1. メディアヌップ
  2. #192 太陽とポケカの中で
2024-10-24 1:17:44

#192 太陽とポケカの中で

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サマリー

今回のエピソードでは、シティーリーグというポケモンカードの大会に参加した遠藤さんの様子を振り返っています。大会での経験や独特の雰囲気、勝敗についての反省を語り、真剣な競技プレーヤーたちの熱気が伝わります。ハワイで開催されたワールドチャンピオンシップに参加する家族との出会いや、試合の結果に運が影響する様子についても言及されています。また、カードゲームにおける勝敗の重要性や学びの深さに触れています。このエピソードでは、ポケモンカードゲームにおけるメンタル面や大会での経験が語られ、特に負けを受け入れることの難しさや緊張を乗り越える重要性が強調されています。デッキ対策やプレイ経験について考察し、特にタケルライコデッキの使用とその挑戦を振り返ります。競技中の戦略や負けパターンの理解を深めることで、プレイヤーとしての成長を目指しています。デッキ変更による新しい楽しみ方についても話し、特にドラパルトを用いたプレイスタイルやデッキの創造性、他のプレイヤーとの出会いを通じて深まるポケモンへの愛が描かれています。また、シティリーグに参加したエピソードでは、参加者が意外なポケモンの進化を利用した戦術や地域のカルチャーについて熱く語り、競技の結果や経験を通じてプレイヤーたちの物語や感情が浮き彫りになります。

シティーリーグの概要と参加
スピーカー 1
ポケカをプレイしている人なら誰もが参加したいと思う世界大会、ワールドチャンピオンシップという大会があるんですけれども、その主条件をかけたリーグ戦が年4回開催されています。
その名をシティーリーグと言います。 今回はですね、私と友人の遠藤さんがそのシティーリーグに真剣に参加した様子をお話ししながらお届けしたいと思います。
前回の配信では、子供と一緒に遊ぶパパとしてのポケカみたいな話をしてですね、家族で子供と楽しむみたいな話をしたんですけれども、どうやら話すうちに大人の方が真剣になっているということがわかってきましたので、今回はその大人中心のお話をお届けしたいと思います。
スピーカー 2
メディアヌップ。 こんばんは、ささきゅうです。 こんばんは、遠藤です。
スピーカー 1
ようこそ184話に続いてのご参加、どうもありがとうございます。
スピーカー 2
はい、できれば毎週期待ぐらいお話はしたいんですけれども、とても嬉しいです。
スピーカー 1
そうですよね、収録は1ヶ月ちょっとぶりなんですけど、その間に渋谷のポケモンカードラウンジで1回お会いしてるんで、この収録よりもさらに早いペースで会っているというね。
スピーカー 2
実はついに対戦してしまいました、久しぶりの。
スピーカー 1
あの日、あの遠藤さんは出張で京都から東京に来て、まああれ移動日だから初日ですよね。
スピーカー 2
そうですそうです。
スピーカー 1
で、初日渋谷で待ち合わせてポケモンカードラウンジに行って、まああの初めて、まあ遠藤さんは初めて、僕は3回目か4回目だったんですけど、あの行って遊んできたって話なんですけど、
僕あの、あの時、1日経ってから気づいた面白いエピソードがあって。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
渋谷の津田屋のビルって、いわゆるこうカルチャービルみたいな感じで、あの5階にポケモンカードラウンジがあって、その下になんか漫画がいっぱいあるシェアラウンジがあって、でギャラリーがあってとか、なんかあの漫画、アニメ、ゲームみたいな、そういうサブカルチャーのコンテンツを各フロアに配置しているお店とか展示があるお店だと思うんですけど、
で僕らはその、5階でポケ化し終わって、その後エスカレーターで降りてきますよね。で、その1階にアキラの大開庫展がやってたんですよね。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
で、普通40代男性がアキラの大開庫展を目にしたら、で、しかもね、たまたま、たまたま行ったとこでやってたら、お!って言って、絶対見るか話すか、まあ少なくとも話題に、あ、アキラだの、一言ぐらい言うと思うんですよ、アキラっていうワードね。
でも僕ら、ポケ化のこと話すの夢中すぎて、アキラの大開庫展をこう一別くれて、一言も話してないっていう。それ翌日気づいて、言われてみれば、だって見たでしょ、あの、だって目に入ったですよね、あのアキラの。
スピーカー 2
見た見た、見ました見ました見ました、もちろん。
スピーカー 1
で、その時に、あ、アキラの今こんなんやってんだねっていう一言話す時間すらないぐらいポケ化の話ばっかりしてた。
スピーカー 2
いや、その後もね、あの中央線で私の滞在先、途中佐々木さんが降りるまでずーっと話してましたもんね。
あの、あの時こう会ってから、ラウンジ行って電車乗って別れるまで多分2時間か2時間半ぐらいあるんですけども、その間アキラの一言を挟む隙間がひとときもなかったんですよね。
スピーカー 1
で、それに翌日気づいて、あれって朝起きたら、あれ昨日アキラのすごいでっかいパネルあったけど、あれもちょっと気になるなって。
あ、でもそんなこと一言も話す余裕もなかったなと思ったらすごいおかしくてしょうがなくなって。
いやおかしいですねそれは。だいぶおかしいです。なんか正月にリバイバル上映見に行くぐらい好きだったのに、アキラのこと。
いや僕でも好きですけどね。今それがね、目の前にしてもね、何にも話さないぐらいになっちゃったっていうのはね。
スピーカー 2
いやーそれおかしな話ですなぁ。
スピーカー 1
それがつい何週間、2週間か3週間前の話だったと思うんですけども、その後ですね、遠藤さんが
シティリーグというね、ポケカを真剣にやっている人にとってはとても大事な大会がその後ありまして、でなんかその練習というかね、その話をしてたんですよね。
スピーカー 2
うんうん、そうですそうですそうです。
スピーカー 1
で、今日これを収録しているのは10月14日の月曜日なんですけども、遠藤さんのシティリーグの出番が終わったと。
スピーカー 2
で、私は今から2週間くらい前に出番が終わってて、で、今お互いそのシティリーグの最初のシーズンがもう終わったので、ちょっと反省会をしようというのが今日の趣旨です。
大会の結果と反省
スピーカー 1
どうでした?どうでした?
スピーカー 2
あのですね、結果から言うと2勝4敗でした。
スピーカー 1
これはね、どうどう見るか問題ですけども、初めてで2勝やった、良かったというふうに思う人もいますので、まず2勝おめでとうございます。
スピーカー 2
いやー、ありがとうございます。あの、まあね、0勝もあり得るなと思ってたんで、そういう意味ではホッとしましたけど、まあ紙一重のところも結構あって非常に悔しかったですね。
スピーカー 1
いやー、悔しいですよね。
スピーカー 2
やっぱり悔しかったです。思ったより。
でも、いつも以上にやっぱり来てる人たちが真剣なんで、なんかその分、いつもの事務船もいろんな人いって面白いんですけど、やっぱり来てる人たちの感じとか、あとはもうジャッジの皆さんの動きとか見てると、とにかくいろんなことが面白くて、
なんかやっぱ終わってから、帰ってきてからというか、なんかそもそもこんな趣味で、こういう本当に部活の大会みたいなものに参加できるって、まあなかなかないので、非常に非常に楽しかったですね。
スピーカー 1
そうですね、聞いてる人にこのシティーリーグっていう大会の位置づけを説明すると、ポケモンカードって世界大会とか、あとは日本の大会なんかもあって、それはWCSとかJCSとか、ワールドチャンピオンシップとかジャパンチャンピオンシップとかって言うんですけども、
そういった大型大会への出場権をかけた、その町レベルっていうかシティーリーグっていうくらいなんで、町レベルでの大会が結構ポコポコとたくさん開催されていて、ちゃんと申し込んで抽選に当たれば通ればそれに参加できるっていう感じなんですよね。
だから、これ他の競技に例えると、なかなか野球サッカーみたいなプロリーグがあるスポーツだとなかなかそういうこといかないと思うんですけども、マラソンみたいな、市民マラソンでもいろいろ格があるじゃないですか。ちゃんと記録を残していって、そうすると大きい大会でちゃんと記録残すと、だんだんと4時間半、3時間半で走れたとか、なんかそういうのあると思うんですけども。
スピーカー 2
はいはいはい、サブなんとかね、みたいな。
スピーカー 1
そうそうそう、それに近しいような感じの一般のプレーヤーが参加できる最も真剣な大会がシティーリーグ。あとチャンピオンズリーグっていうのもあるんですけど、それはなかなか参加できないんで、抽選に当たらなくてね。
シティーリーグっていうのは大体の人が参加できる真剣なやつで、64人の大会で6回戦をやって、その6回戦終わった後にベスト8がトーナメントを戦って優勝者を決めるみたいなやつなんですけども、なので今遠藤さんがおっしゃったのはその予選の6回戦のところで2勝4敗だったっていうところなんですけどもね。
大会の雰囲気と学び
スピーカー 1
そうです。
あれですよね、普段のジムバトルっていう3回戦くらいの感じとはね、皆さんの打ち込み方が違うから。なんて言うんだろうね、ギラギラしてるって言うんでもないんだよな。ギラギラじゃないな、なんか真剣ですよね、ちょっと怖いくらいのね。
スピーカー 2
いやーそうなんですよ、独特の空気が漂ってます。
スピーカー 1
ちなみにそういう僕ももちろん今年からポケが始めたので、シティーリーグ自体は初めてで、僕あんまりにも普段のジムバトルと同じ感じで、12時半開始って言ってたから、12時20分に行ったら僕が一番最後に到着したみたいな感じで。
スピーカー 2
大物だ。
スピーカー 1
もうみんな1時間前から受付やってますよみたいな感じになってて。
え、遅れるってことを電話してくれましたかって受付の人に言われて、え、知ってないです。もうちょっとで警告出るところでしたよって言われて、あ、すみません、気を付けますって。
なんかその謝るムーブから入ってしまったんですけど。
やばい。
全然そんな10分前に集まるみたいな大会じゃないっていうのが常識らしいんですけど。
スピーカー 2
いやそうなんですよ。
全然知らなくて。
いやでも遅刻いましたよ、遅刻いた。なんか遅刻いて、なんかその人のせいで1回戦組み直しになったんですよ。
スピーカー 1
えー、そこ組み直しまでしてくれるっていうか、ペナルティーとかはじゃあきっとあったんでしょうね。
スピーカー 2
あったんじゃないですかね。でも実はその組み直しのせいで1回戦に息子と当たるというすごい残念な結果になりました。
スピーカー 1
ひどい。
いやー家族で潰し合いが発生したんですね。
ひどすぎるっていう。
ちなみにそれはどっちが勝ったんですか?
