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  2. #246 ショパンコンクールの楽..
2025-10-30 25:45

#246 ショパンコンクールの楽しみ方

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サマリー

ショパンコンクールがついに終了し、その魅力や独自性が語られています。このコンクールでは、参加者がショパンの曲のみを演奏し、聴衆はそのパフォーマンスを楽しむイベントとなっています。また、様々な国から集まった才能あるピアニストたちが競い合う様子も紹介されています。ショパンコンクールでは、音楽が芸術と競技の要素を兼ね備え、参加者たちが緊張しながら演奏する様子が描かれています。特にヴィンセント・オンさんの独特な演奏スタイルや、ファイナリストの多様性が大きな注目を集めています。最近の大会では、エリック・リュウが優勝し、その演奏の素晴らしさが話題になっています。また、クラシック音楽の楽しみ方についての議論が交わされ、演奏者の解釈の違いが強調されています。

00:02
スピーカー 1
こんばんは、ささきるです。
スピーカー 2
こんばんは、みやまとです。
なんかあの、前回僕が近況喋って終わっちゃったので、
ささきるさんの近況、近況と言いつつ3週間ぶりだから、また近況が更新されてると思うんですけど。
はい。
ショパンコンクールの概要
スピーカー 1
このね、この3週間の間に、もう世界的なイベントがありまして。
スピーカー 2
世界的なイベント。
スピーカー 1
世界的なイベントがあって、これを収録している10月21日火曜日11時に、これ今収録してるんですけど。
この収録のわずか30分ぐらい前に、そのイベントがつつがなく終了いたしまして。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
もう今ね、胸がいっぱいっていう。
はい。
何かと言うとね、ショパンコンクールっていう。
スピーカー 2
ショパンコンクール、はい。
スピーカー 1
およそね、3週間ぐらいに渡って行われたショパンコンクールっていうね、そのピアニストのためのそのコンクールがあるんですけど。
はい。
それがね、たった今終わって。
はい。
あの順位が発表されて。
おお。
わーってなって。
はい。
これがね、面白いんですよ、ショパンコンクール。
知ってます?見たことないんだと思うんですけども。
全然ないです。
スピーカー 2
ショパンって何か漫画?ドラマ?何かそういうのとして聞いて。
スピーカー 1
あ、いいね。
スピーカー 2
言葉として、まあでも聞いたことあるとかそんぐらいです。
スピーカー 1
すごい、今いいリスナー見つけた。
そこから、あのね、やっぱりね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
やっぱりね、聞き手っていうのはね、喋り手と同じ知識レベルだったらね、ダメなんですよ。
その、何て言うか。
演奏の独自性と楽しみ
スピーカー 1
通貨で喋ったらもう何も聞いてる人意味ないじゃないですか。
まずね、ショパンっていうのはね、ピアニストであり作曲家ですね。
スピーカー 2
あ、なるほど、人の名前なんだ。
スピーカー 1
ショパンっていうのは人の名前ですね。
はい。
ショパン国際ピアノコンクールっていうのがその正式な名前で、フレデリック・ショパンっていうね。
一番有名な曲だとあの、別れの歌っていうピアノ曲なんかがね、割と有名なんですけども。
はい。
基本的にはこのピアノ曲の作曲家、演奏家なんですけども。
このショパンコンクールがね、ショパコンって言うんですけど。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ショパコンがすごいのは、コンテストを通じてショパンの曲しかやらないんですよ。
へー、すごいですね。
普通はっていうか、例えばなんかピアノのコンクールとかコンテストとか大会みたいなものがあったときは、
課題曲もあったり、自由曲もあったりとかなんかある中で、
課題曲は誰かが設定した曲、自由曲はなんか選ぶとか、
いろんな作曲家の曲が組み合わさるのが普通だと思うんですけども。
これは本当にショパンの曲しかないっていう。
へー。
しかもみんながそれ聞くから、もう次々ショパンなんだけど。
で、だいたいね、テーマ曲とか課題曲とかのこの中から選んでくださいみたいなのがラウンドが進むごとに、
1時、2時、3時、決勝とかってあって、
決勝はこの曲の中から、3時はこの曲の中からとかってやるから、
へー。
あの、ショパンが作った曲って生涯数百曲あると思うんだけど、
結構かぶってくるのね。
スピーカー 2
いや、そうですよね。
スピーカー 1
でね、同じ曲なわけ。
もう同じ曲を誰が弾いても、みんなね、同じ曲なのに違うように聞こえるんですよ。
