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  2. #003 あなたの知らないロード..
2022-02-02 58:37

#003 あなたの知らないロードス島戦記の世界 [灰色編]

シーズン1「あなたの知らないロードス島戦記の世界」
ロードス島戦記とTRPGについて、ささきる(@sasakill)とtel(@advancetry)が4回連続でお送りします。エピソード3では、前回に引き続きゲストに三木さん(@anagodaisuki777)をお招きし、小説『ロードス島戦記』本編の魅力について語っていきます。

番組で取り上げた話題
灰色の魔女 / カーラ / パーン / ディードリット / ヴァリス聖騎士団 / アシュラム / カシュー / 六英雄 / ロードス島伝説 / 黒衣の騎士 / オルソン / スパーク / 炎の魔神 / ウッド・カーラ / レイリア / フレイム / マーモ / ナシェル / なろう系
https://sasakill.substack.com/p/episode-003

お知らせ
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制作ノート
企画: ささきる / 出演: ささきる, tel, 三木鉄也 / 編集: tel / ディレクション: tel / アイコン制作: CHACO
2022年1月14日収録

00:00
スピーカー 2
前回からの続きです
メディアヌープあなたの知らないロードストー戦記の世界
今回はエピソード3灰色変です
よろしくお願いしますこんにちは佐々木瑠です
スピーカー 1
てるですみきです
引き続きお願いしますよろしくお願いします
スピーカー 2
じゃあ灰色変ってねもう何変って名前つけようかなと思ったんですけど
灰色の魔女の話するんだから灰色変だろうと
これしかないだろうと
灰色変ってつけたんですけども
これまでエピソード1とかエピソード2では
幅広くですね歴史の話とか
ビジネスモデルの話なんかもしたんですけども
このエピソード3ではロードストー戦記灰色の魔女を中心に
主に小説作品を中心に物語の話をしていこうかなと思うんですけども
まず先にお話を聞いてみたいのが
お正月にロードストー戦記全名中をまるで
息を吸うように読下したというね
みきさんに感想を聞いてみたいんですけどどうでしたか
スピーカー 1
ありがとうございます
息を吸うようにロードストー前回読んだみきです
どうでしたかと言いますとこれはね
みんなに読んでもらいたいと思ったとともにですね
懐かしさが全部蘇ってきた
やっぱり読んだのが10数年とか
下手すると20年ぶりくらいに読んだので
忘れてることもあったんですけども
スピーカー 2
いや忘れてますよ忘れてますよ
スピーカー 1
そうなんですよこれからは
これからは忘れてた
スピーカー 2
このねポッドキャスティック聴いてくれてるレスナーも
全部覚えてますよって人ばっかりじゃないと思いますし
もちろん初めてね存在を知ってくださってる方もいるかもしれないんで
ちょっと簡単にねこれ難しいかもしれないけど
どんな話だったかちょっと簡単に紹介してくれませんか
スピーカー 1
そうですねベースとなる第1作が
ロードストー戦記灰色の魔女っていうのが第1巻となって
これがもうすべてのロードストーの物語の起点となる話ですね
いわゆる灰色の魔女と言われるカーラというものは何者か
冒頭では全くわからないんですけどもというものと
旅の始まりとなる主人公のパーンと
みんなが少しずつ出会っていく話から
大きい戦争に巻き込まれかなりはしゃってますけども
で数々の英雄と出会い周りで目の前で死んでいき
最後に魔女との対決を終えて
次のまた冒険へと旅立っていくということですね
物語を通じて善と悪という言葉がよく出てくると
03:01
スピーカー 1
ここがかなり重要かなと
善と悪と最初は
善も悪もはっきりしていると出てきてるんだけども
だんだんどちらが正しいかわからなくなってくるみたいな
そういう小説だったんですね改めて読む
そこの感覚はかなり一緒でした
全ての旅の始まりがここらきていて
1巻から7巻まで全部行ってるんですけども
基本的に登場回数が少ない多いはちょっとあるんですけども
物語の主人公は間違いなくパーンとディードリッシュ
この2名になっているという形にはなっていると
スピーカー 2
こういう話ですね
読み返してみて今回発見したことってありました?
そうだったなと思い出す部分もあれば
あれこうだったっけ?とか
いやこういう意味だったかみたいな
今回見直してみての発見とか何かありました?
スピーカー 1
そうですね
子供の時は最初に読んだ時は全然思わなかったんですけども
聖騎士団たちって全然良くない奴らだなって思いました
スピーカー 2
なんだっけ?
あれなんだっけ?ファリス?
ファリスじゃない?マジでさ
ファリス?ファリスですね
ファリスの聖騎士団
スピーカー 1
ファリスですかね?
悪人だっけ?