スピーカー 2
なんとこの1週間一度も負けなかったのに負けましたその日。
スピーカー 1
なんと。あれじゃあ息子さんはトータルの成績はどうだったんですか?
スピーカー 2
一緒だったんですよ、でも2-4でした、2人とも。
スピーカー 1
あ、2-4か。
じゃあせっかく今日ゆっくり聞く時間があるから聞いてみたいんですけど、2-4にも流れがあると思うんですよ。
最初負けからスタートして、で2回戦目はどうだったんですか?
スピーカー 2
2回戦勝ったんですね。
スピーカー 1
大事な、2回戦大事なんですよね。
じゃあ1勝1敗に戻して、じゃあゆうゆう勝ち越しペースに戻したいなっていう3回戦はどうだったんですか?
スピーカー 2
で、3回戦負けて4回戦勝つって感じだったんですよ。
スピーカー 1
あーじゃあもう行ったり来たりみたいな。
じゃあ2勝2敗ってことですね。
スピーカー 2
そうですそうですそうです。
スピーカー 1
で5-6で負け負けって感じですね。
スピーカー 2
そう、そうなんですよ。
5回戦がだから別れ目だったんですけど、面白かったですでも。
なんかそういう意味では興味が一応繋いだまま、5回戦目までたどり着けたっていうのが良かったかなと思いますね。
スピーカー 1
そうですね、2敗は目があるんですよね。
まだトップ8の目があったり、トップ8行けなくてもトップ16まで入るとポイントが入るんで、
そのポイント積み重ねると良いことがあったりするから、
2敗っていうのはかなり緊張感を保ったままやれるっていう感じなんで。
それで5回戦目行って、あー3敗しちゃったって感じってことですよね。
で4敗しちゃったみたいな。
スピーカー 2
そうですそうですそうです。
スピーカー 1
面白かったです。
なんか発見ありました?なんかシティリーグに出て。
スピーカー 2
いやそれこそねあれなんですよ、佐々木さんと真逆で、うちは親子で、
スピーカー 1
つまにも送ってもらって、だから家族で1時間以上前に着いてたんですよ。
じゃあもうかなり入念だ。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
なんか会場のサイトには10時スタート、10時中7時しか書いてなかったんで、
10時からいきなり競技が始まるわけ、建物自体が10時回転だったんで、
すぐに始まるわけはないだろうと思いつつ、
なんか10時からいなくちゃいけないんじゃないかなと思ったら、
スピーカー 1
普通に11時開始だったんでめちゃくちゃ暇だったんですけど。
スピーカー 2
でもそこから、それがまず第一の学びですね。
次回以降その最初に来なくていいっていうのはそうだったんですけど、
でも回転前から来てる人何人もいたんですよね。
スピーカー 1
いややっぱりそうでしょうね。
スピーカー 2
そうそうそう。みんな手持ちぶさたにはしてましたけど、
そこが結構広い、64人もしくはもっと入れるぐらいの会場なんですけど、
それぞれ最初にガラガラの時にてんてんと座るモサたちみたいな感じの。
スピーカー 1
わかる。
あのね、あれがね、いいんだよね。
なんていうかな、普段同じゲーム好きな人だったら、
初対面といえども、きっかけさえあったら話し始められるのに、
真剣勝負の前の時間だから、
もしかしたらこの人と当たるかもしれない人と、
お互い持ち込んだデッキがわかるような雑談とかできないんですよね。
スピーカー 2
そう、それで誰一人カード出してないんですよ。やっぱり。
スピーカー 1
出さない、だって見られるから。
そうそう、盗み見られるから。
スピーカー 2
そこらへんのね、空気やっぱ事務船と違ったし、あれですよ、
天下一武道会の控室みたいな感じでしたね。
スピーカー 1
あ、俺今それ言おうと思った。
スピーカー 2
やっぱり思い浮かぶの、世代すぎるけど。
スピーカー 1
あの、悟空とクレリンが初めて亀仙人に連れて天下一武道会行くと、
みんな共同控室で壁にもたれかかって腕組んでるやつとか、
もうみんな手のうち見せないように距離を置いて、
あの感じでしょ?
スピーカー 2
あの雰囲気が出てるっていうね、もうなかなかないですけどね。
ハワイでの出会い
スピーカー 2
だけど、後で実はその人と対戦したんですけど、
あるすごい爽やかな家族がいて、
家族がみんなこの夏にハワイで開催されたワールドチャンピオンシップのグッズ揃えてるんですよ。
スピーカー 1
家族全員で?
スピーカー 2
服とか。
やっぱり。
子供は帽子とかもそうだし、親もトートバッグとか身につけてて、
めちゃくちゃハワイ行って、誰がこれハワイ出た人だろうって思ってじろじろ見ちゃったんですけど。
スピーカー 1
あれ出場しても行けるし、観光でも行けるから、どっちだろうね。
選手だったらすごいですね。
スピーカー 2
で、それが2回戦で当たって、
じゃない、3回戦か。3回戦でお母さんと当たったんですよ。
お母さんと、やっぱりお母さんはお母さんなんで、
普通に大人なんで話して、
かつお母さんはシティリーグ初めてなんで緊張してるんでみたいなことを言ってきたんですけど、
私が使っているタケオライコオーガポンと同じデッキで、いわゆるミラーマッチだったんですけど、
手なるた手つきで、完全に私も同じことをして、
同じような盤面を最終的には作ったんですけど、
私よりも早い巡りが来ていて、完全に。
つまり、同じことをしたいデッキなので、
一個先起こされちゃうと追いつけないっていう感じの勝負になるんですけど、
きれいにやられてしまったんですが、
その時に話してて判明したのは、息子さんが出場してました。
スピーカー 1
じゃあ本当に権利取ってWCSに出たってことですね。
スピーカー 2
そうです。どっかのチャンピオンズリーグで3位になって出れてみたいなこと言ってましたね。
スピーカー 1
それはすごい。今、シティーリーグって言いましたけど、
チャンピオンズリーグは数千人参加する大会で、
それのお子さんってことはシニアか、何かジュニアかシニアかのカテゴリで。
スピーカー 2
ジュニアじゃないかな。小学校2年生くらいだったから。
スピーカー 1
じゃあジュニアのカテゴリでベスト4とか3位になったってことですね。
スピーカー 2
そうです。
スピーカー 1
それはすごいな。
スピーカー 2
で、面白かったのが、これちょっともしかしたら聞き違いかもしれないんですけど、
最初は言ってることがよくわかんないなと思って、
後でよくよく思い出してみれば、そういうことかってなったんですけど、
家族でやってて、お父さんもやってるんですか?みたいな話をしてて、
誰が強いんですか?って言ったら、やっぱり息子が一番強くて、
次は私で、みたいなことを言ってて。
スピーカー 1
お母さんが次に強いんだ。
すごいな。
スピーカー 2
で、うちも息子やってて、私やってるけど、妻がなかなかやってくれないなってなってて、
いいですね、お母さんもやってくれて、みたいな話をしたときに、
息子と最初はお父さんがやったんだけど、
相手にならないから私が始めたんです、みたいなことを言ってて。
それ、あまり聞いたことのないパターン。
相手にならないのがお父さんの方だったって聞いたことなかったんですけど、
スピーカー 1
だけどつまり、今お母さんは相手になってたってことだったんですよね。
スピーカー 2
それはちょっと強い相手を。
めちゃめちゃ本当に最初にオーガポン出して、
イキリンコ回して、輝く月光がベンチに入れて、
もう減らして減らしてって感じで。
スピーカー 1
いや、それなんかいい話ですね。
ハワイの。
スピーカー 2
いい出会いでした。
試合の勝敗と学び
スピーカー 1
今年のWCSがハワイのホノロウで開催されて、
アロハカラーというか、白とグリーンと黄色みたいなカラーのピカチュウの絵が描いた、
キービジュアルっていうか、キーアートワークがあるんですけど、
それすごく目立つんですよね。
そのデッキケースとかスリーブとかプレイマット持ってる人って、
あの会場でしか売ってなくて、
1人1セットしか買えないから、
もう絶対行った人か、行った人から譲ってもらった人しかいないっていうやつだから、
それ使ってるやつが大会にいると、
あ、あいつWCSに行ったやつだってすぐ分かる合図なんですよね。
それが。
強者の合図なんだね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
まあでもね、結果見たらお母さんも2,4ぐらいで、
出た子も3,3ぐらいでしたね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
今まさに、ついその足しようかと思ったんですけど、
やっぱ強い人でも、
あ、なんか今日3,3ぐらいだったなみたいなことって普通なんですよね。
強くて、5,1するとき、6,0するときも、
ある人でも、あ、今日3,3だったとか2,4だったとかってすごい普通で、
カードゲームの大会の結果って、