へー。
延々聞き比べながら見るっていうやつなんですよ。
へー、すごいですね。
そういうやつなんですよ。
スピーカー 2
それ違うように聞こえるっていうのも、アレンジしてるとかそういうことじゃなくて。
スピーカー 1
じゃない。
スピーカー 2
なんかもう本当にこう。
スピーカー 1
いや、ダメなんです。
そうね、アレンジしちゃダメなんですね。
はい。
スピーカー 2
そのなんかちょっとこう、キーが変わるとか、そういうことじゃないんですよね。
スピーカー 1
違う違う、たとえば。
スピーカー 2
本当に。
スピーカー 1
たとえばあの、ジャズみたいにアレンジするとか。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
なんとかとかそういうのなくて、
あの、基本楽の通りに弾くんですけども。
はい。
これ話しがいあるな。
あの、クラシックって基本その楽譜の通りっていうか、楽から勝手なことしちゃダメなんですよ。
音符を付け出すとか。
はい。
音符を省くとか。
はい。
コード進行を変えるとか。
うん。
ないメロディーを足していくみたいなこと絶対ダメなんですよ。
はい。
キーを変えるの絶対ない。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
にもかかわらず、で、楽譜に指示がしてあるんですよ。
その、速度とかペダルとか。
うん。
音符はもちろんのこと。
ところが、弾く人によって全然違うように聞こえるんですよ。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
それを延々聞き比べながら。
はい。
3週間とか楽しんでいく。
多様な才能の出会い
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
これポーランドで開催されるんで、
午前の部が夕方、日本で言うと5時ぐらいからスタートして。
うん。
で、午後の部が日本で言うと12時ぐらいからスタートして。
はい。
で、朝の3、4時まであるっていう感じなんですね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、これがYouTubeでもう全部配信したって。
へー。
これがね、ものすごい音質とものすごい画質で配信されるんで。
はい。
しかもそれが世界中の応援してる人のチャット欄付きでやるのをね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
これがね、面白いんだよ。
面白いんだわ。
スピーカー 2
へー。
すごい。
あ、でももう終わったんだ。
終わったんですね。
スピーカー 1
すごい。
そう、それで終わって。
で、これのね、面白さは何かって言うと、
いや、ショパンとかね、クラシックの曲好きな人には面白いのはもちろんなんですけど、
言うても僕そんな詳しくないんですよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
好きな曲が何曲かあって。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
それを聴きたいなぐらいなんだけど、
これがすごいのがね、世界の天才コンテストみたいな側面があって。
はい。
もう、なんて言うんだろうな。
やっぱりね、やっぱりその音楽の才能と、かつそれを物理的にっていうかフィジカルに。
うんうん。
物理で再現しなきゃいけないっていうのがあるから、
頭の良さと運動神経の良さっていうのを兼ね備えた天才たちのコンテストみたいな側面が何かあって。
はい。
あの、普通ありえないような天才たちがこうね、どんどんどんどんどん勝ち上がっていくんだよ。
はいはい。
それがね、何か面白いんだよね。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
漫画、もう漫画です。
漫画。
スピーカー 2
なるほど。
すごい、そうなんだ。
あ、でも日本人の方もなんか上位入賞されたって書いてあるんですね。
スピーカー 1
桑原しおりさんね。
桑原しおりさんはその前のエリザベート国際音楽祭で上位入賞して、予選免除されてショパンコンクールにやってきた。
へー。
まあスターみたいな感じなんですよ。
うーん。
まあシード、シードってかまあもう国際的なコンクールでね、名を挙げて招待されてくるみたいな。
普通はもっと予備予選みたいなものがあって。
それが3ヶ月ぐらい前なのかな。
それ勝ち上がってから来るんだけど。
そのね、天才、まあその桑原さんもすごいんだけど、数学オリンピックのメダリストもいるのよ。
うーん。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
すごくない?
