか、もし残てたら。
スピーカー 1
すごいね、こういう時に羊の気持ちになる必要はないと思うんだけど、
そのりんごの、くそでしょ、だって。
りんごの木食って、りんごの実食って、最後りんごの木で焼かれるってすごいね。
スピーカー 2
なんか循環してますよね。
スピーカー 1
循環してるっていうか、なんて言うんだろうな。
我々人間っていう生命体としても、全部いただいてるっていうか、
その農園にあるものを丸ごと全部いただいてるって感じだよね。
スピーカー 2
いや、ほんとに。
スピーカー 1
これちょっと二度とない経験だな、それ。
りんごの木で焼くまでやったら。
スピーカー 2
ちょっと体験したいです。
したいね。
私行きます。
スピーカー 1
いや、だってあそこのりんご農園で食ってる羊たち、
まじでりんごの木の皮食って植えしのえてるから。
スピーカー 2
いや、すごかったですよね、この間行ったら。
スピーカー 1
りんごの木が犠牲になるぐらい、りんごの木食われてたから、
その木に焼かれて人間に食べられるっていうのは、すごい循環を感じるよね。
スピーカー 2
感じます。
諸行無常というか。
スピーカー 1
諸行無常。
りんごの木を食べて育った羊を、りんごの木で焼いて人間が食うんだよ。
スピーカー 2
すごいよね。
この時にりんごジュースもあったら最高ですよね。
羊と作ったりんごジュースがあったら。
スピーカー 1
すごいね。
その土地から生まれたものしか食ってないもんね、それ。
スピーカー 2
あれもりんごジュースって在庫ないんでしたっけ?
スピーカー 1
りんごジュースはね、関係者用にあと10本程度あるかな。
それぐらい。
スピーカー 2
ちっちゃいやつですか?大きいやつが。
スピーカー 1
そう、ちっちゃいやつ。
スピーカー 2
ちっちゃいやつが、じゃあもう在庫なしですね。
スピーカー 1
でも、そう思ったら、来年は、っていうか、今年作る分は、来年の夏まで保存しておこうかなと思ってきたね、今。
スピーカー 2
ぜひ、ちょっとやりたいですよね。
やりたい。
羊と作ったりんごジュースを飲みながら、りんごを食べた羊を食べる。
スピーカー 1
食べる。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
何言ってんのかわかんないよな。
いいね。
いや、ちょっとそれやりましょう、ぜひね。
いや、羊かじるぞ。
スピーカー 2
羊かじりましょう。
スピーカー 1
ご出演どうもありがとうございました。