2,4、3,3とか4,3とか結構普通っていうか、
そのぐらいブレるの普通だから、
その数字に一騎一遊するっていうよりかは、
そこから学びを深めていくみたいな。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
そういう方が大事だなと思うんですけどね。
運と努力のバランス
スピーカー 2
やっぱりそのお母さんたちとの話とかがあったから、
意外とリラックスしてできたんですけど、
今思い返すとやっぱり真剣勝負感が出た瞬間は何回かあったんですけど、
2回戦かな?2回戦でおそらく学生っぽいこと当たったんですけど、
大体の試合結構最後までもつれて最後の一手ぐらい、
山札もギリギリまでみたいな感じのやり取りしたんですけど、
最後、私がエネルギー引いたら勝ちみたいなので、
エネルギー引いて勝った試合があったんですけど、
スピーカー 1
痺れますね。
そうそうそうそう。
スピーカー 2
で、当然悔しがるのは当たり前なんですけど、
負けてもありがとうございましたから、
ちょっとあーみたいな話になったりするっていうのは前回も話したと思うんですけど、
ありがとうございましたもなくずっと悔しがってたんですよね。
スピーカー 1
相手がね。
スピーカー 2
その子が。
つまり2連敗をしてしまったんで、その時点で。
相当悔しかったんだなと思って。
スピーカー 1
でも、分かりますよね。
すごい気合い入れてきて、2敗すると、
もう後がないか、
あとその、最初の2連敗ってこう、
2敗の中でも結構スコアが低くつきがちだから。
スピーカー 2
あーそうっすよね。
スピーカー 1
2敗でも目があるとは言えるんだけど、
2敗の中でも目がない方の2敗をつかんじゃうって感じだから、
結構あーっていう感じだったと思うんですけど、
まあ通設に答えたんですね、その2敗が。
スピーカー 2
いやーそうなんすよ。
そうなんすよ。
で、その思いを背負って臨んだのが、
ハワイ帰り家族お母さんとの試合でした。
意外に和んでしまったっていう。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
これ本当にカードゲームの大会の仕組み的に、
同じ勝ち数で、同じ負け数で並んだ時に、
何で最後順位が決まるかというと、
過去対戦してきた相手がどのくらい勝ち星を重ねてるか。
つまり平たく言うと、
より強い人とやって負けた負けは、
いい負けっていうかね。
あるいはより自分が倒した人がその後も活躍してると、
自分のその価値が高まるっていうことがあるんですよ。
だからだいたいゲーム終わって勝敗決まった後に、
じゃあこの後お互い頑張りましょうっていう時は、
結構社交事例じゃなくて、
結構相手に頑張ってほしいんですよね。
相手が頑張ると、
同率になった時に自分のスコアが上がるから、
もう終わった後はお互い頑張れって感じになるんで、
本来であればお互い頑張りましょうって終わるはずなんですけどね。
その頑張りましょうも言えずに。
スピーカー 2
あれは悔しさが伝わってきましたね。
スピーカー 1
いやでも分かるな。
俺も悔しくて立てなかった女ある最後。
スピーカー 2
ああそうですか。
スピーカー 1
立てないというか立ち直れなかったな、数時間。
スピーカー 2
ああ。
スピーカー 1
なんでこうなったみたいな。
スピーカー 2
それ今回の話ですか?
スピーカー 1
今回のシティーリーグ。
スピーカー 2
じゃあ佐々木さんの話聞きますか。
スピーカー 1
自分は結局同じように3勝3敗だったんですよ。
スピーカー 2
ああそうだったんですね。
スピーカー 1
流れで言うと1戦目負けましたと。
1戦目負けて普通がっかりするのは普通だと思うんですけども、
要は2敗以上かな。
1敗か2敗でベスト8に残るってことを考えると、
1敗は許容されるんで、
その1敗が1戦目につこうが2戦目につこうが5戦目につこうが6戦目につこうが、
同じはずじゃないですか。
基本的には。
同じはずなのに、
1戦目で負けた1敗はすごく落ち込んで、
4戦目の負けは次への切り替えができてとかってなるとすると、
そうやって単なる人間の都合じゃないですか。
そうそう、等しい程度悔しがればいいんですよ。
がっかりする必要ないというか。
僕夏のスクランブルバトルの時もそうで、
最初1敗からその後5連勝とかしたし、
他の人もそういう人たくさんいるのをいっぱい見てるんで、
1敗の負けは別にこんなこともあろうかということで、
相手レジドラゴだったんですけど、
トライフロスト決められて4枚取られて負けたんですけど。
その後2回戦3回戦4回戦って3連勝して、
3勝1敗の状態で5回戦を迎えたんですよね。
3勝してるから2敗ラインみたいなことで言うと、
残り2戦のうち1敗まで許容される、1回勝てばいい。
5勝1敗だったらあと2連勝すればいい。
2連勝はかなり良い結果だけど、
1勝でもいいというタイミングで、
2本とも取れなかったんですよね。
だからその流れ的に、3連勝して2つのうち1個勝てばいい。
1個勝てばお土産を持って帰れるという時に、
する2連敗は結構悔しくてですね。
スピーカー 2
ああ、かもな。
スピーカー 1
見たことのない不運なドローで、
今回のための練習で数百戦やって、
1回も落ちたことのない状態になって。
デッキ30枚引いて、エネルギーに1枚も出会えなかったという。
30、半分で。
エネルギーって60枚のうち8枚入っていて、
パオジャン使ってたんですけど、60枚のうち8枚エネルギーが入っていて、
大地の器っていうエネルギー持ってこれるカードが2枚入っていて、
大地の器を持ってこれるサポートカード、貝が4枚入っていて、
そうやって数えると25%くらいはエネルギー関連のカードが入ってるんですけども、
30枚引いて1枚も出会えなかった。
相手もびっくりしたよ。
俺が何もしてこないから。
スピーカー 2
してこないんじゃないよと。
スピーカー 1
そうなんですよ。
エネルギーない状態でセグレーブ立てても極低温するものがないっていうね。
何にもならなかったですね。
スピーカー 2
ありますよね、そういうこと。
スピーカー 1
そうなんですよ。ビーダルで引いてもない。
キチキニスで引いてもない。
そもそもサポートカードを見ていない。
サポートカードあったら、貝があったら、
大地の器引けて、大地の器からエネルギーあるから、
サポートも使わない。エネルギーも見ない。
何も見ないっていうね。
クーって。
でもね、これがゲームだなと思って、
この3勝3敗という平凡な結果を、
骨までしゃぶりましたね。味わいました。
これが人生だな、みたいな気分になりました。
スピーカー 2
いやー、悔しいですよね。
その話を聞くと完全に運だなっていう風に思うし、
私が負けた相手も、
負けたうちの2つは、
いわゆる1つがミラーマッチだったやつと、
もう1つはウガツホムラとトドロクツキっていう、
似たようなロジックというか、2枚ずつ取っていくっていう、
戦い方をお互いしたかったっていうデッキだったんですけど、
それもやっぱり巡り合わせで、
どうやって先に盤面作るかみたいなところは、
あったはあったなとは思うんですけど、
やっぱり最終的に同じようなデッキ使って、
同じような苦しみ方をしている人でも優勝戦線に残っているのを見ると、
やっぱりいかに運の要素をなくすための努力ができるかみたいな話なんだなとは、
すごい思いましたね、改めて。
スピーカー 1
そうね。
6試合。
負けに対するメンタル
スピーカー 1
かつ、やっぱり運でもあるとも僕は思って。
スピーカー 2
そうそう、最後ね。
スピーカー 1
他のセカッピーっていう会社で、
カードゲーム強い同僚というか仲間がいっぱいいるんですけど、
そういう人たちって世界大会とかにバンバン出るような人たちだから、
ものすごい強者なんですよ、カードゲーム強者なんですよ。
その人が、その人たちかな、
その人たちがポケカンのプレイヤーに対して、
誰か特定の個人を指したわけじゃなくて、
特に若年層が多いゲームだから、
その若年層に対してってことなんだけども、
負け慣れてないっていう言葉を表現をしたんですよ。
それどういう意味かというと、
例えばジムバトルとかで普段やってると、
そのジムの中だと、あの人上手いお兄さんだねとか、
上手い中学生、高校生だねみたいなふうに、
思われるプレイヤーって結構いるじゃないですか。
遠藤さんのジムにも目立つ人が何人かいると思うんですけども、
そういう人が、例えばシティーリーグとか、
スクランブルバトルとかチャンピオンズリーグみたいな
大きい大会に行ったときに、
例えば2勝4敗でしたとか、3勝3敗でしたとか、
あるいは3連敗してドロップしてましたみたいな、
負け、負けてるよりの結果を報告することを、
すごく恥ずかしがるっていうか、
恥ずかしいことのように言わなかったり恥ずかしがるみたいな傾向が強いと。
で、つまりそれっていうのは、
どんなに強い人でも、
そんなふうに負けることあるんだっていうことを、