悪くないですすごく良い人です
司皇進行ファリス進行して
国と市民を守るために
悪と戦っているっていうことなんですけども
やたら権威を信じて全然
柔軟に動いてくれないし
何か大事なことよりもルールの方が大事みたいなところが
非常にあってこれは
スピーカー 2
堅苦しい人たちだなとこれは
スピーカー 1
友達に一緒に戦うの難しいなと
本当に思ったんですねこれは
これは多分大人になってから余裕を持ってるんですけども
何ですかね玉砕しに行くんですよこの人たちは本当に
ダメだともうそんなんじゃダメなんだよと思うんですけども
それを改めて
ですので英雄戦争のシーンを
今回正月も一回全部読み終わったらもう一回行ったので
もう一回読んだんですけどもやっぱりこいつらやっぱり死ぬよ
これだこれはと思って
これは頭の硬い人たちはやっぱり死んでしまうなと
いうのは改めて気づかされました
これ続けて言うとそれもダメですし
06:03
スピーカー 1
歌手さんは思ったよりも臭くさいなということをやっぱり
感じましたし
歌手さんいいこともやってるんですけども
1,2,3,4あたりはもう本当に
国を豊かにしたりいろんなこともしてるんですけどもかなり
英雄というよりはやっぱり山っ気のある人だなと
権力欲が結構強いんじゃないかっていうのは
あの時中学生の頃読んだ時にはあまり感じなかった中高の時は感じなかったんですけども
これはやっぱりちょっと眉つばだなという思い
最終的に俺はアシュラムが一番ついてくなって思いましたね
スピーカー 2
いやわかりますね僕ね今の話でね
最近じゃなくて7年くらい前に全部読み返して
その時に記憶で喋るんですけども
音になって読み返してみたら灰色の魔女っていう作品には
魔女だけじゃなくて他にも灰色のやつが出てくるなと思ったんですよ
1人が灰色の騎士でもう1人が灰色の王なんですよ
それぞれ誰のことかというとパーンと歌手のことなんですね僕が言ってるの
なんでそう思ったかというとパーンが着てる鎧って
お父さんがファリスの聖騎士団のだったんですよね
それの譲ってもらった鎧を着てるんですよね
で初めは白く輝く白銀に輝く鎧だったのが
冒険の中でどんどんどんどん薄汚れていくと
ただしその聖騎士団のメンバーじゃないしいつも手入れするわけにいかないから
その純白に輝く鎧が灰色になっていくんですよね
でパーンの立場自体もどっかの国にどっかの側に味方をしていくんじゃなくて
どこの国の騎士でもないグレーな中間な存在として
やがてはロードス全体の騎士特定の国の騎士ではなくて
ロードス全体の騎士ないとなっていくわけですよね
これが僕面白いなと思って光と闇とかね善と悪とかでもなくて
その中間ってどこにあるんだろうってことをそれぞれアプローチしてるんですよね
カーラ灰色の魔女っていうのは天秤を左右に揺らすことによって
こっちが傾きすぎたらこっちに味方されこっちが強くなりすぎたらこっちに味方され
天秤が揺れてる状態を灰色だって定義してそのバランス取ろうとしてるっていうことなんですけども
パワーがやろうとしてる灰色っていうのはそういうものじゃないんですよね
もっとどこにも組みしないででも統合を果たそうとする
なんかなんていうかなこう西藩豪というか
テイゼー アンチテイゼー ジン・テイゼーみたいなそういう灰色なんですね
09:02
スピーカー 2
で一方カシューの灰色の王っていうのはもうちょっとストレートな意味で灰色っていうかね
水も甘いも知ってるようなそういう灰色で
それがまたファンとかベルドとのすごい対比になっていて面白いなと思って
だからいわゆるファンタジーの作品って敵と味方光と闇 ゼンと悪くみたいな2個を対立で描くものに対して
灰色っていうテーマで魔女も騎士も王もそういう人たちを登場させて
どうしたらいいんだろうって7巻通して悩んでいくっていう話なんだって思った時に
これめちゃめちゃ面白いなと思って
スピーカー 1
いやー本当ですね大人の小説ですよね
スピーカー 2
意外と大人の感傷に耐えるテーマが設定されてなと思ったんですよね
そんな中アシュラム好きだっていうのはもう膝壊れるぐらい叩いたんだけど
じゃあアシュラムは何かっていうとアシュラムってキャラクターは暗黒皇帝ベルドのマナ弟子ということで
ベルドの持っていた魂砕きっていう剣を譲り受けて真っ黒な鎧を着ている人間なんですけども
彼はみんなが灰色だ灰色だって言っている世界に対して基本的には真っ黒なんですよね
真っ黒っていうかあの暗黒皇帝ベルドに憧れて強き者が世界を支配する力の世界英雄の世界みたいなものに憧れているわけなんですけど
なんかこれ大漢の終わりがそうなんですけど英雄と戦争の時代っていうのがなんか終わってくんですよね
これからは経済の時代だとか平和の時代だそれはどうやって作っていくかっていうことを歌手がやるわけですよね
アレックラスト大会やってきた彼がそういうことをやるそうすると力とか英雄そういうものの申し子だった
ラストチールドレンアシュラムって何か居場所がなくなっていくんですよね
居場所がなくなった結果最後ロードストーから弾き出されるようにして最後クリスタニアの方に南の方に移動しちゃうんですけども
時代遅れになって弾き出されるでもその抗っているっていうのが我々おじさんとしてはこう
それ共感を覚えるっていうかね時代遅れになるギリギリのところで戦ってる感じっていうのがアシュラムにあるんだよね
スピーカー 1
それすごい好きですねアシュラム
本当にそこの生きづらしさを自分がこの世というか彼にとって見たら世界というのがロードストーなんですけども
それが自分にとっては生きていけるような水にならなかったということで出るか死ぬかということを選ばなきゃいけない時に
12:01
スピーカー 1
まあいわゆるこうマーモ表記会の中でも意見が割れるわけですねお前は戦わせに逃げるのか逃げると生きると言い切るわけですね
スピーカー 2
そこのセリフがスラッと出てくるのさすがに最近読んだ漢字を出てますね
スピーカー 1
皆さん行くまあここで今聞いているリリースの皆さんに言うと暗黒国ってベルトがいなくなったときに集団指導体制になるわけですね
マーモという暗黒の帝国は4人の表記会のいわゆる会員が集団統治をしていると一応人はなんとなくアシュラムっていうイメージだったんですけども
1回失敗をしてみれば4人並列みたいになっていると魔法使い系のバグナードとアシュラムがいわゆる騎士系とダークエルフのルゼーブだ
続調のルゼーブとファラリスの大僧侶のショーデルっていうですねそれぞれ死に方が異なるわけですよね
僕死に方もラスト侍みたいでショーデルもルゼーブもいさぎ良い死に方をしたなって僕は思うんですけども
彼らと全く違う道を選んだアシュラムに僕は拍手を送りたい
スピーカー 2
そうだよね