スピーカー 2
そうなんですね、音楽だけって。
じゃないのよ。
あれじゃないんだ。
スピーカー 1
あとはね、前回優勝者のブルースリュウっていう優勝者は、スポーツカーのレーサー。
へー。そうなんだ。
で、ショパンコンクールを優勝したんだね。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
つまりものすごい運動神経ってことなんだよ。
スピーカー 2
はいはい、いやそうですよね。
スピーカー 1
あとはね、兄弟で今回のショパコンを三次予選までくぐり抜けた。
三次予選っていうのは20人までなんだけど、この数百人から世界のトップ20まで残った兄弟がいて。
スピーカー 2
おおー。
スピーカー 1
もう漫画なんだよ、兄弟で残る。
スピーカー 2
すごいっすね。
スピーカー 1
で、あのこっちがさ、名前順に演奏するのよ。
名前順に演奏するから、その兄弟がね、必ずこう順番前後して連盤で演奏するんだけど。
はいはい。
兄弟すっごい仲良くたたえあったり抱き合ったりしながら。
へー。
両方とも勝ち上がっていくわけ。
どんな過程に生まれたら、二人ともショパコン勝ち上がるんだろうとかね。
スピーカー 2
すごいっすね、確かほんとに一人一人キャラが立っててすごいっすね。
スピーカー 1
すごい、もうすごいね。
あと今回のマレーシアからね、ファイナルまで残った人がいて。
スピーカー 2
はい。
まずね、多いのは日本人、中国人、韓国人とか多いんですよ。
スピーカー 1
うん。
で、ついでポーランドとかね。
はい。
あと今回ロシアの人は出なかったんだけど、ロシアとかアメリカとかっていうとこは、まあいいピアニストがこう歴代出てくるんだけども。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
マレーシアっていう東南アジアから決勝残ったの、たぶん初めてか分かんないけど、すっごい珍しい。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、傑作エピソードがあって、家にピアノがないっていう、その子が。
スピーカー 2
おおー。
はい。
スピーカー 1
17歳の子だったのかな。
スピーカー 2
へー、どうやって練習してるんだろう。
スピーカー 1
いや、その教室とか大学とか、その学校で。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
家にピアノなくて、決勝戦まで残るみたいな。
ヴィンセント・オンの演奏スタイル
スピーカー 2
そうですよね、なんかもうずっと四六時中触ってないとみたいな、そういう環境があってとかっていうイメージが勝手にありますけどね。
スピーカー 1
いや、その子ね、みんな大ファンになって、ちょっとその子っていうと、なんていう子だったかな。
あとヴィンセント・オンさんだ。
ヴィンセント・オンさん。
ヴィンセント・オンさんで、ヴィンセント・オンさんすごいのがね、だいたいさ、ステージの脇から出てきてさ。
はい。
で、グランドピアノの前に座るわけ。
で、そうするとまずね、みんな椅子の高さをしっかり調整して、自分の手何度も調整して。
で、みんなその汗拭くためのハンカチとか持ってるから。
で、ハンカチで手の汗こう拭いて。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、それをピアノの上に置いて。
で、ちょっと精神集中して。
で、いざって弾き始めるのに、だいたい何十秒かかかるのよ。
もしかしたら1分ぐらいかかっててもおかしくないかもしれない。
はい。
それぐらいもう最初の1音。
で、それ弾き始めたら。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
2次予選で30分ぐらい。
あ、違う1次で2、30分で。
で、2次3次はそれぞれ50分とか1時間弾くから。
もうそっから弾き始めたらもう1時間ぐらいずっと弾き続けるのね。
で、その精神統一みたいなのが必要なんだけど。
うん。
で、ビンセント・オンさんはステージ脇からね、スタスタスタスタって出てきて。
もう椅子に座った瞬間にバーンって弾き始めたのね。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、だってあまりにも早くて。
かっこいいでしょ。
あまりにも。
で、そのカメラがさ、何十台とか何十台近くカメラあるんだけど。
だいたいみんなこうゆっくりこう近寄ってって。
ゆっくり近寄ってって撮ろうと思ってたのに。
もう来ていきなりパーンって弾くからもうカメラ全然追いつかなくて。
急にさカメラの速度上げるのおかしいじゃん。
そうですね。
だからもうね、弾き始めてるのに全然全然映んないみたいな。
へー。
もうカメラをびっくりするぐらい早く弾き始めてるんだけど。
はい。
なんて言うんだろう、度胸というかね、こう失うものの無さというかね、こうパーンって。
はいはい。
スピーカー 2
すごいですね。でも確かに写真とかも、なんかまあ確かこう天才騎士じゃないけど。
天才騎士でしょ。
スピーカー 1
すごいですね。
まあ、そうなの。
はい。
スピーカー 2