受け入れられてない、つまり負けられてないっていう言い方になるんですけど、
いや、そんなの負けることあるんだよって、
どんなに強い人でも、世界大会優勝するような人とかでも、
負けるときに負けるでしょっていうふうに思っているみたいなんだけど、その人はね。
結構その運の部分をアップサイドもダウンサイドも普通に許容して、
すごいフラットなメンタルでいるみたいなことができてて、その人たちは。
なるほどね、こういうメンタルなんだなって思いましたね。
大会での緊張と学び
スピーカー 2
そうですよね。
前の話のときも、
いつも通りの実力を発揮しづらい難しさもあるみたいな話もありましたけど、
今回もそれこそ最初いきなり息子と当たってめちゃめちゃ面食らって、
いつもやらない行動をしたんですよね。
スピーカー 1
つまり平常品じゃなかったんですね。
スピーカー 2
なんかね、全く予期してなかったんで、
最初カード回したくて、最初イキリイキリンクを出して、
イキリテイクをしてっていうようなことをするんですけど、
結果として、高校を取ってたんですけど、
オーリム博士を引いて回すことを優先するために、
ネストボールがあったんですけど、竹裏彦を入れて、
じゃあオーリム博士回していこうかなみたいな行動をしようとしたら、
トラッシュにエネルギーがないことを気づいて、
つまりその行動ができないということに後から気づいて、
竹裏彦の弾ける方向っていう、
イキリテイクみたいなことをするっていう謎の行動をしてしまい、
スピーカー 1
もったいないですね。
スピーカー 2
普段なら絶対しないことからスタートしたんですよね。
スピーカー 1
あれ、それもういきなり勝てなそうなプレイングですね。
スピーカー 2
そう、いきなりやったんです。それが息子との最初のやつで。
これがね、自分でもなぜそうなったのかがさっぱり分からなかったんですよね、
終わってから。
スピーカー 1
でも子供たちに当たって投票したってことなんでしょうかね。
スピーカー 2
そうなんですよね。びっくりしました。
それだけはないだろうなと思ってたことだったんで、64人もいいんだよみたいな。
スピーカー 1
普通ね、8人とか16人のジムバトルでもなかなか当たらないですからね。
スピーカー 2
初めてのジムバトル、初めてのシティリーグで、
息子が前日の夜、すげえ体調悪くなっちゃって、
それまで元気だったのに、
これひょっとしたら出れないんじゃないかなみたいな感じまで体調悪くなっちゃって、
せっかく乗り越えて出てきて、
万全ではないかもしれないけど楽しんでいこうねみたいな感じになって、
やれたのに、所詮親子かよみたいな感じになった。
面白かったですけどね。
そういう緊張もありましたけど。
本当そうですね。
例えば世界大会にハワイに行ってきた子だって3-3になるっていうのも、
もちろん実力は高いでしょうけど。
そうそう、そうなんですよ。
スピーカー 1
だから僕も結果3-3ですごい一瞬目もあるとこまで行けた分だけ悔しいなって、
立ち直るのに数時間を要したんですけど、
でも振り返ってみたら、
ほぼ全ての場面でベストなプレーをしてたなってことに気づいたんですよ。
その日の試合を半数してて。
だから練習の成果が出た、
実力を高める行為と実力を発揮する行為の2種類があるみたいな話を前回もしたと思うんですけども、
実力を発揮する行為ができたなっていうのが確かめられてて、
分かって、
元の実力をもっと高めなきゃいけないって話はあるんですけども、
少なくとも今持ってる実力に関しては出せたんだなって思って、
じゃあ意外とやれるな、良かったなみたいな。
それがよく転ぶ時もあるし、そうじゃない時もあるけど、
少なくとも持ってるものを出せた、良かったなって思えてね、
この平凡な結果を味わい尽くしたっていうのはそういう意味だったんですけど。
デッキ選択と実力
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
まずね、1戦目の入り方がうまくいったっていうか、
前回の静岡のスクランブルバトルの時も1戦目の入り方がうまくいって、
結果どっちも負けてるんですけど、大会前って大体どのくらい前かな、
2週間くらい前からデッキどうしようかなみたいなものが悩みがピークになってきて、
いつも使ってるので行こうか、最近強いと噂のあっちにしようか、
このカードを対策で入れようか、いつも通りでいいのかみたいなずっとやって、
当日の朝8時までにデッキ登録をする。
当日朝ちゃんと起きてご飯も食べるし、荷物忘れ物ないようにみたいな風にしていくと、
どんどんどんどん緊張高まっていくじゃないですか。
僕の場合は高まっていくんですけど。
自分的に意識してるのは、緊張から逃げないっていうか、
例えば緊張をそらすために別の本読むとか動画見るとか、
逃げる方法いっぱいあるんですけど、本当に最後まで緊張しておく。
例えば試験の前の日に教科書とか参考書、
もうあと30分で教科書見たって何にも身につくはずがないと思うか、
あるいはぺわっと見たページが1問出てきてくれて、
スピーカー 2
命拾いすることってありますよね、テスト何回も受けてたら。
スピーカー 1
そういう細かい記録をつなぎ寄せて、ずっとゲームのことだけ考えるんですよね。
結構緊張するじゃないですか、本当に。
でもその緊張から逃げずに緊張していくと、
どっかのポイントからその緊張を乗り越えたプラトンみたいなとこに出るんですよね。
そのプラトンって緊張した後じゃないとたどり着けないんですよ。
ただリラックスしてるといけない。
緊張の後のプラトンみたいなとこに行くと、
それすごい集中してる状態だと思ってて、
その状態で1回戦入ると、
スピーカー 2
もう相手のプレイしたカードがその半日、1日経っても全部思い出せるぐらい。
スピーカー 1
思い出せるんですよ、1回戦って。
それってなんで思い出せるかって、
映像記憶じゃないから、カードをプレイした順番に意味があるじゃないですか。
これはこれより前にやる、これはこのより後にやる、
カードのプレイする順番って意味があるから、
その相手がやろうとしてることの意味を理解できると、
プレイしたカードが全部記憶できるんですよね。
記憶しやすくなるってことか。
その状態に入れるとすごく良いんだけど、
今回もその状態で入れて、
結果負けたんですけど、
例えば夜振り返るときに、
負けたけど、1回戦の入りとしてはベストだった。
緊張の向こうのプラトンに今回行けたなみたいな。
そういう満足感がありましたけどね。
スピーカー 2
準備の気持ち、本当によくわかりますね。
特に今のポケモンカードって、
環境デッキと呼ばれるような強いデッキの種類が豊富だから、
いろんな情報がめちゃめちゃ飛び交っている中で、
何を選択するかみたいなことが、
まさに情報化社会のバトルだなと思いますけど、
1ヶ月くらいですかね、
今回はこれで決めたやつをなるべく研ぎ澄まそうと思って、
だから徐々にポケがつまらないかと思って、
思い始めるくらい同じデッキばかり使って、
60枚のどれを変えても大差ないって感じなんですけど、
でもこれがあったからこうできたみたいなことを、
本当に毎週のように繰り返してたんで、
最後の最後、ラスト1週間くらいに開き直るまで、
どれを入れたから勝った、どれを入れたから負けたって、
そんな単純な話じゃないんですけど、
すごい向き合いすぎて、
スピーカー 1
すごい早く終わんねえからして入れると思ってやってました。
いや、わかるわ。
これもう本当にパオジアンデッキっていうね、
使う人が1.5%くらいしかいないマイナーのデッキを使ったんですけども、
それでいくって途中で決めたのもあって、
ただその中にバリエーションが結構いっぱいあるんで、
そのバリエーションかなり試して、
オンラインでも試したし大会でも試したしで、
でもほとんど存在するバリエーションをほとんどやったんじゃないかな、
やり尽くして、
ゲームの記録、手元でメモ取ってるんですけど、
8月以降か、大きい大会でいうと、
静岡のスクランブルバトル以降、
パオジアンで戦ったゲーム300戦くらいあるんですけど、
それぐらいやって臨んだんで、
もうやり飽きましたね。
スピーカー 2
やり飽きたっていうか、
スピーカー 1
終わんねえかなと思って今もうデッキ変えましたもん、今。
スピーカー 2
メインのデッキ。
そうっすよね。
前の日に同じジムでジムバトルやってて、
前の日は2勝1敗くらいで結構調子良くて、
その1敗した相手がサナナイトだったんですけど、
かなり接戦で、本当に最後の1枚、
25分1分前くらいまで、
お互いもう山札数枚しかないぐらいのところでやり合ったんですけど、
最後の最後にニュートラルセンターっていう、
私のデッキのやつが身動き取れなくなるやつを最後の最後に出されて、
なんかワンチャン飛ばせる、重ねられるスタジアムっていう、
お互いのスタジアムを上書きできるやつがあると思って。
スピーカー 1
ポケストップの3枚目あったんですか?