本当に
アシュラムいいんだよね
スピーカー 1
これは本当にいいもちろん攻め込んできたファリスの騎士さんを道連れにして死んでいったショーデルとか僕もさすが
カオティックキャラクターの見本と言いたいところなんですけども本当に素晴らしいと思ってるんですけども
なので生き様そろそろは自分自身で選ぶという点では表記会の皆さんを僕は本当にみんなで称えたいと思ってますね
スピーカー 2
いやーなんかそのあたりの今話してもらったのって最後7巻の最後の山場みたいなところだと思うんですけども
第1巻の灰色の魔女の最後の英雄戦争のラストシーン
白い騎士のファンと暗黄騎士のベルドが一騎打ちしていて
でそれがあのひょんなことからこう なんとかなカシューがベルドを打ち倒すというこうねあの卑怯者って呼ばれるこうあのシーンになるんですけども
まあその卑怯者って言ってアシュラムでそれがカシューがいてそれをパーンが見ていてこの3人の重要人物があの瞬間にそろっていて
あのあの光と闇のこの2人のねこう対決を間近で見た3人っていうのの運命がどうなっていくかっていうのがもうあの時に決定されているっていうね
確かに
ことなんですよね
カシューは別に悪いやつじゃないんだけど結果的にこう卑怯者と呼ばれても仕様がないような勝ち方をした時に
そのお目をなんというかなこう 腫らすんじゃないんだよなこう飲み込むんだよねこう
飲み込んであの今まで誰もやらなかった方法その経済とか政治とかそういうものでロードスに統一をもたらそうとしていく
15:04
スピーカー 2
でパンは一方でどっかの国に味方するっていう感じじゃないロードスの騎士っていう針を取ると
で目の前で親分を殺されたアシュラムは復讐に燃えてずっとそれをやり通す
7巻の運命があそこでこう決定付けられた瞬間パッと出せたよね非常にねなんかこうよくまとまってるんですよねあの第1巻はね
スピーカー 1
いや第1巻はもう何度読んでもいいんじゃないかと本当に思いますね
あのまあこう数々のRPGゲームにも小説にも影響を与えてしまった灰色の魔女の立ち位置の凄さよと
本当にもう分かりません第1巻に出てたのかどこだったか忘れたんですけども
太古の昔にいわゆる魔法王国が滅びるあの間際の描写をカーラが思い出すシーンがあるんですね
何かこういわゆる魔法が失われて蛮族たちが攻め込んできてだからあなたたちは滅ぶのよっていうのをカーラが回想してるシーンがあるんですけども
彼女はもちろんこう何でしょう自分の自身の力魔法石に頼らずにこう魔法を使える魔術師なんで
最後にゴーレムとかいわゆるこう竜騎兵とかを使って多少やるけどもここもすぐ落ちるわよみたいなこと言ってるわけですね
スピーカー 2
いやなんかその辺のキーワードがスラスラ出てくる美樹さん素敵だなって思って
スピーカー 1
あれ大好きなんですよ私あのターミネーターでも通常のターミネーターを戦ってるシーンではなくて
ジョン・コナーが未来で機械兵たちと戦ってる回想シーンの方が好きっていう感じなんですけども
回想の中では大事なことが思い出されているという
だからカーラはなぜバランスを取ろうとしているかっていうところが全て回想シーンに含まれているわけですね
そうですね本当に影響を与えましたねだから名も知れぬ7英雄の一人魔法戦士だったっていう話だったりとか
スピーカー 2
それを6英雄と言わずに7英雄っていうところが学習の成果が出てますね今
7を加えるってことはその本来6英雄じゃないですか
本来6英雄だけどそれ7ですってのがもしかしてロードストー伝説の本も読みました?
スピーカー 1
まだ読んでなくてですね予習しただけなのでこうなんですけど
伝説をまず読んでないしでもその前に国威の騎士からまず読もうかなって思ってますまだ読んでいないので
アシュラムの生き様だけをまず見てから伝説に行こうかなっていう風にはちょっと思ってるんですけども
やっぱり1から7漢しか読んでないってまだまだですねまだ読んでないものとしては読み始めたら多分何度も読んじゃうので
リプレイ集をまず読もうかって今思ってるんですね今ちょっとどうしたもんかなと
18:01
スピーカー 2
なるほどねリプレイ集の話で言うとリプレイ1が小説になったのが灰色の魔女で
リプレイ2が小説になったのは3巻4巻でリプレイ3が小説になったのは6巻7巻ということで
それぞれ主人公が変わっているわけですよね最初はパーン次はオルソン次は最後はスパークって風に変わってるんですけども
なのでロードストー戦記の中でも最初から小説で書かれたものとゲームを通過して小説になったものと2種類あると思うんですけども
僕ね今面白いと思うのそのゲームを通過して小説になったものってのがやっぱりこう水野良先生一人の想像力を超えたことが起こってると思ってて
何しろこういろんなプレイヤーが実際に参加してやるわけだからそこがね僕面白いなと思う
スピーカー 1
そうですねそこはだから予定調和で終わっていないところにこういろんな反応が起きてると思いますし
まあそれっぽくてこうやっぱりリプレイを通過したファンにしてみると私はそうなんですけども今回の1巻から7巻一気読みをして結果
第1巻も良かったけど結果第2巻が一番良かったですね
2巻良かったですか良かったですもう皆さんにももう一回読んでいただきたい炎の魔神を読んでくださいこれは
もうなぜかを説明しますと1巻で抱えたカーラはこうだったのかとか逃げたウッドカーラはこれからどうなるのか
パーンとディード離脱はディードはどこに向かうのかレイリアはどうなったということが全て2巻で分かるというですね
いやーあの調和を戻す一歩をたどっているのもやっぱり2巻のねカーラですし
いわゆる風と炎の砂漠でしたっけというのをやっぱり精霊たちを解放するという戦いも描かれているしいわゆるフレイムというとんでもない砂漠の国がですね
生きていくためには食料を作るの食料を生産する生産地が畑とかもいろんなものが必要水も必要ということなんですけども
スピーカー 2
それが2巻で道筋をつけられているという意味ではこうなんですかねいろんな遺産の整理をされているんですねここはやっぱりね
なんかそのロードストー戦記灰色の魔女っていうのは第1巻なんだけれども一つの時代の終わりの瞬間を書いている小説と思ってて
あのそれは何かというと英雄と戦争の時代っていうのがなんていうか30年前なのかな時間設定とロードストー伝説の時代から続いてたものすごい力を持った個人つまり英雄と
21:03
スピーカー 2
それによってあのまあその時は魔人ですけどね戦わいても大きな戦争があった時代っていうのの最後の最後なんですよね
じゃあその第1巻の最後つまり第2巻から何が始まるかというとあの政治と経済の時代だと思うんですね