みなさんいいこと言いましたね。
スピーカー 1
今日だけ聞いてると。
はい。
天才騎士たちもさ、天才たちのさオンパレードじゃん。もう日本で頭のいい天才たちが集まった上位150人とか200人たちでずっと将棋させてるみたいな感じのように。
世界中の天才がこのショパンコンクールでショパンだけ引いてるみたいなやつなんだよ。
へー。
見た目にもさ、こうなんか進学クラスのさ。
スピーカー 2
はいはい、いや感じがすごいします。
スピーカー 1
理系男子で。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
塾にも行かずに東北大学とか東大入れそうな顔してるじゃないですか。
スピーカー 2
はいはい。
はい。
天才感が出てますね。
スピーカー 1
天才感が出てる、もう。
このヴィンセント・オンさんね、すごいみんなねファンだったのこれ。
スピーカー 2
へー。
ショパンコンクールの特異性
スピーカー 1
かっこいいっすね。
スピーカー 2
それ見たい、その瞬間見たいっすね。
スピーカー 1
まあ、みたいな感じで、まあその、まあだいたいニュースとかになるのは、たぶん今ワイドショーとかネットニュース調べたら、まあ日本人だと桑原詩織さんが4位になりましたとか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あの、そういう話がいっぱい出てくるんだと思うんだけど、ファイナルより前のね、3次とか2次とかが、いろんな曲のバリエーションがあって、面白いんだよ、面白くってね。
うーん。
でさ、何が面白いかってさ、あの、100m競争とか、あれはマラソンでもいいんだけど、
はい。
ああいう数字がすべての、誰が見ても1位か2位がわかるものって、揉めないんですよ。
スピーカー 2
はいはい、そうですね。
スピーカー 1
あっちの方が1位だったとか、いやこっちが2位だったとかって揉めないんですよ。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
ところが、音楽だから、芸術的なもので、本来1位2位決めるタイプのものじゃないんですよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
じゃあ、好きなものは好き、それでいいじゃん。
うーん。
で、それにわざわざ順位をつけるってことで、
いや、そうですね。
すごいね、論争が起こったり。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
逆に、1位つけなくてもいいと思ってたのに、
うーん。
順位つけなくてもいいと思ってたのに、自分が好きだなと思う演奏が評価されて、勝ち残っていくと嬉しいのよ。自分が肯定されたような感じで嬉しいのよ。
スピーカー 2
はいはい。
国際的な議論と反響
スピーカー 1
で、逆のことも起こるわけ。自分が好きだと思ったのが落とされると、
はい。
なんだこの審査員とか、なんだこんな順位なんかつけようなってことになるんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
つまりその芸術性と競技性がもう本当に半々になってるっていうのが、
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
これのね、ショパンコンクールのね、面白いところなんですよ。
スピーカー 2
へー、確かに。でも本当にざっと調べたときに、そのなんか記事だけでもすごい面白そうですもんね。
うん、記事。
スピーカー 1
確かにね。
そう。
スピーカー 2
はい。なんか、僕が今ちらっと採点方式の変更が影響化。
ショパンコンクール本選出場者11名の3次予選の演奏を振り返るっていう。
スピーカー 1
あ、そうそうそうそう。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
つまりね、どういう風に。
そう、なんかこう、スポーツみたいな。
どういう風にやるかというと、あの夕方5時から朝までね、こうやってるんだけど、
はい。
それライブでやってるんだけど、まあ一人一人50分とかね、1時間ずつぐらいで区切れるわけ。
うーん。
そしたら切り抜き動画がすぐ出るのよ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、リアルタイムで見る人はそっちでチャット付きで見て、で、まあだいたい夜だから見れないわけ。
その、朝起きてからお昼とか、その夕方とかに見るんだけど、その好きな選手っていうか好きなコンテスタントのとこだけを、まあ切り抜き動画でこう見るのね。
はいはい。
で、それを見た後は、それを解説してるピアノYouTuberが山ほどいるわけ。
スピーカー 2
はい。
いや、ほんとすごいですね。ほんとスポーツみたいな。
スピーカー 1
はい。
そう、いや昨日のだいだらさんの演奏素晴らしかったですね。で、特にこの部分とかつって、楽譜と音楽のその一部の切り抜きと、その再現とかで解説をするわけ。
スピーカー 2
解説があるとね、はいはい、いいですね。
スピーカー 1