スピーカー 2
そんなかったんですよ。2枚使ってて、
1枚トラッシュしてるか忘れちゃってて、
とにかく山札使い切ろうって最後まで使い切って、
なくて山札切れで終わったんですけど最後。
その試合してて、お互いかなり詰め合ったんで、
完走戦も結構盛り上がったんですけど、
やっぱりその時に、
だから最後の方、時間いっぱいまでやっちゃうと、
早く終わった人たちが横から見てたりするじゃないですか。
見てた人たちとかもいろいろ言ってきて、
やっぱりあそこちょっとスタジアム3枚目、
大空道でもなんでもいいから持ってた方がいいっすねとか、
あとはやっぱりロストスイーパー入れた方がいいっすねとかって、
なんかすごいいろいろ言われて、確かにな確かになって、
その話が最後の、つまりシティリーグの前日だったんですけど、
夜もうデッキ登録した後にどうしてもその話が気になって気になって、
前の日に、初めてだったんで前の日に登録してけよっていう、
公式の教えを守って登録しておいたんですけど、
朝起きてやっぱり1枚だけ交換しました。
スピーカー 1
ロストスイーパー入れたってことですか?
スピーカー 2
そうそうそう、ロストスイーパー入れた。
結局使わなかったけど、でもなんか本当それぐらいまで悩み、
デッキと戦略の重要性
スピーカー 2
もうめちゃめちゃ向き合ったなこのタケルライコデッキに。
スピーカー 1
いやーもうそれまさにトレーディングカードゲームの楽しさですよね。
スピーカー 2
ほんとそう。
スピーカー 1
この装備を最後まで考えると、
登山家が持ってく道具のハーケン一つの重さを何グラムまで最後まで削ってるみたいな、
そういう感じするよね。
スピーカー 2
いやーねーもう。
スピーカー 1
60枚収めるために。
そうですよねー。
いやーでもね今のエピソードは、
僕も使ってるデッキパオジアンEXなんですけど、
ニュートラルセンターを張られてそれを返せないと敗北に直結するデッキなんで、
そのパターンは頭に叩き込んでおきましたね。
スピーカー 2
あーやっぱり。
スピーカー 1
サーナイトがアンフェアスタンプを使ってこない時点で、
入ってるエーススペックの選択肢がすごい少ないけど、
プライムキャッチャーかニュートラルセンターなんですよね。
で、プライムキャッチャーは打たれてもどうにかなるっていうか、
まあ打たれたら打たれたでしょうがないけど、
ニュートラルセンターは絶対に返せないといけないから、
アンフェアスタンプを使わない相手には、
ポケストップを余分に持っておかなきゃいけないっていうのが。
持っておかなきゃいけないか、あれは張らない?
相手ののを返すためだけに手元にあるみたいな。
でさ、これ自分の弱点でもあるんですけど、
その後にジムバトルに出てる時に、
相手がサーナイト使ってて、
サーナイトじゃないや、別のデッキ使ってて、
アンフェアもプライムキャッチャーも出てこない。
で、結構終盤にもつれ込んだんですよ。
で、僕ドラバルト使ってたんだけど、
あれ、これもしかしてニュートラルセンターを最後に張ろうとしてるなと思ったんですよね。
デッキとしてのユキメノコとか、
なんかそういうのが出てきて、結構スローなデッキだったんですよ。
あ、これ最後にニュートラルセンター張るつもりだってピンときて、
このパターンサーナイトで学んだっつって。
あの二進化デッキとかEX使うデッキに対して、
もうスローにスローにして、
相手が全部使い切った時にニュートラルセンターっていう、
もうダメージが一切通らなくなるスタジアム張るつもりだって、
あの記憶が鮮やかすぎて、
もう自分の持ってるポケストップ、
それ1枚しか引けてなかったんですけど、
ポケストップっていうのを出すと相手のニュートラルセンター壊せるから、
大事に手札に持って使わずに、
本当は使ってグッズとか手に入れたシーンをたくさんあったんだけど、
使わずに使わずに最後まで持ってって、
その時に僕が愕然としたのが、
相手のバトル場のポケモンに、
ヒーローマントっていうエーススペックが付いてたんですよ。
エーススペックってカードはデッキに1枚しか入れられないので、
ヒーローマントが付いてる時点で、
絶対にニュートラルセンターなんか入ってるわけない。
つまり僕は自分が学習した、
アンフェアでもプライムでもなければニュートラルセンターっていう、
馬鹿の一粒みたいな、
教科書丸暗記システムにより、
ヒーローマントを張ってる相手に、
ずっとポケストップを温存して、
カード引けずに負けたんですよ。
試合と戦術の教訓
スピーカー 1
で、本当に自分のことぶん殴ろうかと思いました。
本当にお前馬鹿だなっていう。
スピーカー 2
余裕によってヒーローマントね、
張ってるやつだからな。
スピーカー 1
しかもね、ぐちゃぐちゃ張るやつって、
汚いんだよね。
ごめんなさい、今悪口言いました。
言い訳です。
普通わかります。普通張られたらわかります。
スピーカー 2
ウケるなー。
スピーカー 1
僕手元に首を吊ってやろうかと思った失敗集っていうのが、
メモって書いてあって、
自分の恥ですよ。恥。
恥の記憶を二度と繰り返さないように、
書いてるエピソード集があるんですけど、
このヒーローマントを使ってる相手に、
ニュートラルセンターを警戒しすぎて、
ポケストップを使わずに負けるっていうね、
エピソードが三千と輝いてます。
俺の中で。
ちょっとね、覚えると良くないですよね。
ちょっと賢い、覚えてこの知識使いたいみたいな欲が、
ちょっと賢いプレイしたいみたいな欲がね、
スピーカー 2
これはダメだな、俺はダメだなって思いました。
読み合いが回りすぎたってやつですね。
スピーカー 1
回りすぎた。ちょっと考えすぎてバカになってた。
スピーカー 2
その辺りでカード一枚を本当に突き詰めてくると、
上位入賞するための手段としてのデッキって、
よほど尖るか、もしくは似てくる中での一枚、
どの一枚を入れるかみたいな話になってきますからね。
そこら辺の全部を当然、
全部に対応はできないんだけど、
これこの雰囲気かも、みたいなのって察したりするし、
なんかニュートラルセンターは前日のジュンバットルでしたけど、
シティリーグ当日に私あれなんですよ。
力キリンEXも出されたんですよね。
スピーカー 1
変わったのに当たりましたね。
スピーカー 2
あれもね、完全メタで、
種ポケモンのEXから技のダメージ受けないんですよ、いると。
スピーカー 1
タケルライコ狙いですね。
つまりほぼほぼ私のデッキは詰むんですよ。
スピーカー 2
で、種もいたんですけど、
そういうのにも当たっちゃったんですけど、
それも出てくるっていうことはあんまり想定してなかったし、
でも想定しすぎたら別の手段入れてたかって、
多分入れてなかったなーって思ったんですよね。
この辺の駆け引きは本当に面白かったですね。
スピーカー 1
タケルライコっていうね、一番強くて使用者も多いデッキを使うっていうのはそういうことですよね。
スピーカー 2
そういうことやられますからね。
終盤はものすごい皆さんの研究が回ったんで、だいぶメタでしたね。
面白かった。その経験もね、めちゃめちゃ。
つまりこの、やっぱりそもそも大会とか、
こんだけ打ち込んでやるのがメタになかったんですけど、
逆にメタメタ使われてるというか、
指示されてる、結果も出してるデッキを自分も使ったっていうことは、
いろんな人たちの上手いところを目にする機会も多かったし、
真似しようって思う機会も多かったし、
逆に言えばすごい対策してくる人たちもたくさんいたんで、
それもね、この1ヶ月向き合うときの苦行の一つでしたね。
毎週のごとくこれを倒そうという打ち当たって。
勝利への道のり
スピーカー 2
それも何度も、
似てるけど違う手段使えるレジドラゴンVスタイルにしようかなとか、
他の選択肢で触れたのルギアぐらいだしなとか、
もう本当に2週間前ぐらいは結構悩んだ時期ありましたね。
スピーカー 1
でもやっぱり王者デッキを握ってた遠藤さんらしい感想ですね。
僕そこから逃げたから。
スピーカー 2
逃げたわけじゃないでしょ。
スピーカー 1
マイナーなデッキを使って、
逃げたんです。僕そういうのをやらないんですよ。
僕だんだん自分の性格がよくわかってきて、
ちょっと変わった個性があるところで、
他の人がまだ知らない独自の工夫の知識さで勝つみたいなのを選ぶんですよね、デッキでね。
デッキ選びもそうですけど、プレイングでもそうですけど、
勝ってる時の方が難しいって言われるのわかります?