まあですねあの火竜シューティングスターとかってドラゴンが出てくるんだけどもそのドラゴンを倒すファンタジー小説というよりかは
あのフレイムっていう国がその農業とかね考えとかであの国をこう盛り立てていってそういう手法が後にマーモンを再構したりするのに役立っていく
って本当政治と経済の時代で平和をもたらそうとするという時代に切り替わっていくっていうね
あのあれだと思うその境目をちゃんときれいにあの描いてるってことなんじゃないかなと思うんですね
スピーカー 1
そうですね結局私もそういえば今をこうまあさっきさんの話で思ったんですけども
経済とか生きるためのこう営みみたいなものがやたらロードストー戦記錄が描かれてますね
何かこう支配されていた要はマーモン軍に支配されている可能王国の内情を45巻でもよく描かれていたと思うんですけども
なんでしょうやっぱりどんなにゴブリンたちとかオークとか暗黒司祭とかが領主としてやってきても結局畑は耕してるしみたいないう話が妙にリアルで
もっともこう正義を語ってる人たちが実は三族もないことをやっているというですねなんという生臭い話だと
スピーカー 2
やっぱりそれってTRPGとしてこう世界を作っていくあるいはその場合によってはね市民農民のあのキャラクターまで演じるわけですからね
あるいはノンプレイヤーキャラクターとして出してるりしてなんかそういうものがその世界観にこう厚みっていうかリアリティ出しているような気がしますね
スピーカー 1
そうですよね
いやーなんか僕あのこう全くに記憶なくした状態でもう一度ロードストーンの世界にこう飲み込みたいという欲求あるんですけども
もう知ってしまってるというこの罪ですねこう本当に
スピーカー 2
つい先日7回読んで第1巻をさらにもう一回読んだ人が記憶を忘れてさらにもう一回読みたい
スピーカー 1
読みたいですね
スピーカー 2
でもね僕ねそのミキさんにお伝えしたいのはね2週3週もいいけども早くロードストー伝説をね読んだけど
やっぱりそっちですか
さっきな一つの時代の終わりと申し上げたんですけどそのそのその終わる終わる時代のそのあれを描いてるのがロードストー伝説の方なんですよね
あのこっちの方はあのTRPGのゲームを経過していない三之野先生が学生時代高校生だろうか大学生だろうか学生時代の時からずっとこう空想していたお話をもう徹底的にぶつけたっていう小説作品なので
24:06
スピーカー 2
もう王道中の王道のファンタジーでありながらとんでもないこう大どんでん返しというかねびっくりするような結末が待ってるっていうねものなんですよ
で大体においてねこれスターウォーズの悪口言うとミキさんちょっと怒らしちゃうからちょっと言い方に気を付かないといけないんですけども
どうぞストレートでお願いします
あの続編を作った時にそれがその前の時代だとその前実史を作るのって難しいじゃないですか結末どうなるかっていうのを分かっている状態でタイガドラマを作るのってすごい難しいと思うんですけども
ロードストー伝説もそういう状態になったんですね大ヒットしたものとその30年前を描くということで
でそうなると難易度が高いんでまあ他の作品と同じように同じようにうまくあのーって言うとまだイキさんが怒っているかもしれない
あの失敗するんじゃないかと思ってたんだけどももう思いもよらない方法でねうまくいってるわけですよ
なんでかというとあの6英雄ってねさっき話が出たんですけど6英雄が主人公じゃないんですよあの6英雄を忍ぶ主人公がいるんですね
その6英雄と呼ばれるものすごいこう力とか知力を持った人たちがこの人を王にいただいてこの人のためになったらあのロードストー一つに統一して働こうと思った
もう真の英雄っていうのがいたんですけどもあのいたんですよところがなんとその人間は後のように忘れられるんですね
なぜならですよロードストー戦記号どの作品に読んでもいいんですけども6英雄の話ってバンバン出るのにその6英雄が王にいただこうと思った人の名前って1個も出てこないんですよ
でこれは単なる作品の穴ではなくてまあ作った順番が違うからまあそれうまく利用したのかもしれませんけどもある理由によって世の中から忘れられるんですよ
そのねそれがすごくねよくできてるんですよ
6英雄よりすごい人間が1個も話に出てこないその後にでその話がすごいのはロードストーっていろんな国に分裂して戦争が起こって戦乱の絶えない土地ってことだと思うんですけども
それが魔人という敵を前にしてあの一つになって一つになりかけたその時に王となる資格を持った者がいたそのロードストーの統一しかけたんですよね
ただそこに出てきたのが灰色の魔女ですよ
あのが出てきてあのその主人公主人公に力が傾いたその瞬間にその主人公を退場させるんですね
27:02
スピーカー 2
ある方法によってでだからそのまた力にはこの天秤がねこうまた傾いてまた戦乱に戻ると
で最後その6英雄の中でこうあのファンとベルトあの二人が最後対決するってのがロードストー戦記の第1巻のラストシーンになってくるんですけども
これがその英雄の時代の最後ロードストー伝説から始まった物語の最後の瞬間でその瞬間にまた天秤が傾きそうなの察知したカーラがまたこう意地苦労としてくるわけですね
でその時にその場に行って現れたのはパーンなんですよでパーンっていうのはあの実はそのロードストー伝説の主人公となんて言うかな僕に言わせればこう魂が響き合ってるところがあって
あのもうロードストー伝説の主人公はもうね完璧なチート設定なんですよもう漫画とかアニメとか小説に出てくる主人公としても完璧な資質を備えているものって感じのチート設定なんですけど
パンは真逆ですよね田舎で生まれた何も持っていない若者なんだけれどもそのロードストー全部統一するっていう方法じゃなくてどこの国にも属さないっていう方法によって統合をもたらしてくるんですよ
その2つの時代の主人公があのなんて言うかな会ったこともないし名前も聞いたこともない前の時代の英雄とねこうなんかこうその魂とかロードストーに平和をもたらすという目的のもとそういう魂が継承される瞬間みたいなものが第1巻で描かれてるんですよね
主人公の後退みたいなそういうことを考えるとまずねロードストー伝説を読むべきかもしれませんねこの美希さんに是非読んでいただきたいな
これ僕の課題図書です本当にまだ読んでいないという
スピーカー 1
あのガンダムじゃないですけどファースト進行が強すぎるみたいなあれじゃないですけどこの1七巻を進行しすぎてしまっているっていう影響も多少あると思うんですがあの必ず読みますこれは必ずもう読まないと人生終われないぞこれはと思ってます
スピーカー 2
ちなみテルさんはロードストー戦記の何かを読んだり見たりしたことありますか