で、その解説の中に技術解説もあるんだけど、やっぱ応援する気持ちもあるから、いやこの表現すごい良かった、これは入賞あり得ますね、みたいななんかそういうのを見て。
スピーカー 2
で、そのピアノ好きの人たちが集まるチャットルームみたいなとこもあるんだけど、そこに行って、この人が良かったよとか、全部見切れないからさ、特に序盤なんかは80人、40人、20人とかで始まるから、この人のこの曲良かったよとかつって、最初おすすめしあっていくわけ。
スピーカー 1
それがね、面白いんだよ。
スピーカー 2
いや、ほんとすごいですね。なんかライブのね、後の記事とかなんか読んだことあるけど、なんかすごい、なんかもっとこう、本当にさっきから言ってるね、スポーツっぽいっていうか、なんかすごいですね。
スピーカー 1
スポーツ、スポーツね、スポーツだね。
スピーカー 2
なんかその代表戦の後みたいな、この間ブラジルに勝ってましたけど、その後っていうかすごいですね、熱狂な感じと、そのこの演奏の状況をこくこくと表現しようとして、解説しようとしてる感じが伝わりますね。
スピーカー 1
あとね、でそれが、しかもね国際的に起こるのが良いのよ。
スピーカー 2
あーなるほど。
スピーカー 1
あとね、今回で言うとね、ユメカさん、なんとかユメカさん、中川ユメカさんか、中川ユメカさんっていう日本の人で、3時に進めなくて2時で敗れちゃったんだけど、その人の演奏がすごく好きだっていう人と、ちょっと独りよがりで、その3時には値しないっていう人がね、割れてて、それがねチャット欄で喧嘩してるわけ。
はいはい。
チャット欄とかコメント欄とかでね。
しかも、なんていうかな、YouTubeだとさ、コメント欄さ、翻訳ボタンあるじゃん。
だから、なんかもう、なんかどの国の言葉で喋っても大体わかる、わかれるわけ。
はいはい。
簡単にね。
それがね、面白いんですよ。1個の演奏を巡って。
そのね、初版、雨垂れって曲を演奏してる時に、こう、弾きながら泣いちゃってたわけ、こう。
それがすごいエモーショナルで、とっても表現豊かで、素晴らしかったっていう声と、いや、その涙っていうのは演奏に関係ないと。
人は涙で、そのパフォーマンスで聴かせるんじゃないと。
だから、単に自分の感傷に浸ってるだけで、三次進出に値しなかったみたいな。
いや、お前には人間の心がないのかと。
芸術を聞く可能性がないのかと。
反論があったりとかしたりとか。
はいはい。
いや、僕はすごく良かったと思うんだけど、なんかそういうのはね、だってね。
でね、無限に、だからね、すごい本数、すごい動画の本数、すごい曲数やられるから、
もうなんかね、延々と見れるんですよ。
この余韻がね、あとね、2週間ぐらい続くんですよ。
これ全部終わったって言ったんですけど。
全部聞いて、全然聞けてないから。
スピーカー 2
これから2週間。
はいはい。
ショパンコンクールの結果
スピーカー 1
で、優勝者の、今回はね、エリックリュウというね、素晴らしい、本当に素晴らしい演奏家がね、1位取ったんですけど。
エリックリュウの、エリックリュウのは全部聞いたのかな。
で、2位とか3位になった人の全部聞いてないのがあるから、聞くとかね、やって。
で、かつこれがね、前回大会のやつとかもあるんですよ。
これってね、基本的には4年に、5年に1度か。
スピーカー 2
えー。
スピーカー 1
5年に1度のはずなんだけど。
スピーカー 2
そんなに感覚のあるやつなんですね、はい。
スピーカー 1
前はコロナで1年伸びて、おかしくなっちゃって、前回は2021年なんだけど、2021年のやつ、もうずっと残ってるから、それと聞き比べたりね。
で、さらにその前の2015年のやつもあるから。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そうするとね、延々見ちゃうんですよ。
見ちゃうんですけど、といえば、僕はね、僕はそんな素人なんですけども、奥さんがすごい好きで。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、その奥さんの熱に、僕もなるべく乗っていってってか、いや、僕もすごい好きだなと思うものがいっぱいあるんで、見てね。
はいはい。
それで3週間ぐらいずっとね、盛り上がってました。
スピーカー 2
いやー、すごい。
いや、でも気になりますね。
話を聞いてたらやっぱり、そもそも僕はクラシックの楽しみ方を知らなかったっていうのもありますけど、すごい気になります。
スピーカー 1
競技性が入ると楽しめますよ。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
でも、同じ曲を2曲違う人が演奏して、こんなに違うって思った瞬間に。
へー、そうなんだ。
スピーカー 2
うん。
わかるかな。
わかるんですね。
スピーカー 1
例えばね、これショパコンじゃないんだけど、あの、小犬のワルツってこれもショパンの曲なんだけど。
スピーカー 2
はい。
曲は多分聞いたことあるんだ。
スピーカー 1
小犬のワルツ弾き比べっていうのが動画であって、この5人のピアニストが弾いたやつを全部こう短いフレーズ聞き比べるってやつがあって、これ今ちょっと時間あるから聞いてみます?