スピーカー 2
勝ってる状況、ないしは勝ってるデッキを選ぶ方が難しいというか。
逆は何かというと、負けてる状況、あるいは普段あんまり勝ってないデッキってことですね、その反対だから。
スピーカー 1
つまり負けてる状況の方が簡単であるとか、
普段勝ってないデッキの方が簡単であるっていうことなんですけど、
僕すごくそれを頷くとこがあって。
負けてる状況って、逆転するまでにやらなきゃいけないことが明らかじゃないですか。
可能性がかなり絞られてる。
何しろ負けてるんだから取れる手が限られていて、
この逆転をするには相手を上回っていく時に、
これとこれとこの3つの条件が重ならないと勝てないみたいな風に絞り込まれるから、
それはなかなか起こり得ない。
でもその分だけ考える要素が減るんですよね。
滅多に起こらないことと重ね合わせていくから。
だから考えることシンプルなんですけど、
逆に勝ってる方からすると逆のことを考えなきゃいけなくて、
自分こっから先何されたら負けるんだろうっていうことを考えますよね。
負ける手段をイメージして、負ける手段を潰していかなきゃいけないんですけど、
負ける手段の方がパターンが多いんですよ。
つまり相手の情報が見えないから、何してくるかわからない状態で、
これもある、これもある、これもある、あれもあるみたいな状況になりますよね。
その複数の状況を全部検討するのは時間ってないから、
だいたいこれが危険なパターンだとか何とかっていうのを知ってないと、
実戦ではその複雑な多数のパターン、
多数の負け方パターンを瞬時に思い浮かべて、
瞬時にどれが危険か判断するとほとんどできないから、
よっぽどやり込むかセンスがないとあれなんですけど。
負けてる方だとあれもこれもないんですよ。
これしかない。
この状況を起こすためにこれしかないから、
結構考えるの楽なんですよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
みたいな感じで、僕は勝ってる状況がすごい苦手で、
勝ってるデッキはみんな任せようとしてくるから、
こんな感じで任されるの?みたいなパターンがどんどん出てくるじゃん。
スピーカー 2
思いつかないパターンが。
スピーカー 1
でもマイナーなデッキだと、
このデッキを使ってリザードンとタケルライコンを倒してやろうと、
と思ってるから、
考えることが2個しかないわけですよ。
この2つには絶対これで勝つみたいな。
なるほどね。
逃げたってのはそういうことなんですよ。
楽なんですよ、そっちの方が。
負けてる状況とか勝ってないデッキの方が楽なんですよね。
スピーカー 2
なるほど。
でも今おっしゃった通りですね。
スピーカー 1
タケルライコンに遠藤さんがすぐやつ向き合ってたら辛いでしょ。
辛くてしょうがないでしょ、あれに向き合うのは。
スピーカー 2
勝にあったというか、
ポケモンカードをやってて一番回せてたっていうのはあって、
この間やった時も相談したけど、
毎回毎回山札使い切るくらいのデッキを回すんですよね。
その時に、さっきの佐々木さんの大会での
やれることはやったっていう感覚あると思うんですけど、
意外とやれることはやり尽くせるデッキでもあるかなと思ってて。
最後の方、負けパターンは本当に無限にあるんですけど、
だけど一旦自分の勝ち筋、
まずはとにかくエネルギーの数の論理で殴っていくしかないんで、
それをどの相手を選んで倒していくかみたいなところなんですけど、
そこは状況に応じて比較的回せるようになっていきつつ、
あとはこの間の世界大会で同じデッキ使ってた人が優勝してたのが、
リスクヘッジとして、リスクヘッジのパターンとして山札を管理するっていう、
とにかく圧縮していって、
どんだけ辛い立場になってもできるだけ有利なカードを引けるっていう、
すごい高度な話だなと思ってやってたんですけど、
意外とそのパターンできたなと思って。
もちろんいろんなパターンに備えなくちゃいけないんですけど、
スピーカー 1
最善を尽くすみたいな。
なるほど。勝に合ってるんですね。
スピーカー 2
合ってたと思いますね。
あんまり勝てなかったんですけど、でも楽しかったです。
スピーカー 1
もう回さないみたいになってますけど、このデッキ。
だけど全然まだまだ強いですからね。
あれがあと2年間も環境に存在するのかと思うと、結構がっくりきてるんですよね。
HPが350以下の進化ポケモンを常に一発で倒してくるって、
合っちゃいけないことなんじゃないかって思うんですよね。
ちなみにパオジアンをずっと使ってきて、
シティーリーグも終わったんで、僕苦手から逃げないようにしようと思って、
ドラパルトと柔道の感覚
スピーカー 2
今ドラパルトっていうメジャーなデッキに倉替えしまして、
おー楽しみだな。
スピーカー 1
新たにやり込んでるんですけども、もう全然違いますね、景色がね。
スピーカー 2
そりゃそうっすよね。
スピーカー 1
前にサーナイトも結構趣味でよく使ってるって言ったんですけど、
僕サーナイト使ってると人生を感じるんですよね。
人生を感じるって言ったんですけど、
ドラパルトはね、僕柔道を感じますね。
柔道をやってる感じ。
柔道。
柔道。
序盤の組手争いから始まって、
で、ちょこちょこと相手に技を繰り出すんだけど、
絶対にサイド1枚2枚ちょこちょこ取ったりしない。
絶対に取らないけど、あんまやらない。
で、1本勝ちだけ狙ってるみたいな感じで、
最後に4枚とか5枚とか6枚取るみたいな、
そういう展開になるんで、
組手争いからの技をちょこちょこかけて、
最後1本取るみたいな感じが柔道っぽいなと思って。
あー。
今ね、その柔道っぽさを楽しんでますね。
これ意外とショーに合うかもしれないなと思ってやってますね。
スピーカー 2
後ろに載せる6点をうまく使うみたいな話ですか?
スピーカー 1
そうですね。今の特にボムドラパルトと呼ばれる、
はいはいはい。
ヨノワールを使う、あれを使っているので、
4枚は普通、5枚取ることもあるみたいなやつなんで。
序盤の組手争いっていうのは、先に向こうにサイド1枚どんどん取っててもらうみたいな。
スピーカー 2
2枚取ってもらうみたいな。
スピーカー 1
タケルライコンに5枚先行されて、逆転したこともありますよ。
いや、5枚取られて逆転はすごい気持ちよかったですね。
スピーカー 2
あー。そうなんですよね。
後ろに1回のファントムタイムで、
タケルライコンに4点、オーガポンに1点ずつみたいなので、
いつでもひっくり返される素養があるんですよね。
スピーカー 1
そう。あとその時は向こうにポケストップも置けてなくて、キチキースも置けてなくて、
残りサイド1枚になったんで、
ナンジャモで1対6のドローになるんですよね。
1枚だと何もできなくて、ターン返ってきて、
もう1回こっちもナンジャモさらにできるみたいな。
2回ナンジャモするともう逆転してて、
6枚取って終わって、6枚…2、4って取ったのかな?なんだけど。
すごい、タケルライコン相手に5枚取られて逆転できるデッキすごいなと思って、
感激したのだったんですけど。
スピーカー 2
いいっすねー。
ジムバトルの新しい発見
スピーカー 1
でもトラパルトね、人気デッキだから、さっき言ってた、勝ってるデッキだから、
研究されて、その研究を乗り越えなきゃいけないっていうね。
強いデッキだから勝てるわけじゃないんですよね。
強いデッキだからより向かい風が強くなるから、
それをやろうみたいな。
新メニューに加えましたよ。ちょっと練習の。
スピーカー 2
いやー、でもおっしゃる通りで、デッキ変えるだけで景色変わるから、
今ほんと何やってても楽しいですよね。
スピーカー 1
そうね、シティリフォーって自由になると楽しいですよね。
スピーカー 2
そうそう、何のストイックさだって今話してて思うけど。
スピーカー 1
いや、俺それと言ったら、この間あの、あれはね、新潟だな。
新潟の三条行った時に、その日出張終わって帰る日だったんですけど、
午前中ジムバトルやってる店舗がホテルの近くにあったんで、
デッキ持ち込んで旅打ちしたっすよ、三条の。
スピーカー 2
ついにやりましたか。
スピーカー 1
ついにやったんですよ。
そしたらね、もちろんシティリーグっていう場所でもないし、
普段のカジュアルなジムバトルなんで、
そこで普段全然当たらないデッキに当たって、
それがすごい面白くて、
これだと、これが普段のポケモンの楽しさだって、
初心に変えるような思いでしたね。
それ日僕のドラパルトデビュー戦だったんですよ、パオジアンを捨てて。
スピーカー 2
何だったんですか、どんなやつだったんですか。
スピーカー 1
相手はね、ミミッキュEXだったんですけど、
見たことない。
まずね、その時点で、え?ってなるんですよ。
で、ミミッキュEXっていうカードって、ターターデッキに入っている、
ミミッキュっていうポケモン自体が有名だから、人気があるから収録されてるんだけど、
全く強くなくて、全然使われないやつなんですけど、
その人はミミッキュ愛が深すぎて、
ミミッキュを使うためだけにデッキ組んでるんですよ。
最高。
普段のミミッキュって、相手のEXVポケモンからダメージ受けなくて、
技が70ダメージの受ける、あのミミッキュですね。
あのミミッキュをメインで使ってるんだけど、
デッキの顔として、決して場には出さないけど、
ミミッキュEXを1枚入れてるんですよ。
つまり、使わないカードを愛ゆえに入れてる人だったんですよね。
スピーカー 2
Vスターマーカーにするとかでもなく?