1巻1巻目ですね佐々木れさんにちょっとこれロードストー話なので何から読んだらいいですかねこの7巻読んだらいいですかっていう話をしたらまず1巻っていうところで1巻だけ読みましたね
1巻読みましたよかったです嬉しいです
いやもう今だいたい僕のあの録音してる波形の中で10分くらいちょっと喋ってなかったのでずっと喋りたいなっていうところがいくつかあるんですか
30:02
スピーカー 2
違うんですよあの聞いてたかったんですよお二人がすっごい楽しそうに話してるので
喋りすぎだった
いやいやいやいやここは邪魔しちゃいけないと思ってまして
いやあのなんとかあのあれを最初に読んだ最初というかね最もフレッシュな状態でも感想今お持ちの状態だと思うんでもうぜひ話を聞こうと思ってるんですけども
あのそうですね本当に初めてロードストー戦記ソードワールドは知っているがリプレイしか知らないっていうぐらいの
でRPGはドラゴンクエストで最近だとナロー小説をよく読んでいるっていう状態の人間が読んだんですが一番読んで最初に思ったのがなんか新しいなって思ったんですよ
あそうですかなんか逆にね世代も離れてるんでなんか古くさくてもう面白くないなって言われたらちょっと凹むなとかもちょっと思います
でもおそらくなんですけど多分僕らの世代の人が読んで新しいというか少なくとも古くさいって思うことってないだろうなって思ったところがあって
そうですか
それがまあ灰色だからなんですよね
あ物語のテーマが
はいその善悪がないという善悪がないというかその善悪ではなく灰色をテーマにしているその中間というところがすごく面白いと思ったのが
あの多分最近触れてるコンテンツのメインがナロー小説だからだと思うんですが
ナロー小説まあ多分一番最初始まったところ異世界転生してきた人間がスキルを付与されるパターンとあとは自分の知能現代知識を使って異世界で無双していく
だいたいこの2パターンが最初始まったと思うんですね
そこからまあすごい勢いで回ってはいくんですが基本的には異世界で転生してきた自分が最強全素朴なんですよ
スピーカー 1
でそこが最近一周回ってまあそうでもないそのそこの世界の人たちは強かったりしたり自分の知識が立ち行かないこともあったり
スピーカー 2
転生したからうまくいくことがなかったりっていうのがまあここ数年で聞き始めてなのでナロー小説だいたい10年近くはもう歴史があると思うんですけどね
はいようやく最近回り始めたなっていうところですごく新鮮にいい流れ面白くなってきたな勇者って悪いっていう概念すごく面白いなとかこれで何の作品かはいろいろあるのでちょっと個別には触れないですが
なるほどね
そう考えたんですよね
つまりナロー小説っていうのはすごく成熟してきてるんですねそのいろんなお話のバリエーションが
なんだと思ってそれがそれこそその trpg 元坂の堀と指輪物語から入ってきてあの灰色の魔女で一つあのエポックメイキングになったタイミングのような流れが多分あったのかなと同時に
33:07
スピーカー 2
一緒に別のことも持っていてなんでもう一回車輪の再発明が起きたんだろうなと思ってたんですよ
はいはいはいはい
その中の一つのこれもう全然体系だってない仮説だっていう前提はあるんですがあの
ロードストー戦記をライトノベルと捉えた時に多分90年代から2000年代にかけて世界系学園ものが交流させいでファンタジーが多分1回途切れたんじゃないかなと思うんですよね
もうそれは途切れとまぁ春日とかねあの大ヒットしたあれなんかで言うと同じ株価のレベルの話なんかで言うと
途切れてるよね
あのゲームなどでRPGは進みつつもただゲームのRPGも例えばファイナルファンタジー7がすごくわかりやすくて現代的なところにどんどん施行していく流れがあった中で世界系が多分
キーなのかなと思うんですが1回断絶があったんじゃないかなと思っていてそこからナローなどを通じてファンタジー異世界に転生する異世界がどうしてもファンタジーになっていくので
あの改めてファンタジーをやり始める人たちができてきてまた回り始めた結果そういったその灰色みたいな形で何が善何が悪みたいなところそもそも現代の社会にちょっと即したような形の側面の描き方がされてきた物語が出てきて
そうだなってなっていたところに僕はロートステイト選挙を今は読む機会があったので真摯にせみがあったんじゃないかなっていう風に思っていたんですねなるほどねあのいわゆるTRPG冬の時代って呼ばれているのが1996年あたりからなんですけどこれ何かっていうとみんなTRPGやってた人たちがあのマジックザギャザリングを代表とするようなトレイリングカードゲームをやるようになって
日本だと遊戯王とかあのポケモンとかありますけどそっちに夢中になっちゃったんですねゲームプレイヤーが
一方のお話の方はどうかというとあの1997年にハリーポッターの第一作が小説で出るんですねもうこれがもう世界的な大ベストセラーになって
もちろん後に映画にもなりますしその後2001年には映画ロードオブザリングが公開されていくのでいわゆる皆さんが気軽に触れられるファンタジーっていうのが
一回すごいシンプルなものに起源に戻るみたいなことがねなんか起こっているような気がしますよねこれを見ると
その時代ぐらいにあったんじゃないのかなっていうのが多分自分の感想につながったんじゃないかなと思ったんですよね
そう考えるとなんか日本でダンジョンズ&ドラゴンズとかロードストー選挙やってたメンバーっていうのはいきなりファンタジーをやったわけじゃなくて
大学のSF研究会の中で相当ゴリゴリのSFとかそういう擦れた物語みたいなものを散々経過して
36:10
スピーカー 2
スターオーズ素晴らしい作品だけれどもあれは本当に二項対立を最もわかりやすく描いているものだと思うんですけども
分かったとその次に行こうと二項対立じゃなくて灰色の話ししようその中でいろんなキャラクターが生きるものやろうってやっていったと思うので
一発目からかなり擦れてるっていうか灰色の魔女灰色の王灰色の騎士の話になってるっていうのがその辺にあるのかなそういう伝統の上になってるからなのかなってなんか
今まで考えたことなかったですけど そういうものかもしれないですねそれこそ90年代世界形もそうですし
まあこれは自分がドンピシャの世代だったからっていうのもあるんですがゆとり教育個性を大事に自分主体自分の体験体験の時代みたいな文脈などもあって
もうそのファンタジーに自分を固くする時にはもう 何だろう性であることみたいなところがすごく立っとばれるというかそういったところがまあそうはいかないことも当然あるのであの読者の若い人間もどんどん10年前の人間も年をとっていきみたいな形で社会とこう重なる作品が楽しくなっていきみたいなループがあったんじゃないかなみたいな気がしますね
スピーカー 1