はい。
あのね、曲はすごい短いこれです。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
全部みんな楽譜の通り、楽譜の曲しか、楽譜の音しか弾いてないから、それでこんなに違うのかっていう。
ちなみに1曲目がスミノハヤトですね。
で、2曲目が中国のランランですね。
はいはい。
で、3曲目がブーニン。
スピーカー 2
おー、ほんとだ。今3曲目に入りました。
スピーカー 1
4曲目がラファウブレハイチかな。
すごい。
スピーカー 2
確かこのブーニンって方の入りとかも全然違う感じしますね。
スピーカー 1
ブーニンのいいでしょ?もうさ、全然違うでしょ?
スピーカー 2
全然違います。なんか入り全然違かったですね。
スピーカー 1
入り全然違うし、リズムの取り方が全然違って。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
でね、コメント欄見るとみんなどれが好き、どれが好きとかって。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
やるんだけど、ま、こんぐらい違うのよ。
全然こんぐらい違うのよ。
スピーカー 2
ほんとだ。はいはい。
スピーカー 1
で、いや誰、こん中でどれが正統派のショパンなのかとか。
正統派って言ってもね、ショパンが生きた時代って結構過去だから。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
当時の音を再現するんじゃなくて、それを今の人に届ける今の解釈でやるべきなんじゃないかとか。
いや、そもそもショパンコンクールってショパンのその伝統を守るためのあれだから、新しい解釈とかいらないんだと。
ちゃんと伝統を持った古い弾き方じゃないってダメだと。
価値観のぶつかり合いと表現手法のぶつかり合いとがあるのよ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
でもやっぱりちゃんと弾けてなきゃいけないから競技性はあるんだよね。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
これがね、これがぶつかってるっていうね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
やつなんですけどね。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
でも今回あの我が家のおすすめはエリックリュウさんだったんで、エリックリュウさんがちゃんと優勝して。
クラシック音楽の楽しみ方
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
いやほんとね、2次、3次、ファイナル全部素晴らしかったっすね。
リンク貼っときます。
スピーカー 2
へー、見てみよう。
この後聞いてみよう。
確かにでもあったかい気持ちになりますね。
いいですね。
スピーカー 1
いいね。
ざっくり。
軽やかなコメントですね。
スピーカー 2
ざっくりですけど。
スピーカー 1
ところがね、いや違うね。
スピーカー 2
今あったかい曲、小犬のワルツみたいなあったかい曲聴かせたんですけど、
スピーカー 1
すごい革命の時代のっていうか、不遇な時代のね、国に生きたんで、ものすごいダークな絶望を感じてるような曲がすごいいっぱいあって、
その激しさ、絶望の深さみたいなものがね、いろんな曲に混ざり込んでくるんですよ。
ポップな曲にも綺麗な曲にも。
はいはい。
なんかその超綺麗なメロディー聴かせてくれてるな、と思うと急に不安な不況暗がドドドドドドドンって入ってきたりとか。
うーん。
だからみんな弾かれるんですよなんか。
はいはい、なるほど。
というのがありまして。
スピーカー 2
ちょっと。
スピーカー 1
ありがとうございました。
ありがとうございました。すみません。近況です。
ちょっと教えていただいて。
1分ぐらい。
ではニュースレターの方で関連リク 今日なんかは特にショパンコンクール
で私がよかったなと思う曲のリンク を直接掲載しますのでぜひご覧
になってみてください
いいですね
はいそれではまた次回お会いしましょう おやすみなさい
スピーカー 2
おやすみなさい
スピーカー 1
会う夜は明日のスコの僕らを濡らす 熱な溶け出して止まらない
君の声を聞かせて弾けない毎日 ジワリ溶ける味が出ない
君ほど薄まって強い明日
25:45

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