スピーカー 1
でもなく、本当に入れる。
あ、いいなって、これだ、これがポケモンだって思って。
スピーカー 2
へー、素晴らしいですね。
スピーカー 1
そう、好きなポケモンを使うっていうね。
スピーカー 2
いいなぁ。
スピーカー 1
だってポケモンカードのコンセプトっていうかキャッチコピーが、
好きなポケモンを集めようなんですよ。
スピーカー 2
戦おうじゃないんですよ。
スピーカー 1
そう、ポケモン、好きなポケモン集めようってこのね、
コンセプトを体現できるゲームなんで、
ジムバトルでそれに触れて、
もうシティーリーグみたいな厳しい世界から逃れて、
スピーカー 2
生まれ変わった気持ちでしたね、参上で。
デッキの創造性と影響
スピーカー 2
旅打ちって言えば、
シティーリーグまでの1、2ヶ月の間でしたけど、
1回ジムバトルに行った時に対戦した人が、
私京都のジムですけど、
島根から来たって人がいて、
スピーカー 1
遠いな。
出雲大社のある島根から。
スピーカー 2
そうなんですよ。
しかもあれかな、
CLの次の日だったかな。
CLの次の日かなんかで、
その日は東京に見に行ってたらしいんですよ。
スピーカー 1
つまり、観戦しに?
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
めっちゃ好きですね、それ。
スピーカー 2
就活かなんかも絡めつつ東京に行って、
帰りに知り合いがいるから、
京都に泊まって、
ジムバトルして帰るっていう話で、
確かにその人のデッキもすごい変わってて、
ジュペッタじゃなくて、
ジャロータV…
スピーカー 1
知らない。
初耳。
スピーカー 2
なんかね、すごい特性だったんですよ。
なんかエネルギー系だったかな?
なんか、えぇ!?みたいな感じの特性で、
面食らって、
結構なんとか面食らいながら頑張ったんですけど、
最後負けちゃったんですけど、
なんかそれが、
すごい研究しつくした、
自分のベストオブベストのデッキなんです、
みたいなことをすごい笑顔で言ってて、
やべぇ楽しそうだなっていう。
スピーカー 1
いいですね。
スピーカー 2
そうそう、環境とかに、
なんかアンチとかじゃなくて、
本当に自分の練りに練った一作なんです、
みたいな話をしてて、
すげぇなって、
いやすごいっすね。
これじゃあいっぱい活躍せんすか?
みたいなことを言ったら、
島根で事務船できるとこないんですよって言ってて。
スピーカー 1
ないんだ。
スピーカー 2
全くないのかな?
いや、あるにはあるの。
スピーカー 1
その方の近所にはないってことですよね。
スピーカー 2
あるにはあるらしいんですけど、
中心部まで自分は、
車がないし、
自転車で何十分とかかかるし、
みたいなことを言ってて、
で、めったに開催しないし、
みたいなことを言ってたんですよ。
だけど、めちゃくちゃ好きだから、
毎日一人で回しまくって、
めちゃめちゃ研究してたどり着いたデッキが
これなんですって言われて。
スピーカー 1
いいなぁ、いいエピソードだな。
スピーカー 2
やばすぎますよね。
スピーカー 1
いいエピソードだな。
もう全然どうやって動くのか分かんない、
スピーカー 2
なんかね、我々の理解の範疇で言うと
アルセウスは使うんですよ。
アルセウスは使うんですけど、
とにかくアルセウス・ジャローダみたいなのを
常に出していくようなデッキで、
全然ちょっとよく分からなかったんですけど、
いつの間にかやられたんですが、
すごい爽やかな負けでしたね。
スピーカー 1
いや、それに負けるのは、
爽やかですよね。
そういうのに負けたいですよね。
リザードンとかじゃなくて。
スピーカー 2
いやいや、ほんとそう。
そういうのもいいからって気持ちにさせるくらい、
さっきのミミッキュ好きっていう、
ポケモンが好きっていうのもそうなんですけど、
自分でやっぱり、
ポケモンカードってめちゃくちゃな数あるじゃないですか。
ポケモンが1000体あるっていうのもそうなんですけど、
1個、1段ずつに出るデッキで、
その中でもポケモンの種類って
100とかいますよね、多分ね。
拡張パックって。
スピーカー 1
全然いますよね。
うん。
スピーカー 2
ですよね。
それがもう、
2ヶ月に1遍くらい新しい段が出てって、
レギュレーションの中でいうと、
2年か3年分くらい使えるわけじゃないですか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だからよくよく考えたら、
いくらでも組み合わせとかあり得るわけなのに、
私なんか結局強いデッキを選ぶことにしたんですけど、
全然それだけじゃないなってのは分かってたんですけど、
その島根で普段自分もないのに、
研究してくしてっていう人の、
しかも美化してるっていうか、
記憶をすぐに改ざんしてる感はあるんですけど、
中山錦二君みたいな人でした。
スピーカー 1
爽やかですね。
いいですね。
そうそうそう。
スピーカー 2
すごい良かったんですよね。
それはだからすごい残ってたんですよね。
今もすごい残ってるんで、
今新しいデッキチャレンジしたいなって気持ちすごいありますね。
彼の影響。
スピーカー 1
ポケモン愛で今思い出したエピソードがあって、
パオジアンEXのバリエーションをすごい研究してた時に、
パオジアンEXってメインアタッカーパオジアン、
そのお供がセグレープであることは変わらないんですけども、
ドローソースが何かっていうのは結構いじりようがあって、
ポップをピジョットラインにするか、ビッパービーダルラインにするか、
ノコッチノココッチにするかみたいなパターンがあるんですけども、
スピーカー 2
それもあるんだ。
スピーカー 1
最近、新弾お気に入りだったのが、
クワスウェーニバルのラインを入れるってやつがあって、
これはビッパービーダルよりも引ける上に、
水ポケモンだから貝で持ってこれるとか、
いろいろいいところがあって、
しかもそれが最近出たばっかりの、
楽園ドラゴナの中に入っているのがクワスとウェーニバルなので、
一番新しいからもうこれ使ってやろうということで、
それこれやってたんですね。
その中にちょっとシークレットテクがあって、
クワスっていうのはHP70のポケモンで、
ウェーニバルっていうのがそれの2進化ポケモンで、
最大5枚までドローできるみたいなやつなんですけども、
過去に出たウェーニバルEXっていうのはもう1種類あって、
こっちは相手に230ダメージとか与えていくんですね。
なので通常はドローができる方のウェーニバルに進化するんだけども、
もし余裕があったり、
相手が種ポケモンの序盤にうまく展開できなかったら、
ウェーニバルEXの方になっちゃって、
それでもいきなり倒していくみたいな、
ちょっとこう奇襲性のあるやつをやろうと思ったんですよ。
しかもパオジアにクワス入っているとか、
誰も思わないからそんなリスト使ってる人日本に見たことないんで、
ちょっと僕その個性で勝つ方なんで、
ちょっとそれやったんですよね。やったんですよ。
クワスの奇襲
スピーカー 2
いざ戦ってみたら、僕がバトル版にクワスとか出すわけですよ。
スピーカー 1
で、そうすると、クワス使うデッキって何なの?とかって、
向こうなんか分かんないだろうと思ってね。
分かんないだろうと思ってたんですよ。
そしたら向こうがすごい警戒して、前に出てたルギアとかを下げたんですよ。
え?
って思って、でこれ手札にはウェーニバルEXを買ったから、
もし相手がバトル版にルギア出しっぱなしだったら、
普通のルギアね、HP220のルギアを次の手札に倒すみたいなことをやったんだけど、
こっちはね、クワスなんていうマイナーなポケモンの進化先がウェーニバルなんて誰も知らないだろうと思ってたんですけども、
実はポケモンのゲームをやってないのは俺だけで、
俺だけっていうかね、スカイレットバイオレっていう最新作あると思うんですけども、
大体の人はみんなあれやってるわけですよね。
で、あれやればもう開始5分で気づくこととして、
クワスかニャオハかホゲーターか、どれか選べって言われるもう五三家の一人なんですよね。
ところが俺それやってないから、クワスなんか誰も知らないだろうって。
まさかクワスがウェーニバルに進化するなんて誰も思いつきゃしないだろうって思ってた。
全員知ってて、これ何の奇襲性もないなって。
スピーカー 2
一人で受けてたっていう。
スピーカー 1
だってゲーム終了に、なんであれルギア逃げたんですか?
なんであれしたんですか?
いや普通にクワスウェーニバルとかでじゃないですかって言われて。
で聞いてたら、あ、ゲームで。
超有名ポケモンだったって。
スピーカー 2
いやーまさかの前回も話した。
でしょ?この知識格差。
スピーカー 1
そう、ポケ化しか知らないから。
これ言うなれば、ソウソウリュウビソンケンみたいな感じでしょ?
スピーカー 2
イエスイエスイエス。
スピーカー 1
だから秀吉信長家康みたいなやつなんですよ、クワスっていうのは。
わからない人向けに言うと。
だから僕家康とか使って、クククってこの後。
この後何、次の将軍が誰かわからないだろうみたいな。
いやみんな知ってるわみたいな感じだった。
スピーカー 2
いやーそれはリスクでしたな。
面白さとしては私は佐々木さんには永遠にポケ化しか知らないでいてほしいんですけど、
ちょっと勝負でリスクになるとはな。
スピーカー 1
まあまあリスクってほどでもないと思うけど、
まあでもその知らぬは己ばかりなりっていう状況が面白かったですね。
スピーカー 2
いやーそれはね、それはさすがにクワスの進化先は全員多分知ってますね。
ジムバトルの広がり
スピーカー 1
全員知ってますよね。
スピーカー 2
こればっかりは申し訳ないけど。
面白いですよね、ほんと面白デッキ作ってる人に出会えるのは。
スピーカー 1
ちなみにこの間あれですね、旅打ちで言えば岩手に帰った時に、
車で40分のお隣の市である北上市ってとこまで行って。
北上村?