もしかしたら今なろう系で灰色の魔女になろうみたいな流行るかもね アヒロの魔女になろう生まれ変わったら灰色の魔女だったみたいなこうあの灰色の魔女てもう長生きだからあのカーラーもう500年間ぐらい来てるから500どっかの時代に生まれ変わってそうすると必ずいつの時代にもどっかバランスが崩れててそれを戻すのか崩すのかみたいな 灰色の魔女になろうみたいなそうするとたぶん違うしいいですよね
スピーカー 2
最強の魔術師ですよ 奪い取った肉体の人の能力も使えるしみたいな
不思議なのが最強にはなるんですよやっぱりみんな転生していくと 灰色とか世界とかはそんなに気にしないんですよね主人公たちは
私自分が読んでいてもそこまで気にしないで まあ最強であればねあの最高の魔法を使って爆発を起こしてみんなからすごいって言われていいね
終了なんですよね まあ今そこまで単純な作品ばかりではないと思うしその時もたぶん単純だとは限らないと思うんですけれども
いやなんか僕じゃあそのナロウ系のその単純じゃない成熟したやつっていうのを 読んだことがなかったんでなんか読んでみたくなりましたね
後ほどピックアップしてお送りさせていただきますのでそれをじゃあ次の佐々木レさんの課題図書で いや読みたいですねなんか必ず何週もするっていうかやっぱそのシーンが成熟して読み手とか
39:03
スピーカー 2
規定がともに成熟していく っていうのがこうなんかずれてねなんか怒ってんだなぁ
本当にそうですねー
でね僕その 7年ぐらい前に読み返したって言ったんですけどなんで読み返したかというとあの
2013年に 7年前じゃないかもうこれ結構前だ9年ぐらい前ってね
25周年代をロードストー戦記集え戦士たちっていうイベントが新宿のロフト+1 でこうあって
そこにこう水野良先生と伊豆淵尾先生と編集者の吉田さんという方だったかな
あのトークイベントがあってそこに行ってきたんですよ
あの行くにあたってちょっと読み返さないと思って 全部ロードストー伝説ロードストー戦記新ロードストー戦記も全部読み返してねこう
あの行ったんですよ ですごいすごいねー
すごいイベントでしたもう僕が一番若かった
あの僕が一番分かった 当時30歳ちょっとぐらいだったんですけどどういう人が来てたかというと
あの僕よりその5とか10とか15歳ぐらい上なので本当にコンプティークを
中学生とか高校生とか本当にコンピュータゲーム家で自宅でできるような状態の時にリアルタイムで買ってたような 年代の方だったですね
当時のその面白かったロードストー戦記の強烈に胸に刻まれている人たちと一緒に同じ空間にいて
あの OVA版ロードストー戦記の第1話をみんなで見ながら酒を飲むっていう
うわーめちゃくちゃ楽しそう
でトークショーがあってで最後の質問コーナーみたいな 僕その友達いなかったんでねこう誰ともロードストー戦記について語り合えないっていう
今日この日までやってきてたんでその日もこう 息はしたんだけどまあ飲んではいるんだけど一人で
寂しく飲んでるんですけど最後に勇気を出してなんか質問ありますかって言うか はいはいはいってこう手を上げて
あのまあたくさん手を上げる人いたんでなかなか僕当てられなかったんですけど まあ最後にあげてあげてあげ続けて最後の一人ってことでパッと当てられてね
おーすごい でもうその時自分が聞いたことと答えてもらったことをちゃんとメモってたのと今でもわかるんですけども
はいその 25周年だったのでその当時25年前にファンタジーの古典といえば指輪物語や下土戦記でしたと
それから25年経ってロードストー戦記も純古典と呼べるようなところにまで差し掛かっているように思います
なぜロードストー戦記は古典になれたんでしょうかってことをなんか聞いたんですね あの
42:02
スピーカー 2
でそしたらあの担当編集の吉田さんはわかりませんって言って わかりません?すごい剣も 心の間 一言でわかりませんって言われて
でまあ水野先生は買ってくれた読者の皆さんのおかげです っていうことをおっしゃってくださったんですけども 売れたからというか支えてくれたらみんなのおかげだと
でイラストレーターの伊豆渕豊さんですねそのディードリッドの造形なんかを作ってこのあの世界決定付けた伊豆渕さんは
あのこういうふうに言ってくれててスタンダードをわかりやすく描いたということに尽きると思います
エビア物語なんて読みづらいでしょでもロードストー戦記は違ったんですってことなんか言ってたんですよね
あの僕ねわからんけどエビア物語いいですよ 確かにいいんだけどまあ読みづらいよね
でも読みづらいってこう言いづらい 聖なる雰囲気があるんですよ大金児としてね
クラシックですもんね本当に 本役の雰囲気も含めて楽しむ作品ではあるんだけれどもみんなが手にとってパッと読みやすいかと言うとそうじゃなかったところに
あのそういう伝統を組みながらもめちゃくちゃ読みやすい ロードストー戦記がスタンダードを描いて
あとまあ僕に言わせるとスタンダードを超えるようなね灰色みたいなこういうテーマをちゃんとあの 描いたっていうところがすごく良かったんじゃないかなと思って
なんかいい答え聞けたなぁと思ってねちょっと覚えたんですけど
スピーカー 1
それを聞いて思ったんですが一旦ファンタジーが断絶したっていう中でじゃあナローでもう一回 差し掛かってきた盛り上がってきた中でやっぱりわかりやすいから入る必要はあって
スピーカー 2
それを究極的にわかりやすくやったらドラゴンクエスト 勇者がいて悪い魔王がいて
で姫を救うのようなわかりやすさで無双していくっていうところから入っていって徐々に成熟していって今に 似たり逆にロードストー戦記が新しくまたむしろあの
これを読んで楽しいっていう風になれるような状況にまで持っていっていくっていう流れがあったのか もなぁとも今ちょっと思いましたね
なんかやっぱりこう読みやすいとかあの初めての人に手に取りやすいとかってことは本当 大事ですよね
そういう裾乗ってか入り口の入りやすさみたいなものがこう シーン全体の
なんかサイズを決めるっていうかね 大切ですねー
まあ そんなこんなでですね
こうやっていろいろこう資料をまとめてきたんですけど この資料なんですけど
なんとですねこれ資料をまとめながら自分気づいたんですけど われわれですねあの私と
みきさんとてるさんが働いてスマートニスのオフィスの中に まあ本棚がいっぱいあるんですよね
45:05
スピーカー 2
あのなんで本棚あるかっていうと会議室が17個あるんですけども 会議室にこういろんな特徴をつけようということで会議室に名前をつけてその名前に
ちなんだ本棚および本をセレクトしておいてるってことを17個全部やってるんですけども そのうちの一つにですねこのガイガックスってのが
スピーカー 1
きた!
スピーカー 2
ガイガックスってのD&Dのデザイナーのゲイリーガイギャックスなんですけど 日本語で言うときガイギャックスっていう風に表記されるんですけども
英語で発音するとガイガックスの方がその音に忠実らしいんで 社内だとガイガックスって言ってるんですけども
ガイガックスって部屋があって そこには今日これまでお話ししてきたようなロードストー戦記の小説
リプレイロードストー戦記TRPGのルールブック ソードワールドのルールブック あとドラゴンランス戦記
そしてなんとD&Dの白箱初版まであるというね そういう部屋があるんですよね 皆さんご存知だと思うんですけど
いやあの僕オフィス拝見したの10月が去年の10月が初めてだったんですが あの他にもいろんな部屋があるじゃないですか
たくさんよね あの 様々な著名な方の名前を交わした部屋が
僕はガイガックスと覚えてたんですけど ガイガックスってなんて
でその会議室ですよ会議室の中を外から見えるんですけど見たら中にまずドラゴンがいるんですよね
あのドラゴンが もうね俺たちリュウ怖くねえぞっつってね
あの 昼の言葉ばっかり話さないぞと夜の言葉
あの想像力のあるそういうもの仕事に取り組んでるぞ リュウ怖くねえぞっていうそういう合図なんですけどね
それをですねあの 言葉や絵ではなくドラゴンのフィギュアがきちんとあるっていうことに
まあ驚きましたね いやー今ね今日はすっげークソ嬉しいっすね
あのあのあの部屋をあの アメリカ人のねその
ヴィンセットっていう同僚とまあ一緒に作って 英語の方はヴィンセントが選手をして日本語の方は僕が選手をしてあのやったんですけど
まあそのドラゴンの人形がねでっかく鎮座してるのとかって あの
エピソード2でお話ししたアメリカ人はなぜリュウが怖いかみたいなね そういうのと絡めて僕は置いてるんだけども
でもそのあそこにリュウを置いてる理由を説明するのに やっぱね今回のポッドキャストぐらいに何時間か必要なんですよ
だから 今まで一回もあそこにリュウがいる理由をね言ったことないんだけども
今日初めて言えてあのリュウに興奮してくれた仲間がいると思ったらめっちゃ嬉しいです クソ嬉しいです
僕があのオフィスに入って一番最初に予約した会議室は外客室でした
48:00
スピーカー 1
いやほんとに いやでもおかしいよね あのあそこから入って僕の記憶が正しければあの文庫本サイズのソードワルドRPGも置いてありますよね
スピーカー 2
あれは数十万部?あの10万部20万部売れたそうですからもっとも売れた有名な ソードワルドがあってなりましたね
スピーカー 1
僕もだからこうねやっぱり 分かるわけですよシルベットと色使いで
スピーカー 2
SNEの感じですもんね あの黄色い帯みたいなところのところだから 透明であって興奮するあの感じしますよね
いやーおかしいもんなぁ
まあだから分かる人はほとんどいないんでしょうけど まああの歴史を変えたという意味では本当に歴史を変えてると断言していい
いや結構みんな知ってる そんなことないと思いますよやっぱロードストップとソードワールドやっぱりもの凄く売れましたからね
確かに 確かに分かってくれるか そうですね だからあの本棚には指輪物語のも置いてあるし
あのクテルフの指輪絵っていうか ありましたね ラブクラフトの前集みたいなものも置いてあって
あの なのでこう昔からファンタジーRPGが好きな方も最近のあのホラーのクテルフとかも好きな方とかもあの辺で反応してくれたらいいなと思って
作ってるんですけど まあそもそもなんであの会議室作ってるかっていうと あの
ユーザーが何かコンテンツを作る ユーザーデネレーターとコンテンツみたいなものの元祖だと思っているので
自分たちのインターネット上のサービスに関わるお仕事をしている上で なんか外せないルーツの一個なんですよね
あの単に昔懐かしいから置いてるわけじゃなくて 今に生きるカルチャーとかあのそういうものの基礎になっていると思うんで
そういうのを思い出す あれになったらいいなと思いながら
仕事中にこんな熱量で一つかまって喋る時間ないんで ほとんど初めて行ったみたいな感じなんですけどこのねこの熱量に唯一響き合う
同僚ビンセントってのがいてアメリカ人のサンフランシスコにいる社員なんですけど
彼は本当にこうすごくて
ゲームデザイナーでもあるんですね
僕はそのロードストー選挙を読んで小説を書くようになって
小説も発表したりしてるんですけども 彼はどちらかというとゲームを作る方になってたんですけども
それが極まりましてゲイリーガイガックスの息子さんと仲良くなって
遊びに行ってRPGやってるらしい
夢の世界の話ですね なんてスモールワールドだと思って
ビンセントちょっとこういうガイガックスって部屋作ろうと思うんだけど 君ゲームデザインとかよくやってるから知ってるよね好きだよねみたいな話ししたら
51:07
スピーカー 2
この間遊びに行ったガイガックスの家みたいな感じで言ってて
そんなことあります? そんなことあると思って
いやいや遊びに行ったよとか言って
でまあ二人でこうね色々本とか集めて作って
まあちゃんとD&Dの白箱もねちゃんと飾って
で最後それ写真に収めて そのガイガックスの息子さんにね送ったら
なんかおぉいいなこんな親父さんですね あるいは自分の名前を冠するファミリーネームですから
このガイガックスさん こんな部屋作ってくれてありがとうと遊びに行くよと言ってくれたらしいんですけど
ちょっとその後コロナ禍になっちゃって遊びに来ていただくっていうのは実現してないんですけども
いやでも多分今後もその名を冠した会議室が作られることは恐らくないと思われるので
ないよね 唯一の部屋ですね
なんかねオフィスの会議室に有名人のね名前付けるとかってよくありますけど
ガイガックスって名前の部屋はね世界広しといえどもねここだけだと思うんでね