スピーカー 2
北上市。
北上村って出てくるじゃないですか、ポケモン。
スピーカー 1
関係あんのかな。
スピーカー 2
え?
北上の里。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
多分その北上ですね、多分。
スピーカー 2
ガチクマアカツキとかいるとこですよね。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
えー。
その北上だと思いますけどね。
で、その北上行って。
えー。
で、5時に行ったら参加者僕ともう一人しかいなくて。
暑い。
1回戦で終了して。
で、そしたら徒歩3分の別のお店でまたジンバトラがあるというか移動して。
スピーカー 2
で、そっちはね2回戦で終わったのかな。
スピーカー 1
でもいるんすね、平日ですよね。
平日が金曜日ですね、金曜日の5時、5時半、7時。
で、そこも2回戦で終わったからもう一回最初の店に戻って今度7時の間にもう一回エントリーして。
2回戦やって。
だから3軒はしごして5回戦やりましたね、ジンバトラ。
スピーカー 2
ははははは。
スピーカー 1
もうあの、戻ってきた店の人何この人って思ったじゃないですか。
いや、そんなことはないんじゃない。
スピーカー 2
あのー、もうなんかいやその最初の時点で顔見知りになったんで、また来ますみたいな感じで。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
あの、したんで。
スピーカー 1
どんな人なんすか。
そうするとね、その地域にいるこう大学生かな、大学生とちょっと若い20代の社会人の人が多くて。
で、結構友達同士で来たりとか。
あとは高校生もいたかな。
仙台北上っていう専修大学北上の高校生がいて。
まあその部活外のジャージ着てるからさ、わかるんですけど。
スピーカー 2
いや、いいっすよね。
なんかそういう、なんかこの言ってみれば一つのカルチャーとしての広がりを感じられるっていうか。
スピーカー 1
いや本当ですよね、カルチャーカルチャー。
これ一人一人にインタビューしたら民族学になりそうだもん。
いや、ほんとそう。
何のお仕事してるんですかとか、普段どうしてるんですかつって。
これほんとフィールドワークだもん。
スピーカー 2
いやなんか、ほんとそうっすよね。
さっきのハワイの家族もそうなんですけど。
いつだったかな。
2ヶ月くらいは夏の頃に普段行かないジムでジム戦やった時に。
8人か6人で、ジム戦初優勝のチャンス決勝戦に向かえたんですけど。
なんか人数少なかったからラッキーだなと思いつつ。
で、相手小学生だったんですけど。
タケルライコ使ったんですけど。
同じようにメタで種ポケモンが次の晩に技を使えなくさせる技っていうのを打てるミラクルのテラパゴス。
テラパゴスのデッキで延々技が打てなくって常に積み続けたっていう試合で。
もう潜在一部のチャンスを泣く泣く逃したんですけど。
なんと双子だったんですよ、その子。
スピーカー 1
すごいね、8人って双子はすごいね。
スピーカー 2
一人が決勝に進む子は準決勝の段階でギリまで時間いっぱい戦ったんですけど。
もう一人の双子が早々に試合終わってたからずっと私ともう一人の準決勝の別サイドの試合をめちゃめちゃ見てたんですよ。
スピーカー 1
スパイじゃないですか。
スピーカー 2
その情報を完全に吹き込んでその子は決勝でデッキ変えてきたんですよ。
スピーカー 1
そうなの?それしていいの?
スピーカー 2
知らないけど準決勝ではエースバーみたいなやつ使っててスパスパやってたんですけど。
決勝になったらテラパゴス組んできて、まさにもう一人の双子の兄弟の情報をガッツリ使わされて積んで負けたんですけど。
スピーカー 1
ジャンプ漫画に出てくる双子の敵みたいな。
スピーカー 2
そうそう。キャプツバの立花兄弟みたいな感じのノリで見事にはめられて、お父さんが後から出てきてニコニコしてるみたいな感じでしたけど。
家族でやってる人って結構多いんですけど、すごい家族模様がどこもあって。
うちもそう映るんでしょうけど。
さっきの文化の広がりもそうなんですけど、まさに民族学レベルっていうか、個人個人のナラティブがすごい出る。
シティリーグの感想
スピーカー 1
出るね。
スピーカー 2
だって、俺は好きなポケモンとか好きなエネルギーがない代わりに、いちいちプレイングとか劇構築から人生に結びつけてるもんね。仕事論とかね。人生とかね。
スピーカー 1
今日もその話ちょっと途中ありましたけど。
スピーカー 2
いや、ほんとそうですよ。
スピーカー 1
なんかその一個一個ナラティブがあるっていうのはほんとその通りですね。
スピーカー 2
そういう思いをこんなに短い期間でするとは思えないぐらい、話聞くと島根から北だ、双子だ、ハワイでチランピオシップ優勝して、お父さんよりお母さんの方が強いだ。
なんかもうネタがありすぎて、消化しきれないぐらいほんとに。やればやるほどそんなことに出会うんですよね。
スピーカー 1
出会いますよね。
スピーカー 2
うん。やめられないです。
スピーカー 1
今日もお時間いただいてありがとうございました。最後にまとめとして最後に一言感想みたいなのをいただいてるんですが、最後に感想まとめありますか。
スピーカー 2
いやそうですね。やっぱり結構序盤長いこと、シティリーグの話しましたけど、やっぱなんかすごい真剣さゆえの感想はたくさんお互い持ってて。
しかも楽しくやってたはずなのに、終わったら開放されたみたいになってて、試験勉強みたいなことになってたのかっていうか。
スピーカー 1
確かに。しかもこのシティリーグという大会が年に4回あるから、本当に試験みたいな感じで定期的に来るんですよね。
スピーカー 2
そうなんですよね。なんかすごい高揚感もあったし、すごい真剣にやってたから、今日みたいに同じ競具にいる人と振り返る時間をマジで欲しいので、もう引き続きお願いしますという感じです。
スピーカー 1
そうですね。引き続きお願いします。僕はねシティリーグ出た後に、今日のその収録までの間に頭の中で流れている曲があって、
それがチャギアンドアスカの太陽と埃の中でっていう曲があるんですけど。
スピーカー 2
知ってますよ。
スピーカー 1
それね、サビがね、追いかけて追いかけてもつかめないものばかりさっていう。愛しても愛しても近づくほど見えないっていうサビなんですけどもね。
スピーカー 2
やべー。
スピーカー 1
シティリーグでの勝利が、勝利っていうかね、まあその4勝なのか5勝なのかっていうのは目の前からスルリと逃げていった。
スピーカー 2
夏を費やしてジムバトルとオンラインで数百戦練習してきた成果がね、スルリと逃げていった時にね、この曲流れたんです、頭の中で。追いかけてもつかめないものばっかりだなと思って。
やばいなー。
スピーカー 1
でもね、また走り出すんですよ。
スピーカー 2
素晴らしい。
スピーカー 1
たぶんまたね、走って手伸ばすんですよね、それでもね。
スピーカー 2
いやー、一個忘れてました。今回のシティリーグの会場に、いろんな人が来てたんですけど、3人組の、なんか昔何年か前に、レッツゴー三匹みたいなおじさん3人組のドラマがあったと思うんですけど、あれみたいな感じのおじさん3人組がエントリーしてて。
で、誰かの親とかでもなくて、もうお一人の方なんてもう完全にちょっと頭髪もだいぶきちゃってるぐらいの、完全なるおじさん3人組がエントリーしてて、なんか素敵って思って。
まあ私も紛れもないおじさんなんですけど、なんかやっぱり、これおじさんの趣味としても成立するんだなってすごい思ったんで、佐々木さんもうちょっと長く長くやっていかほしいなって思いました。
スピーカー 1
たぶん想像ですけど、ポケモンGOで入ってる世代ですよね、僕らより上のたぶん。
スピーカー 2
だと思います、たぶん。
スピーカー 1
たぶんそういう友達なんじゃないかな。
暑いなー。
スピーカー 2
そうそうそうそう、結構いるなと思って。
スピーカー 1
シルバーリーグ欲しくなるかもしれないですね、いつかね。
ほんとそうそうそうそう。
まあスターリーグじゃなくて。
スピーカー 2
いやほんとそう。え、シーズン2もう申し込んだんですか?
スピーカー 1
まだです。
あれいつまで?
え、もう、え、常にしますよ僕は。
スピーカー 2
いや、よかった。私も申し込みます。20日までかな、たぶん。
スピーカー 1
やばいやばい、やっとかなきゃ。
あー、今日一番いい情報得た。
なんか、一瞬抜けがらになってた。
疲れて。
スピーカー 2
まあまだ一週間あるんで。
スピーカー 1
いや、今日どうもありがとうございました。
というわけでメディアヌープでは概要欄でいろんなこう、
ディスコードへのリンクですとか、
テレビなんかを販売しておりますので、
よかったらそちらも見てください。
それでは来週またお会いしましょう。
おやすみなさーい。
スピーカー 2
ありがとうございました。
01:17:44

コメント

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