またあそこまで集めきって世界観作られた会議室はないですねきっと
ないね まあいつかねあの部屋でこうみんなで集まってRPGやりたいなと思っていた
あー最高ですね 最高だよね これはやりたいですね
[音楽]
スピーカー 1
メディアヌップ
スピーカー 2
それでは第3回のエンディングです
はいえっと今回ですねあの初めてリスナーの皆さんからお便りをいただいていますのでそのご紹介をしたいと思います
ありがとうございます ドタムさんよりお便りいただきました俺とき俺とくすぎる番組でした
ありがとうございます 昨年放送されていた最果てのパラディンというアニメがところどころ
フォーセリアリスペクトが感じられる作品でして いろいろ懐かしい気持ちになっていたのもあり
とても興味深く聞かせていただきました 今後の放送も期待しております
あとカードワースも少し触ったことあります 界隈では有名ですねということでした
なるほど これはどう私がねカードワース拾えなかったんですけども
そうですねー カードワースやってらっしゃるんですねダムさん
やっていらっしゃったのかな いいゲームでしたよね僕もあの後調べてめちゃくちゃやってみたい気になってますからね
カードワース いやこれがまた本当に素敵なゲームなんですよね
あの一人用のまあ trpc とまでは行かないもののゲームなんですがシナリオをこう
54:00
スピーカー 2
有志の方が作られていてそれを自分の オリキャラで遊んでいくことができる
まあもうかなり trpc に近しいゲームというところで 2000年代ぐらいですかね
流行っていたゲームですね入りやすいんでしょうねその 少ないねーってが一人でできるみたいな
ですし何ですかね魔法のシステムであったりだとかそういうのも非常に個人的にはソードワールドっぽいなって思うところもあって
ただもう中学生の時の何時間を費やすのかわからないくらい青春のゲームですね いやーそう聞くとやっぱりソードワールドなんかもいろいろ影響を与えているっていうことなのかもしれないですね
そうかもしれないですねもうその原流にかさらにロードストー戦記があって なのかなというふうに思います
世界観という意味でもその最果てのパラジンですよねいや これナロウ系なんですね
なろう あそうなんですナロウ系なんですけどなろう系と言っていいのか
と思うぐらい独立して素敵な作品なんですよね 見たことありますよないんですよ
ぜひやでもねこの紹介の仕方でもう超気になってますよ あの僕はなろうから読み始めたんですね
で結構初期でアニメ化する前からあのちょっと前かなアニメだったんですけれども あのなろうで読んであまりにも感動したためすぐ書籍を買いまして
あまりにも感動しててるさんナロウ系読み慣れてますもんね そうですね相当読んでますねそう読んでる人からの目から見てかなり良かったってことですよね
かなり良かったですしもうこの作家さんにずっと本を書いていってほしいという気持ちも込めてお伏せのつもりで
読んだ内容の書籍を買ったっていうところがありましたね 最上級の褒め言葉ですねこれ絶対チェックしますよ ぜひ絶対後悔はしないと思いますね
いやこういう話をリスナーの皆さんがいただけるのいいですね すごく嬉しいですあとちょっとだけあの自慢させていただくと
子さんファンなので作者の方からツイッターのフォロワーをもらっているというところもちょっとマウント取らせていただければ
いいですよ いや別に大したマウントでもないんですけれどもただ好きって言ってるだけなんですけどね
いや嬉しいですねそういうのね いや本当にこういうコメント嬉しいですね
そしたら俺このポッドキャストの配信終わった時に水野良さんからフォロー されたいな
もうちょっとそれ一つのマイレストーンとして置いていきたいですね というわけでこんなに今語っていると
はいダブさんからお便りいただきましたどうもありがとうございます ありがとうございますはいではメディアヌープ番組からのお知らせです
スピーカー 1
メディアヌープでは番組へのメッセージも募集しております お便りはニュースレターの中のリンクからお送りください
スピーカー 2
お便りが採用された方には番組特別の nft これをプレゼントしていく予定です
57:02
スピーカー 2
またメディアヌープではニュースレターの配信と ディスコードのサーバーも公開しています番組の中に出てきた本やリンク
そしてディスコードへの招待 url もリュースレターの中に掲載しています こちらもぜひチェックしてみてください
最近こうどんどん増えてきていますよね そうそのディスコードも恐る恐るその額や裏の話として使い始めたんですけどね
あのなんかあの楽しいんですよねこうゆるい掲示板みたいな感じでこう書き込んで すごくわかります最近こんな使い方してますというのは実はそのエピソード2
以降の企画の話とか打ち合わせなんかもあのチャンネルを立ててそこでやっているので この後どんな
企画どんなテーマで話していくのかなというのもここに入っていただくとあの わかりますしあのご自身もですね
あのこんな情報ありますよというのが書き込めるようになってますのであのぜひぜひチェックしてみて ください
その情報を使ってコンテンツが作られていくっていう形になっていますね そうですねあのそこまで含めてちょっとね実験的にやってみたいなと思ってますんで
はいぜひご参加いただければと思います はいというわけであのここまでのお相手は佐々木るぞ
はいテレでしたありがとうございます次回を楽しみにお楽しみに
me
me
me
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ご視聴ありがとうございました!
58:37

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